LIVING IN PEACE BLOG 勉強会・セミナー
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勉強会・セミナー2010年6月7日 01:03
6/26 LIP主催イベントのご案内
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ Living in Peace 主催 かものはしプロジェクト、ミレニアム・プロミス・ジャパン、二枚目の名刺 共催イベント ◆◇ NPOプロボノフェア ~あなたも社会にできること~ ◇◆ 6/26(土) 15:30~17:30@JICA地球ひろば(広尾) ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━皆様、こんにちは。今回のLiving in Peace主催イベントはいつもと趣向を変えて、社会人が中心となって活動しているNPO(Living in Peace、かものはしプロジェクト、ミレニアム・プロミス・ジャパン、二枚目の名刺)によるプロボノフェアを開催いたします。プロボノとは一般的に「知識労働者が自分の職能と時間を提供して社会貢献を行うこと」とされており、自らの専門知識を生かした新しいボランティア手法として注目されています。参加者の皆様には、最初に各NPOの代表者から活動の概要説明がある他、自由に4団体のブースを回り、メンバーと交流して詳しい説明を受けたり、気軽に質問をしていただく機会を設けます。また、普段は異なる分野で活動する各NPOによるパネルディスカッションもあるので、それぞれの相対的な特徴や活動の裏話?を聞くこともできるかと思います。NPOって何?という方から、自分のスキルを活かして社会貢献しようと考えている方まで、何かのきっかけになればと思い企画しました。皆様、是非奮ってご参加下さい!――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――【開催概要】◆ 日時 : 2010年6月26日(土) 15:30~17:30 (受付15:15~)◆ 会場 : JICA地球ひろば 講堂アクセス : 東京メトロ日比谷線 広尾駅下車(3番出口)徒歩1分※ 駐車場はありませんので車でのご来場はご遠慮ください。◆ 内容 : NPOプロボノフェア ~あなたも社会にできること~15:15~15:30 受付15:30~15:50 各NPO代表プレゼン15:50~17:30 各NPOブースに分かれてフリートーク※ 16:30~17:00 各NPO代表によるパネルディスカッション◆ 参加団体:Living in Peace、かものはしプロジェクト、ミレニアム・プロミス・ジャパン、二枚目の名刺◆ 定員 : 200名◆ 参加料 : 1,000円◆ 飲食物 : ノンアルコールドリンクと軽食をケータリング◆ 参加お申込フォームはこちら → http://bit.ly/boJ4g1お名前(ふりがな)、所属、連絡先メールアドレス、参加人数、本イベントを知ったきっかけを明記下さい。※ 定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。予めご了承ください。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆ 主催 : 特定非営利活動法人 Living in PeaceTwitter : http://twitter.com/lipjapan/貧困削減を目的として設立された特定非営利活動法人。海外ではマイクロファイナンス、日本国内では教育というそれぞれの手段を用いたプロジェクト下でその達成を目指している。マイクロファイナンスプロジェクトでは、2009年に日本で初となったマイクロファイナンスファンドの企画に参画。セミナーやフォーラムを通しての普及活動、ローコストのマイクロファイナンス機関調査システムの開発を通じて、少額の金融サービスを貧困層に提供し、自立する機会を提供する支援を行っている。教育プロジェクトでは、Verdana, Arial, Helvetica, sans-serif">「子どもたちが等しく自分の存在意義を感じ、夢を与えてくれる大人に出会う場の提供」を目標に、主に児童養護施設の子どもたち向けの活動を展開している。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆ 共催 : 特定非営利活動法人 かものはしプロジェクト児童に対する強制的な商業的性的搾取を防止する活動を通じて、全ての子どもたちが未来への希望を持って生きられる世界を実現させることを目的として立ち上げられた特定非営利活動法人。現在はカンボジアで女性に雇用を提供する「コミュニティファクトリー事業」、子ども達を保護する「孤児院支援」、買う側を取り締まるための「警察訓練支援」を行っている。2010年6月よりかものはし版プロボノ&ボランティア制度「かもカフェ!」を開始。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆ 共催 : 特定非営利活動法人 ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)Twitter : http://twitter.com/MP_Japan/コロンビア大学地球研究所所長であり国連事務総長特別顧問のジェフリー・サックスを中心に2025年までに世界から極度の貧困を終わらせるというビジョンのもと設立されたアメリカのNPO、ミレニアム・プロミス。ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)は、ミレニアム・elvetica, sans-serif" size="2">プロミスと連携し、国連ミレニアム開発目標の達成に向け、ミレニアム・ビレッジ・プロジェクトを通じてアフリカ支援、日本国内における理解促進活動、人材育成、投資促進等を行う。 現在、様々なバックグラウンドを持つプロボノチームが、事務局、学生チームと力を合わせて活動中!――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆ 共催 : 2枚目の名刺(特定非営利活動法人設立準備中)仕事で使う名刺だけではなく、NPOや社会貢献に関わる「2枚目の名刺」を持ちませんか?それが、今の日本で、世界で、2枚目だと思いませんか?仕事で培ったスキルや経験で社会とつながる、自分を変える、社会を変える、笑顔になる!私たちは、思いを持つ会社人が真の社会人に変わることを、NPOの紹介を通じて後押しします。また、企業、行政も巻き込んで、社会活動を盛り上げる仕掛けを作っていきたいと思っています。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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勉強会・セミナー2010年5月26日 01:34
4/24 LIP教育プロジェクト主催 セミナー&ワークショップ報告(後編)
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こんにちは。LIPメンバーの高橋です。
自宅のベランダにある緑のぐんぐんと濃くなる姿に触れるのが楽しみなこの頃です。
みなさんはいかがお過ごしですか?
