世嬉の一酒造 蔵とビールファンド ファンドニュース 被災地からのレポート
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被災地からのレポート2015年4月19日 11:45
町おこしの話し合い!すごく盛り上がっています。何をやるかは秘密
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本日は一関×はっぷん塾の集まりがありました。
はっぷん塾とは
~あなたの仕事が、一関の顔になる~というコンセプトで、
地元価値創造モデルスクールが昨年開催されました。
その中で、観光客や一ノ関以外の人に地域の人だけが知っている、
よいところを紹介しあう仕組みをつくろうという案ができました。
(仮称:秘密結社グループとなっています。)
そこで、毎月1回程度あつまり、地域の良さを再確認しています。
今回は、メンバーでなたね油などを生産している「デクノポンズ」さんに行こうということになりました。多様なメンバーなので視点も様々。非常に前向きで刺激的な会です。
今日は会のロゴマークや名前を決めました。これはまだ秘密。
デクノポンズさんは、一ノ関の大東にあります。
https://www.facebook.com/dekunobonzu
カーナビで探しても道に迷うところです。
行く道すがら、一ノ関って本当にいいなぁとおもう素敵な場所です。
デクノポンズ代表の小野寺さんにあぶら工房を見せて頂きました。
昔は一ノ関では油を絞る人が沢山いたようです。
小野寺さんの工房も薪で種(なたね油やエゴマ油)を煎って、絞っていく行程をおしていただきました。
最後は金色の油になるのがとても神秘的でした。
場所も素敵なところですよ。
ここでも桜が満開ですね~。とても背景もすてきなのでゆったりした時間を楽しめます。
あぶら工房の庭にはすてきな機械が・・・わかります?
馬に引かせていた耕運機みたいなものです。
そしてデクノポンズさんの隣の建物「てご舎」
郷土料理を楽しみながら、ランチミーティングしました。
ご飯が美味しいですね~
一つ一つに元気な命を頂いているという感じです!
特に、デクノポンズさんの菜種油であげた厚揚げが絶品!
美味しかったので、会議もどんどん進みます。
みんなで明るく楽しい一ノ関の未来を話し合った時間でした。
これからもっと一ノ関は輝きますよ。
世嬉の一は今日も町と共に明るく元気に営業中です!
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大蔵開きまであと5日
家族で楽しい蔵開き!お酒だけでなく、いわて蔵ビール。そして蔵元カレー・
陶芸教室。ゲームなど様々あります。
ぜひ遊びに来てください。
※アルコールを飲む方は、当社は街中にありますので徒歩でお越し下さい。
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被災地からのレポート2015年4月18日 11:47
ざしきわらしちゃん、花見より遊具でした!
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4月になり、今年は例年より1週間桜の花の開花が早かったようです。
咲くのは早かったのですが、「三寒四温」寒い日が続いたので桜を長く楽しめているとも思います。
『世嬉の一』の裏手の駐車場に咲く桜の木。ソメイヨシノです。
この木は河川工事に伴い切られるといわれつつ、毎年生き残っている状態です。
しかし、河川工事が今期に一応決定したので、工事が延びなければ今年までの桜の木ですね。
二代目の女将が好きだった木ですので非常に残念です。
そんなことは、余り関係なく綺麗な桜に大感激でした。
そして、裏手の磐井川にある河川敷に座敷わらしちゃん妹と行きました。
座敷わらしちゃんは桜よりも久しぶりにお父さんと一緒に遊べるということで大はしゃぎ・・・・
桜は関係ないようです。
どこで覚えてきたか?ゴーゴーダンスのような踊りを踊っています。
桜よりも遊具です!
桜が綺麗なのですが、ブランコの方が楽しいようです。
大きくなってから桜がきれいだったなぁ・・・と思い出してくれるかなぁ?
