藤田商店わかめウニファンド ファンドニュース 被災地からのレポート
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被災地からのレポート2012年12月20日 22:22
藤田さんの様子を見に行ってきました!
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被災地応援ファンド応援団の山田です!
ちょっと前のことですが、12月9日に気仙沼に行き、
久しぶりに藤田さんに会ってきました。
というのも、その前々日の7日に大きな地震があり
数10cmから1mくらいの津波が宮城県沿岸部にも
押し寄せたということだったので、陸上は被害がなくても、
養殖いかだに被害が出ているのではと心配だったんです。
セキュリテのブログでも、藤田さんがワカメの種まきを
ようやく終えたばかりと書いていた、その直後だったので
このタイミングで、、、と思っていたのですが、
今回は全く被害がなかったとのことで、ほっと一安心。。。
斉吉商店の和枝さんのツイッターで、唐桑の盛屋水産さんの
牡蠣もほとんと被害なしと書いていましたし、
地元紙・河北新報でも、大きな被害なしと報道されていたので
今回は全域的に大丈夫だったようですね。本当に良かった!
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/12/20121209t13015.htm
年明け、1月末くらいからワカメ収穫がはじまるので
ワカメのボイル作業を行う漁港の作業場所の状況を
藤田さんに案内してもらいました。
お伊勢浜という、気仙沼では有名な海水浴場の
すぐ脇の漁港になのですが、お伊勢浜の砂浜は
地盤沈下により、全く砂浜が見えない状況が続いています。
(海の下には砂が残っているそうです)
こちらがワカメのボイル作業を行うところになります。
震災前の2010年、2011年とボイル作業の様子を
見せてもらっていたのですが、その以前と同じ場所で
今年は作業をすることができるそうです。
※2010年、2011年のワカメ作業の様子
http://yamada.da-te.jp/e286466.html
http://yamada.da-te.jp/e405258.html
(↑の画像と同じアングルの風景が載っています)
当然ながら1m近い地盤沈下の影響で、
全く同じ位置では海水が押し寄せてできませんので
少し陸側にバックしてやることになるとのこと。
船が岸壁につけられるように、応急工事によって
部分的に嵩上げして直した様子がわかるでしょうか?
でも、これでも満潮時には水面に沈んでしまうとのとこで
もう少し上げなくてはいけないとのとこです。大変ですね。
ワカメの生育状況も、夏の猛暑の影響でまだ海水の温度が高く
内湾では芽落ちしたりしているところも多いということで
まだ心配の要素は多いみたいです。
とはいえ、年明け1月下旬からは収穫が始まりますので
旬の生わかめ・めかぶを楽しみに待ちたいと思います!(^^
ちなみに、↑がワカメを海水でボイルする設備の一部です。
(上の画像の手前は、わかめの種をまきつけるロープとブイです)
種まきの作業の様子については、藤田さんのブログ記事をご覧ください。
また年明けに作業が始まったら、様子をレポートしたいと思いますので
どうぞお楽しみに!!
さて、せっかく来たので、工場の中にも寄られてもらって
最近扱っている商品も見せてもらいました。
藤田さんが先日もブログ記事に書いてましたが
海藻関係のセットが贈答用などにも人気のようです(^^
イクラの醤油漬けが気になっていたので一つ買ってみました☆
大きい容器の方で1000円です。
無添加で薄く味付ているだけとのことで、食べるのが楽しみ(*^^*)
まだまだ大変なことは多いのが現状ですが
藤田さんは気仙沼のワカメを引っ張っていく存在なので
ぜひがんばってほしいです!!
藤田商店さんのファンドはまだ募集中ですので、
ぜひ応援をお願いします!
http://www.musicsecurities.com/communityfund/details.php?st=a&fid=327
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被災地からのレポート2012年12月13日 14:58
けあらし
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こんにちは、藤田商店です。
最近気温がずいぶん下がってきて、
当地方では、けあらしが頻繁にみられるようになってきました。
みなさん、けあらしって知ってます???
水温と外気の温度差によって、海から蒸気が上がっているような状態の事を、
気仙沼では「けあらし」と言います。
携帯のカメラだったので、わかりにくいかな?
