酔仙酒造ファンド ファンドニュース 被災地からのレポート

被災地からのレポート2013年3月14日 12:07

出資者の方よりご連絡いただきました。「身近で雪っこ発見!」

セキュリテ被災地応援ファンドの出資者の方で、東京都江東区にお住まいの方から、
「酔仙酒造のお酒が身近でも販売されています!
お近くにお住まいの皆様も是非お試しください!」
とのことで、下記ご連絡をいただきましたのでご紹介します。

被災地ファンドに参加していると、こんな風に
身近に商品を見つけたときにはホントに、よくぞここまで
たどり着いたという感慨がありまして嬉しいものです。
 
◎酔仙酒造 活性原酒 「雪っこ」
門前仲町にある立ち飲み屋さん、折原商店
※     正確には、“試飲が出来る酒屋さん”です。
深川不動尊通りにある、サラリーマンに大人気の立ち飲み屋さんです。
酒屋さんなので、購入もでき、その場で飲むことも可能。

◎酔仙酒造    岩手の地酒(720ml)
台東区・江東区ではメジャーなスーパーである“赤札堂”の清澄白河店。
被災地応援ファンド事業者を応援する皆さん、江東区エリアがお近くの方は
是非、立ち寄ってご購入を検討いただければと思います。
いずれも沢山の量は在庫していないようですので
行ってみて空振りでしたらゴメンナサイ。
2月12日 江東区在住 ファンド参加者 Oさんより  」





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酔仙酒造の近況については、下記のページで更新中です。

■酔仙酒造 大船渡蔵Facebook: http://www.facebook.com/suisenshuzo

■酔仙ブログ ~復興への道のり~: http://suisenshuzo.jp/blog/

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酔仙酒造ファンドにご出資いただいた方は、下記URLより
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被災地からのレポート2012年12月4日 18:13

酔仙の近況

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酔仙酒造

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被災地からのレポート2012年9月24日 17:35

酔仙酒造 Rise Up, KESEN ! セキュリテセットになって登場!

酔仙酒造のオール岩手純米酒「Rise Up, KESEN!」が
セキュリテセットになって登場しました!!


(2012/9/25 おかげさまでこちらは完売いたしました。大変有難うございます)

詳細・お申込:

酔仙


下のこの写真は、2011年4月に義捐金のお渡しをさせていただいたときの写真。
酔仙酒造は少しずつ前進を続けました。
そして今、こうしてセキュリテセットでも純米酒をお買い求めいただけるようになりました。


酔仙


これは、2012年3月に新工場建設のための地鎮祭を行った際の写真。

酔仙


酔仙酒造のこれまでのレポートは、こちらからご覧いただけます:

今後も末永い応援、お付き合いをどうぞ宜しくお願いいたします。


酔仙

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被災地からのレポート2012年8月29日 23:01

大船渡蔵竣工-「いのち」と同じく会社を繋いで参ります

2012年8月22日、酔仙酒造の大船渡蔵が、堂々の落成をむかえ、
竣工式が行われました。
金野社長のメッセージをお届けします。

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ご挨拶

お陰をもちまして、震災以来1年半足らずして、新社屋、
工場が完成いたしました。これは、この災害により犠牲になられた
多くの方々の、弊社にありましては志半ばの7名の尊い命に支えられての
今日であると思わずに居られません。

また、ここまで辿り着けましたのは偏に関係各位はもとより、
全国各地から寄せられました多くの人々のお心とご支援の賜物と
感謝しているところでございます。
「いのち」と「こころ」、いのちは繋いでいくもの、こころには心で答えるもの。
このことをしっかりと経営に表現して参ります。

弊社は地元の方々から「復興のシンボルだ」とのお言葉を頂戴しました。
おこがましいと感じてきましたが、今は素直に、そして奢ることなく、
このお言葉を受け止め、与えられた責任として、「いのち」と同じく会社を繋いで参ります。
皆様方には変わらぬご指導とご愛顧のほど伏してお願い申し上げご挨拶とさせて頂きます。

酔仙酒造(株) 代表取締役社長
金野靖彦



酔仙


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被災地からのレポート2012年7月20日 19:00

Rise Up,KESEN!