この磐井川堤防の桜並木は今年中に伐採になります。
堤防工事のため仕方が無いのですが、すこしさびしい感じがします。
きっと新しい堤防にも桜の苗木が植えられるのでしょう。15年後が楽しみですね。
桜満開の世嬉の一。
今日も元気に営業中です。
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大蔵開きまであと6日
家族で楽しい蔵開き!お酒だけでなく、いわて蔵ビール。そして蔵元カレー・
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ぜひ遊びに来てください。
※アルコールを飲む方は、当社は街中にありますので徒歩でお越し下さい。
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被災地からのレポート2015年4月5日 12:25
東北の4社共同でのビール開発、東北魂ビールイベントが初めて東京で開催されました。
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今日は、東京代々木にあるビアバー『ウォータリングホール』様にて
4社がそろって「東北魂ビールプロジェクト』に関する報告会を開催しました。
そして初めて、
第一弾 「アップルジンジャーIPA」
第二弾 「シングル魂ラガー」
第三弾 「いぶりエール」
の三つを飲み比べするイベントになりました。
これも初めてですね!
イベントには40名以上のお客様が詰めかけ、大賑わい!
さらに、ビール醸造に関して専門的な質問が飛ぶなど、アカデミックなイベントにもなりました。
東北魂ビールプロジェクトに多くのお客様がお出でになっていただき、感無量です。
昨日は沢山のお客様と一緒に楽しい時間を共有できました。
本当にありがとうございます。
また、ウォータリングホールのスタッフの皆様にはお忙しい中、私達のイベントのためにお手数をおかけしました。
お客様と楽しい時間を過ごせたのもスタッフの皆様の温かい心遣いのおかげです。ありがとうございます。
ぜひこれからも宜しくお願いします。ちょくちょくいわて蔵ビールは東京にいきますので、もしよろしければ皆様お会いしましょう。
今日も世嬉の一は、多くの共感する人たちと楽しく元気に営業中です!
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親子で楽しむ、第二回 蔵祭りを開催します!
ぜひ遊びに来てください。
今回は、お子様用の昔話大会!マグロの解体ショー、酒粕詰め放題など様々なイベントをおこないます!
開催日は4月25日、26日です。
ぜひ遊びに来てください!
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被災地からのレポート2015年4月4日 16:20
【ご報告】皆様から頂いた募金はいわて学びの希望基金に寄付しました。
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今年も皆様から寄せられたご好意(レジ前の募金箱など)にちょっと当方でプラスして
『 いわて学びの希望基金 』 に30万円を寄付しましたのでご報告します。
『 いわて学びの希望基金 』 とは、震災でご両親もしくは片方の親御さんをなくされたお子様を社会人になるまで息の長い支援するために岩手県で設立された基金です。
私ども世嬉の一は、福香ビールのご支援とは別に、昨年より頂いている寄付はこちらに行っておりました。
そして今日、岩手県からお手紙をいただいたので、あわせてご報告します。
今年社会人になったお子様のメッセージも寄せられております。
これを読んだとき、私達スタッフは沢山の元気をもらいました。
これからもっともっとがんばろうと前向きの気持ちにさせてくれます。
手紙をくれたお子様たちに感謝です。
このような気持ちにさせていただけたのも、世嬉の一に立寄ってご好意をくれた皆様がいてくれたおかげです。
本当にありがとうございます。
4月からの世嬉の一は新しい仲間を向かえ、よりパワーアップして元気に活動していきます。
本当にありがとうございます。
ご報告でした。
世嬉の一は、たくさんの元気をもらって今日も楽しく営業しています。
・・・・・・・・お ま け・・・・・・・
一応、寄付した証拠を記載します。
あと岩手県知事からも感謝のお手紙来てました。
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『親子で楽しむ酒蔵』をテーマにして、第二回の蔵祭りを開催します!
4月25日-26日開催です。
ぜひ皆様遊びに来てください。
詳細はこちら
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被災地からのレポート2015年4月3日 20:03
今年も地元の高校から3名の新人さんが入社しました!
