LIVING IN PEACE BLOG 勉強会・セミナー
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勉強会・セミナー2011年6月4日 15:14
【LIPイベント案内】6/18(土) マイクロファイナンス現地視察報告会
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皆様こんにちは。この度6月18日(土)に、Living in Peaceによるマイクロファイナンスの現地視察報告会を行うことになりましたのでご案内差し上げます。私たちは今年の2,3月の2回、Living in Peaceが企画したマイクロファイナンスファンドの投資先であるカンボジアのマイクロファイナンス機関、サミックとセイラニティに、スタディーツアーを通じて投資家の方々と訪れてきました。マイクロファイナンス機関やお金を借りている顧客に現地で直接会い、インタビューを行い、日々の生活やビジネスに対する思いを聞いてまいりました。今回はその現地の様子を、映像を交えながら皆様に詳しくお伝えいたします。日本から投資されたお金がどのようにして使われているのか、マイクロファイナンス機関のスタッフや顧客がどのような思いを抱いて働いているか、現地から得た生の声を皆様にお届けできれば幸いです。また当日は、マイクロファイナンスを通して作られた品物も展示いたしますので、是非実際に手に取っていただければと思います。ツアーに参加出来なかった方も、マイクロファイナンスに興味があるけどまだ詳しく知らない方も、是非お気軽にお越し下さい!!――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――【開催概要】◆ 日時 : 2011年6月18日(土) 16:00~17:30 (受付15:30~)◆ 会場 : 糀屋箱機構 Creator's District 1002号室東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル (渋谷駅より徒歩7分)◆ プログラム内容:第一部:Living in Peaceのマイクロファイナンスファンドプロジェクトの活動について第二部:現地視察報告・カンボジアのマイクロファイナンス業界について・マイクロファイナンス機関の借り手の暮らしやビジネスについて◆ 定員 : 約40名◆ 参加料 : 1,000円※領収書がご入用の方は、受付にて係の者にお申し付けください。◆ 参加お申込フォームはこちら → http://goo.gl/x6eyOお名前(ふりがな)、ご所属、連絡先メールアドレス、本イベントを知ったきっかけを明記下さい。※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。予めご了承ください。※当日はTwitter(@lipjapan)による実況と、Ustreamによる映像配信を予定しております。
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勉強会・セミナー2011年6月2日 22:27
6月のChance Maker アワー
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LIP教育プロジェクトでは、毎月1回「Chance Maker アワー」を開催しており、先月第一回に引き続き、今月も開催いたします!この「Chance Maker アワー」では、LIP教育プロジェクトの児童養護施設向け寄付プログラム「Chance Maker」に込めた思いやその仕組みなどについて、メンバーから直接お話をさせていただきます。また、ご参加の皆様から、ご意見やご質問もお伺いします。教育プロジェクトに関心を持ってくださっている方、寄付をご検討くださっている方、「Chance Maker」としてご寄付いただいている方など、ぜひお気軽にお立ち寄りください。◆日時 : 2011年6月19日(日)15:00~16:00 (受付14:45~)◆ 会場 : 糀屋箱機構 Creator's District 901号室(東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル)◆ 定員 : 10名◆ 参加費 : 無料◆ 参加お申込フォームはこちら → http://goo.gl/vP7tmお名前(ふりがな)、ご所属、連絡先メールアドレス、本イベントを知ったきっかけを明記下さい。※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。◆ 主催 : 特定非営利活動法人 Living in Peace 教育プロジェクト☆彡 LIP寄付プログラム Chance Maker(チャンスメーカー)
