全量純米蔵 純米酒イベント

純米酒イベント2008年10月2日 22:55

梅津酒造さんを訪ねて ~第1回酒蔵訪問記~

みなさん、こんにちは!!


今回、新しく連載を開始いたしました「酒蔵訪問記」。

「全量純米蔵を目指す会」(以下、「目指す会」)に参加する蔵を
「目指す会」の「純米酒ファンド」やWEBサイトの運営をお手伝いしている
ミュージックセキュリティーズのスタッフが訪れて、
蔵元さんに教えていただきながら、美味しいお酒が生まれる神聖な場所
である酒蔵の様子をご紹介してまいります。

「目指す会」に参加する22の酒蔵は北は青森から、西は鳥取まで、
広がっていますし、季節もまちまちになるかとは思いますが、
少しずつ、辛抱強くご覧ください!

記念すべき第1回は、「目指す会」の中でも最西端に位置する、
鳥取の梅津酒造さんです!

梅津酒造さんが位置するのは、鳥取県東伯郡北栄町。
地図はこちら。


日本海に面する北栄町の中でも、潮の香りが漂う海までわずか300mのところに、
立派な佇まいで、創業1865年(慶応元年)の梅津酒造はありました。



こちらの建物自体は途中で立て替えたということで、まだ100年は経っていない
とのこと。それでも現代の建築物のサイクルからすると十分な歴史ですよね。

奥様と一緒に迎え入れていただいた梅津さんに早速、酒蔵の方に
案内して頂いて、まず目に飛び込んできたのは、昔使われていた「富玲」の看板。



どの程度昔にどこに使われていたのかわからない、とのことでしたが、
「子供を交通事故から守りましょう」ですから、きっと街の道路沿いに
あった看板だったんでしょうね。

そう、梅津酒造の代表銘柄がこの「富玲」。

       

三代目の梅津藤蔵氏(大正時代)は十代から南カリフォルニアに留学してテニスをしていたそうで、
そのときに応援される「HURRAH!!」という掛け声がとても印象にのこっていたそうです。

帰国後家業を継いだ際に、当時、梅津酒造の最高級酒にHURRAH!と付けたくて、
当て字をして「冨玲」と成ったとのこと。

日本酒の銘柄の名前の語源が英語というは珍しいですし、
大正時代に南カリフォルニアに留学されていたとは驚きですね。

さらに奥に進むと、いろいろな酒造りの機材が置かれているスペースへ。
酒の造りは11月からなので、蔵はとても静かです。

こちらは、ラベルを貼る機械。



この機械を使いながら、一つずつ手作業でラベルを貼っていくそうです。

こちらは現在工事中の屋根。梁に歴史を感じますね。





そして、こちらのビニールがかかっている細長い箱のような機械が、
槽掛け(ふながけ)機です。

醪(もろみ)を袋にいれて、この槽(ふな)の中にいれて、
上から圧力をかけて、醪(もろみ)と酒に分ける役割です。





こちらは昔ながらの方法で、今は、横から圧力機を使って
搾る自動圧搾機が主流のようですす。

なぜ、”ふな”と呼ぶかというと、”船”の形に似ているからだそうで、
この工程の担当の蔵人は、”船長”と呼ばれていたようです(笑)

確かに似ていますね。

さらに奥に進むと、仕込みタンクが並んでいました。
この中で醪が発酵し、お酒の元になっていきます。



今回の「全量純米蔵ファンド2008」のお米を使って製造される
純米酒を仕込むタンクはこちらのようです。


そして最後にこれが麹室と呼ばれる、蒸されたお米に
麹菌を植え付け繁殖される密室です。

ここは造りの間中は、麹が立派に育つように、温度なども
厳重に管理され、蔵の中でももっとも緊張感が漂う場所ですね。



と見学をさせていただいた順にご紹介しましたが、
製造工程を遡る形になりましたね。

こちらは裏側から見た梅津酒造さんの蔵の建物です。



現在は色々と造りが始まる前に修理中なものもあり、
断片的なご紹介となってしまいましたが、
酒蔵の雰囲気は伝わりましたでしょうか?