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桜がまだつぼみのままですが、今日は世嬉の一酒造の新入社員入社式です。
昨年入社した3名は先輩として参加しています。
前列が昨年入社したスタッフと今年入社するスタッフです。緊張の面持ち・・・
会長から仕事に対しての心構えを話していただきました。
1年先輩の3人から新人さんに送る言葉がありました。
M君は、「怒られてもめげないように」
先輩に怒られることで成長するので、怒られてめげたらそれ以上先輩が怒りにくくなる。どんどん怒られやすくなることでアドバイスを沢山もらえるのだよということを話し他のだと思います。
Yさんは「学べる環境をつくって成長してください」
世嬉の一は、自分達で勉強する環境をつくることでより成長することを話されたのだと思います。
Sさんは「1日1日が早い。自分の長所を伸ばして下さい」
長所伸展で独自の長所を伸ばしてほしいという意味だと思います。
3人とも1年たって凄くしっかりしたので私の方がビックリしました。
そして、新人3人も決意発表しました。
K君 沢山指導してもらいとにかくがんばります。
Sさん 1年後誇りがもてるような社員になりたい。
Yさん 学ぶことで成長したい。
皆それぞれ、やる気に満ちた声のはりと笑顔で答えていました。
まだ10代の子供達ですが、とても頼もしいですね。
私からは次のことをお伝えしました。(これは私の考えです)
1. 人生リセットして再スタートできるのは、『今 就職したとき』である。
人生の過去が全く関係なく、同時にスタートを切れるときって実は少ない。
生まれたとき、小学校に入ったとき、大学に入ったとき、そして、就職したときです。
その後の再就職からは過去なにをしてきたか、どのような生き方をしていたかが問われる事が多くなります。
就職したときが、自分の新たな出発になれる。
私は、採用に当たり面接時に必ずお伝えすることがあります。
「過去よりこれからどう勉強するかが大切」
当社のような小さい企業には人生のエリートが入社するということはまずいないでしょう。
ただ、これから本気の努力すれば、まだまだ伸びるチャンスは沢山あるはずです。
人生の最後の再スタートだと思い、入社3年間は本気で勉強してほしい。
それが、一人一人のよりよい人生に繋がると思うから。
2.受け取る人生から掴み取る人生へ
学生までは、多くのものを周りから受け取って(受身で)生きてきたと思います。
勉強であり、家庭環境であり、楽しみであり・・・
でも、社会人になると自分の人生は自分の望んだ方向に進みます。
努力すればする分だけ前に進みます。
障害があっても乗り越えようと努力することで見えるものがあると思います。
うちのスタッフは全員がすばらしい環境に恵まれていないかもしれません。
でも、自分で望む素敵な人生に向かって、受身ではなく自分から掴み取る(前向きに、積極的にすすむ、学ぶ)人生を送ってほしい。
そのためには、今までの習慣を捨て、夢を掴み取るための生活習慣を構築してほしいと伝えました。
私の新人さんたちを目の前に、立場上お話ししましたが、私もまだまだ挑戦する人生を送っています。
世嬉の一酒造のスタッフは今日もそれぞれ何かに挑戦し、元気に営業しています。
河川工事のため裏からも大蔵がみえるようになった世嬉の一
今年もなにか大きな変化が待っているような気がします。
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『親子で楽しむ酒蔵』をテーマにして、第二回の蔵祭りを開催します!
4月25日-26日開催です。
ぜひ皆様遊びに来てください。
詳細はこちら
https://www.facebook.com/events/943771349008676/
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被災地からのレポート2015年4月2日 17:10
『復興とは、3.11その時そして』(朝日新聞盛岡総局編)に掲載されました。
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『復興とは、3.11その時そして』
朝日新聞盛岡総局編
こちらの本に当社と陸前高田の方々と一緒にとりくんだビールの話しが掲載されております。
高田のリンゴを使用したビールです。
「りんごエール」
今年も順調に完成しました!
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被災地からのレポート2015年3月31日 13:26
第四弾!東北魂ビールプロジェクト始動~四社のブルワーで仕込む~
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3月31日、今日は第四弾の東北魂ビールプロジェクトのビールを醸造する日です。
いわて蔵ビール、あくらビール、福島路ビール、宮城シンケンファクトリーと4社集まっての醸造です。
朝からマスコミの方々もお出でになり、麦芽粉砕からです。
シンケンファクトリーの岡さんも緊張気味。孝紀さんも手伝い、麦芽粉砕をします。
麦芽の糖化釜に麦芽を投下。(ダジャレですね)
それぞれのブルワーで糖化の仕方、粉砕の細かさで大きく議論になりました。
当社の醸造もすこし改善ができそうです。
みんなで話し合い糖化を行いました。
岡さん(シンケンファクトリーの醸造担当)は、まだこの業界での経験が浅く周りのブルワーが「ああだ、こうだ」ととにかく口だしたがります。面白いですね!