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勉強会・セミナー2011年5月23日 01:07
【LIPセミナー】5/21(土)「なぜ、今、コミュニティー論が熱いのか」(講演者:酒井穣氏)報告
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皆様、こんにちは。LIP教育PJの倉中です。211年5月21日に開催しました【LIPセミナー】5/21(土)「なぜ、今、コミュニティー論が熱いのか」 についてご報告いたします。同イベントには、23名もの多数の方にご参加いただきました。ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。同講演会では、ベストセラーとなった『はじめての課長の教科書』を執筆された酒井穣氏に「明るく楽しい職場」を実現する、よく考えられたオペレーションとはなにかについて、最新のコミュニティー論からご講演いただいた後、LIP代表の慎及び参加者の皆様とのオープンディスカッションを行いました。今回の講演は、今年3月に発売された氏の最新刊である『リーダーシップでいちばん大切なこと』に、LIP代表の慎が取り上げられたことから、実現されることとすることが出来たのですが、折に触れて、組織におけるリーダーの役割やマネジメントについてもお伺いすることが出来、我々LIPメンバーにとっても、大変有意義な時間となりました。参加者の皆様からは、「インフォーマルのコミュニケーションの重要性が分かった。」「職場のコミュニティーがインターネットのコミュニティーと密接に関わり、さらには、イノベーションのジレンマの話とも関わっているという点が大変興味深かった」等といった、感想を頂くことが出来、自身の職場のコミュニティーについてまた新たな視点を持つのに大変有意義なセミナーとなったのではないかと思います。同イベントの詳細な内容につきましては、以下のtwitterでの実況中継をご参照下さい。Twitter実況中継(ハッシュタグ):#lip110521Togetterhttp://togetter.com/li/138620又、酒井穣氏のTwitterやブログも以下URLよりご覧頂けます。Blog:http://nedwlt.exblog.jp/Twitter:http://twitter.com/joesakaiLIPでは、今後も引き続き、多彩なゲストをお招きして刺激的なセミナーを開催してまいりたいと思います。どうぞご期待ください。(文責)倉中
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勉強会・セミナー2011年5月6日 22:51
【LIPセミナー案内】5/21(土)「なぜ、今、コミュニティー論が熱いのか」(講演者:酒井穣氏)
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LIP今年度2回目のセミナーはゲストスピーカーに酒井穣氏をお迎えして、最新のコミュニティー論についてご講演いただきます。今年3月には最新刊『リーダーシップでいちばん大切なこと』を発売された酒井氏。実はその本の中でLIP代表の慎も取り上げられているのですが、今回のセミナーにおいて、組織におけるリーダーの役割やマネジメントについてもお伺いできるかと思います。多くの皆様のご参加お待ちしています!【内容】インターネットの出現は、何を破壊するのか。イノベーション理論は、「今起こりつつある未来」を明らかにしている。あらゆる組織が液状化する中、組織に求められるのは、意外と素朴な「明るく楽しい場所」である。しかし、その実現を「自然発生」にまかせるのは、もはやマネジメントではない。「明るく楽しい職場」を実現する、よく考えられたオペレーションとはなにか。最新のコミュニティー論から、それに迫りたい。【プロフィール】さかい・じょう●1972年、東京生まれ。慶應義塾大学理工学部卒、オランダTilburg大学TiasNimbas Business School経営学修士号(MBA)首席(The Best Student Award)取得。商社にて新事業開発、台湾向け精密機械の輸出営業などに従事した後、オランダの精密機械メーカーにエンジニアとして転職、オランダに移住する。特許訴訟を機に知的財産権部に異動し、米国、日本、韓国における訴訟対応をはじめ、技術マーケティングや特許ポートフォリオの管理を担当する。