さて、今回は、LIPメンバーの後藤氏によるセミナー&ワークショップの後編をお送りします。
休憩をはさんで行われたワークショップは、以下の内容について、社会人であることを活かしたパートタイム活動からできるプロジェクトの立案を行いました。
対象:児童養護施設の中高生
期間:一年間
目標:中退率の低下および進学率の向上、生徒のコミュニケーション能力の鍛練
会場を6つのチームに分けてアイディアを出し合いました。様々な経験や視点を交えての話し合いの結果、最終的には力作が出揃いました。内容は、子どもたちが主体的にパーティに携わることによりコミュニケーションを学んでもらうもの、社会との接点を持つための職業体験や地域とお祭りを共催するもの、自分を見つめ、他人や、社会の多様性を学ぶものなどにわたりました。また、子どもたちだけでなく、施設と社会や施設同士のつながりに焦点を当てたものもありました。
参加したメンバーからの感想をご紹介しましょう。
「児童養護施設で暮らす子どもたちの得意なことは何でしょうか?」
会場にいる人々、特にLIPメンバーをはっとさせたのがこの質問。「家族と社会実感プロジェクト」を考えたグループはマズローの自己実現理論(人間の欲求は生理的なものから自己実現的なものへ段階的に進む)に基づき、「衣食住→self-esteem(自己肯定感)→夢を見つける→仕事・勉強」の流れで子どもたちの成長を描きました。その中から飛び出した案の一つが「飲食店への調査員」「モバイルコンテンツの企画協力・モニター」です。子どもたちの強みは鋭い観察力と豊かな感性、という後藤さんの答えに対して、このグループはその強みを活かす案を考えてくれました。教育プロジェクトが始動して約8ヶ月、私たちにとって盲点であったこの疑問に直面し、改めて、問題意識をたくさんの方々と共有することの大切さ、背景の違う人々が集まり考えるからこそ拓けてくる新しい可能性を感じました。
自分たちの“家”=誇れる場所でおもてなし。
「ホームパーティー」を開催して他の施設の子どもや地域の人を招待しようと考えてくれたグループや、地域の人や社会人の人たちが施設に集まるように、そして自分たちの家である施設が誇れる場所になるようにと「おまつりプロジェクト」を提案してくれたグループもありました。ホームパーティーでは、自分たちが準備をしてお客さんをお出迎えしなければなりません。一見するとさせられているようですが、誰かの役に立つこと、必要とされ認められるということは、「自分も生きていていいんだ」と子どもたちが思えるきっかけとなり、自己肯定感の向上につながります。また、子どもたちは、施設出身であることを気にかける傾向があることを踏まえ、それならば、自分の家である施設を肯定的に捉えられるよう、お祭・展示会・ライブ等を開催して人が気軽に集まる場にすればいいのではないかという意見もありました。加えて、どちらの案も人と人との交流が不可欠であるため、プロジェクトを実行していく段階で、コミュニケーション能力も磨くことが出来るようにとも考えられています。
他のグループも、子どもの可能性に対して社会人が出来ることを様々な切り口から提案してくださいました。一つ一つの素晴らしい発表から学ばせて頂いたことを、今後の活動にぜひ活かしていきたいと思います。
ご参加くださった皆さんには改めて感謝いたします。また、皆さんにとっても実りあるひと時であれば嬉しく思っています。
次回のLIPイベントはマイクロファイナンス関連です。
「投資が社会にもたらすもの~インパクト・インベストメントの可能性~」と題して、5月29日(土)17:00~18:30、場所はCANPANセンター(虎ノ門)にて行います。
http://www.musicsecurities.com/blog/community_news.php?ba=b10770a30591
*定員に達したため申込受付を終了いたしました。ありがとうございました。
文責 高橋正子 -
勉強会・セミナー2010年5月18日 23:43
5/29 LIP主催セミナーのご案内
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆Living in Peace 主催セミナー◆投資が社会にもたらすもの~インパクト・インベストメントの可能性~◆5/29(土) 17:00~18:30@CANPANセンター(虎ノ門)◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━皆様こんにちは。今回のLIP主催セミナーは、株式会社Kaien(HP: http://www.kaien-lab.com/)の共同創業者・取締役である徐勝徹氏(Blog: http://convisage.com)をお招きし、インパクト・インベストメントについて講演していただきます。従来の投資からさらに踏み込んで、より直接的な社会への影響を与えることを主眼としたインパクト・インベストメントは、近年において注目を高めています。日本でも、開発途上国におけるインフラや医療へのアクセスを高めるためのウォーターボンドやワクチン債が組成されています。本セミナーでは、講演者のライフストーリー、投資の社会変革効果についての基本的な考え方、Mission MarketsやImpact Investment Exchange Asiaなどの具体的な事例を紹介し、その後ディスカッション形式の質疑応答を準備しています。投資が社会にもたらすインパクトに興味のある方は、是非ご参加ください!【講演者プロフィール】徐 勝徹 (そ・すんちょる)1972年東京に生まれる。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、ミシガン大学公共政策大学院修士課程修了、およびノースウエスタン大学ケロッグ経営大学院経営学修士課程修了。ユネスコ(韓国)、国際赤十字(フィジー、ミャンマー)を経て外資系戦略コンサルファーム(東京、シカゴ)に勤務。