無事に糖化しました。甘い麦汁になります。
岡さん緊張気味ですね。
綺麗な麦汁ができました!
美味しいビールになりそうです。
醸造の合間に取材も殺到です。忙しいですね。
岡さん緊張ぎみに高速うなづき!
煮沸も無事終わり、酵母を入れる前のビール原料ができました。
比重、PH、糖度をはかり醗酵タンクに移行・・・
狙ったとおりの仕込みはできました。
あとは醗酵管理です。
シンケンファクトリー様に管理はお任せであとは帰社します。
今回も素敵なビールが醸造できそうです。
さて、第四弾のビールの名前は・・・・「サマー ブルーミングエール」(夏に咲く花のようなビール)という意味ですが、
私達東北のビールが咲くように、それぞれの技術が向上するように、そして飲まれる方がよりすばらしい人生になるよう
願いを込めての醸造です。
ぜひこれからも宜しくお願いします。
このビールは5月中下旬にお目見えになると思います。
今日も世嬉の一は、東北のビール会社に協力して頂き、元気に営業中です。
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親子で楽しむ、第二回 蔵祭りを開催します!
ぜひ遊びに来てください。
開催日は4月25日、26日です。
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被災地からのレポート2015年3月30日 13:23
東北魂ビールプロジェクト 第四弾スタートします!
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今日は久しぶりに東北の四社のビール会社が集まり、東北魂ビールプロジェクトが再始動しました。
東北魂ビールプロジェクトとは・・・
東北のクラフトビールのブルワーが集まり、世界に通用するビール造りをするために技術研鑽し、お互いに高め合うプロジェクトです。
このプロジェクトの結果として毎年数本の仕込みを行います。
現在、岩手県 いわて蔵ビール、秋田県 あくらビール、福島県 福島路ビール、宮城県 宮城真剣ファクトリーが集まり醸造しています。
第一弾、2013年11月 アップルジンジャーIPA(いわて蔵ビールで醸造)
第二弾、2014年5月 シングル魂ラガー(福島路ビールで醸造)
第三弾 2014年11月 いぶりエール(あくらビールで醸造)しました!
毎回お互いの知識と経験をぶつけ合い、新ビールに挑戦しています。
そして、今回第四弾は、前回から参加した宮城県のシンケンファクトリーにみんなで集まり、
新たなビールを醸造しようとしています。
1日目の今日は、みんなで集まりディスカッションです。
ある程度事前のやり取りをしているのですが、実際に会って話すことでより深いディスカッションになります。
今回は、ベルジャン酵母(シンケンファクトリー様で初めてだそうです)を試用して醸造します。
アルコール度数、色、香り、コンセプト、様々なことを話し合いました。
そして明日の醸造の準備です。
みんなで明日の醸造に向けて準備しています。
でも是だけでは東北魂ビールの会は終わりません。
これから仙台に場所をうつし(車で移動1時間)ベルギービールの老舗「ダボス」さんでさらにビールについて語り合いました。
マスターとも一緒に乾杯です。
ビールの輪がどんどん出来てきます。
東北の力を結集してよりお客様に感動を与えられるビールを醸造したいと思います。
明日もがんばりますよ!
今日も世嬉の一のスタッフは、東北のビール会社と共に元気に営業中です!
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親子で楽しめる酒蔵祭り!
第二回 世嬉の一蔵祭りが開催されます。
ぜひ遊びに来てください!