梅津酒造さんは長い歴史の中で、現在の当主の代で、生産量を一気に減らして、
蔵人も社長を入れて3人の昔ながらの手造りの工程に戻し、
醸造アルコールの添加をしない純米酒だけの製造に切り替えたそうです。

生産量をそんなに減らしてしまって大丈夫かと思いますが、
量が減った分については、現在は日本酒で作る梅酒なども製造・販売されており、
少しずつ純米酒の生産量を増やしていきたいとのこと。

140年以上前より鳥取県東伯郡北栄町で酒造りを行われてきたこの酒蔵と、
拡大志向の今の経済の中、原点に立ち返る勇気と真剣な酒造りを行う梅津さん
によって丁寧に醸される「富玲」、ぜひ、お楽しみになってください。


梅津酒造蔵元、梅津雅典さんのインタビューのエントリーもありますので、
合わせてどうぞ!
https://www.securite.jp/news/zenryojunmaikura?a=9

蔵紹介ページはこちら
http://www.zenryojunmaikura.jp/kura/info/16

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純米酒イベント2008年9月12日 21:16

神亀酒造 蔵元 小川原良征さんに聞く ~蔵元インタビュー第十一回~

みなさん、こんにちは!


今回、「全量純米蔵ファンド2008」の参加蔵の蔵元の方たちの想いを
よりみなさんに知っていただこうと、ということではじめさせていただいた
この「蔵元インタビュー」、次はこれまでの「蔵元インタビュー」の中でも
たびたびお名前が挙がった「全量純米蔵を目指す会」(以下、「目指す会」)
代表幹事の神亀酒造の小川原専務です。

神亀

スタッフ:専務、こんにちは。

専務  :こんにちは。

スタッフ:今回の「全量純米蔵ファンド2008」の検討を専務と一緒に始めてから、
     なんだかんだ、1年近く経ってしまいましたね。。。
     こうして、無事募集にこぎつけることができて、良かったです。

     普段からもお話を伺っている部分ではあるのですが、
     改めまして、「目指す会」を専務が中心となって作られた経緯を
     教えていただいてもよろしいでしょうか。

専務  :酒造りを生業とする蔵元が互いに連携し、
          切磋琢磨しあう健全な仲間同士となることで、
     酒造りの魅力と共にその技を次世代に伝えて、
     日本酒業界全体を元気にしていくためです。
     (参考:代表幹事のご挨拶http://www.zenryojunmaikura.jp/greeting/)

     会が設立されたのは、2007年5月1日でした。

     そして、会員の蔵は、今後5年間で全量純米への転換を目標としています。     

スタッフ:そういう意味では、神亀酒造自体は、既に戦後に全国に先駆けて、
     「全量純米蔵」となっていますが、蔵同士の連携が大切ということですよね。

専務  :そうです。日本酒業界を元気にしていくためには、一蔵だけが旨い酒を
     作れるようになっても意味がないと思っています。

     ただ、着実に全量純米蔵に転換していくためには、あまり蔵数が増えすぎて
     しまうとなかなか、蔵同士の連携も弱くなってしまうため、
     その上限は30蔵かと思っています。

     よって、発足当時は20蔵、現在は22蔵ですが、
     30蔵に達した段階で、既に全量純米蔵になっている酒蔵は卒業して、
     OB会に籍を移していく予定です。

スタッフ:会の適正な規模というのがあるのですね。

     実際に、「目指す会」の蔵元の方たち同士の勉強会を見学させて頂く機会が
     あったのですが、特に「酒造り」のこととなると、皆さん、職人の顔となって
     真剣に議論されている姿は、本当にかっこよく、惚れ惚れしてしまいます。

     では、「目指す会」として、どうして、ファンドを活用しようと思われたのですか?

専務  :「全量純米蔵」に転換するために必要となる資金需要をサポートし、
     旨い熟成された純米酒を消費者の方に届けるためです。

     純米酒は、使用する米の量が増えるため原価が高くなります。

     そして、純米酒の本来の価値を発揮するためには、2~3年間の熟成が必要です。
     ただ熟成させるということは、製造した年には出荷できず売上をあげれなくなる。

     既に熟成酒の在庫を毎年している蔵であれば、毎年2~3年前に製造した純米酒を
     出荷していけば問題ありませんが、これから転換していこうとする蔵には、
     そんなこれまでの熟成在庫はないので、次の年の仕込みの資金を得るためには、
     製造した年に出荷してしまうか、ある程度量を減らすしかない。

     これでは、純米酒の熟成在庫がなかなか増えず、
     熟成純米酒を消費者に届けられなくなってしまう。

     これが全量純米蔵に転換する上での一つの課題でした。

     では、その熟成在庫を担保に金融機関から借入れができるかというと、
     なかなかこれも難しい。

     そこで、こういった純米酒を製造するための米代や熟成期間中などを
     資金面での支援をしていただけるのは、
     純米酒ファンの個人なのではないか、と考えました。

スタッフ:なるほど。この専務のファンドを活用してみようという発想は、
     蔵の建物や自然環境、人の技、そして土地の文化・歴史など、
     何百年も引き継がれてきた大切なものを「守る」ことをしながらも、
     新しい考えを活用するという「攻め」をされているということですよね。
     大変勉強になります。

     ところで、今回のファンド「全量純米蔵ファンド2008」にも
     専務は参加されている訳ですが、この資金で購入した
     酒造好適米「阿波山田錦」を使った純米酒造りへの意気込みを
     教えてください。

専務  :原点に立ち返り、日本の酒造り、純米の基本に戻りたいと思っています。

スタッフ:それでは、専務が酒造りで一番気をつけていることは何ですか?

