世嬉の一酒造 蔵とビールファンド ファンドニュース
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被災地からのレポート2015年3月30日 13:23
東北魂ビールプロジェクト 第四弾スタートします!
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今日は久しぶりに東北の四社のビール会社が集まり、東北魂ビールプロジェクトが再始動しました。
東北魂ビールプロジェクトとは・・・
東北のクラフトビールのブルワーが集まり、世界に通用するビール造りをするために技術研鑽し、お互いに高め合うプロジェクトです。
このプロジェクトの結果として毎年数本の仕込みを行います。
現在、岩手県 いわて蔵ビール、秋田県 あくらビール、福島県 福島路ビール、宮城県 宮城真剣ファクトリーが集まり醸造しています。
第一弾、2013年11月 アップルジンジャーIPA(いわて蔵ビールで醸造)
第二弾、2014年5月 シングル魂ラガー(福島路ビールで醸造)
第三弾 2014年11月 いぶりエール(あくらビールで醸造)しました!
毎回お互いの知識と経験をぶつけ合い、新ビールに挑戦しています。
そして、今回第四弾は、前回から参加した宮城県のシンケンファクトリーにみんなで集まり、
新たなビールを醸造しようとしています。
1日目の今日は、みんなで集まりディスカッションです。
ある程度事前のやり取りをしているのですが、実際に会って話すことでより深いディスカッションになります。
今回は、ベルジャン酵母(シンケンファクトリー様で初めてだそうです)を試用して醸造します。
アルコール度数、色、香り、コンセプト、様々なことを話し合いました。
そして明日の醸造の準備です。
みんなで明日の醸造に向けて準備しています。
でも是だけでは東北魂ビールの会は終わりません。
これから仙台に場所をうつし(車で移動1時間)ベルギービールの老舗「ダボス」さんでさらにビールについて語り合いました。
マスターとも一緒に乾杯です。
ビールの輪がどんどん出来てきます。
東北の力を結集してよりお客様に感動を与えられるビールを醸造したいと思います。
明日もがんばりますよ!
今日も世嬉の一のスタッフは、東北のビール会社と共に元気に営業中です!
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親子で楽しめる酒蔵祭り!
第二回 世嬉の一蔵祭りが開催されます。
ぜひ遊びに来てください!
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被災地からのレポート2015年3月16日 10:13
春になってきました!ちょっと新しいことも始めました。
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世嬉の一で梅が咲ました!例年より早いような気がします。
春が近づいてきて、せきのいちで新しい試みを行いました。
売店で免税店の資格を取得したことです。
今後、被災地視察や平泉の観光客が減るだろうと思い、次の手として免税店の資格を取得しました。
ILC誘致で海外の物理学者さん等が視察に来ることが増えたからです。
海外のお客様に美味しい日本酒や日本のクラフトビールを知って頂きたいと思い、せっかくだから免税店の資格を取得しました。
今日は、スタッフが順番にその仕組みと、英語の勉強です!
英語がしゃべれない場合には、指さしでみせるカードもつくりました。
輸出はしていますが、海外のお客様にも喜んでもらおうとがんばっています。
まさに「世の人々が嬉しくなる一番の酒造りを目指す」という由来にマッチしてきました。
ちょっとだけ世嬉の一はインターナショナルになりました。
スタッフも英語勉強したいようです。
世嬉の一の輪が広がれば嬉しいです。
習字の達人で売店の責任者遠藤さん。60過ぎて新しい事にチャレンジです。
でも彼女の笑顔は世界共通かな!
世嬉の一は今日も新しい事にチャレンジして元気に営業中です!
