LIVING IN PEACE BLOG
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お知らせ2012年3月31日 13:47
今年もアースデイに参加します!
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みなさん、こんにちは。寒さが長引いた今年の冬だけに、少しずつ届く春の便りがなお嬉しいこの頃です。さて、今年も私たちはアースデイに参加することになりました。公式サイトはこちら。Earth Day Tokyo2012 4月21日(土)、22日(日)@代々木公園LIPは今回で3度目の参加となります。毎年増える思い出に今年は何が加わるのか、今から楽しみに準備をしています。昨年の様子はこちら。さて、今年の私たちのブースでは、もはやLIPが出展するNGOエリアの定番となりつつある?!「タマリンドジュース」を含め、マイクロファイナンス利用者作の小物もたくさん揃えました。小物は、どれもとてもステキで、つい自分が欲しくなってしまいます。また、今年は、代表である慎の最新刊やドライフルーツも新たにご用意しています。お時間のある方は、ぜひ遊びにいらしてくださいね!これまでブースに遊びに来てくださっている方にも、初めての方にも楽しいひと時になれば幸いです。たくさんの方にお会いできることをメンバー一同、楽しみにしています。文責:高橋正子
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Chance Maker マンスリーニュースレター2012年3月13日 01:41
Chance Maker マンスリーニュースレター vol.14
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チャンスメーカーの皆様へ、ニュースレター第14号(2012年2月号)をお届けします。平素よりLiving in Peaceをご支援いただき、誠にありがとうございます。
ニュースレター第14号をお届けいたします。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
目 次
(1)寄付の状況
(2)100名突破記念Chance Maker限定パーティー
(3)児童養護施設スタディツアー
(4)活動報告
(5)今月の一冊
(6)ロンドンだより
(7)LIPメンバーからのメッセージ
(8)LIPの活動をお話させてくれませんか?
(9)LIPメンバー募集のお知らせ
(1) 寄付の状況
寄付者数 230名(195名)
寄付金総額 2,073,000円( 1,692,000 円)
1月分の寄付金 381,000円( 323,000 円)
※2012年1月31日現在。括弧内は12月分。
(2) 100名突破記念Chance Maker限定パーティー
去る1月21日、東京・代官山に於いてLiving in Peace初の試みとなるChance Makerの方のみをご招待したパーティーを開催致しました。当初は昨年11月に本プログラム登録者が100名を超えたことを記念する主旨でしたが、当日開催時点で既に200名を突破しておりました。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!残念ながら諸事情によりご参加頂けなかった皆様、簡単に当日の内容をご報告させて頂きます。
当日は肌寒く小雨も降るあいにくの御天気でしたが、事前に参加表明頂いた21名の方全員がお越しになって下さいました。
LIP代表慎の挨拶に始まり、お越し頂いた筑波愛児園の先生方6名のお話やプロジェクトリーダー松田によるChance Makerプログラムの運営状況のご報告、先生方を囲んだ懇親会が行われました。
また、会の最後には、慎から、学校を退学した愛児園出身のある男の子が、最近自ら高校卒業資格取得に向けて勉強していること、その為に通う塾のお金をねん出する必要があり、そのアイディアを今考えているという現状報告をさせて頂きました。
今の制度では学校を退学すると自動的に施設も退所しなければいけなくなるため、現状の枠組みでは支援が困難な状況です。当日欠席された方の中でも、こういった制度で支援しきれない子どもたちをサポートする方法をご存知の方いらっしゃいましたら、是非メール等でご意見頂ければ幸いです。
皆様のご協力によりプログラム開始以来順調に寄付金額が伸び続けています。私たちの大切なパートナーである寄付者の皆様には、お預かりしているお金がどのように使われるか今後ともきちんとレポートさせて頂く所存です。
(Aotearoa)
(3) 児童養護施設スタディツアー(4) 活動報告 国会議事堂見学
1月28日に、第4回スタディツアーを筑波愛児園にて実施いたしました。食堂での昼食から始まり、施設内の見学や新施設の建設予定地の訪問を行うと共に、先生方との懇談の時間が設けられました。