専務  :掃除に始まり、掃除で終わる。

スタッフ:やはり大切なことは基本ということなんですね。

     では、今後、ファンド以外で、目指す会の取り組みとして行っていきたいことは
     ありますか?

専務  :造りがない、春から夏の間にかけての啓蒙活動が大切だと思っています。
     少しでも多くの酒販店や量販店を開拓することです。

スタッフ:私も何百年と引き継がれてきた伝統の技術で醸された純米酒が、
     少しでも多くの方に届くよう、お手伝いしてきたいと思っています。

     それでは、最後に専務はお仕事以外の時間どんなことをされているのですか?

専務  :無趣味が趣味です(笑)
     食べることですかね(笑)



専務、ありがとうございました。

全国に先駆けて全量純米化を達成した神亀酒造の小川原専務、
そんな専務が改めて基本に立ち返って醸す純米酒、
今から本当に楽しみですね!

●神亀酒造株式の詳細はこちら
http://www.zenryojunmaikura.jp/kura/info/1

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純米酒イベント2008年9月12日 10:45

ファンド購入者ってどんな人?vol.2 ~インタビュー編~

純米酒ファンド購入者ってどんな人?
そんな疑問にお答えすべく、
以前募集を行った純米酒ファンド購入者の情報をみなさんにお伝えするシリーズ。
今回は購入者の生の声をお伝えします!

8月17日に開催されたリーガロイヤルホテル東京で開催された
「純米燗 夏の宴」のイベントの参加者の中に、
第1弾「神亀ひこ孫ファンド」、第2弾「秋鹿ファンド」の購入者の方を
偶然見つけたので、インタビューさせていただきました!


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●インタビュー①

神亀ひこ孫ファンド 購入者  (埼玉県在住、男性) 


「一番嬉しかったのは蔵元と接する機会が増えたこと!」
スタッフ:楽しそうに飲まれているところ、すみません。
約1年前になりますが、「神亀ひこ孫ファンド」を
ご購入された経緯について教えてください。


購入者:神亀酒造は地元の酒蔵ということもあってファンでしたので、
何よりも、その酒蔵を応援したいという想いが大きかったです。
お酒を飲むという形以外でも、投資という形で協力をしたいと思いました。
ただ、利回りとかそういうこと以前に、そうした形で応援している関係性を
大事にしたいと思っています。


スタッフ:ありがとうございます。
それでは、実際投資してみて、感想はいかがですか?


購入者:今年の見学会は行けなかったのですが、
一番嬉しかったのは、普段は蔵元との接点がなかなかないので、
ファンドを購入して蔵元との接する機会が増えたことです。

ただ、見学会の人数制限があることは先に明記して欲しかったです。 


スタッフ:申し訳ございませんでした。来年以降の見学会は、まだ未参加の方を
優先的にご案内したいと思っています。
貴重なご意見として、今後役立たせていただきます。


さっそく、神亀酒造との小川原専務と写真もばっちりですね。
ありがとうございました。 


ちなみに、今年開催された蔵見学はこんな様子でした。


ここは、蔵の中でももっとも繊細な作業をする麹室(こうじむろ)です。

普通はなかなか、入れてもらえません。貴重な体験でした。

ファンドに参加してくださった皆様の資金で購入したお米を見せていただきました。

この綺麗なお米から純米酒が醸されると思うと感慨深いですね。 


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●インタビュー② 
秋鹿ファンド 購入者  (東京在住、女性)



「投資家特典、友達に自慢しちゃいました♪」

スタッフ:今日はお仲間で来られているんですね。
昨年の秋鹿ファンドのことについて、少しお話を聞かせてください。
まず、秋鹿酒造をお知りになったきっかけは何だったのですか?
 