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被災地からのレポート2015年3月14日 14:00
四年がたち思うこと~感謝と気づき~
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あれから、4年が過ぎました。
すぐに、皆様にブログでお伝えしようと思いましたが、ここ数日しずかに考えたくて、ブログの更新が止まっておりました。
申し訳ありません。
この4年を心を沈めて振り返りたいと思いつつ、3日間がすぎました。
今の気持ちを整理しましたので、ブログに掲載します。
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皆様に支えられた4年間。ありがとうございます。
この4年間は、あっという間にすぎたと感じると共に、つい先日の事のようにも思えます。
多くの人に支えられつつ、世嬉の一のスタッフが一体となって全力で走り続けた4年でもあります。
世嬉の一酒造は4年たっても、まだまだ蔵の補修、水道管の補修など復旧工事を行っています。
しかし、確実に復興の道にすすんできております。とてもよい状態になりつつあるとスタッフ一同実感しています。
この4年間、会社がどんどん変わりました。
そして、多くの人が関わっていただき、私たちを成長させてくれました。
・外部の世嬉の一スタッフとして支えてくれるファンドの投資やサポーターになっていただいた皆様。
・個人、法人に関わらずお取引していただいている多くのお客様。
・町おこしで一緒になって汗をかいてくれる仲間達。
・蔵の復旧のために尽力していただいている設計や建築の専門家の先生方
・本当の復興はきちんと税金を納めるまでだと、4年間でご指導いただいてくれている経営の先生方。
・震災後は自分達て立ち上がらなければということで勉強会を立ち上げた仲間達。
・そして、スタッフを支えてくれている家族の皆様。
本当に多くの方々に支えられ、私自身くじけそうになったときも前に進み、これからも進み続けられる力を頂いております。
このように前進できるのも皆様のおかげだと本当に感謝しております。
「本当にありがとうございます!」この言葉はどのくらいお伝えしてもたりないくらいです。
※震災時にスタッフで元気な写真を撮ろうと言って撮影した写真。
4年前のあの日、心配そうなスタッフには「大丈夫!」といいつつ、「世嬉の一がつぶれるかもしれない・・・」と常に不安の中で過ごしていました。そんな中、皆様から励ましの言葉をいただき、心にエネルギーが常にはいってきたからここまでこれました。
世嬉の一はあの時とくらべて生まれ変わったと思います。
ただ、まだまだ理想と現実のギャップに悩まされることも多い日々でもあります。
私達の町でもまだまだ、仮設住宅にお住まいの方々も多いです。
そして、様々な問題に直面するのですが、解決できない問題がどうしてもでてきます。
世嬉の一としてスタッフの境遇をよくしたい。
私達の地域を良くしたい。
多くの支えてくれている人に恩返しがしたい。
そう思い走り出してはいるものの、まだまだ実現できておらず多く申し訳なく思います。
そして、常に
「もっとやることがある。」
「もっともっとやらなければ。」
「まだまだできる。」
と焦ってしまい、上滑りしている自分を反省することも多々あります。
この4年間、短距離の全力疾走でマラソンをしようとしている無謀な自分がいたような気がしております。
4年前の事を家族と話しをしていました。
家内とはまだまだだけど、「危機は脱したね」と笑って話します。
そして震災時の思い出話をするところまできました。
ただ、長女が話したことにドキっとしました。
「あの時、毎日ロウソクで家族みんなで一緒にご飯食べれたよね。3人で一緒に寝ていたよね。私は嬉しかった・・・」
当時2歳半だった子どもには、家族が一緒に過ごせた日々が良い記憶として残っているようです。
(※震災時にふきのとうを採ってきて料理を手伝っていた長女)
震災時、私はスタッフとお客様を非難させ、被害を確認し、心を落ち着かせることに精一杯でした。
そんな中、身重の妻が長女と90歳のばあちゃんの手をひき、はだしで私達のところに逃げてきたのを見ました。
彼女を見た瞬間、自分が恥ずかしくなり自身に対して嫌悪感を感じてしまいます。
今でもその瞬間を思い出すと自分に対して自分を殺したい気持ちになります。
自分はなんて冷たい人間なんだろうと思います。
家族のところにいけなかった自分が嫌になります。あの時どうしたらいいのだろう・・・常に悩みます。
地震があったとき、私はお客様の安否、スタッフ、会社の被害しか考えていなかったのでは・・・
今でも自分の人間的な心が欠如しているのでは・・・
震災から2ヵ月後、次女が無事に生まれたときは本当にほっとしました。
嬉しいというより安心しました。家内に感謝しました。
(※震災時の長女。確かに楽しそうな顔です)
3月10日、長女と次女にビーズの腕輪をもらいました。