先生とのお話の中で特に印象的でしたのは、たとえば登下校時に施設の子どもが通学路から外れてしまったり、少しイタズラをしてしまったりした際に、どうしても施設の子だからという色眼鏡で見られてしまうことがあるということです。
ですが、もし児童養護施設がどの様な所なのか、子ども達がどんな事情で親と離れて暮らさなければいけないのかをもっと理解して頂き、地域のみんなで支援しよう、愛情を注いであげようという意識を皆が持って下されば、もっと違う状況が作れると思うのです。
今後もスタディツアーをはじめとする私たちの活動を通じて、一日も早く良い循環が生まれる様に、働きかけていきたいと思います。そして温かい目で見守って下さい、と心からお願いしたいと思います。
【参加者の方々のご感想】
・園のスタッフの方がみなさんとても明るかったのが新鮮で、子どもたちも(いろいろな大変なことも背負っているとはいえ)きっと居心地のよさも感じていることだろうと思います。
・施設の中に入ったのは初めてでしたが、抱いていた「養護施設」のイメージより明るく、合宿所のような雰囲気なのだなと感じました。もっと重い・・・というか、閉鎖的なイメージがありました。施設の子どもたちが抱えている家庭の問題・経済的な問題は深刻ですが、このツアーを通し外部の人達が施設に対する見方を変えていくことで、もっと社会が子ども達を認知し受け入れられるようになるのではないでしょうか。
(塩見・藤巻)
1月22日(日)に交流会が開催され、ベトナム料理店でのランチの後、国会議事堂と議員会館の見学を行いました。
ベトナム料理店では、色々な種類のフォーや生春巻きなどに舌鼓を打ちました。意外にも、子どもたちはパクチーの風味がお気に入りだった様子。ナンプラーなど様々な調味料も試しながら、賑やかに会話が弾みました。
国会議事堂では、議員秘書であるLIPメンバーの説明と共に見学を行いました。議事堂内のレトロな雰囲気が新鮮だったのか、子どもたちは本会議場、銅像の前、廊下、階段など、思い思いの場所で写真撮影を楽しんでいました。議事堂正面で記念撮影をした後は、国会議員の事務所が並ぶ議員会館へ。最上階の12階からはスカイツリーや皇居などが一望でき、ここでもたくさん写真撮影を行いました。事務所内では、普段なかなか見学できない場所ということもあり、皆、大変興味深そうな様子でした。大人も子どもも楽しめた、とても良い一日でした。
(S.K)
(5) 今月の一冊『子どもと家族にやさしい社会フィンランド 』
渡辺久子(編集)、トゥーラ タンミネン(編集)、高橋睦子(編集)
この本では、フィンランドにおける家庭政策がフィンランドの文化や歴史と共に紹介されています。
本著によるとフィンランド政府は、母親に対して、全ての子どもを安心して育てられる環境を提供すること、並びに子どもを育てるすべての親は平等に扱われる権利があるとし、どんな親も育児から排除しないことを目指しています。
具体的な政府による育児サポートとして、以下のようなものがあります。
・廉価に抑えられた妊娠〜出産の費用(約13,500円)
・有給で仕事を休むことができる出産前後の休業制度
・子どもが3歳になるまで受けられる在宅育児手当金
・17歳以下のすべての子どもに与えられ、かつ、子どもの数に応じて
累進的に支払われる子ども手当
・子どもの妊娠から就学までの間、医師による定期検診も予防接種も歯科検診も、
育児の悩み相談も全て無料で行われる出産・育児相談所
本を読んで感じたのは、フィンランドの家庭政策では、子どもが健やかに育つために、親が子育てに専念できる環境を整え、必要な支援を受ける事ができるよう配慮がなされているということです。そして又、全ての赤ちゃんを大事にできる社会を目指す事は、私たち大人がこれからの社会を作っていく際に、非常に大切な視点であると感じました。
本著でも指摘されている通り、今の日本は子どもとその家族に十分に優しい社会であるとはいえませんが、チャンスメーカーの皆様と共に、目指す社会に向けて頑張っていきたいと気持ちを新たにすることが出来た一冊です。(sho)
(6) ロンドンだより
近年イギリスでは、児童福祉の現場にソーシャル・ペダゴギーと呼ばれる概念を取り入れることが盛んに議論されています。ソーシャル・ペダゴギーとは、ドイツやスカンジナビアの国々を中心として定着している社会福祉や教育における考え方です。
国によってその定義は少しずつ異なりますが、人間一人ひとりを包括的に捉え、世話をする人とされる人の間の支配関係を取り除くことが重視されます。たとえば、「大人が勝手に何かをきめるのではなく、大人がより良い決定を下すための手助けを子どもたちがする」というようなアプローチが取られます。
里親や養子を中心とするサポートを中心にしてきたイギリスでは、大陸ヨーロッパの専門家たちを招聘して、施設での養育環境を底上げするといった試みがなされています。
(chie)
第14回 安田(やすだ)
こんにちは。1年半程前にLIPの存在を知りそれ以来メンバーとして活動している安田です。
