八木澤商店しょうゆ醸造ファンド ファンドニュース 2012年03月
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被災地からのレポート2012年3月5日 14:55
美味しんぼ 第108巻。
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会長河野和義の写真で突然失礼致します。
みなさまいかがお過ごしですか。
本日の八木澤商店。
震災から3ヶ月たったころ、「美味しんぼ」作者の雁屋 哲さんが取材に訪れました。
そのときの内容が「美味しんぼ第108巻~被災地編・めげない人々~」で紹介されています。
会長河野和義の顔はそっくりなのですが、 社長河野通洋の顔は、
「アクがなくて似ていない」とか、
「画担当の花咲アキラさんは社長を穏やかに描きすぎだ」
「本当はこんなんじゃない」と、社内外(!)でさんざんの言われようで(笑)、
今回漫画を持っての撮影は会長がモデルに決定しました。
主人公の東西新聞社・山岡さんをはじめとする(いつもの?)メンバーが、東北の青森(太平洋側)から南下し、宮城県石巻市までの被災地を訪ねあるいた記録です。
ぜひ読んでみてください。
今日は大雪から雨にかわりました。
少しずつ春がやってきているような気がします。
(それなのに雷をともなう大雨の予報って・・・・・。)
みなさまにとって1日1日が輝かしい日々でありますように。
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「大木代吉本店自然郷再生ファンド」詳細はこちら:
https://www.securite.jp/fund/detail/222
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被災地からのレポート2012年3月3日 14:36
大木代吉本店さまとともに。
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みなさまいかがお過ごしですか。
本日の八木澤商店。
「自分たちの力ではどうすることもできない難局は、創業147年の間に幾度となくありました。でもそれを乗り越えて生き残ってきた。
今回の東日本大震災だけが特別なわけではありません。」
大木代吉本店の会長である大木代吉さまが、どこかのインタビューで仰っていました。
八木澤商店は震災以前から大木代吉本店さまのお酒を原料に用い、製品をつくってまいりました。
震災後のいま、私たちが取り扱う製品はかなり少なくなりましたが、いまでも大木代吉本店さまがつくりだす美味しさを、
『濃縮つゆ あなたのいるわたしの暮らし』に取り入れています。
大木代吉本店さまとの繋がりは、おいしくて、安全な食べものを食卓へ届けるために、
「生産者、メーカー、流通、消費者それぞれの顔が見えて想いの通じるネットワークづくり」をめざしている活動団体を通じてでした。
頑固にこだわっていいものをつくろうと努力している生産者には、原料もいいものを・・・・・と紹介されたのが大木代吉本店さま。
はじめてお酒が届いた日、原料として混ぜ合わせる前に「どれどれ、試飲を・・・」と口にしたとたん、
「おおおおおぉぉぉぉっ!!!」と、感動のあまり「飲み会」のようなかわいい響きではなく、
美味しさのあまり「酒盛り」がはじまりそうだったと社員は目を細めていいます(←どんな味見だよ)。
八木澤商店はこだわりすぎるあまり、商売がヘタでした。
それはいまも変わらないかもしれません。
いつも「八木澤さんはさぁ、いいもの持ってるんだけど、ホント、商売ヘタだよねぇ・・・。」とバイヤーさんに言われ続けてきました。
震災前、四半世紀以上も続けてきた梃子搾りのしょうゆ、
自分の根で育ったきゅうり栽培とそれをつかった漬物づくり。
酒屋時代からある田んぼで米づくり。それを販売、そして味噌の原料に・・・・・。
地域でとれたものを地域で消費するとか、食品添加物をつかわず素材をいかした製品づくり、
24時間、人が眠らなくなった時間にあわせるのではなく、
自然の時の流れにさからわずに、ゆっくりじっくり本来かけるべき時間と愛情をかけて製品をつくりあげていく・・・・・。
八木澤商店だけではなく、古来より人間があたりまえのようにつむいできた時を、
うまく言葉にのせることができませんでした。
大木代吉本店さまも同じでしょう(商売がヘタ、というところではないです!!)。
素材にこだわり、環境にこだわり、いいものをつくり続けてきた時をつないでいくのが
私たちの役目ではないかと思うのです。
見慣れているせいなのか(?)、身びいきなのか(笑)、
もろみを攪拌する姿をとても美しいとしみじみ思います。
上写真は大木代吉本店さまの攪拌作業写真。
八木澤商店でおこなっていた作業とそっくり。もろみがぷちぷち、こぽこぽと発酵する音は
子どもが「大きくなるよ」といっているように聞こえる、と以前社員が言っていたので、
大木代吉本店さまもかわいがりながら攪拌しているのだと思います。
上写真は、楽しんで料理をつくってもらえるようにと、季節でラベルが変わる
「こんにちは!!料理酒」
魚は冬編。
つかってくださる人たちに、少しでも楽しい、和む時間を提供できるようにと
粋なはからいをしてくださる大木代吉本店さま。
見習わなくちゃ。
この写真は1月に行われた「食の学校・震災復興セミナー」での写真です。
この日の内容は
「あの日、女たちはどのような行動をとったのか」でした。
話されたのは、大木代吉会長夫人(上写真右)、八木澤商店会長夫人河野光枝(写真下中央)、
そして「森は海の恋人」著者、水山養殖場畠山重篤夫人(下写真右)。
登壇女性たちは陰日なたで夫を、会社を地域を支えるたくましい方々です。
震災と原発による風評被害を抱え、特に福島は大変な状況にあります。
どんな時でも信念を貫く大木雄太社長と大木代吉会長の心に触れ、
福島の復興なくして日本の復興はありえない、そう感じるのです。
東日本大震災からまもなく1年。
ミュージックセキュリティーズさまのファンドを通じ、みなさまとつながることができ、
そして会社の再建だけではなく、地域を、日本の再生を考える機会をいただきましたことを
感謝申し上げます。
必ず再建、そして陸前高田の復興。
再生、日本。
これからの毎日がみなさまにとって素晴らしい日々でありますように。
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