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被災地からのレポート2015年3月16日 10:13
春になってきました!ちょっと新しいことも始めました。
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世嬉の一で梅が咲ました!例年より早いような気がします。
春が近づいてきて、せきのいちで新しい試みを行いました。
売店で免税店の資格を取得したことです。
今後、被災地視察や平泉の観光客が減るだろうと思い、次の手として免税店の資格を取得しました。
ILC誘致で海外の物理学者さん等が視察に来ることが増えたからです。
海外のお客様に美味しい日本酒や日本のクラフトビールを知って頂きたいと思い、せっかくだから免税店の資格を取得しました。
今日は、スタッフが順番にその仕組みと、英語の勉強です!
英語がしゃべれない場合には、指さしでみせるカードもつくりました。
輸出はしていますが、海外のお客様にも喜んでもらおうとがんばっています。
まさに「世の人々が嬉しくなる一番の酒造りを目指す」という由来にマッチしてきました。
ちょっとだけ世嬉の一はインターナショナルになりました。
スタッフも英語勉強したいようです。
世嬉の一の輪が広がれば嬉しいです。
習字の達人で売店の責任者遠藤さん。60過ぎて新しい事にチャレンジです。
でも彼女の笑顔は世界共通かな!
世嬉の一は今日も新しい事にチャレンジして元気に営業中です!
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被災地からのレポート2015年3月14日 14:00
四年がたち思うこと~感謝と気づき~
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あれから、4年が過ぎました。
すぐに、皆様にブログでお伝えしようと思いましたが、ここ数日しずかに考えたくて、ブログの更新が止まっておりました。
申し訳ありません。
この4年を心を沈めて振り返りたいと思いつつ、3日間がすぎました。
今の気持ちを整理しましたので、ブログに掲載します。
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皆様に支えられた4年間。ありがとうございます。
この4年間は、あっという間にすぎたと感じると共に、つい先日の事のようにも思えます。
多くの人に支えられつつ、世嬉の一のスタッフが一体となって全力で走り続けた4年でもあります。
世嬉の一酒造は4年たっても、まだまだ蔵の補修、水道管の補修など復旧工事を行っています。
しかし、確実に復興の道にすすんできております。とてもよい状態になりつつあるとスタッフ一同実感しています。
この4年間、会社がどんどん変わりました。
そして、多くの人が関わっていただき、私たちを成長させてくれました。
・外部の世嬉の一スタッフとして支えてくれるファンドの投資やサポーターになっていただいた皆様。
・個人、法人に関わらずお取引していただいている多くのお客様。
・町おこしで一緒になって汗をかいてくれる仲間達。
・蔵の復旧のために尽力していただいている設計や建築の専門家の先生方
・本当の復興はきちんと税金を納めるまでだと、4年間でご指導いただいてくれている経営の先生方。
・震災後は自分達て立ち上がらなければということで勉強会を立ち上げた仲間達。
・そして、スタッフを支えてくれている家族の皆様。
本当に多くの方々に支えられ、私自身くじけそうになったときも前に進み、これからも進み続けられる力を頂いております。
このように前進できるのも皆様のおかげだと本当に感謝しております。
「本当にありがとうございます!」この言葉はどのくらいお伝えしてもたりないくらいです。
※震災時にスタッフで元気な写真を撮ろうと言って撮影した写真。
4年前のあの日、心配そうなスタッフには「大丈夫!」といいつつ、「世嬉の一がつぶれるかもしれない・・・」と常に不安の中で過ごしていました。そんな中、皆様から励ましの言葉をいただき、心にエネルギーが常にはいってきたからここまでこれました。
世嬉の一はあの時とくらべて生まれ変わったと思います。
ただ、まだまだ理想と現実のギャップに悩まされることも多い日々でもあります。
私達の町でもまだまだ、仮設住宅にお住まいの方々も多いです。
そして、様々な問題に直面するのですが、解決できない問題がどうしてもでてきます。
世嬉の一としてスタッフの境遇をよくしたい。
私達の地域を良くしたい。