時々、仕事以外になんで活動しようと思ったの?と聞かれる事があり、その際はどのように返事をしていいかいつも迷っていたのですが、最近は「やらない理由が見当たらなかったから」と答えています。なんかネガティブな返答ですが、LIPの活動に共感した瞬間、そこにはやらない理由が全くありませんでした。
本業にも慣れ始めた際、色々なセミナーや、勉強会に参加する中でLIPと出会いました。理系一筋で他分野に無知だった僕は貧困と聞いてもあまり具体的なイメージを持っていなかったのですが、海外同様、国内にも貧困は存在しこれは一人一人の活動によって少しずつ変える事が出来る。こういった言葉に共感したのを覚えています。
本業だけでは出会う事の出来ない多彩なメンバーと一緒に活動できるのも魅力の一つで、LIPに出会った事で僕自身少しずつ変わってきたように感じています。
私たちLIPは、自分たちの活動や児童養護施設の課題を紹介できる機会を探しています。各種勉強会やセミナー、イベント等、幹事様がいらっしゃいましたら、livinginpeace.edu@gmail.com までお気軽にご連絡ください。施設支援の輪が広がっていくことを期待しております。
(9)LIPメンバー募集のお知らせ
LIP教育プロジェクトチームは、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。見学も随時受け付けておりますので、ご興味のある方は、下記フォームから是非お気軽にご連絡ください。http://goo.gl/de2nr
このニュースレターはLiving In Peaceマンスリー寄付プログラム「Chance Maker」に参加されている皆様にお送りしております。
Copyright (C) 2010 特定非営利活動法人LIVING IN PEACE All rights reserved. -
勉強会・セミナー2012年3月11日 13:48
3月のChance Maker アワー
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皆さまいつもLiving in Peaceの活動をサポート頂き、誠にありがとうございます。さてLIP教育プロジェクトでは、毎月1回「Chance Maker アワー」を開催しており、3月も開催いたします!この「Chance Maker アワー」では、LIP教育プロジェクトの児童養護施設向け寄付プログラム「Chance Maker」に込めた思いやその仕組みなどについて、メンバーから直接お話をさせていただきます。また、ご参加の皆様から、ご意見やご質問もお伺いします。教育プロジェクトに関心を持ってくださっている方、寄付をご検討くださっている方、「Chance Maker」としてご寄付いただいている方など、ぜひお気軽にお立ち寄りください。◆日時 : 2012年3月18日(日)15:10~16:00 (受付15:00~)◆会場 : Creator's District 608号室(東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル)【Google Map】 http://goo.gl/mLAJ2※渋谷駅東口 「宮益坂下」交差点より明治通りを原宿方面へ。「宮下公園」交差点を右折し、1階に「ON THE CORNER」がある建物です。◆定員 : 10名程度◆参加費 : 無料◆参加お申込フォームはこちら → http://bit.ly/wjGaWI◆プレゼンター紹介今回のCMHのプレゼンターは、LIPに入会してもうすぐ2年、都内の商社に勤めて4年目の教育メンバーです。ビジネスを通した途上国支援を目指していた彼が、児童養護施設向けの活動に関わり始めたきっかけ等も、当日はお話させて頂きます。◆ 主催 : 特定非営利活動法人 Living in Peace 教育プロジェクト☆彡 LIP寄付プログラム Chance Maker(チャンスメーカー)
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Chance Maker マンスリーニュースレター2012年2月12日 19:38
Chance Maker マンスリーニュースレター vol.13
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チャンスメーカーの皆様へ、ニュースレター第13号(2012年1月号)をお届けします。平素よりLiving in Peaceをご支援いただき、誠にありがとうございます。
ニュースレター第13号をお届けいたします。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
目 次
(1)新年のご挨拶
(2)寄付の状況
(3)チャンスメーカー限定パーティーのお知らせ
(4)活動報告
(5)今月の一冊
(6)ロンドンだより
(7)LIPメンバーからのメッセージ
(8)LIPの活動をお話させてくれませんか?