オランダの柔軟な労働環境を活用して、知的財産権部での仕事に精力的に取り組む一方、2006年末に各種ウェブ・アプリケーションを開発するベンチャー企業であるJ3 Trust B.V.を創業、最高財務責任者(CFO)としての活動を開始する。その他、南米スリナム共和国におけるコールセンター(アウトソーシング)のハンドリング、開発リソース(プログラマー)の中国とルーマニアからの調達や、オランダ、ドイツ、スイスに分散する顧客に対応する事業戦略の展開などを担当する。2008年には、母校TiasNimbas Business SchoolのMBAプログラムにて臨時講義を受け持つ。2009年、8年8ヵ月暮らしたオランダを離れ、フリービットに参画するために帰国する。著書には、ベストセラーとなった『はじめての課長の教科書』のほか、『あたらしい戦略の教科書』『「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト』などがある。Twitter:http://twitter.com/joesakai――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――【開催概要】◆ 日時 : 2011年5月21日(土) 17:00~18:30 (受付16:30~)◆ 会場 : 糀屋箱機構 Creator's District 1002号室東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル (渋谷駅より徒歩7分)◆ 定員 : 約40名◆ 参加料 : 1,000円※領収書がご入用の方は、受付にて係の者にお申し付けください。◆ 参加お申込フォームはこちら → http://goo.gl/juKCiお名前(ふりがな)、所属、連絡先メールアドレス、本セミナーを知ったきっかけを明記下さい。※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。予めご了承ください。※当日はTwitter(@lipjapan)
による実況を予定しております。 ◆ 主催 : 特定非営利活動法人 Living in Peace -
勉強会・セミナー2011年5月5日 00:02
4/23‐24 アースデイ東京に参加しました
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皆さんこんにちは。
重なりゆく緑の合間を渡る光と風が心地よいこの頃です。
今日は、4月23、24日にLiving in Peaceが参加したアースデイ東京2011@代々木公園の様子をお届けします。
<公式サイト:http://www.earthday-tokyo.org/>
アースデイ東京の今年のテーマは「ツナガル ミノル」、東日本大震災被災者への黙とうをもって
二日間の幕を開けました。
LIPはマイクロファイナンス、教育の両プロジェクトの活動の紹介と、マイクロファイナンス利用者が作った商品や、
東南アジアのジュースの販売を行いました。
初日は風雨にさらされましたが、二日目は晴天に恵まれ、半袖でも暑いくらいでした。
LIPブースにいらしてくださった皆さま、ありがとうございました。
さっそく、アースデイをきっかけに新しいメンバーが増えました。
また、昨年のアースデイ出展に携わったメンバーが、今年は産まれた赤ちゃんと一緒に遊びに来てくれたり、
メンバーの友人の方がブースのお手伝いに来てくださったりしました。
広がるつながりに感謝!
さて、アースデイが行われていたその頃、ファンド事業会社に勤務するメンバーは、震災被災地へ赴き、
震災復興ファンドの組成に尽力していました。
また、教育プロジェクトでは、定例の児童養護施設訪問を行い、子どもたちとの交流を深めていました。
それ以外にも、繁忙期の本業に専心励むメンバー、将来を見据えて勉強をしていたメンバーもいます。
就職活動や仕事の合間をぬってブースにかけつけたメンバーもいました。
これまでのつながりを大切に、また、これからに期待して頑張るひとりひとりが、高く青く澄んだ空の向こうにいました。
私たちは専従職員を持たないパートタイムの組織です。だからこその強みと想いを束ね、マイクロファイナンス、
教育の二つのプロジェクトを通して、機会平等の提供、貧困の削減という「みのり」へつなげていきます。
これからもLiving in Peaceをよろしくお願いします。
追伸:震災にて被災した児童養護施設に対し、二日間で8,970円の募金をいただきました。
ご賛同くださいました皆さまに心からお礼を申し上げます。
文責 高橋正子 -
勉強会・セミナー2011年4月26日 23:50
モデルの杏さんとLIP教育プロジェクトリーダーが対談!