覚えたての字で手紙ももらいました。
「おとうさん、いつもいっしょうけんめいはたらいてくれてありがとう。
おとうさんが、がんばってくれるからみなとゆみが元気にいれるよ。
みなとゆみでいっしょうけんめいつくりました。きれいだからおとうさんにあげる
だいすき。おとうさん。」
まだまだ文字になっていない手紙でしたが、私は救われました気がします。
そして、色々焦ってしまっている自分を反省しました。
家族を見ることでもっと足元を見ようと思いました。
私が今現在できることから、ちょっとだけ背伸びしてがんばろうと思いました。
復旧も復興もゴールの無いマラソンだと思い、私が次の代に手渡せるバトンを落とさずもっていこうと思います。
私の父から頂いた言葉、「根本・長期・全体を観て良くなる方向に判断する」これを心に入れてあらためてすすもうと思います。
皆様にはまだまだご迷惑をおかけするかもしれません。
でも、世嬉の一スタッフは皆様に感謝の念をわすれず、それを燃料にしてよりよい未来に向かって前にすすみます。
過去オール善の精神震災の時に常に心で反復していた言葉があります。
故船井幸雄氏が常にはなされていた「過去オール善、現状肯定」という言葉です。
人間は過去を悔いてもそれを変えることができません。
変えることができるのは未来と未来を創っていく自分だけ。
現状に自分自身が満足できなくても、その現状を創ったのは、過去の自分自身。
現状を肯定的に受け入れ、未来を変えていく。
あのとき、震災の時、「かならず10年後の自分が『震災があったからここまでがんばれた』といえるような未来をつくろうと決意していました。」あれから4年、これから6年。
これからも『今』という時間を全力投球で生きていこうと思います。
焦らず足元を見て生きるということを長女から教わった四年目でした。
まだまだ、小さい企業である世嬉の一ですが、皆様これからも何卒宜しくお願いします。
本当にいつもありがとうございます。
2011年6月に撮影した写真。今は二人は大きくなっています。
私達、世嬉の一スタッフは新しいメンバーも入ってきております。
でも震災の際に、皆様から助けられ、支えられたことは、「感謝」という社風で伝え続けて生きたいとおもいます。
投資家の皆様から見るとまだまだな会社だと思うかもしれません。
至らないところの多い会社かもしれません。
ぜひ温かい目でこれからもお付き合いいただければ幸いです。
本当にいつもありがとうございます。
世嬉の一酒造株式会社 四代目 佐藤 航 -
被災地からのレポート2015年2月26日 16:26
蔵の修繕の打合せ&ビール工場も修理が必要!!!
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朝、天気がよく水仙の芽が出てきました!
・・・が午後から雪がふってきました。やっぱり東北はまだまだ冬です。
今日は構造建築、文化財保存、意匠建築、施工会社の方々が集まり、蔵の修繕に関して話し合いました!
耐震設計等も含めてのミーティングです!
今回、壁のサンプルをとり強度を測り、構造設計をします!
ん~設計図をみていると楽しみですね~。震災で崩れた蔵が復活してほしいところです!
カフエ徳蔵のライティング等も相談させてもらいました。一つ一つの蔵を地域にとってよりよい蔵に修繕していきたいと思います。
なんて、すごく気分がいいときに・・・
何かが起こるのですね~。
孝紀工場長から「社長!ビール醸造機器のモーターが!!!!」と・・・・
突然やってきました。ビール工場の動力のメインとなるモーターが壊れました。
修理に1週間かかりそうです。本日より仕込みはお休み・・・
孝紀工場長と今の時期でラッキーだったと慰めあっています。
モーターを取り外すため、電源をおとし、手を伸ばして作業しています。
普段手の届かないところも掃除できラッキーです。
機械も疲れたのかなぁ・・・
比較的に作業がすくない時期にあってよかったです。
今日も世嬉の一はちょっとずつ治しながら元気に営業中です!
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被災地からのレポート2015年2月25日 13:21
世嬉の一のちょっと早い卒業式!
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世嬉の一にも春が来たのか?雪が溶けて福寿草が咲いています。ずいぶん早いなぁという気がします。
綺麗ですね~。
さて、昨晩は世嬉の一で3年11ヶ月働いてくれたアルバイトの2名が卒業するので卒業式と19歳のスタッフの厄払いを兼ねた飲み会が開催されました!
19歳のスタッフは今年風邪で休む事が多かったり、思わぬ事故にであったり・・・
そこで、世嬉の一流・・・厄払いの儀式が始まりました。
みんなでの宴会場にいつの間にか神棚をつくり、土岐さんがきちんと正式な祝詞をあげました。
いつの間に準備したのかビックリです。また、祝詞をあげれる土岐さんにもびっくり!
その後、卒業式という名の宴会が始まりました!