(9)LIPメンバー募集のお知らせ
(10)お知らせ
(1) 新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。チャンスメーカーの皆さま、年末年始どのようにお過ごしでしたでしょうか。Living in Peaceは、年末年始メンバー各々で過ごしながらも、年の瀬に全体の振り返りを行いました。
そして、2012年がLiving in Peaceにとって、変化の年になるとの想いを胸に、新年を迎えております。2010年11月より始まったチャンスメーカーもいま現在、195人の方々に御参加頂いております。
今年も、より多くの方に、児童養護施設の現状を知って頂き、チャンスメーカーを通じたサポートを頂けるよう、活動を続けていきたいと思います。今年も宜しくお願い致します。そして、100人記念パーティで皆さまにお会いできることを楽しみにしております。(Living in Peace 教育プロジェクトリーダー)寄付者数 195名(158名)
(2) 寄付の状況
寄付金総額 1,692,000円(1,388,000円)12月分の寄付金 323,000円(27,4000円)※2011年12月30日現在。括弧内は11月末時点実績。
今月も多くの方にチャンスメーカーにご登録いただきました。ありがとうございました。
寄付者推移
(3) 「チャンスメーカー限定パーティー、お申し込みお待ちしております」(4) 活動報告 筑波愛児園の門松作り・餅つき大会
先日ご案内致しましたチャンスメーカー100名突破記念の「チャンスメーカー限定のパーティ」に、多数のご応募をいただきありがとうございます。まだ定員に余裕がございます。当日は、このニュースレターでご報告している以上のご報告をさせて頂くとともに、愛児園の先生とも直接お話しいただける機会となりますので、ぜひご都合の良い方はご参加ください。スタッフ一同お待ちしております。日時: 2012年1月21日(土) 12:15~15:00(受付12:00~)場所: 代官山・恵比寿 徒歩数分お申し込みと詳細はこちらから →
12月27日にLIPメンバーは筑波愛児園の門松作り・餅つき大会に参加してきました。開会式の田中先生のお話では、日本の伝統行事を大切にして、大人になった時に思い出して欲しい、とのメッセージが伝えられました。その後、子どもたちは大人に見守られながら、大人と一緒に自分用のミニ門松を作り、小さな杵で餅つきを楽しんでいました。閉会式で山口園長は、筑波大学の学生さんや『生涯青春の会あすなろ』(茨城県内で童謡唱歌の練習や児童養護施設慰問活動をされている60代が中心の団体)の皆さんが手伝ってくださったことを忘れないでほしい、とおっしゃいました。LIPだけでなく、普段はボランティアで家庭教師をされている筑波大学の学生さんや、施設の子どもがお孫さん世代のようなあすなろの皆さんも筑波愛児園を支援していることを、とても嬉しく思いました。
このように様々な人々の支援の輪が広がり、より良い社会を作っていく仲間が増えていくよう、来年もLIPの活動を続けようと思った年末でした。(菅原)
(5) 今月の一冊『踏切に消えたナオ』 (著)次原悦子
この本は、児童養護施設で出会った「ナオミチ」という3歳の少年と筆者との交流と、そのナオミチくんの生涯を綴ったものです。ナオミチくんは、15歳で施設を出た後、いじめを受けたりホームレスになったり精神を病んだりしながらも必死で生きていましたが、残念ながら19歳で亡くなりました。とても悲しい話でした。
この本を読み、LIPの活動の合言葉「すべての子どもにチャンスを」の意義を改めて考えました。全ての子どもが生まれた環境に関係なく自由に選択肢や夢を持ってほしいと心から思いました。この本は、今生きている我々に何ができるかを問いかけているような気がしました。多くの方に読んでいただきたい一冊です。(宇花)
(6) ロンドンだより
ロンドンから活動に参加しているchieです。今月はイングランドのおける社会的養護についてです。日本では児童養護施設におけるケアが主で、里親や養子という選択肢はそれほど一般的でないのに対し、イングランドでは全く逆の構造となっています。1970年代半ばには、社会的養護が必要な子どものうち約40%が児童養護施設で生活をしていたのに対し、近年では14%まで減少しています。その主な理由としては、過去に施設における虐待が多く発生し、社会問題へと発展したことや、里親による養育が施設における養育に比べて行政の負担が5倍近くも軽いということが挙げられます。一方で、デンマークやドイツでは、より児童養護施設において養育される子どもの割合が多く、デンマークでは社会的養護の必要な子どものうち半分以上が施設で育つと言います。そして、社会的養護を受ける子どものうち、100人中6人しか高等教育を受けていないとされるイングランドに対して、デンマークでは、10人中6人という非常に高い数字を達成していることから、近年こうした福祉先進国から学ぶことの重要性が強調されており、専門的なサポートが可能である児童養護施設の利点も見直されつつあります。こうした状況から考えますと、重要なのは養護の形態ではなく、親と一緒に暮らすことのできない子どもたちに対して、いかにして愛されて育つことのできる環境を提供できるか、ということであり、そのために改善していかなくてはならない点は各国における状況や文化などによって異なるのだと思います。今の日本では、施設養護を小規模化することで家庭的な環境を推進すると同時に、里親やファミリーホームのような選択肢も増やしていくことが求められており、チャンスメーカーの皆様にはこのうちの前者をサポート頂いています。(chie)