昨夏からルワンダのMFIやウガンダのVCでの仕事など、アフリカに7ヶ月余滞在した後、この春帰国。シンガポールのImpact Investment Exchange Asiaに参画するなど、社会起業家や社会的企業が成長するために必要な資金が潤滑に流れるための社会貢献投資の仕組みづくりに関心が深い。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――【開催概要】◆ 日時 : 2010年5月29日(土) 17:00~18:30 (受付16:30~)※セミナー終了後、同会場で飲み物を用意した簡単な懇親会を予定しております。◆ 会場 : CANPANセンター 海洋船舶ビル10階(東京メトロ銀座線 虎ノ門駅4番出口より徒歩2分)アクセス : https://canpan.info/onlinehelp/info/about_us.html◆ 内容 : 投資が社会にもたらすもの~インパクト・インベストメントの可能性~スピーカー : 徐 勝徹 氏◆ 定員 : 100名◆ 参加料 : 1,000円◆ 参加お申込フォームはこちら →誠に申し訳ありませんが、定員に達したため5/29のセミナー参加申込は締め切らせていただきました。今後もLIPでは定期的にセミナーを開催しますので、またの機会にお目にかかれることを楽しみにしております。何卒、宜しくお願い致します。◆ 協力 : 日本財団 CANPAN プロジェクト―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆ 主催 :特定非営利活動法人 Living in Peace HP:http://www.living-in-peace.org/貧困削減のための活動を行うために設立された特定非営利活動法人。メンバーは20-30代の金融機関・コンサルティング会社勤務者が半分以上を占め、世界の貧困問題に関する勉強会やフォーラムの開催のほか、少額の金融サービスを貧困層に提供し、自立する機会を提供するマイクロファイナンスについての支援を行っている。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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勉強会・セミナー2010年5月10日 22:32
4/24 LIP教育プロジェクト主催 セミナー&ワークショップ報告
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皆さんこんにちは。メンバーの高橋です。
5月に入り、さわやかな陽気が続いていますね。今日は、4月24日に行われた、LIPメンバーの後藤宗明氏によるセミナー&ワークショップ【「一番近い他人」が日本を変える~教育格差を乗り越える~】での前半のセミナーについてお伝えします。
セミナーは、教育プロジェクトリーダーの松田より、松田自身がLIPにかかわったきっかけと、プロジェクトの説明から始まりました。松田は、社会人になってからの周囲とのかかわりから、恵まれた環境にいる人とそうでない人には、ちょっとしたチャンスの差があり、その格差に対して自分にもできることがある、という思いから、「すべてのこどもに夢をくれる大人との出会いを。」というマントラを掲げるLIP教育プロジェクトに携わっています。そして、プロジェクトでは、毎月の児童養護施設訪問を通じて、子どもたちの自己肯定感の向上をサポートするための活動をしています。
続いて後藤氏より、自身の人生と教育や貧困課題に携わった経緯について話していただきました。後藤氏は、ニューヨークで語学学校の運営に携わりながら、日米を往復する生活をしていましたが、その間、日本の社会環境の変化を敏感に感じ、ニューヨークで目の当たりにした格差社会や貧困の問題が、日本にも来ると確信していました。
後藤氏が感じる日本の貧困の実情とは、経済的なものといえる、年収が200万円以下の世帯等ということだけではなく、精神的なもの、例えば、児童養護施設で生活する子どもたちは、近親者からの虐待を経験していることがある、というようなものも指します。
そして、この虐待の影響として、継続力や自己肯定感(self-esteem:自分を誇りに思い、他者からも認められる自尊心)の低さがあること。また、施設には18歳までの滞在となることから、その後の進路として就職を選ぶ生徒が多いことと、学歴と収入が比例している日本社会では、彼らが高収入を得る見込みが低い現実や継続力の弱さなどが災いして、施設を出た後に再び貧困に陥るという悪循環を紹介しました。
後藤氏は、ニューヨーク滞在中に、自己肯定感の低い若者へのロールモデル教育を実施していました。ここでいうロールモデルとは、自分が抱えている問題を過去に克服した人や将来の目標となる人を指します。後藤氏は、自身の活動経験から、「一番近い他人」、つまり、親でも友人でもないが、信頼し共感できる第三者の存在の重要性を実感したそうです。それは、その第三者であった後藤氏が、生徒たちの親や友人には心配や関係性の悪化の懸念から話すことができなかった過去に触れることができたからです。その立場でまず互いに信頼を築き、生徒たちへ実際のロールモデルを仲介しました。
帰国後も後藤氏は、教育格差を改善するための様々な活動に引き続き従事しています。そして、貧困とは「ある種のうつ状態」であり、受け入れる私たちの思考プロセスの変化が求められているのではと結んでいます。つまり、日本の貧困というと、当事者の人生への取り組む姿勢や努力の欠如がその状態を招いていると考えがちだが、実際はそうとは言い切れないことを理解する必要があるとのことでした。
この後は、いよいよワークショップです。
児童養護施設の中高生を対象とし、中退率を下げ進学率を上げるために、社会人がパートタイムの活動でできることは何かを考えます。
次回の報告をお楽しみに!