購入者:東京の早稲田の日本酒がたくさん取り揃えている居酒屋「真菜板」
で初めて飲んで、それ以来ファンになりました。


スタッフ:それでは、秋鹿ファンドをご購入された理由を教えてください。

購入者:理由は単純でおいしいお酒を造っている酒蔵を応援したい、そのことに尽きます。
本当は、神亀ひこ孫ファンドも購入したかったんですが、
売り切れてしまって買えなかったんです。


スタッフ:なるほど。その応援できている実感ってどういうときに感じましたか?


購入者:まず、お金を振り込んだときにはちょっと感じました(笑)


スタッフ:買ってよかったと思うときはどんな時ですか?


購入者:投資家特典が送られてきたときはとてもうれしかったです。
こんな素敵なものが送られてくるなら、もっと買っておけばよかったと思いました。
さっそく、周りに自慢してしまいました。  


スタッフ:ちなみに、今年の秋鹿酒造さんからの投資家特典はこの2本でした。






もちろん非売品です。
 


 ありがとうございます。秋鹿酒造の奥常務とのツーショットも素敵ですね!
今回もみなさんに喜んでいただけるような素敵な投資家特典を
ご用意させていただきましたのでお楽しみに♪

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純米酒イベント2008年9月12日 10:01

ファンド購入者ってどんな人?vol.1 ~アンケート編~

みなさんこんにちは!
全量純米酒ファンド、いよいよ募集開始しました!
そんな中「純米酒には興味あるけど、ファンドなんてよく知らないし・・」
と不安に感じている方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、このシリーズでは以前募集を行った純米酒ファンドである
「神亀ひこ孫ファンド」「秋鹿ファンド」をご購入された方達に関するデータを
みなさんにお届けします。
今回は購入者の方に実施したアンケート結果をみなさんにご報告したいと思います!


株式投資経験は必要なし!
ファンドというからには、株式投資経験が必要?
そんなイメージがあるかもしれませんが、
実際はそんなことはありません。
下図は購入者の方の今までの株式投資経験を聞いたもの。
これを見ると30%の方は株式投資経験は未経験です!
今まで投資の経験がなくても全く問題ないですよ。


純米酒が好き、そんな方のためのファンドです!
投資と聞くと「お金儲けをしたい人たちがすることでしょ?」
最初はそんなイメージを持たれるかもしれません。
けれども当ファンドの投資家さん達はみなさん本当に純米酒が好きで投資しています!
下図は全量純米酒ファンドに興味を持った理由を一つだけ選んでもらったものです。
これを見るとファンドに興味を持った理由は「純米酒が好き」「酒蔵を応援したい」等が大半。
私達もそんな純米酒ファンの方達がたっぷりと純米酒を堪能出来るような
ファンド作りを目指しています!

投資家は純米酒の良さを人に伝える"プチパトロン"

とはいえ、商品を購入するのではなく投資をする意味って何なのか?
投資をすることの魅力は何と言ってもみなさんが蔵元さんたちの"プチパトロン"になれることです。
"パトロン"とは、金銭的な援助はもちろん作品そのものの本当の価値を理解していて、
それを世の中に広めていこうとする人のこと!
下図を見ると購入したほとんどの人が酒蔵の良さを人に「教えてあげたい」と答えています。
純米酒も酒蔵にとっては一生懸命心を込めて作った一つの作品。
その作品の良さを本当に理解しているからこそみんなに教えてあげたい。
投資とはそんな想いを実現するための一つの手段なのです!
 
 

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純米酒イベント2008年9月12日 01:59

諏訪酒造蔵元 東田雅彦さんに聞く ~蔵元インタビュー第九回~

みなさん、こんにちは。

「全量純米蔵ファンド2008」、続々とお申込を頂いております。
みなさま、ありがとうございます。

10日の募集開始前後に、WEBサイトが大変重くなり、
ご迷惑をおかけいたしました。
サイトにアクセスが集中してしまったためですが、
現在システムの設定を変更し、改善をおこなっております。

さて、蔵元インタビュー、第9回目を迎える今回は、
鳥取県の諏訪酒造、東田雅彦さんです。

東田さんは、代表幹事の神亀の専務と共に、
幹事として今回の「全量純米蔵ファンド2008」の
取りまとめに大変ご尽力いただきました。

諏訪

スタッフ:東田さん、よろしくお願いいたします。

東田さん:よろしくお願いいたします。

スタッフ:早速、恒例の質問から。
     東田さんは、「全量純米蔵を目指す会」(以下、「目指す会」)に
     参加したきっかけは何だったのでしょうか?

東田さん:上原先生、神亀酒造の小川原専務とのお付き合いから、純米酒を造って売ることが
     蔵の生き残りはないと判断しました。

スタッフ:神亀酒造の小川原専務も日本酒業界を元気にしていく、
     ということをおっしゃっていますが、東田さんも同じお考えということですよね。
     
     では、「目指す会」を幹事とし、てひっぱる立場でもある東田さんですが、
     今後どのような取り組みをすべきとお考えですか?