多くの支えてくれている人に恩返しがしたい。
そう思い走り出してはいるものの、まだまだ実現できておらず多く申し訳なく思います。
そして、常に
「もっとやることがある。」
「もっともっとやらなければ。」
「まだまだできる。」
と焦ってしまい、上滑りしている自分を反省することも多々あります。
この4年間、短距離の全力疾走でマラソンをしようとしている無謀な自分がいたような気がしております。
4年前の事を家族と話しをしていました。
家内とはまだまだだけど、「危機は脱したね」と笑って話します。
そして震災時の思い出話をするところまできました。
ただ、長女が話したことにドキっとしました。
「あの時、毎日ロウソクで家族みんなで一緒にご飯食べれたよね。3人で一緒に寝ていたよね。私は嬉しかった・・・」
当時2歳半だった子どもには、家族が一緒に過ごせた日々が良い記憶として残っているようです。
(※震災時にふきのとうを採ってきて料理を手伝っていた長女)
震災時、私はスタッフとお客様を非難させ、被害を確認し、心を落ち着かせることに精一杯でした。
そんな中、身重の妻が長女と90歳のばあちゃんの手をひき、はだしで私達のところに逃げてきたのを見ました。
彼女を見た瞬間、自分が恥ずかしくなり自身に対して嫌悪感を感じてしまいます。
今でもその瞬間を思い出すと自分に対して自分を殺したい気持ちになります。
自分はなんて冷たい人間なんだろうと思います。
家族のところにいけなかった自分が嫌になります。あの時どうしたらいいのだろう・・・常に悩みます。
地震があったとき、私はお客様の安否、スタッフ、会社の被害しか考えていなかったのでは・・・
今でも自分の人間的な心が欠如しているのでは・・・
震災から2ヵ月後、次女が無事に生まれたときは本当にほっとしました。
嬉しいというより安心しました。家内に感謝しました。
(※震災時の長女。確かに楽しそうな顔です)
3月10日、長女と次女にビーズの腕輪をもらいました。
覚えたての字で手紙ももらいました。
「おとうさん、いつもいっしょうけんめいはたらいてくれてありがとう。
おとうさんが、がんばってくれるからみなとゆみが元気にいれるよ。
みなとゆみでいっしょうけんめいつくりました。きれいだからおとうさんにあげる
だいすき。おとうさん。」
まだまだ文字になっていない手紙でしたが、私は救われました気がします。
そして、色々焦ってしまっている自分を反省しました。
家族を見ることでもっと足元を見ようと思いました。
私が今現在できることから、ちょっとだけ背伸びしてがんばろうと思いました。
復旧も復興もゴールの無いマラソンだと思い、私が次の代に手渡せるバトンを落とさずもっていこうと思います。
私の父から頂いた言葉、「根本・長期・全体を観て良くなる方向に判断する」これを心に入れてあらためてすすもうと思います。
皆様にはまだまだご迷惑をおかけするかもしれません。
でも、世嬉の一スタッフは皆様に感謝の念をわすれず、それを燃料にしてよりよい未来に向かって前にすすみます。
過去オール善の精神震災の時に常に心で反復していた言葉があります。
故船井幸雄氏が常にはなされていた「過去オール善、現状肯定」という言葉です。
人間は過去を悔いてもそれを変えることができません。
変えることができるのは未来と未来を創っていく自分だけ。
現状に自分自身が満足できなくても、その現状を創ったのは、過去の自分自身。
現状を肯定的に受け入れ、未来を変えていく。
あのとき、震災の時、「かならず10年後の自分が『震災があったからここまでがんばれた』といえるような未来をつくろうと決意していました。」あれから4年、これから6年。
これからも『今』という時間を全力投球で生きていこうと思います。
焦らず足元を見て生きるということを長女から教わった四年目でした。
まだまだ、小さい企業である世嬉の一ですが、皆様これからも何卒宜しくお願いします。
本当にいつもありがとうございます。
2011年6月に撮影した写真。今は二人は大きくなっています。
私達、世嬉の一スタッフは新しいメンバーも入ってきております。
でも震災の際に、皆様から助けられ、支えられたことは、「感謝」という社風で伝え続けて生きたいとおもいます。
投資家の皆様から見るとまだまだな会社だと思うかもしれません。
至らないところの多い会社かもしれません。
ぜひ温かい目でこれからもお付き合いいただければ幸いです。
本当にいつもありがとうございます。
世嬉の一酒造株式会社 四代目 佐藤 航
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