今回卒業するのは菅原君と小岩さん。
菅原君はビール部門で瓶詰めや軽作業を、小岩さんはレストランの厨房で調理補助を行っていました。
彼らは、定時制の高校に通う学生です。日中は勉強し、夜は夜間高校に通っています。
最初入社したときは、非力な菅原君にビール工場勤まるかなぁ・・・と心配していましたが、すごくしっかりとし、
いつの間にか、社員がいなくても瓶詰め等出来るようになりました。
小岩さんも最初はなかなか戸惑ってばかりでした。今では、レストランでは欠かせないスタッフになりました。
彼らは、3月2日に高校を卒業し、4月からは社会人になります。
2人とも凄くがんばりやさんで、多分普通の高校卒業し社会人になる子より全然仕事が出来ると思います。
3年11ヶ月の間、きちんと日報を提出し、それを読んでいると成長が目に見えてきます。
自信をもって送りだせる子供達です。
では、なぜ世嬉の一でそのまま社員にしなかったか!?疑問があると思います。
18歳で就職するのだから、外の世界を見てもらいたいと思い、10代の子は基本的にはそのまま採用しないようにしています。
ただ、また戻ってきたいといわれればいつでも歓迎するのが世嬉の一です。
一人一人がお酒のよいと感動で言葉を掛けますが、色々なことを思い出してしまいます。
そして、学校より先に、卒業証書を二人に渡しました。
自分の親世代やおじいちゃんおばあちゃん世代と一緒になって働き、勉強し、がんばってきた両名は確実に人間的に成長したと思います。
普通の高校生より濃密な時間を過ごし、二人とも力強くなったと思います。
今後二人の人生がよりよくなることを祈っています。
そして新しいスタッフも4月から入社します。
世嬉の一は、ますます元気に今日も営業しています!
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被災地からのレポート2015年2月24日 15:08
いわて蔵ビールの会を三鷹で開催しました!
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温かな気温になってきました。だんだん春が近づいていますね。
良く見ると井戸の脇でワサビの若い葉が育っていっています。
拡大するとせりの下にワサビの葉があるのわかります?
さて、2月22日(日)に東京三鷹市にあるドランクバットさんというお店で「いわて蔵ビールと岩手の食を楽しむ会」を行いました。
三鷹駅から徒歩三分のお店です。
ここのオーナーさんは、岩手県久慈市出身で、デザイン会社と二足のわらじをはいて行っている方です。
4月には、吉祥寺にお店も出します。
なんと今度吉祥寺にあるお店は一関市出身の方が店長になるそうです!
さて、「いわて蔵ビールの会」は13時~15時、17時~19時の2部制で開催しました!
一部の様子です。みんな真剣にビールの話しをきいたり、岩手の食を楽しみました。
ビールは6種類!「東北復興支援ビール 福香」「トリペル」「オイスタースタウト」「清庵ビール」「IPA」「東北魂ビール いぶりえーる」を飲み比べました。
そして岩手の食は!
わかめのしゃぶしゃぶ!久慈のわかめです。海女さんがとったのかなぁ?
東京の方々はわかめしゃぶは初めてだそうで、ビックリされていました。(わかめとタラのしゃぶしゃぶですね)
その他にしめ鯖、うにの塩漬け、レーズンバターなど、岩手のものが出てきましたよ!
人数も1回8名くらいの完全予約制なので、一人一人とお話しができ楽しい会です!
私もビールを飲みながら、工場のこと、岩手のこと、一関のこと、世嬉の一のことなどをお話ししました。
本当に普通の飲み会のような感じで、一人一人とお話しし、楽しめました。温かいイベントでした!
ニ部の会・・・すこし酔いが回っている私は饒舌になってしまいました。
楽しいひとときでした。
この方が店長の「オガさん」実は、前の日朝二時まで次にオープンする店の壁塗りをしていたそうで、寝不足のようです。
クラフトビールが注目されるようになり、大型のイベントが増えておりますが、このように一人一人とお話しし、楽しむ会をまた開催できることがとても嬉しいです。
「オガさん」に感謝です。
今日も世嬉の一は、一人一人のお客様に励まされ元気に営業中です!
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被災地からのレポート2015年2月21日 15:51
スタッフと一緒に勉強会に参加しました。半数抜けて会社だいじょうぶだったかなぁ?