肉眼で見ると、すごい光景です。
左側で某新聞社さんが写真を撮っていました。
いよいよ寒さも本格化、寒くなってくると、アワビ漁やタコ漁の季節だなーと
感じます。
早く開口開かないかなー。
藤田商店わかめウニファンド(1口1万500円)の詳細・お申込はこちら:
https://www.securite.jp/fund/detail/327 -
被災地からのレポート2012年12月6日 16:08
お歳暮シーズンです。
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お歳暮シーズンに入り、当店の海草セットが好評です。
ワカメ、昆布、クキワカメ、ヒジキ、ふのりで税込2200円です。
これに私の写真入りのワカメの食べ方や震災後のいきさつの書いたA4の紙が入ります。
このパンフが結構好評です。
他の乾物などと入れ替えて、自分好みのセットにしてもいいかも。
あくまでも、参考です。
乾物はこのほか、焼き海苔、焼き海苔トロロ、うまづくりという海草のタレなどと
組み合わせられます。
冷凍便になりますが、いくらのしょうゆ漬けや塩サケの切り身、シラスやボイルメカブ
などと組み合わせもいいですね。
今までのメインは
ホタテに。
アワビに
いくらに。
煮タコ。
これに、カキのむき身などが主でした。
カキは、来年から出荷出来るとのことだったので、
今年は、海草セットと、
タコ、いくら、ワカメ、アワビ、ホタテを
お好みのセットにして発送いたします。
料金は内容にもよりますが、
3000円位~できますので、相談に応じます。
よろしくおねがいしまーす。
藤田商店わかめウニファンド(1口1万500円)の詳細・お申込はこちら:
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被災地からのレポート2012年12月2日 15:58
種まき終盤。
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スタートが遅れたワカメの種まき作業も、やっと終盤を迎えました。
朝から晩まで海の上でなかなかアップできませんでした。
後残すところわずか、明日には終了する予定です。
ちなみに先日巻いた、内湾のワカメはすでにこれぐらいです。
2、3センチだったワカメが、長いもので40~50センチに成長しています。
ワカメの成長速度にはびっくりします。
震災で養殖施設がすべて流され、がれきを取り除いた時には、
何もなくなった海が、今はこうです。
丸い球が、全てワカメのいかだです。
今年度は8割くらい復旧できそうです。
気温が下がり、海の上は寒くなってきたので、今日も鼻水を垂らしながら
の作業でした。
ラストスパート頑張ります。
藤田商店わかめウニファンド(1口1万500円)の詳細・お申込はこちら:
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被災地からのレポート2012年11月19日 16:31
大潮で大変です。
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只今ワカメの種まき最盛期な当店ですが、
大潮で超満潮なため、作業が出来なくなります。
ワカメの種まきは、
種を切る人。
巻く人。
に、別れて作業します。
巻くと言っても、2,3センチに切った物をつなをロープに挟み込む作業です。
これを船に積み込んで、沖合に張ってきます。
満潮になってきて、足元まで水が来ます。
今いる場所は、震災後、仮復旧で、かさ上げした場所です。
一番の満潮時は、この黄色の女性の場所が、膝くらいまで隠れる位水がきます。
とても立っていられなくなります。船を係留するために、長靴の中までずぶ濡れになってしまいました。
地盤沈下を実感します。
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被災地からのレポート2012年11月12日 10:47
ワカメの種まきがスタートしました。
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やっと水温が下がり始め、先週からワカメの種まきがスタートしました。
例年より、一か月半の遅れです。
高水温の影響がこんなところまで影響してしまうのが、
自然の怖さです。
ちなみに今のワカメは
わかるかなー?茶色の物がワカメです。
糸に種を付け、糸を1センチくらいに切り、ロープに挟み込みます。
今のワカメは2センチから4センチ。これが2月頃には1.5メートルから2メートルくらいに成長します。
すごい速さですよね。
例年は岸壁で種まき作業を行いますが、
地盤沈下で、岸壁が使えないため、みんな船の上での作業となります。
そのため、風や、波の影響で巻けない日も多いです。
当店の地元の階上地区は内湾漁場と外洋漁場があります。
内湾は湾の中で波が穏やかなため、葉質の柔いワカメがとれ、
メカブも柔い粘りの多いメカブが取れます。
外洋は、荒波でもまれ、肉厚で歯ごたえのあるワカメが取れます。
メカブは少し硬い物になります。
ワカメの元となる種も、岩手の北種、鳴門種、九州のメカブを掛け合わせた種など、
場所や、収穫時期に合わせていろいろな種類の種を使い分けます。