東田さん:純米酒を楽しんでくれる消費者、そして販売を行ってくれる小売店を
     増やしていくための試みをどんどんしていきたいと思います。
     また、「目指す会」として本の出版も行ってみたいと思っています。

スタッフ:確かに、消費者や小売店を増やしていくことの必要性はとても感じます。

     実は私も純米酒にめぐり合う前までは、日本酒のイメージは臭くて、
     頭が痛くなる、という印象が強かったです。
     このめぐり合うきっかけを少しでも多く作ることはとても大切ですね。

     今回、一緒にファンドの企画・設計をして頂いた東田さんですが、
     東田さんご自身が今回のファンドに期待している部分はどういったものでしょうか。

東田さん:販売力の強化ですかね。

スタッフ:ファンドによって、熟成酒を増やすことができ、その商品力の強化が
     販売力の強化にもつながるということですかね。

     また、今回、ファンドに参加した蔵同志で、販路の紹介をしたり、
     共同で新しい販路の開拓を行いますよね。

     では「造る」という部分においては、どういったお考えですか。

東田さん:ここでも視点は同じなんですが、新しい消費者の開拓になるお酒を
     造りたいと思っています。

スタッフ:う~ん、一貫していますね。
     本当に、私たちも、一人でも多くの方に、特に、「日本酒はちょっと~」
     という方にもめぐり合って欲しいと思います。

東田さん、ありがとうございました。

●諏訪酒造株式会社の詳細はこちら
http://www.zenryojunmaikura.jp/kura/info/17

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純米酒イベント2008年9月11日 08:31

福顔酒造蔵元 小林章さんに聞く ~蔵元インタビュー第八回~

みなさん、こんにちは!
「全量純米蔵ファンド2008」の募集開始から一晩経ちましたが、
いかがお過ごしでしょうか。
先日のブログにも書きましたが、出資証明を兼ねる限定おちょこ、
楽しみですね~!
完全オーダーメイドなので、お届けまで時間がかかってしまいますが、
楽しみに待ってて下さいね!


さて、蔵元インタビュー、今回は酒どころ新潟からいらっしゃいました、
福顔酒造蔵元、小林章さんにお話を伺いたいと思います。


福顔

スタッフ:小林さん、よろしくお願いいたします。


小林さん:よろしくお願いいたします。


スタッフ:さて、恒例の質問ですが、小林さんが「全量純米蔵を目指す会」(以下、「目指す会」)に
     参加したきっかけは何だったのでしょうか?


小林さん:以前に純米酒の会に入会していたときから、神亀酒造の小川原専務に
     お世話になっておりまして、その小川原専務が「目指す会」を立ち上げる
     ということなので参加いたしました。


スタッフ:なるほど。やはり小川原専務を慕って参加された方は多いのですね。
     ではメンバーの一人として、今後「目指す会」はどういった取り組みを
     行うべきとお考えでしょうか?


小林さん:今日もありましたが、まずは「目指す会」で純米酒造りの研究を継続的に実施し、
     品質の向上に努めることでしょう。
     (インタビュー当日、「目指す会」メンバーたちは利き酒による研究会を行っていました)
     そして、そのためにも全量を純米酒にしたいと考えております。


スタッフ:「食の安全」が何かと話題になる昨今ですが、「目指す会」の取り組みを
     間近に見せて頂いて、生産者の努力は並大抵のものではないな、と敬服する思いです。
     では、酒造りで一番気をつけていらっしゃることは何でしょうか?


小林さん:事故がなく、無事に造りを終了することです。
     純米酒の製造過程は複雑かつ繊細ですから、いろいろなことに気を遣わなければ
     なりません。


スタッフ:私も酒造りを見させてもらったことがありますが、
     重労働ですし、朝早いし…。私だったらくじけてしまうかも知れません(笑)。
     では、最後に福顔酒造さんの今後の目標・夢を教えてください。


小林さん:「地産地消」で酒造りを続けていくことです。


小林さん、ありがとうございます。
小林さん達の日々の努力が、飲む人をみな「ニコニコ」させる福顔酒造のお酒の魅力を生み出すのです。

●福顔酒造株式会社の詳細はこちら
http://www.zenryojunmaikura.jp/kura/info/14

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純米酒イベント2008年9月9日 19:24

テレビ東京「ニュースモーニングサテライト」に「全量純米蔵ファンド2008」が紹介されました。

2008年9月9日のテレビ東京「モーニングサテライトニュース」に「全量純米蔵ファンド2008」
が紹介されました。
映像はこちらからご覧なれます。
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/nms/days/080909/o1.htm