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【女性誌25ans掲載!】4月27日(水)発売の女性誌「25ans(ヴァンサンカン)」に、モデルの杏さんとLIP教育プロジェクトリーダー松田典子の対談が掲載されます。【25ans】ヴァンサンカン・オンライン http://www.25ans.jp/「杏のパッション・トーク」という、杏さんが各ジャンルで活躍する25歳に出会い、夢やチャレンジについて熱く語り合うという連載の第6回です。チャリティのあり方、日本のこれからを杏さんと松田が語ります。ぜひご覧ください!【Chance Maker アワー始まります】LIP教育プロジェクトでは、毎月1回「Chance Maker アワー」を開催します。この「Chance Maker アワー」では、LIP教育プロジェクトの児童養護施設向け寄付プログラム「Chance Maker」に込めた思いやその仕組みなどについて、メンバーから直接お話をさせていただきます。また、ご参加の皆様から、ご意見やご質問もお伺いします。教育プロジェクトに関心を持ってくださっている方、寄付をご検討くださっている方、「Chance Maker」としてご寄付いただいている方など、ぜひお気軽にお立ち寄りください。◆日時 : 2011年5月15日(日)15:00~16:00 (受付14:45~)◆ 会場 : Creator's District 901(東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル)◆ アクセス : http://www.koujiyahakokikou.com/2010/07/creator-district-901_24.html◆ 定員 : 10名◆ 参加費 : 無料◆ 参加お申込フォームはこちら → http://goo.gl/yUKMCお名前(ふりがな)、所属、連絡先メールアドレス、本イベントを知ったきっかけを明記下さい。※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。◆ 主催 : 特定非営利活動法人 Living in Peace 教育プロジェクト☆彡 LIP寄付プログラム Chance Maker(チャンスメーカー)
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勉強会・セミナー2011年4月4日 23:54
1/23(日)「社会を変える新しい経済学:マーケットデザインの進展と学校選択制への応用」 報告
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みなさま、こんにちは。
LIP教育PJの肥田です。
大変遅くなりましたが、1月23日(日)に開催した教育セミナーの模様をお伝えします。
ゲストには、「社会を変える新しい経済学:マーケットデザインの進展と学校選択制への応用」と題して安田洋祐先生をお迎えしました。
安田洋祐氏
【Twitter】http://twitter.com/#!/yagena【参考リンク】学校選択制と制度設計の視点 - 安田洋祐 : アゴラ :http://goo.gl/AUSd教育PJとしては、年明け第1回目の開催でしたが、総勢31名の方にご参加頂きました。アットホームな空間での少人数制のセミナーでしたが、「規模がちょうどよかった」と満足の声を頂き、嬉しく思います。
ご来場頂いたみなさま、ありがとうございました。
先生との距離も近く、質疑応答の時間も代表慎を含め白熱したものだったと思います。
ゲーム理論を用いた学校選択制の取り組みは、ボストンを始め、近年日本の都市部でも導入されつつあるようです。
正しいマッチングが進めば、学校教育がよりよいものになるかもしれませんね。
また、学校選択制のみならず、マーケットデザインや恋愛など、様々なマッチングにも応用することができるそうです。ゲーム理論の可能性を大いに感じることができました。
安田先生には、難しいお話をわかりやすくおもしろくお話して頂き、「大変わかりやすかった」との声を多数頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。
ご来場頂いた方の中には、「本業に生かしたい」という意見も多く、意識の高い方が多く印象的でした。
今回の教育セミナーが、皆様にとって実り多いものであれば幸いです。
同イベントの詳しい内容につきましては、以下の講演資料と、twitterでの実況中継とUstreamでの動画をご参照ください。
講演資料
「LIPセミナー資料1:Recent Developments in Market Design and its Applications to School Choice」