第13回 S.K
私がLIPに入会して、半年以上が過ぎました。活動を始めたきっかけは、学生時代に経験した児童養護施設でのボランティアです。友人と共に不定期に施設を訪問し、子どもとの交流やイベントの手伝いなどをしていました。しかし、子どもの貧困やその周辺の問題の根深さを知るにつれ、個人でできることの限界に気付かされ、結局うまく活動を継続することができませんでした。こうした苦い経験から、「子どもたちのために」といった思いだけではなく、地道に、現実的に行動することの必要性を感じ、チームで活動ができるLIPに入会致しました。毎週のミーティングなどでは、様々な考え方を持ったメンバーの意見が聞けて、とても良い刺激を受けています。自分一人でできることは小さいですが、これからも、このニュースレターを読んで下さっている皆さんたちとも共に、長く活動を続けて参りたいと思います。
私たちLIPは、自分たちの活動や児童養護施設の課題を紹介できる機会を探しています。各種勉強会やセミナー、イベント等、幹事様がいらっしゃいましたら、livinginpeace.edu@gmail.com までお気軽にご連絡ください。施設支援の輪が広がっていくことを期待しております。
(9)LIPメンバー募集のお知らせ
LIP教育プロジェクトチームは、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。見学も随時受け付けておりますので、ご興味のある方は、下記フォームから是非お気軽にご連絡ください。http://goo.gl/de2nr
(10)お知らせ
平素よりLIP寄付プログラム「チャンスメーカー」をご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
チャンスメーカーご登録時に領収書発行をご希望された方への2011年分領収書の発送は、決済システムの都合上2月上旬を予定しております。何卒宜しくお願い申し上げます。このニュースレターはLiving In Peaceマンスリー寄付プログラム「Chance Maker」に参加されている皆様にお送りしております。
Copyright (C) 2010 特定非営利活動法人LIVING IN PEACE All rights reserved. -
勉強会・セミナー2012年2月9日 22:11
2月のChance Maker アワー
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皆様いつもLiving in Peaceの活動をサポート頂き、誠にありがとうございます。さてLIP教育プロジェクトでは、毎月1回「Chance Maker アワー」を開催しており、今月2月も開催いたします!この「Chance Maker アワー」では、LIP教育プロジェクトの児童養護施設向け寄付プログラム「Chance Maker」に込めた思いやその仕組みなどについて、メンバーから直接お話をさせていただきます。また、ご参加の皆様から、ご意見やご質問もお伺いします。☆彡 LIP寄付プログラム Chance Maker(チャンスメーカー)教育プロジェクトに関心を持ってくださっている方、寄付をご検討くださっている方、「Chance Maker」としてご寄付いただいている方など、ぜひお気軽にお立ち寄りください。◆日時 : 2012年2月19日(日)15:10~16:00 (受付15:00~)◆ 会場 : Creator's District 901(東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル)【Google Map】 http://goo.gl/mLAJ2◆ 定員 : 10名程度◆ 参加費 : 無料◆ 主催 : 特定非営利活動法人 Living in Peace 教育プロジェクト◆ 参加お申込フォームは以下となります。
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Chance Maker マンスリーニュースレター2012年1月15日 00:09
Chance Maker マンスリーニュースレター vol.12
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平素よりLiving in Peaceをご支援いただき、誠にありがとうございます。
ニュースレター第12号をお届けいたします。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
目 次
(1)寄付の状況
(2)慎泰俊著『働きながら、社会を変える。』出版記念特集①
(3)LIPメンバーからのメッセージ
(4)活動報告
(5)ロンドンだより
(6)LIPの活動をお話させてくれませんか?