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純米酒イベント2008年8月29日 16:01

純米酒と旬の食材を楽しむ 秋の豊穣フェア in marunouchi

「全量純米蔵を目指す会」の21の参加蔵の21銘柄の純米酒が、
東京丸の内「新丸の内ビル」の飲食店2店舗で、
9月の1ヶ月間、特別価格で旬の食材と一緒にお楽しみ頂けるようになりました。

「全量純米蔵ファンド2008」の参加対象蔵の純米酒もすべて
お楽しみいただけますので、ぜひ、機会があれば、足をお運びください。

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純米酒と旬の食材を楽しむ 
秋の豊穣フェア
in marunouchi

「日本酒」は、古来より、日本各地の歴史や食文化とともに
食中酒として、家族や仲間との食卓に存在しつづけてきました。
今回は、このようなそもそもの日本酒のあり方を追求する
全国各地の21の酒蔵(「全量純米蔵を目指す会」参加蔵)
が醸した自慢の純米酒と、旬の食材のお料理を
、期間限定でご提供させていただきます。
前の世代が大切に守り、我々、現代人が次の世代に
引き継ぐべき、豊かな時間、お楽しみください。
(概要)
・期間:9月1日(月)~9月30日(火)
・フェア参加店: 「musmus」 新丸ビル7階 http://www.musmus.jp/
・「神田 新八 新丸ビル店」 新丸ビル5階 
・フェア内容:各店舗にて期間中、特別メニューとして、特別価格で
全国各地の純米酒と旬のお料理をご注文いただけます。
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(クリックする拡大します)



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「純米酒と旬の食材を楽しめる 秋の豊穣フェア in marunouchi」
スケジュール
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●神田 新八 新丸ビル店(新丸ビル5階)

全国より選りすぐった天然の魚介の刺身、焼き魚や煮魚、
ファーム直送の熊本産馬刺をはじめとする正統派の和食と、
味で選んだ80種の地酒を揃えた本格派の“大人の居酒屋”

TEL:03-3287-3688、営業:平日11:00~28:00 日祝11:00~23:00


【9/1~9/7】-----------------------------------------------

蔵:大矢孝酒造(神奈川県愛甲郡)
銘柄:昇龍蓬莱 純米   

さわやかで落ち着いた香りと、ふんわりした米の旨味が特徴。
燗にすると旨味がいっそう広がる味わい。

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蔵:金の井酒造(宮城県栗原市)
銘柄:綿屋 雄町60純米原酒   

味に幅があり、新酒ながら旨みのはっきりした、しっかりした
味わいのお酒。お燗にすると、酸が際立ちキレがよくなります。

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蔵:諏訪酒造(鳥取県八頭郡)
銘柄:諏訪泉 純米吟醸 満天星   

諏訪泉のテーマは「幸せな食卓」。原料米は山田錦と玉栄。
酒を口に含んだ際に美味しい食べ物が欲しくなってくるという、
食と酒とを互いに生かしあえる食中酒。

【9/8~9/14】-----------------------------------------------

蔵:舞鶴酒造(秋田県横手市)
銘柄:山廃純米吟醸 田从 生詰

秋田美山錦仕込の山廃純米吟醸。米の旨味を生かした力強い味わい。
                       
----------
                                               
蔵:福顔酒造(新潟県三条市)
銘柄:純米大吟醸 越後平野

山田錦の米の旨みと甘み、きりりとした酸味が日本酒の
素晴らしさを教えてくれます。
どちらかといえば、辛口タイプ。
                           
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蔵:向井酒造(京都府与謝郡)
銘柄:舟屋の里 純米吟醸原酒

精米歩合50%。酒造好適米、京都祝全量使用。
米の風味をとじこめた味の後味スッキリのやや辛口のお酒。

 【9/15~9/21】-----------------------------------------------

蔵:萩野酒造(宮城県栗原市)
銘柄:萩の鶴 純米酒   

阿波産山田錦を使用した、米の旨さと熟成による
まろやかさを持ったやや辛口の純米酒。   

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蔵:長珍酒造(愛知県津島市)
銘柄:純米 阿波山田錦65火入れ