twitter実況中継(ハッシュタグ)
#lip110123
LIPセミナー「社会を変える新しい経済学:マーケットデザインの進展と学校選択制への応用」
また、今回セミナーの会場をご提供くださった糀屋箱機構さんにも合わせて御礼申し上げます。
LIPは今後も多彩なゲストをお招きして刺激的なセミナーを開催していきたいと思います。
今後ともどうぞ宜しくお願いします。
文責:肥田
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勉強会・セミナー2011年2月2日 11:10
10/24 LIP主催 ライフネット生命保険 出口社長講演会&トークセッション 報告
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皆様、こんにちは。LIP教育PJの飯田です。
大変遅くなりましたが、2010年10月24日に開催しました「LIP主催 ライフネット生命保険株式会社 出口治明社長講演会&トークセッション」についてご報告いたします。同イベントには、68名もの多数の方にご参加いただきました。ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
同講演会では、ライフネット生命保険株式会社の出口治明社長に「日本の課題」についてご講演いただき、その後LIP代表の慎及び参加者の皆様とのオープンディスカッションを行いました。講演、参加者との質疑応答とも熱気とアイデアにあふれ、「日本の課題」の解決に向けて大きな希望を感じることができました。
同イベントの詳細な内容につきましては、以下の講演資料、twitterでの実況中継とUstreamの動画をご参照ください(なおUstreamに関しては、一部音声に乱れがございます。申し訳ございません)。
twitter実況中継のまとめ
http://togetter.com/li/89483Ustream
http://bit.ly/e22eQ4
LIPでは、今後も多彩なゲストをお招きして刺激的なセミナーを開催してまいりたいと思います。どうぞご期待ください。
(文責)飯田
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勉強会・セミナー2010年12月3日 15:02
8/29 LIP教育プロジェクト主催 セミナー&ワークショップ報告(後編)
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皆さん、こんにちは。
Living in Peace(以下、LIP)教育プロジェクトの九鬼です。
8月29日(日)にNPO法人ブリッジフォースマイル代表の林恵子さんをゲストスピーカーにお招きして開催されたLIP主催セミナー&ワークショップ「ファンドレイジング×自立支援=スマイル」について、後半のワークショップの様子をお伝えします。
現在、ブリッジフォースマイルではスマイリングプロジェクトを行っています。これは主に児童養護施設退所者を対象とする住宅支援事業です。自立支援事業、特に住宅支援事業を採算を取りながら行うことの難しさについては、前半のセミナーについての報告(リンク入れる)でも触れました。今回のワークショップでは、スマイリングプロジェクトを持続的に継続させるための効果的な資金調達方法を参加者の皆さんに考えていただきました。以下、ワークショップの条件です。
<プロジェクト内容>
・主に児童養護施設等退所者と、児童養護に理解がありサポート意欲のある学生・社会人を対象とした、家賃3万円程度のシェアハウス事業
・施設長に保証人となってもらい、入居者が家主と賃貸契約を結ぶ
・その中で、ブリッジフォースマイルは入居者仲介、物件仲介、保証人との連携、ボランティアスタッフとしての生活支援を行う
<前提条件>
・15~25歳くらいの若い人
・保証人が確保できていない可能性が高い
・収入が不安定で、お金をあまり持っていない
<家主にとってのリスク>
・家賃未払い
・物件立ち上げ当初の空室
・入居者間のトラブルによる解約・空室
・入居者がトラブルメーカーだった場合、物件の補修
以上の条件を踏まえ、6つのグループに分かれて、プロジェクトを継続させるためのアイディアを出し合っていただきました。このワークショップでは、1グループに最低1人のLIPメンバーも加わり、参加者の方々と一緒に話し合いました。以下がワークショップのアウトプットです。
[グループ1:家主コミュニティ+企業のCSR]
家主にとってはリスクの大きい取り組みであり、不安があるはず。そこで、家主同士が情報や悩みを共有するためのコミュニティをオンライン上に作ることで、家主に課題を1人で抱え込ませないことができるのではないか。また、企業のCSR活動の一環としての支援も考えられる。例えば不動産を持つ企業のCSRとして、モニターハウスを提供してもらうなど。