(7)LIPメンバー募集のお知らせ
(8)LIPより年末のご挨拶
(1)寄付の状況
寄付者数 158名(101名)寄付金総額 1,388,000円(1,114,000円)11月分の寄付金 274,000円(153,000円)※2011年11月30日現在。括弧内は10月末時点実績。今月も多くの方にチャンスメーカーにご登録いただきました。ありがとうございました。
(2)慎泰俊著『働きながら、社会を変える。』出版記念特集①
11月8日に、LIP代表の慎泰俊の新著『働きながら、社会を変える。―ビジネスパーソン「子どもの貧困」に挑む』が出版されました。LIP教育プロジェクトの児童養護施設支援の取組みがとても分かりやすく紹介されています。印税収入は、筑波愛児園に寄付されます。今月号から同書の特集を掲載させていただきます。第一回は、書店営業プロジェクトのご紹介です。「書店営業プロジェクト」は、11月1日から11月25日までの期間限定プロジェクトで、全国主要書店を営業してまわり、POPを置いてもらうことがミッションです。LIP内外の有志メンバー総勢約50人で実施し、チャンスメーカーの方にも多数ご参加いただきました。11月13日には、慎と体力自慢の有志が都内主要書店を走って回るPOP-RUNも開催しました。
POP-RUNの様子はこちら→ http://togetter.com/li/213762これらの活動の結果、日本全国の約200店舗を営業して回ることができました。関東圏はもちろん、仙台、名古屋、大阪、神戸、京都、鹿児島、沖縄の書店にも私たち作成のPOPを置いてもらえました。これらの活動が実り、発売後1ヶ月もたたないうちのスピード増刷が決定しました。皆さんも、書店に足を運ばれた際には、私たちの手作りPOPをぜひ探してみてください。最後に、このPOP-RUNの発起人でチャンスメーカーでもある川名さんのメッセージをご紹介します。POP RUN当日は晴天に恵まれ、汗だくのランナーがPOPやチラシを置きに来る姿に店員さんも驚きながらも、喜んでくださっていました。11時にスタートして東京中を駆け巡り、丸ノ内にゴールをした際には陽が暮れていましたが、参加してくださったランナーの顔はとても晴れ晴れとしていてとても清々しい様子でした。ビールが美味しかった!Twitterで中継をしながら走ったので、その後「今話題の『働きながら、社会を変える』を買ってみた」というつぶやきを目にする機会も増えたのは、非常に嬉しかったです。ご参加くださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!(3)LIPメンバーからのメッセージ(4)活動報告 11月の筑波愛児園児童との交流会
第12回 キウィ
思えば勢いで入会してしまった部分もあるLiving in Peaceですが、この活動を通じて得られた経験や出会えた人たちはかけがえのないものだと感じています。筑波愛児園の子どもたちへの支援活動では、常に一人一人のことを本当に考えた上での活動になっているのかを問われます。また、LIPという組織を運営する上でのさまざまな裏方の仕事なくしては、持続的、かつ社会的にも認めてもらえる団体になることはできません。支援活動という意味でも、組織運営という意味でも、LIPはわたしにとって多くのことを学ぶ場になっています。
11月27日(日)、筑波愛児園で交流会が開催されました。今回は、近隣のフットサル場で、2チームに分かれてフットサルを行いました。LIP側からは10名余りが参加。いざゲームが始まると、大人と子どもの境界線は全くなし!冬の澄んだ青空の下、全員が一心にボールを追いかけ、フィールド内を縦横無尽に駆け巡りました。子どもたちの中にはサッカーやその他の球技経験者がおり、試合は大盛り上がり。約1時間、みっちりと体を動かすことができました。体を動かした後はお互いに心もほぐれ、子どもたちからは、学校での部活や普段の様子などについて、自然体で話を聞くことができました。交流会後の職員の先生方との打合せでは、子どもたちの様子や、今後の活動について話し合いました。交流会だけでは知ることのできないお話を伺い、自分なりに考えを深めた1日でもありました。
(5)ロンドンだより
ロンドンから活動に参加しているchieです。ロンドンはホリデーシーズンに入り、みんながクリスマスプレゼントのショッピングのことで頭がいっぱいの時期になりました。普段からチャリティに熱心なこの国の人たちですが、この時期にはいつもにも増して熱が入るようです。今回は、身の回りで見かけたこのシーズンらしいファンドレイジングイベントの紹介です。12月4日にロンドンの街中で行われた"Santa Dash"と呼ばれるチャリティマラソンでは、参加者全員がサンタクロースの格好をして5kmを走りました。このイベントでは、事前に一定以上の寄付を周りの人たちから募ることを参加条件としていました。こちらでは、こうしたチャリティのイベントが多いのが非常に印象的です。日本でも同様のチャリティの形態を見かけることはありますが、肌感覚としてこちらの国ではそれがより一般化していると感じます。なぜお金を集める必要があるのか、それについて周囲の人から賛同を得るためにはどうしたらいいのか、を自分の頭で考え行動しなくてはならないので少し敷居が高くも思えますが、そうやって個々人がリーダーシップを取ることによって、社会問題への意識が広まっていくのかもしれません。
(6)LIPの活動をお話させてくれませんか?