文責 高橋正子
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勉強会・セミナー2010年5月2日 19:55
アースデイ東京2010 参加レポート
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皆さん、こんにちは。
Living in Peaceの高橋です。
いつになく寒い日が続いた4月が過ぎ、大型連休に入りました。
LIPメンバーも帰省したり、海外に向かったりとそれぞれのお休みを過ごしています。
さて、今日は、4月17日(土)~18日(日)に代々木公園にて開催されたアースデイ東京2010についてご報告します。
アースデイ公式サイト:http://www.earthday-tokyo.org/2010/aboutus/
Living in PeaceがNPOとなって、はや1年。せっかくなので野外のイベントに参加してみてはどうか、というメンバーのひと言から、今回の出展が決まりました。
アースデイは、40年ほど前、アメリカで4月22日を地球の日と宣言しイベントを行ったことに始まりました。日本でも今年で10年目の開催となり、来場者数は、今回の2日間で13万人を超えるというビッグイベントとなっています。
そんなアースデイでLIPが何をしたのかというと、カンボジア料理レストラン「アンコール・ワット」の協力を得て、タマリンドジュースとかぼちゃケーキを販売しました。また、アジアに住むマイクロファイナンスの利用者が作った民芸品やショールも並べました。
何ぶんにも初出展のLIP。販売の経験がないばかりか、迎えた初日の朝は雪まじりの冷たい雨となり、先行きを案じましたが…
フタを開ければ完売御礼!
回復したお天気にも助けられて、商品の追加調達をしても間に合わないほどでした。
そして、マイクロファイナンスや教育プロジェクトを紹介したメンバー力作のパネルも、熱心にご覧になる方、質問をされる方が数多くいらっしゃいました。
LIPブースにお越し下さった皆さん、どうもありがとうございました。
今回私は、アースデイの担当として出展準備に関わったのですが、メンバー個人の技術力やLIPのチームワークのよさをあらためて実感しました。
そんなみんなにも心から感謝!
そうそう、18日の打ち上げで、4月生まれのメンバーのお誕生日をサプライズでお祝いしたんです。
♪Happy birthday to you♪
この歌が流れると、お祝いされる方、する方、どちらも幸せになる気がします。
4月生まれの方、お誕生日おめでとうございました。
素敵な1年になりますように!
次回のLIPイベントは5月末を予定しています。
詳細の発表を楽しみにしていてくださいね。
それでは、また。
文責 高橋正子
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勉強会・セミナー2010年4月15日 22:54
4/2 LIP教育プロジェクト主催 映画上映会報告
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皆さんこんにちは。Living in Peace(LIP)の高橋です。
さて今日は、LIPの教育プロジェクトによる初の主催イベントである「葦牙-あしかび-子どもが拓く未来」上映会についてご報告します。
映画は、岩手県の児童養護施設「みちのくみどり学園」を舞台に、近親者から虐待を受けた子どもたちの心の回復に取り組む様子が綴られています。
葦牙公式サイト:http://www.kazesoyo.com/index.html
みちのくみどり学園:http://www.aiji.or.jp/old/midoritop.htm
会場には幅広い世代の方にお越しいただき、作品への関心の高さがうかがえました。
物語は、3日に1人の割合で虐待により子どもが命を落としている、という一言から始まり、深刻な現実について改めて考えさせられました。また、学園に暮らす子どもたちについては、強い愛情欲求から自己抑制力を失い、暴力的な行動に出ることがあるとのことでした。確かに、スクリーンには力にみなぎった子どもたちの姿がありました。しかし、時に暴力的に映ったかもしれない彼らの表現は、彼らを取り巻く大人に対してだけではなく、社会への叫びにも受け取れました。虐待を生む歪んだ世の中に対する憤りを、全身の力をもって訴えているように見えたからです。
学園は1957(昭和32)年に始まり、現在のような児童養護施設に移行して10年以上を経ています。この事実を知り、子どもを巡る課題に取り組む学園の存在意義に改めて気づかされました。いつの時代も子どもは未来の担い手ですが、同時に、社会の変化に伴う負の影響を受ける存在とも言えます。そのような中で、一貫して子どもの療育に携わる学園の存在はとても貴重であり、親に代わる大人として、職員が根気よく子どもたちに寄り添う姿には、胸を打たれました。
学園の活動内容には地域と連携して行うものが幾つかあり、和太鼓道場もその一つです。道場では、指導員が子どもたちに心で演奏する大切さを伝え、共同で太鼓の制作も行っていました。そしてここには子どもの自治が存在し、互いに教えあいながら熱心に練習をする姿がとても素敵でした。さらに、敷地には道場の方が作ったお風呂が備えられ、それは「自立のための産湯」と紹介されています。子どもたちを大切に想う身近な大人との継続的な触れ合いによって、彼らの中に自信や自己を肯定する気持ちが芽生える様子がよくわかりました。