[グループ2:人・モノ・金による解決]
現在1部屋1人の割合で入っている、サポートにあたる学生もしくは社会人の割合を増やす。(退所者:サポート人員=4:1→3:2)。大学の寮、企業の社員寮の中にシェアハウスを入れる。
[グループ3:一括借り上げによるパターン検討]
ブリッジフォースマイルが一括で物件を所有し、入居者サポートを徹底。物件購入の場合、その物件価値を担保にお金を借りることが可能である。退所者は束縛されることを嫌う傾向が強く、ブリッジフォースマイルが物件に対し責任を取ることにより、周囲からの過剰な干渉を避け、自由度が高まる。
[グループ4:高齢者への介護サポート提供]
こどもたちの独り立ちにより、広い家をもてあましている高齢者世帯がある。
そこに、施設退去者を受け入れてもらう。
介護ニーズが高ければ、施設退去者を介護養成学校で教育する。
施設退所者の入退去は春など特定の時期に集中するので、グループホームにいったん空室が発生するとなかなか埋めにくい。
空室率を減らすために、グループホームの入居者に、施設退去者と社会人を組み合わせる。
都心の廃校や、企業の研修センターをグループホームとして有効活用する。
[グループ5:アイディア多数]
既存のシェアハウスに加え、女子物件を提供することも考える。
大家へのメリットとして、銀行などに勤めている人にCSRの一環として借入金利を下げてもらう。
退所者が外国人に日本語やアニメ文化などを教えて、共同生活をすることへのバリューを生み出す。
タイムシェアなどで、無駄を減らし、個人スペースを小さくし、部屋を広く使う。
それぞれのグループからの発表を終え、林さんからは、「子どもに手に職をつけてもらうという視点はおもしろい。ワークショップを通じ、住宅支援での採算を取ることの難しさを感じていただくこともできたし、バックグラウンドの違う人達が集まり意見を出し合うことで、様々なアイディアが得られた」というコメントをいただきました。
ブリッジフォースマイルでは、ボランティアが出来る方や、企業のCSRに関わっている方などから、随時お声がけいただきたいとのことです。会が終わった後も、林さんや参加者の方々、LIPメンバーとの間で名刺交換などが活発に行われ、会場の閉会時間ぎりぎりまで賑わっていました。
セミナー開催の度に、参加者の皆さまには新しい気付きや出会いのチャンスをいただき、本当に感謝しております。これからも積極的にイベントを開催していきますので、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
文責:九鬼 麻菜実 -
勉強会・セミナー2010年10月23日 13:18
LIP教育フォーラム2010のご案内
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ LIP教育フォーラム2010 ◆◇ ~スーツを着ながら子どもたちにできること~ ◇◆ 11/14(日) 14:00~18:00@日本財団(赤坂) ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「日本国内の貧困問題にも目を向けたい」。そんな思いから特定非営利活動法人 Living in Peace(以下、LIP)は、マイクロファイナンスプロジェクトに続いて2009年11月に教育プロジェクトを立ち上げました。今回は発足一年の節目として、教育プロジェクトの活動を皆さまに報告するために、また、国内の貧困問題を知るきっかけ作りとして、「LIP教育フォーラム2010~スーツを着ながら子どもたちにできること~」を開催いたします。第一部の基調講演では、学校教育が子どもにもたらす効果の研究者であり、『日本の教育格差』(岩波新書)の著者でもある同志社大学経済学部教授の橘木俊詔氏よりお話をいただきます。また第二部では、私たちLIP教育プロジェクトの活動や調査結果を報告し、第三部では、LIPが定期的に訪問している筑波愛児園統括主任の小林弘典氏より、日々の子どもの様子や施設の現状、現場から見える課題について語っていただきます。第四部のパネルディスカッションでは、UBS証券会社コミュニティーアフェアーズ&ダイバーシティ マネージャーの堀久美子氏を交えて、各自の立場からできること、互いの活動への期待を観客の皆さまと一緒に意見交換したいと思っております。LIPは専従職員を持たないパートタイムNPO団体ですが、本業を他に持つ私たちだからこそ生み出せる価値があると信じて活動しています。このフォーラムで日本の子どもたちに何ができるかを一緒に考えてみませんか?積極的な参加をご希望の方から、なんとなく面白そうという方まで、多くの皆さまのご参加をお待ちしております。この機会が一人でも多くの子どもの笑顔につながることを願います。