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世嬉の一の裏手に流れる磐井川。
その向こうに見える須川岳。
今日は天気もよくとても素敵な風景と素敵な気分になっております。
昨日まで、世嬉の一始まって以来でしょうか?スタッフ9名(当社のスタッフの半分)と一緒に研修会に参加しました。
2日連続ですの、半数の社員とパートさん達に会社を任せてというけっこうぎりぎりのところで研修会に出ました。
しかし、この研修に出てよかった!とおもう研修でした。
講師の森本先生。大阪から一関にきていただきました。実は今回で2回目。
セミナー内容はTOCセミナー。名前をきいた時、あまりピンときませんでした。
実は、同じミュージックセキュリティーズさんの投資をうけている山内鮮魚店の山内さんのご紹介で開催することができました!「THE GOAL」という黄色い分厚い本を体験する勉強会です。
本を読んだとき、工場の話しで、当社のビール工場には当てはまるけど・・・レストランとかサービス業には・・・と思っていました。でも本を読み勧めるうちに、会社の滞っているところはどこか?
それを改善するのに思い込みでやっていないか?
みんなで参加して行っているか?
などなど、うちに当てはなるではないか!!!!と感動し、思い切っての参加でした。
7人一組になって参加します。
今回は、市役所工業課の小野寺さんの取り計らいで実現しました。
一ノ関の工業系の方、染物工場の方、お魚屋さん、様々な人が参加しました。
1/3がうちのスタッフです。
そして、弘前や仙台、三陸町などからも参加して頂きました。
私です。隣にいるのが創業100年以上の黒勘商店の黒澤先輩ですね。
7人一組になって1つの会社をつくり、どうのようにしたら会社が良くなるかを話し合います。
そして実験します。
うちのスタッフたちも参加しました!
真剣に考えています。当社からは18歳から67歳のスタッフが参加。
慣れていないため、頭から煙がでそうなくらい悩んでいるスタッフもおりました。
仮想の会社のシュミレーションが終わったら、自分達の会社の改善を考えます。いいですね!
二日間森本先生のご指導で、参加した方々ともなかよくなり、明るい未来が見えてきました。
私は、社長就任したとき、スタッフと一緒の勉強会にいくのがちょっとした夢でした。
なかなか小さい企業なので、いつも忙しくなかなか出られない。そんな状態でしたが、一関での開催だったので可能でした。
嬉しいですね!
また、これは私の考えですが、経営理念に「社員の幸せの創造」という項目が入っています。
幸せって給与を上げれる会社になるということもありますが、現状ではまだまだです。
また、人はお金だけで満足するとは思えないのです。
本当の幸せは自分が成長したと実感したときに感じるのではと思っています。
だから研修に参加したり企画したいと思います。
それと、この研修は参加型経営に代える第一歩と思っています。
私が問題なのですが、なにからなにまで抱えてしまいます。このセミナーではみんなで話し合い改善点をみつけていく。
そして流れる仕事ができる環境をつくりだしていく勉強会です。
当社もこれからそれを目指せればと思いました。
これからもスタッフと共に学び、実践し、わくわくする会社に変貌します。
世嬉の一は学ぶことで今日も元気に営業中です!
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被災地からのレポート2015年2月15日 10:08
一ノ関の新たな町おこし 一ノ関×はっぷん塾
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昨日は、バレンタインデーでしたね。
世嬉の一では、一関×はっぷん塾のメンバーが集まり、これからの町おこしの話し合いが行われました!
地元価値創造モデルスクール「一関×はっぷん塾」を受講して実際に動こうとあつまったメンバーです。
はっぷん塾とは、発奮する!からきています。みんなで集まって熱く発奮し、形にしていこう・・・そんな会です。あーでもない!こーでもない!ただただ話し合う会でした。
そして4月から実際に動くように・・・
内容はまだまだ発表するところまで行っていませんが、この町を良くしたいという熱い思いで集まっています。
そんな中、メンバーの市役所職員 小野寺さんが、北川先生をお連れしてくれました。
小野寺さんは市役所から派遣されて、早稲田でまちづくりについて北川先生の下で学んでいるそうです。
すごいですね~。
ミーハーな私は、せっかくだから町おこしメンバーと一緒に写真をとって下さいとおねがいしたのが
下の写真です。
ちょっとした出会いでも、広がると嬉しいですね。
今日はみんなで素敵な一ノ関を夢見て、世嬉の一スタッフも元気に営業しています。
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被災地からのレポート2015年2月14日 10:56
商談会に行って参りました。(スーパーマーケットトレードショー)
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厚い氷で覆われるくらい寒い朝・・・会社でやるべき事を終わらせ、東京で商談会に行っている大立目さんのヘルプに上京しました。
今回は、スーパーマーケットトレードショーに参加しました。
他には、MSではおなじみの山内鮮魚店さん、 丸光製麺店さん、八木澤醤油さんもいらっしゃいました!通常商談会は私達零細企業にはなかなか出店することが出来ないのですが、今回は中小機構基盤整備機構さまの
補助金?で出店することが出来ました。
この写真はちょっと暇な時に撮影したのですが、実は沢山の方々が試飲に来てくれました。
そして「見積もりを送ってくださいね~。」とか、「オリジナル商品作れますか?」などなど沢山の積極的な相談がきました!