映画には、虐待の加害者である親たちも登場します。しかし、彼らの多くもまた、自身の成長過程で同じ経験をした被害者です。子育ての戸惑いや孤独な心情を吐露する親たちの姿には切なさを感じるとともに、劇中に何度も登場した「育て直しをする」という言葉は、親子双方の回復に必要なプロセスだと思いました。
虐待を受けた子どもたちにとって、家族は大好きでありながらも大きな恐怖の対象であり、幼い魂はその矛盾に戸惑い苦しみます。学園は、その彼らを、まず忍耐と深い愛情をもって受け入れ、個々の状態に合わせながら丁寧に「育て直し」の日常を積み重ねて自立へと導きます。虐待という子どもの未来を奪う悲しい現実に向かい続ける学園や地域の取り組みには頭が下がるのと同時に、子どもの安全な受け皿となる大人や社会の存在の必要性を強く感じました。
LIP教育プロジェクトでは、「すべてのこどもに、夢をくれる大人との出会いを」を合言葉に、このような子どもたちが抱える絶対的に不利な部分を少しでも解決していきたいと考えて活動しています。本映画を通じて、その必要性を益々強く感じました。児童養護施設に関わることは、パートタイムで活動を行うLIPにとって時間等の制約がありますが、学生や社会人として身に付けた力や持つ強みを活かしてこそ、できることを続けていきたいと考えています。
さて、今月のLIPイベントをご案内します。
4月17日(土)~18日(日)アースデイ2010【LIP】
NPOビレッジに出展します。LIPの横断幕を目印にぜひ遊びにいらしてください!
公式サイト:http://www.earthday-tokyo.org/
4月24日(土)「一番近い他人」が日本を変える~教育格差を乗り越える~ 【教育】
LIPメンバーであり、米社会起業支援組織「アショカ」の若者向け社会起業支援プログラム「ユース・ベンチャー」ディレクターである後藤宗明氏によるセミナー&ワークショップ
教育は親や先生だけが担うものではなく、時として「一番近い他人」の存在が子どもたちの心の支えになることがあります。後藤が提唱するロールモデル教育による教育格差是正の話を聞き、私たち社会人には何が出来るかを一緒にワークショップで考えてみませんか?
時 刻 14:00~17:00 (13:30受付開始)
場 所 CANPANセンター 虎ノ門駅4番出口より徒歩2分
https://canpan.info/onlinehelp/info/about_us.html
参加料 1,000円◆ 参加お申込フォームはこちら → http://bit.ly/dbGKLf
お名前(ふりがな)、所属、連絡先メールアドレス、参加人数、本セミナーを知ったきっかけ
を明記下さい。
※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
◆ 協力: 日本財団 CANPAN プロジェクト -
勉強会・セミナー2010年4月15日 19:59
4/24LIP主催セミナー&ワークショップのご案内
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◆Living in Peace 主催 セミナー&ワークショップ◆
「一番近い他人」が日本を変える~教育格差を乗り越える~
◆4/24(土) 14:00~17:00@CANPANセンター(虎ノ門)◆
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「貧困」と聞いたとき、私たちは何を思い浮かべるでしょうか?アジアの農村貧困地帯や
アフリカの飢饉の問題でしょうか。それとも国内に潜む教育格差からくる貧困問題でしょうか。
Living in Peace (以下、LIP)は、私たちが暮らす日本にも、海外と並行して目を向ける必要性を
感じ、2009年8月に子どもの貧困解決を目指して教育プロジェクトを 立ち上げました。
「すべてのこどもに、夢をくれる大人との出会いを」を合言葉に、教育を通して機会を提供し、
厳しい環境を経験してきた子どもたちが夢や希望を抱いて未来へ向かう後押しをしたいと
活動しています。今回も映画上映会に引き続き、より多くのみなさまと日本の子どもの現状を
共有したいと考え、LIPのメンバーでもあり、米社会起業支援組織「アショカ」の若者向け
社会起業支援プログラム「ユース・ベンチャー」ディレクターである後藤宗明氏をスピーカーとして
セミナー&ワークショップを開催いたします。
後藤氏は2002年NYで設立した英語学校エンカレで、約2,000人の様々な背景を持つ若者や、
やりたいことの見つからない若者に英語を教える傍らキャリアカウンセリングも行ってきました。
現在は日本で教育格差を是正するために児童養護施設に関わり、心に傷を抱えながら生きる
子どもたちの支援をし、また大学で非常勤講師も勤めています。NYで感じた貧困が日本にも
押し寄せつつあると感じる後藤氏は、ロールモデル教育を導入することで子どもたちに目標と
なる人を持ってもらい、夢に向かって歩めるようにと活動しています。
・・・「一番近い他人」。 それは親でもなく教師でもありませんが、子どもの心を支えるのに
そんな存在が時に大きな役割を果たします。「一番近い他人」、それは私たちでもあります。
このセミナーを通して日本の子どもたちの現状を共有し、仕事を持って働く私たちに
何ができるか、ワークショップで一緒に考えられたらと思います。そして、この機会がより多くの
支援を必要としている子どもたちへの一助となることを願います。
多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
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【開催概要】