こんにちは!いつも暖かいご声援、本当にありがとうございます。


暑い夏がやってきましたが、酔仙酒造では毎日瓶詰め作業が続きます。

これは新工場への引っ越しを控え、今のうちに在庫の量を確保しておくためです。

その新工場建設も大詰めを迎え、来月はいよいよ引っ越しになります。

まだ足場が残る建設現場ですが、建家のイメージははっきりしてきました。



☆建設の様子を弊社ホームページ内に掲載しています。ぜひご覧下さい。

酔仙酒造ホームページ:http://suisenshuzo.jp/ima/



今回は、間もなく発売予定の「純米原酒」について少しだけご紹介させていただきます。


酔仙酒造が昨年度の造りで仕込んだ原酒を5ヶ月間熟成させた純米酒です。

銘柄は先に発売したオール岩手純米酒と同じ「Rise Up,KESEN!」。

“気仙へ帰ろう”を合い言葉にこの一年間を過ごしてきた私たちですが、

酔仙酒造はもともと、気仙地方にあった八軒の造り酒屋が合併して誕生した酒蔵です。

ふるさとである「気仙」の復興を願って命名しました。

熟成された旨味と酸味によるキレの良い酒質が料理に良く合います。

どうぞお楽しみに!


また、このお酒は「セキュリテセット」でも販売をする予定で、現在準備中です。

私たちも普段の作業で着ているRise Up KESEN!Tシャツとのセットで発売する予定です。

こちらもぜひよろしくお願いします。


 


八月下旬に引っ越しを終えた後は、いよいよ陸前高田市に本社を、

大船渡市に生産工場を置いた新体制がスタートします。


暖かい応援、本当にありがとうございます。

引き続き復興へ向けてがんばります。

これからもどうぞよろしくお願いします。



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被災地からのレポート2012年6月12日 23:55

まるで製材所!?

造りが終わった酔仙酒造・玉の春工場では今、新工場で使う道具を手作りで製作中です。

造り酒屋なのに鳴り響く音は製材所のような音ばかり。


酒の香りを邪魔しない様に材料は杉材、工場の間取りに合わせて

自分たちの使いやすい道具になるよう、出来るだけ自分たちで造ることにしました。


最初は出来上がった麹を一時保管するための「ストッカー」を造っていたのですが、

「そう言えばあれも必要だよね」とか「こんな道具もあったよ」と、

次から次へと造らなければならない物が増えてきました。


新工場の完成~引き渡しは8月20日。

「雪っこ」を10月1日に出荷するためには8月23日の初洗米。

今のうちにやれることは出来るだけ前倒しでやらないと、とても間に合いそうにありません。



製作中の「ストッカー」。

下にキャスターがついていて、出来上がった麹を仕込みタンクのそばまで運ぶことができます。

写真は記念すべき第1号機です。



実は同じ物をあと5台造らなければなりません。

既に材料は調達済み。これからカンナをかけてカットして・・・先は長そうです。



麹はステンレスの網の上に乗ります。

作業時に手を切らないようにみんなで切り口を面取りしています。



麹室や釜場で使う「米かき」たち。

津波の前はみんな当たり前に蔵の中にあるものだったのに、どこへ流れて行ったのやら・・・




建設現場では、先日ようやく鉄骨が建ち始めました。

同時に仕込タンクの搬入も開始しています。ここからはおそらくとても早いと思います。


これから完成~引っ越しまで忙しさはピークになると思いますが、最後まで気を抜かずに準備を頑張ります。

 

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被災地からのレポート2012年5月9日 16:30

皆様からのご支援が一つのかたちとして実を結ぼうとしています

皆様こんにちは。

酔仙酒造から皆様へお便りが届きました。


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今回は、新工場について、少しだけ進捗状況をご報告させて頂きます。
画像は5月5日に撮影したものです。
用地はすでに造成されていたため、すぐに基礎工事に入りました。
着工から6週間、概ね基礎が完成しています。
この後は鉄骨を立て始め、いよいよ建物が立体的に構築されて行きます。
建設会社の方の話によると今のところ順調に予定通り進行しているとのことでした。


酔仙


ご覧のとおりの山の中!マイナスイオンが沢山出てそうです。
敷地内にはきれいな沢も流れており、お酒を造る環境として最高です。

酔仙

皆様からの沢山のご支援がこのような一つのかたちとして実を結ぼうとしています。
8月上旬にはほぼ完成となりますが、それまでの間また少しずつご報告させて頂きます。
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被災地からのレポート2012年4月25日 17:45