沢山の問い合わせがきて正直それだけで嬉しかったです。
思えば、私が入社した16年前は、商談会にいっても営業にいっても
「地ビールはうれないかなぁ・・・」
「高いし、美味しくないし・・・」と言われる中、
「いやいやぜひ呑んで下さい。」
「このヴァイツェンはフルーティーで飲みやすいよ」と話してました。
そうすると、「苦くないね~。ビールじゃないようだけど・・・売れるかなぁ?」というような問答があったことを思い出します。
NHKのマッサン見ていて毎朝そのときを思い出してはうなずいてしまいます。
写真の醸造担当の大立目さんは、私が醸造していたときまだ高校生でうちでアルバイトしていた男です。
「あの時は手詰めでビールを販売していたけど、今の1/5くらいの量でしたね。」
と話してました。
時代は変わったなぁと思います。
商談会会場では、大手さんがクラフトビールコーナーも造られていました。
より、私達は創造的なビールを醸造できる土壌ができました。
いわて蔵ビールは、お客様が幸せになるビールづくり。より岩手らしい、より日本らしい美味しいビールづくりに邁進しています。
今回の商談会で岩手の良さ、すばらしさ、いわて蔵ビールの美味しさを広げられるきっかけになれば嬉しいです。
商談会が終わったら、お客様のところで他社の試飲をしました。
どのクラフトビールも美味しいですね。負けないぞ!
大立目さんと素敵な商談会を過ごしてきました。
世嬉の一は、今日も元気に営業しています!
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被災地からのレポート2015年2月10日 19:26
今日は酒米ビールを醸造しました!より岩手らしいビールを!
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今日から鎮魂の意味も込めて、当社では1ヶ月間竹灯りを行っています。
だんだん記憶が薄れてくる東日本大震災ですが、多くの犠牲と共に私たちが学ばなければいけないことを思い出すため、
当社では昨年より竹灯りを1ヶ月間行っています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さて、今日は朝から米の香りのするビール工場です。
昨晩より酒米を糖化する作業をしています。
そう、当社で年に1度仕込む「酒米ビール inaho(稲穂)」を醸造したのです。
ラベルのデザインはnendoの佐藤オオキさんがデザインしていただきました。
かっこいいでしょう!
さて、このビールは孝紀工場長もなれていないので、久々に四代目が工場に入りっぱなしになりました。
本来なら東京での商談会ですが・・・大立目さんに任せて、醸造に本気で取り組むため出張を1日のばしました。
米の糖化作業です。酒造りにすこし近いです。
後藤工場長もなれないので、作業してはメモをとることをしております。
ここでハプニング!今日は寒すぎて蒸気がいつもよりすごい!!!
そこで、火災報知機が誤作動してしまいました。
どこかに煙感知器があり、まちがったようです。
ビックリしました!
でも醸造の方は無事に終わり、これから醗酵管理にうつります。
酒米ビール 「inaho(稲穂)」はどうして醸造するようになったのか・・・・
これはいわて蔵ビールの考え方にあります。
私達クラフトビールはヨーロッパやアメリカから入ってきた文化が多く、ビールの種類のベースは
やはり外国スタイルのものが多いです。
でも岩手で醸造しているのだから・・・岩手らしいビール、酒蔵が醸造しているビールとは・・・常にその考えが頭にありました。
岩手らしいビールとして、当社の「オイスタースタウト」や「ジャパニーズハーブエール山椒」「こはるビール」など
地産原料を使用したビールを醸造してまいりました。
そこに・・・そうだうちは酒屋だ!と思ったときにできたのが、酒米を使用したビールです。
酒米はもちろん岩手県産です!
美味しいビールになること楽しみにしております!
今日も世嬉の一スタッフは元気に営業しております!
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