阿波産山田錦65%精米、火入酒。お米の旨みがしっかりと
味わえる晩酌定番酒で、ぬる燗から人肌ぐらいが飲み頃。

-------

蔵:川西屋酒造店(神奈川県足柄上郡)
銘柄:隆 阿波山田錦

徳島阿波で育成された山田錦55%精米。上品で繊細な口当たりで
繊細さの中にもきりりとしたスマートでしっかりとした
シンがある、飲み飽きしない仕上がり。       

-------
                                                                       
蔵:森喜酒造場(三重県上野市)
銘柄:英 特別純米   

地元で契約栽培された無農薬山田錦のみ使用。
米の旨味を残しつつ洗練された深い味わいで
旨さの後にしっかりとした辛味が特徴。   

【9/22~9/30】-----------------------------------------------

蔵:神亀酒造(埼玉県蓮田市)
銘柄:ひこ孫 純米   

3年間という長い熟成をかさねて出荷されるこの「ひこ孫」は、 
酒を飲みなれた人には解かる魅力を持ち合わせています。
おすすめは、ひと肌のぬる燗!

-------   

蔵:タカハシ酒造(三重県四日市市)
銘柄:天遊琳 特別純米酒

タカハシ酒造のスタンダード純米酒。吟醸造りによる綺麗な味わいと、
程良い酸味のバランスの良さが特徴。

-------   

蔵:梅津酒造(鳥取県東伯郡)
銘柄:冨玲 特別純米

有機特別栽培天日日干しの山田錦を使用(60%)精米。
米の旨みを活かしながら、キレが良く、飲み飽きしないお酒。

-------   

蔵:下村酒造(兵庫県姫路市)
銘柄:奥播磨 白影泉

山田錦55%の山廃仕込純米酒。3年間の熟成を経ることで、
山田錦の旨みが広がり、濃厚な味でしっかりとした料理にも合うお酒。                                                                               

●musmus(ムスムス)(新丸ビル7階)

100度以上の熱で滋養と旨みを一番上手に封じ込め、
食材のよさをはっきり出す調理法「蒸す」に着目し、
日本各地の食材とふるさとの家庭料理にこだわる、
蒸し料理専門店。

TEL:03-5218-5200 営業:平日11:00~28:00 日祝11:00~23:00
http://www.musmus.jp/


【9/1~9/7】-----------------------------------------------

蔵:タカハシ酒造(三重県四日市市)
銘柄:天遊琳 特別純米酒

タカハシ酒造のスタンダード純米酒。吟醸造りによる綺麗な味わいと
、程良い酸味のバランスの良さが特徴。

----------

蔵:森喜酒造場(三重県上野市)
銘柄:英 特別純米

地元で契約栽培された無農薬山田錦のみ使用。
米の旨味を残しつつ洗練された深い味わいで旨さの後にしっかりとした辛味。

【9/8~9/14】-----------------------------------------------

蔵:鯉川酒造(山形県東田川郡)
銘柄:純米吟醸 鯉川 美郷錦

美郷錦は亀の尾のDNAに山田錦が始めて加えられた米。
米のやさしい旨みが口に含んだ瞬間ひろがり、
その後、ピリピリとした辛みが舌先を刺激するお酒。

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蔵:羽根田酒造(山形県鶴岡市)
銘柄:羽前白梅 純米吟醸

山田錦の血を引く「吟吹雪」と「出羽燦々」の掛け合わせから
生まれた、新しい山形県産の酒米を使用。とろりとした強いコクと、
米の旨味の印象が強いが、喉越しが良く、
口の中にベタつかず、後キレが良い。       

 【9/15~9/21】-----------------------------------------------

蔵:逸見酒造(新潟県佐渡市)
銘柄:真稜 山廃純米大吟醸   

新潟県の新品種の酒米「越端麗」で醸した山廃純米大吟醸。
程よい酸味でお燗にしても飲みやすいお酒です。
濃純な味わいがあり酒通に好まれるお酒。

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蔵:諏訪酒造(鳥取県八頭郡)
銘柄:諏訪泉 純米吟醸 満天星   

諏訪泉のテーマは「幸せな食卓」。原料米は山田錦と玉栄。
酒を口に含んだ際に美味しい食べ物が欲しくなってくるという、
食と酒とを互いに生かしあえる食中酒。

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蔵:月の井酒造(茨城県東茨城郡)
銘柄:月の井本生夏純米

夏限定のさらりとした飲みやすい純米の生酒。ロック、冷でどうぞ。                                                                       


【9/22~9/30】-----------------------------------------------

蔵:田治米酒造(兵庫県朝来市)
銘柄:竹泉 醇辛

10度~常温でキレの良い辛口の醍醐味を味わえ、
燗酒としてはやわらかい米の旨味を味わえるお酒。

-------   

蔵:川村酒造(岩手県花巻市)
銘柄:酉与右衛門(よえもん)