私たちLIPは、自分たちの活動や児童養護施設の課題を紹介できる機会を探しています。各種勉強会やセミナー、イベント等、幹事様がいらっしゃいましたら、livinginpeace.edu@gmail.com までお気軽にご連絡ください。施設支援の輪が広がっていくことを期待しております。
(7)LIPメンバー募集のお知らせ
LIP教育プロジェクトチームは、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。見学も随時受け付けておりますので、ご興味のある方は、下記フォームから是非お気軽にご連絡ください。http://goo.gl/de2nr
(8)LIPより年末のご挨拶
今年も残り少なくなってきました。この時期になると、今年一年何があっただろうかと振り返ることが多くなると思います。皆さんの一年は、どのような一年でしたでしょうか。ちょうど一年前、Living in Peaceは、チャンスメーカープログラムを立ち上げました。それから、チャンスメーカーのこと、児童養護施設のことを知ってもらうためのイベントを毎月少しずつ積み重ねてきました。一方で、毎月、児童養護施設の子どもたちと一緒に、遊んだり、スポーツをしたり、また、何か将来のきっかけになればと、私たちの仕事の話をしたり、料理教室に参加したり、様々なことをしてきました。私たちの活動で、筑波愛児園の子どもたちや職員さんたちの何が変わったのか、まだ正直分かりません。ですが、この一年続けてきたように、来年も変わらず、私たちは、児童養護施設の子どもたちのために活動を続けていきたいと思います。さて、今一つはっきり言えることは、この一年で、チャンスメーカーに参加してくださる方が増え、児童養護視施設への関心や支援の輪が広がっていることです。チャンスメーカーに共感してくださった皆さま一人ひとりのご支援に、本当に感謝しております。これからも引き続き、子どもたちの環境を劇的に改善するためのチャンスメーカーの取組みに、是非ご協力ください。ちょうど一年が経つ今月号で、チャンスメーカーの参加者が150名を超えました。これまでは私たちからの一方的なコミュニケーションに偏りがちでしたが、ちょうど一年が経ち、チャンスメーカーが100名を突破したことを記念して、年明けに簡単なパーティを開催したいと思います。Living in Peaceメンバーやチャンスメーカーの皆さま同士での交流を深める機会となることを願っております。それでは、皆さま、よいお年をお迎えください。このニュースレターはLiving In Peaceマンスリー寄付プログラム「Chance Maker」に参加されている皆様にお送りしております。
Copyright (C) 2010 特定非営利活動法人LIVING IN PEACE All rights reserved. -
勉強会・セミナー2012年1月4日 20:43
1月のChance Maker アワー
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皆様いつもLiving in Peaceの活動をサポート頂き、誠にありがとうございます。さてLIP教育プロジェクトでは、毎月1回「Chance Maker アワー」を開催しており、今月1月も開催いたします!この「Chance Maker アワー」では、LIP教育プロジェクトの児童養護施設向け寄付プログラム「Chance Maker」に込めた思いやその仕組みなどについて、メンバーから直接お話をさせていただきます。また、ご参加の皆様から、ご意見やご質問もお伺いします。☆彡 LIP寄付プログラム Chance Maker(チャンスメーカー)教育プロジェクトに関心を持ってくださっている方、寄付をご検討くださっている方、「Chance Maker」としてご寄付いただいている方など、ぜひお気軽にお立ち寄りください。◆日時 : 2012年1月15日(日)15:10~16:00 (受付15:00~)◆ 会場 : Creator's District 901(東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル)【Google Map】 http://goo.gl/mLAJ2◆ 定員 : 10名程度◆ 参加費 : 無料◆ 主催 : 特定非営利活動法人 Living in Peace 教育プロジェクト◆ 参加お申込フォームは以下となります。
http://goo.gl/HtDGe
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お知らせ2011年12月27日 01:31
児童養護施設 筑波愛児園 スタディツアーのお知らせ
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Living in Peaceは、1月28日に、筑波愛児園のスタディツアーを下記の要領で開催いたします。
施設の見学、職員との懇談、子どもたちとの交流などを通じて、児童養護施設の今を知ることができる絶好の機会です。
また、スタディツアー終了後、希望者向けに児童養護施設の職員との懇親会も企画する予定です。
お申込みをお待ちしております。
お申込は、こちら。
●開催要領催行日 2012年1月28日(土)
費 用 2,000円程度(各自でご負担いただく昼食代及び交通費です)
※ご自宅から集合場所、解散場所からご自宅までの交通費は上記費用には含まれません
※移動にタクシーを利用するコースがあるため参加人数によっては上記費用に多少の変更があります
※解散後、懇親会へ参加を希望される方は別途夕食代をご負担いただきます
定 員 6人
日程表
11:45 つくばエクスプレス「つくば駅」に集合
12:00 筑波愛児園へ出発
12:20 筑波愛児園に到着
12:30 筑波愛児園にて昼食(子どもたちと同じ食事を用意しております)
13:30 統括主任小林弘典先生をはじめ愛児園の先生方と懇談
15:00 施設内見学(子ども達の生活環境も御覧いただけます)
17:00 グループホーム「つくし」へ移動
17:10 グループホーム「つくし」に到着、見学
17:30 つくばエクスプレス「つくば駅」へ出発
18:05 つくばエクスプレス「つくば駅」に到着 解散
<希望者>
18:05 愛児園先生方との懇親会お店(つくば駅周辺)へ移動
※夕食代は3,000円程度の予定です
参考URL児童養護施設 筑波愛児園 http://www.aijien.e-tsukuba.jp/index.htm
筑波愛児園ブログ http://tsukuba-aijien.at.webry.info/
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Chance Maker マンスリーニュースレター2011年12月13日 00:49
Chance Maker マンスリーニュースレター vol.11
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チャンスメーカーの皆様へ、ニュースレター第11号(2011年11月号)をお届けします。平素よりLiving in Peaceをご支援いただき、誠にありがとうございます。
ニュースレター第11号をお届けいたします。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
目 次
(1)寄付の状況
(2)筑波愛児園 S先生インタビュ-⑤(最終回)
(3)LIPメンバーからのメッセージ
(4)活動報告
(5)今月の一冊
(6)ロンドンだより
(7)LIPの活動をお話させてくれませんか?