◆ 日時 : 2010年4月24日(土) 14:00~17:00 (受付13:30~)
※セミナー終了後、同会場で飲み物を用意した簡単な懇親会を予定しております。
◆ 会場 : CANPANセンター 海洋船舶ビル8階
(東京メトロ銀座線 虎ノ門駅4番出口より徒歩2分)
アクセス : https://canpan.info/onlinehelp/info/about_us.html
◆ 内容 :「一番近い他人」が日本を変える~教育格差を乗り越える~
第一部: ロールモデル概論 (スピーカー:後藤宗明氏)
第二部: プロジェクト立案ワークショップ
◆ 定員 : 80名
◆ 参加料 : 1,000円
◆ 参加お申込フォームはこちら → http://bit.ly/dbGKLf
お名前(ふりがな)、所属、連絡先メールアドレス、参加人数、本セミナーを知ったきっかけ
を明記下さい。
※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
◆ 協力: 日本財団 CANPAN プロジェクト
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◆ 主催 :特定非営利活動法人 Living in Peace HP:http://www.living-in-peace.org/
貧困削減のための活動を行うために設立された特定非営利活動法人。メンバーは20-30代の
金融機関・コンサルティング会社勤務者が半分以上を占め、世界の貧困問題に関する勉強会や
フォーラムの開催のほか、少額の金融サービスを貧困層に提供し、自立する機会を提供する
マイクロファイナンスについての支援を行っている。
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勉強会・セミナー2010年4月13日 00:08
Living in Peaceがアースデイ東京に出展!!
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆Living in Peaceがアースデイ東京に出展!!【4月17日(土)、18日(日)代々木公園】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━毎年4月に代々木公園で行われているアースデイというイベントをご存知ですか?アースデイとは、「地球のことを考えて行動する日」地球に良い知見やメッセージを発信・共有し、持続可能な社会を創ることを目指します。1970年にアメリカで誕生した最大級のイベントであり、日本では、毎年来客数は10万人を超え、出展団体も約400にものぼります。ライブや様々な企画が行われ、賑やかで楽しい2日間のイベントです。今年はLiving in Peace(以下LIP)もアースデイ東京に初出展します。LIPのブースでは、1.マイクロファイナンス機関の借り手が作った商品の販売、2.パネル展示、3.タマリンドジュースとカボチャケーキの販売、4.LIPの活動紹介を行います。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――1.LIPのメンバーがフィリピンとバングラディッシュにマイクロファイナンスの現地調査、研修に行ってきた際、マイクロファイナンス機関からローンを借りている地の人々の商品を、日本の皆さんに紹介しようと思い商品を購入してきました。将来に希望を持ち、丹精こめて作られた商品を是非ご覧になって下さい。数に限りがございますので、お早めに!2.皆さんに分かりやすくマイクロファイナンスを伝えるため、パネルの展示をします。ご友人やご家族に、マイクロファイナンスを知らない方がいれば、是非お誘い下さい!3.カンボジアの代表的な飲み物、タマリンドジュースの販売も行います。タマリンドはマメ科のトロピカルフルーツでとても健康に良く、腸の働きを整え便秘の改善や、肌を綺麗にする効果があります。また、LIPを応援しているアンコールワットというレストランの提供で、カボチャケーキもご用意しました。カボチャケーキはカンボジアのスイーツです。皆様、何かにお気付きですか?カボチャ・・・。カンボジア・・・。そうです!カボチャという言葉は、国の名前「カンボジア」に由来するのです。豆知識!4.LIPの紹介コーナーでは、現在LIPで行っているマイクロファイナンスPJと教育PJの説明を行い、皆さんのご質問にお答えしたいと思います。皆さんとお話ができることを楽しみに待っておりますので、是非気軽に遊びにきて下さい!日時:4月17日(土),18日(日) 10:00-17:00会場:代々木公園イベント広場 (LIPは「アースデイ・NPOビレッジ」に出展)アースデイ東京HP : http://www.earthday-tokyo.org/※第2種金融商品取引業者の登録のないLIPは、金融商品の勧誘、募集等の行為は一切行っておりません。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆特定非営利活動法人 Living in Peace HP:http://www.living-in-peace.org/貧困削減のための活動を行うために設立された特定非営利活動法人。メンバーは20-30代の金融機関・コンサルティング会社勤務者が半分以上を占め、世界の貧困問題に関する勉強会やフォーラムの開催のほか、少額の金融サービスを貧困層に提供し、自立する機会を提供するマイクロファイナンスについての支援を行っている。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━<メールマガジンの購読解除方法>1.