ボリュームある味わいを高めの酸が引き締めたキレの良い酒。
厚みがあるのと同時にクリアな味わいを持つ東北ならではの酒質。

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蔵:秋鹿酒造(大阪府豊能郡)
銘柄:秋鹿 純米吟醸 生原酒

山田錦100%を使用した、生原酒ならではの濃厚な味わいと
秋鹿特有のシャープな酸が特徴。

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純米酒イベント2008年7月11日 10:58

純米燗 夏・秋の宴 リーガロイヤルホテル(東京、大阪、広島) イベントのご案内

「全量純米蔵を目指す会」 参加蔵が多数参加するリーガロイヤルホテルでの
利き酒イベントが開催されます。

◎純米燗 夏の宴

・8月17日(日) 17:00~ @リーガロイヤルホテル東京
・イベントページ:http://www.rihga-tokyo.co.jp/event/sake_summer/index.html
・「目指す会」のイベント参加蔵:
神奈川県(山北町)     川西屋酒造店     隆
岩手県(花巻市)     川村酒造店     酔右衛門
秋田県(横手市)     舞鶴酒造     田从          
愛知県(津島市)     長珍酒造     長珍
宮城県(栗原市)     萩野酒造     萩の鶴          
三重県(上野市)     森喜酒造場     るみ子の酒
宮城県(栗原市)     金の井酒造     綿屋          
三重県(四日市市)     タカハシ酒造     天遊琳
山形県(庄内町)     鯉川酒造     鯉川          
大阪府(能勢町)     秋鹿酒造     秋鹿
山形県(鶴岡市)     羽根田酒造     羽前白梅
兵庫県(朝来町)     田治米酒造     竹泉
新潟県(佐渡市)     逸見酒造     真稜          
兵庫県(姫路市)     下村酒造店     奥播磨
新潟県(三条市)     福顔酒造     宇寿屋          
鳥取県(智頭町)     諏訪酒造     諏訪泉
茨城県(大洗町)     月の井酒造     月の井          
鳥取県(大栄町)     梅津酒造     冨玲
埼玉県(蓮田市)     神亀酒造     ひこ孫          
神奈川県(愛川町)     大矢孝酒造     蓬莱

・8月30日(土) 18:00~ @リーガロイヤルホテル広島
・イベントページ:http://www.rihga-hiroshima.co.jp/event/sake_summer/index.html
・「目指す会」のイベント参加蔵:
宮城県(栗原市)      金の井酒造      綿屋
鳥取県(智頭町)     諏訪酒造     諏訪泉
宮城県(栗原市)     荻野酒造     萩の鶴          
鳥取県(北栄町)     梅津酒造     冨玲
埼玉県(蓮田市)     神亀酒造     ひこ孫          
神奈川県(愛川町)     大矢孝酒造     蓬莱          
神奈川県(山北町)     川西屋酒造店     丹沢山          
三重県(伊賀市)     森喜酒造場     るみ子の酒          
三重県(四日市市)     タカハシ酒造     天遊琳          
京都府(伊根町)     向井酒造     ええにょぼ          
大阪府(能勢町)     秋鹿酒造     秋鹿          
兵庫県(朝来市)     田治米     竹泉          
兵庫県(姫路市)     下村酒造店     奥播磨      

◎純米燗 秋の宴
・9月21日(日) 17:30~ @リーガロイヤルホテル大阪
・イベントページ:http://www.rihga.co.jp/osaka/event/sake_autumn/index.html
・「目指す会」のイベント参加蔵:
鯉川酒造     鯉川     山形県庄内町          
羽根田酒造     羽前白梅     山形県鶴岡市          
秋鹿酒造     秋鹿     大阪府能勢町
金の井酒造     綿屋(わたや)     宮城県栗原市          
田治米     竹泉     兵庫県朝来市
萩野酒造     萩の鶴     宮城県栗原市          
下村酒造店     奥播磨     兵庫県姫路市
神亀酒造     神亀/ひこ孫     埼玉県蓮田市          
諏訪酒造     諏訪泉     鳥取県智頭町
大矢孝酒造     蓬莱     神奈川県愛川町          
梅津酒造     冨玲     鳥取県大栄町
川西屋酒造店     丹沢山     神奈川県山北町
月の井酒造店     月の井     茨城県大洗町          
長珍酒造     長珍     愛知県津島市          
タカハシ酒造     天遊琳     三重県四日市市          
森喜酒造場     るみ子の酒     三重県伊賀市     

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