そのため、いろいろな種類のワカメ、メカブ(歯ごたえ、粘り)が収穫できます。
当店では、そのお客さんの好みのワカメをお送りしています。
来週には、外洋の種まき作業がスタートします。
船の上での作業の為、バタバタしていて、写真を撮るのを忘れちゃいます。
反省です。
藤田商店わかめウニファンド(1口1万500円)の詳細・お申込はこちら:
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被災地からのレポート2012年11月8日 10:42
岩手県衣川の振興会のお祭りに出店してきました。
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11月4日岩手県衣川の振興会主催のお祭りに出店してきました。
会長さんとのつながりで声をかけて頂き、温かく迎えて頂き本当にありがとうございました。
当日は震災後初となる、生ものを中心の出店という事で大忙しでしたが、
お客さんからも沢山の喜びの声、励ましの声を頂き、ますます頑張る意欲がわいてきました。
振興会の方々が、生きたホタテの炭火焼き、サンマのつみれ汁を販売して頂き、当店の
売り上げにもご協力いただき、すべて完売、大盛況でした。
当店も、ホタテ、イカ、サンマ、ぶりなどの生鮮品から、
イクラしょうゆ漬け、新巻きサケ、塩サケの切り身、シラス、ボイルメカブなどの加工品
ワカメや、クキワカメ、昆布などの塩蔵品
ふのりや、マツモ、焼き海苔や、ひじきなどの乾物類など
多種、多様な海の幸を販売することが出来、あらためて
販売する楽しみを実感しました。
地元のお祭りという事もあり、若い人というよりは年輩の方が多数でしたが、
列を作り、当店を応援して頂き、本当にありがとうございました。
三陸の海の幸も少しずつ復興してきたのを実感しながら、
ホームページの商品も徐々に増やしていきたいと思います。
忙しくて、写真を撮るのを忘れてしまいました。すいません。
藤田商店わかめウニファンド(1口1万500円)の詳細・お申込はこちら:
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被災地からのレポート2012年10月24日 08:18
高水温が続いたためサケの遡上が遅れています。
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サケ漁の報告が遅れてしまいました。
サケ漁初日は20本でした。
高水温が続いたために遡上が遅れています。
周りの漁師も同じくらいの漁です。
サイズも例年と比べると小型の物が多いです。これも水温の関係なのかなー?
初漁だったので、夕飯でサケの切り身の上に塩コショウとチーズを乗せてホイル焼きにして
食べました。やっぱり旬の物はいいですね。
いくらのしょうゆ漬け作りもスタートしました。
震災で昨年は出来なかったので、うれしい限りです。
おいしいいくらを頑張って作りたいと思います。
藤田商店わかめウニファンド(1口1万500円)の詳細・お申込はこちら:
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被災地からのレポート2012年10月19日 14:06
サケ漁スタート
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いよいよサケ漁のスタートです。
先週にでも、網を入れたかったのですが、台風や前線の影響で高波が続き、
今日にまで伸びてしまいました。
今年はとにかく高水温の影響でサケの遡上も遅れているようです。
網は震災後すぐに注文し、昨年の夏には出来上がってきましたが、船が無かったため、
昨年はサケ漁ができませんでした。
その分、今年に期待しています。
新品の網を積んで、親父もやる気満々です。
やはり、新しい網は良いですね。
今日入れた網を一日おいて、明日の朝に引き上げます。
明日の漁に期待です。
(宮城県気仙沼市)
藤田商店わかめウニファンド(1口1万500円)の詳細・お申込はこちら:
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被災地からのレポート2012年10月9日 15:04
ワカメの養殖いかだの作成中
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9月連日の暑さの影響で水温が高い状態が続き、ワカメの種がいまいちです。
水温が高いと、芽だしした、ワカメの幼芽が落ちてしまうんですよね。
ワカメの小さいうちは、水温や、栄養塩の影響を受けやすいので、常に栄養の高い場所に移してやりながら管理しなければなりません。
自然との闘いなので、本当に難しいです。
これがワカメの養殖いかだです。
まだ、ロープでコンパクトにしてあるので、わかりにくいと思いますが、
海に浮かべたら、浮き球しか見えなくなります。
これを100台近く、種を巻いたものを海に浮かべます。
最近は、毎日いかだつくりをしていて、手の豆がつぶれまくっています。
その位、力を入れて作らないと、海ではもたないという事です
後、15台で終了です。
ラストスパートがんばります。
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