以下URLにアクセスし、ログインします。http://www.living-in-peace.org/entry/2.「LIVING IN PEACEからのメールマガジン」を「受け取らない」にチェックをいれ、「設定内容を変更する」ボタンをクリックしますと、メールマガジン購読が解除されます。●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○発行/編集 :リビング・イン・ピース(LIP)HP: http://www.living-in-peace.org/ E-mail: lip@securite.jpTwitter: http://twitter.com/lipjapan / Facebook: http://bit.ly/9gioPLCopyright(c) 2010 LIVING IN PEACE ,All rights reserved転載・転写・コピー・転送等は禁じます●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
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勉強会・セミナー2010年4月1日 12:21
3/19LIP主催セミナーの報告
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みなさん、こんにちは。リビングインピース(LIP)メンバーの高橋です。
さて、今日は、19日に行われたLIP主催の勉強会についてご報告します。今回は、メンバーの高間より、フィリピンのマイクロファイナンス機関(MFI)での1ヶ月間の研修報告と、菅原より、LIPで進めているMFIの調査手法についてお届けしました。
今回の発表を聞いて、私はあらためて中小規模のMFIをサポートすることの意義について考えました。
先進国と途上国では情報における感覚に違いがあり、たとえば、「1ヶ月間」と聞いた時、私たちは概ね30日程度を想像しますが、現地では、20日間程度とする人がいるなど、解釈にばらつきがあります。そのため、6カ月分のデータを収集する際も、その間の2ヶ月分しか集めない人もいれば、6カ月間とる人もいるということになり、結果としてデータの信用度が低下してしまいます。
したがって、私たちがMFIの公表するデータの信憑性を確かめるには、現在のところ現地調査を行うしかありません。しかし、これには渡航・滞在等の費用が発生します。実際、LIPがカンボジアのMFIを調査した際には、約100万円の調査費用を必要としました。
LIPはMFIへの投資は行っていませんが、当然投資する側(マイクロファイナンス投資ビークル、MIV)が調査をする場合も同程度の費用がMFIへの投資額にかかわらず発生することが予想されます。そうなるとMIVは、投資額全体に占める調査費用の割合が低い方が望ましいと判断し、多額の融資を検討します。
しかし、農村部の中小規模MFIは、多額の融資を受けても運用が難しく、資金をだぶつかせる危険性があります。このリスクを回避するためにMIVは、融資先に大規模MFIを選ぶ傾向が強くなり、さらには、都市部のMFIの方が農村部のものよりも高い信頼がおけるという考えも加わり、より多くの資金が都市部の大規模MFIに流れるという現状を生んでいます。
しかし、マイクロファイナンスを必要としている人たちは、中小規模のMFIが多く存在する田舎の農村地域に住んでいます。貧困削減や社会貢献という見地からすると、本来MIVの融資は、このような地域のMFIになされるべきなのです。
そこでLIPは、この現状を変えるべく調査の低コスト化を目指します。最終的な目標は、統計的手法を活用し、必要なデータを入力すれば、MFIを瞬時に評価できる調査システムを作ることです。統計的根拠に裏付けられたシステムは、人間の予測と比較して精度が高く、審査にかかる費用も時間も大きく低減できると考えられています。
こういったシステムは、日本の金融機関ではもはや当たり前のように導入されています。今後3年をかけて、LIPは最高のコストパフォーマンスを持つシステム開発に挑戦していきます。そのためには、データの信憑性を見抜く感性を磨くために現地調査を続けること、他団体のMFIの評価手法を国内で研究することを考えています。
その後の質疑応答では、MFIのモニタリング方法についての質問や、現地での提携先をもったほうがいいのでは、といった意見が出ました。中には、MFI調査について、関係機関への要望・希望は何かといった前向きな発言もあり、LIPの調査手法への期待を感じました。
私が個人的に伺った意見の中に、やはり現地調査を行わない手法には限界があるのではというものがありました。確かに、現時点では難しいかもしれません。しかし、農村部の中小規模MFIが持続可能性を保ちながら育つことは、その地域の貧困削減に確実な効果をもたらすはずです。これは、LIPの掲げる「すべてのひとにチャンスを」にもつながることから、私は、調査の低コスト化をもって農村地域のMFIを支援することにはとても大きな意味があると信じています。
勉強会の後、いつものようにとても盛り上がった懇親会から帰る道すがら、メンバーの杉山が時々口にしていて、私も大好きな「行動のないところに変化はない」という言葉を思い出し、今の自分にできることについて想いを馳せながら家路につきました。
さて、4月のLIPイベントの案内です。
1.4月2日(金)18:50~21:00 記録映画「葦牙-あしかび-こどもが拓く未来」上映会【教育プロジェクト】
LIP教育プロジェクトによる初の主催イベントです!