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――【開催概要】◆ 日時 : 2010年11月14日(日)14:00~18:00 (受付:13:30~)※ セミナー終了後、同会場で飲み物を用意した簡単な懇親会を予定しております。◆ 会場 : 日本財団2F大会議室(赤坂)(東京メトロ銀座線 虎ノ門駅3番出口より徒歩5分)◆ 内容 : LIP教育フォーラム2010~スーツを着ながら子どもたちにできること~□ 第一部 : 基調講演「貧困削減の手段としての教育の効果」☆ 講演者 : 橘木俊詔氏 (同志社大学経済学部教授)□ 第二部 : 「LIP教育プロジェクトについて」☆ 講演者 : 慎泰俊 (Living in Peace代表)、松田典子 (LIP教育プロジェクトリーダー)□ 第三部 : 「児童養護施設の現場から」☆ 講演者 : 小林弘典氏 (筑波愛児園統括主任)□ 第四部 : パネルディスカッション☆ 登壇者 :・ 橘木俊詔氏 (同志社大学経済学部教授)・ 小林弘典氏 (筑波愛児園統括主任)・ 堀久美子氏 (UBS証券会社コミュニティーアフェアーズ&ダイバーシティ マネージャー)・ 慎泰俊 (Living in Peace代表)☆ ファシリテーター :・ 後藤宗明 (アショカ「ユースベンチャー」パイロットプログラムディレクター、LIP理事)※ Ustreamによる配信を予定しております。URLは当日のTwitter実況(@lipjapan)をご確認下さい。◆ 定員 : 200名◆ 参加料 : 3,000円(学生 2,000円)※本フォーラムの事業収益の50%は児童養護施設の寄付に充てられます。◆ 参加お申込フォームはこちら → http://goo.gl/ra4hお名前(ふりがな)、所属、連絡先メールアドレス、参加人数、本フォーラムを知ったきっかけを明記下さい。※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。◆ 協力 : 日本財団 CANPAN プロジェクト――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆ 講演者プロフィール☆ 橘木俊詔氏 (同志社大学経済学部教授)1943年生まれ。ジョンズ・ホプキンス大学Ph.D.。京都大学教授を経て、現在は同志社大学教授」※研究テーマ・経歴・近著についての詳細は大学ホームページをご参照下さい。☆ 小林弘典氏 (筑波愛児園統括主任)1971年8月16日生れ1993年、福祉系の4年生大学卒業後、同年4月より児童養護施設で児童指導員として従事。2000年4月より筑波愛児園で児童指導員、ファミリーソーシャルワーカーとして従事し現在に至る。☆ 堀久美子氏 (UBS証券会社コミュニティーアフェアーズ&ダイバーシティ マネージャー)和歌山県生まれ。14歳で渡英。ヨーク大学卒業、ウォーリック大学院中退、レディング大学院終了(修士号)。専門は人権教育と死生学。英国での高校日本語教員、ツアーガイド、日本では地方公共団体職員や教員、会社員などの人権教育啓発トレーナー、企業と人権、CSRの調査研究、企業・行政向け教材開発等、主に公共セクターの仕事に従事した後、2004年株式会社損害保険ジャパンCSR環境推進室へ。CSRレポーティングを担当。2007年から現職。社員ボランティア・プロボノ、寄付・助成、非営利団体の基盤強化支援など、UBS日本および韓国オフィスのコミュニティ活動を推進。人材の多様性戦略のダイバーシティマネージャーを兼務。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆ 主催 : 特定非営利活動法人 Living in PeaceTwitter : http://twitter.com/lipjapan貧困削減を目的として設立された特定非営利活動法人。海外ではマイクロファイナンス、日本国内では教育というそれぞれの手段を用いたプロジェクト下でその達成を目指している。マイクロファイナンスプロジェクトでは、2009年に日本で初となったマイクロファイナンスファンドの企画に参画。セミナーやフォーラムを通しての普及活動、ローコストのマイクロファイナンス機関調査システムの開発を通じて、少額の金融サービスを貧困層に提供し、自立する機会を提供する支援を行っている。教育プロジェクトでは、「子どもたちが等しく自分の存在意義を感じ、夢を与えてくれる大人に出会う場の提供」を目標に、主に児童養護施設の子どもたち向けの活動を展開している。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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