蔵中に立ちこめる火入れの香りととも

皆様こんにちは。

酔仙酒造から皆様へお便りが届きました。


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徐々に暖かい日が増え、千厩玉の春工場周辺では「すいせん」の花が咲き始めました。
長い冬の寒さでこわばっていた私たちの体もほぐれて気持ちも軽やかです。

酔仙

今酔仙酒造では、冬の間に造ったお酒の火入れ作業に追われています。
搾ったままのお酒は、まだその中に酵素が沢山生きてます。
また発酵に関わってきた微生物やあるいはお酒をダメにする雑菌も存在しています。
今年の夏の熟成期間を安全に過ごすためには、
お酒を63度まで加熱してそれらの菌や酵素を失活させなければなりません。
この火入れ作業は単なる作業ですが、
蔵人にとっては春の訪れを告げる風物詩でもあります。
蔵中に立ちこめる火入れの香りとともに、無事造りが終わったことにほっと胸を撫で下ろします。

酔仙

この後、蔵の中はきれいに片付けられて寂しくなりますが、
かわりに新工場稼働へ向けての準備が忙しくなります。

今年の夏はきっと、いや間違いなく忙しくなると思いますが、
新しい酔仙の誕生に向けてがんばって参ります!
(次回のブログでは建設中の工場の様子を少しだけご報告させて頂きます。)
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被災地からのレポート2012年3月19日 21:00

酔仙復興の大きな原動力

皆様こんにちは。

酔仙酒造から皆様へお礼のお便りが届きました。


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昨年10月より3,000口の募集を開始しておりました酔仙酒造ファンド。
お陰さまをもちまして先日募集完了となりました。

本当に沢山の皆様よりご応募頂き、心より御礼申し上げます。
こちらのファンドは酔仙復興の大きな原動力となっております。

今年の秋には再び気仙に帰り、新たな工場で醸造を開始することも決定しました。
復興へ向けて私達はこれからもたゆまず努力して参ります。

今後とも酔仙酒造をどうぞよろしくお願い致します。
本当にありがとうございました!


酔仙
写真:新工場地鎮祭にて



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被災地からのレポート2012年3月14日 10:44

あの日から約一年

皆様こんにちは。

酔仙酒造から皆様へお便りが届きました。


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弊社ホームページ(http://suisenshuzo.jp/)でもご報告させて頂きましたが、

お陰さまをもちまして先日新工場建設のための地鎮祭を行いました。


国の助成金が確定したことを受け、気仙に用地を探し、場所を大船渡市の高台に決定しました。

本社は今後とも陸前高田市内に残す予定です。


あの日から約一年。どうにか酔仙はここまで来させて頂きました。

本当にありがとうございます。


酔仙



見渡す限りの瓦礫の山、


一瞬にしてかたちある物を失った喪失感、


寒さに凍えながら過ごした避難所生活。


そして亡くなった人のこと。



改めて一年を振り返ってみました。


遅い遅いと言われている復興のスピードですが、

それにすらついて行けないのは被災者の気持ちの整理だと思います。


一年目、二年目・・・という風に節目節目で、

少しずつ心に区切りをつけて行かなければならないのだろうと今は感じています。


酔仙



「みとい(三一一)蔵」と命名された新工場は3月15日着工。

今後従業員みんなで魂を入れ、今年の初秋から稼働する予定です。


酔仙


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酔仙酒造は、看板商品「雪っこ」の発売にこぎつけ、
すっかり弾みがついたように思っていた方もいらっしゃるかもしれません。

酔仙酒造の金野さんは、被災地応援ファンドを募集することに対して、
「(震災から)10ヶ月も経った今に、まだみんなに助けを求めるのか。
便乗して少しお金を儲けているじゃないか。」
とストレートに言われたこともあるそうです。

金野さんは言います。
「(そう言われても)助けてほしいと思います。
遠慮も何もなくなってしまいましたが。」

発酵食品である日本酒の多くは熟成を必要とし、
「雪っこ」のような熟成させずに出荷できる商品は限られるのです。
「熟成=時間をかける=資金の回収が遅れる」ということです。
震災から1年、本物のものづくりを支えるために、応援お願いします。

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