上映後は、小池征人監督を囲んでの懇親会も予定しています。制作秘話などの裏話を直接聞くことができるチャンスですのでこちらもご期待ください。詳細はこちらです。
http://www.musicsecurities.com/blog/community_news.php?ba=b10770a30583
2.4月17日(土)~18日(日)アースデイ2010 【LIP】
代々木公園で毎年開催される大きなイベントにLIPが初出展します。
マイクロファイナンスの借り手が製造した商品の販売やLIPについての展示を行いますので、ぜひ遊びにいらしてください。
公式サイト: http://www.earthday-tokyo.org/
暖かくなり外出が楽しい時期になりましたね。
皆さんにお会いできることをメンバー一同楽しみにしています。
筆責:高橋正子
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勉強会・セミナー2010年3月20日 11:02
4/2 LIP主催 映画上映会のご案内
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―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆Living in Peace 主催 映画上映会◆記録映画「葦牙-あしかび-こどもが拓く未来」◆4/2(金) 18:50~21:00@東京ボランティアセンター(飯田橋)◆―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――2月の「国連フォーラム-私の提言セミナー」にて発表をさせていただいた通り、Living in Peace(以下、LIP)では、「すべてのこどもに、夢をくれる大人との出会いを」を合言葉に、教育プロジェクト「ユメノワ」の準備を進めています。今回はその一環として、現在教育プロジェクトが活動中である児童養護施設の現状をより多くの方々と共有するため、児童養護施設を舞台とした記録映画「葦牙-あしかび-こどもが拓く未来」の上映会を開催いたします。児童養護施設は全国に約570あり、3万人以上の子ども達がそこで生活しています。入所理由となる家庭の状況は様々ですが、平成19年度の厚生労働省の調査では半数以上の子どもが「虐待経験有り」とされており、非常に困難な環境の中で生活してきた子ども達であることがわかります。彼らが心に負った傷を癒し、希望を持って自身の未来に向かって歩んでいくためには、より多くの支援が必要不可欠です。私たちは児童養護施設の現状について学ぶ中でこの映画「葦牙」に出会いました。「葦牙」をご覧いただくことによって皆様も、児童養護施設とそこで生活する子ども達について理解を深めていただけることと思います。当日は「葦牙」の監督である小池征人氏を会場に迎え、映画に込められた思いや制作秘話などについてもお話いただく予定です。多くの皆さまのご参加をお待ちしています。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――【映画情報】記録映画「葦牙-あしかび-こどもが拓く未来」小池征人監督作品◆ 内容(葦牙オフィシャルウェブサイト http://www.kazesoyo.com/index.html より)<子どもたちの“こころ”を作る物語>1990年から顕著になってきた児童虐待は年々拡大し、かろうじて救われ、施設に保護されている子どもの数は3万5千人に及びます。これは幸運にも保護された児童の数です。表に表れない数は30万人とも推定されています。未来の担い手である子どもたちの受難の先に見えるのは、ほころび始めた私たちの社会です。岩手県盛岡市にある児童養護施設「みちのくみどり学園」は盛岡市だけにとどまらず、岩手県の様々な地域と連携し、子どもたちの“こころ”の回復に取り組んでいます。一関市室根の太鼓合宿、西和賀町の生活体験合宿。そして、職員と子どもたちの共同作業から生れる弁論大会。この作品には“人・自然・文化”のつながりを活かした子どもたちの“こころ”を作る物語が描かれています。<『いのちの作法』のスタッフが贈る“受難と再生”のドキュメンタリー>“児童虐待”という未来殺しとも呼べる大きな問題に『いのちの作法』で岩手県西和賀町の生命行政を描いた小池征人監督が視線を向けた本作。これに呼応して、撮影に一之瀬正史、音楽に森拓治・長谷川光など、『いのちの作法』のスタッフが再集結しました。さらに編集には『アレクセイと泉』や『バオバブの記憶』の村本勝が参加。子どもたちの“受難と再生”に向き合い、4ヶ月間の合宿撮影で記録された80時間の映像から紡ぎだされる物語は私たちに未来のあり方を指し示してくれます。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――【開催概要】◆ 日時 : 2010年4月2日(金) 18:50~21:00 (受付18:30~)※映画上映会終了後、近くのお店で懇親会を開催いたします。お手数ですが参加申込の際に参加or不参加の旨、ご連絡下さい。◆ 会場 : 東京ボランティアセンター(飯田橋)アクセス : http://www.tvac.or.jp/page/tvac_access.html◆ 内容 :映画上映会 記録映画「葦牙-あしかび-こどもが拓く未来」◆ 定員 : 80名◆ 参加料 : 1,500円◆ 参加お申込フォームはこちら → http://bit.ly/a96LRoお名前(ふりがな)、所属、連絡先メールアドレス、参加人数、懇親会参加or不参加、本上映会を知ったきっかけを明記下さい。※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――◆ 主催 :特定非営利活動法人 Living in Peace HP:http://www.living-in-peace.org/貧困削減のための活動を行うために設立された特定非営利活動法人。メンバーは20-30代の金融機関・コンサルティング会社勤務者が半分以上を占め、世界の貧困問題に関する勉強会やフォーラムの開催のほか、少額の金融サービスを貧困層に提供し、自立する機会を提供するマイクロファイナンスについての支援を行っている。―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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