(8)LIPメンバー募集のお知らせ
(1)寄付の状況寄付者数 101名(87名)
寄付金総額 1,114,000円(961,000円)
10月分の寄付金 153,000円(125,000円)
※2011年10月31日現在。括弧内は前回分。
(2)筑波愛児園 S先生インタビュー⑤
~最終回~
茨城県つくば市にある「児童養護施設 筑波愛児園」のS先生にお話を伺いました。
TS氏 生活ホーム担当職員大学を卒業後、筑波愛児園に勤務し今年で10年目を迎える。児童指導員、自立支援指導員として従事し現在に至る。
(施設での養育で心がけていることは何ですか?)
集団生活の中で、できることを考えていくことです。そのためには、素直に子どもたちに協力を得ることは大きいと感じています。
皆で協力して、認め合って、助け合って、支え合えることは、これから生きて行く上でも大切なことになるので、そこは、こちら側でも意図していきたいと思っています。
(施設が移転改築すると養育面でどういったメリットがあるのでしょうか?)
生活環境が整うことと、生活人数が少なくなることです。現在は、40人という大舎制の生活環境を改築したものなので、
押し入れや棚などが不足している部分があります。それと比較して、改築後は子ども達の生活に適した部屋がつくられます。
そして、生活人数が少なくなることで、家事をする時間が半分になり、それだけ時間のゆとりができます。そのことで、子ども達と遊ぶことや記録をする時間など、色々な時間に充てられるということが大きなメリットになります。
(寄付者の方へのメッセージをお願いします。)
いつもお世話になっております。
行政の補助金だけでは、最低基準でしか運営できないので、寄付で成り立っている部分があります。寄付があれば支援内容の選択肢が広がります。この場をお借りして、お礼を申し上げます。
(3)LIPメンバーからのメッセージイスラエルというと日本での報道はパレスチナとの紛争に偏りがちですが、実際にはビーチもあってワインもおいしくて、観光を存分に楽しめる国です。
第11回 AK_aoteaora
こんにちは。ご縁あって、私はLIP教育プロジェクトの立ち上げ時から一緒に活動しています。
私がこの活動に携わっている一番の理由は、他人に対する正義感や情けなどではありません。
書生っぽいかも知れませんが、自分が住んでいる日本をより良くしたいからです。
歴史や統計記録を参照する限り、ある社会の中で苦しんでいる人の数が多いほど、
その中での社会的悲劇・情勢不安が起こりやすくなると言えると思います。
世界的に格差が少ないとされている日本社会ではそういった悲劇は相対的には少ないかも知れません。
けれども、少ないながらも必ず起こっています。その問題は、私たち日本人の手で解決するよりほかありません。
私たちが住む日本がより良くなるという、すべての人にとって紛れもない利益のために。
現在は、児童養護施設の子どもたちのサポートに特化していますが、
日々の活動をする上でこの理念は常に私の頭の片隅にあります。
これからもLIPのメンバー、そしてチャンスメーカーとしてご協力頂いているみなさんと共に、
少しでも日本にある格差や不平等を無くしていきたいと考えています。
ちなみに今回の私の写真の撮影場所は、昨年訪れたテルアビブというイスラエルの都市です。(*HPへのアップに伴い写真は削除させて頂いております)
この車もオシャレでしょう?(笑)私たちが月に一度見学ツアーを開いている児童養護施設と同じく、こちらも百聞は一見にしかず。是非機会があれば行ってみて下さい!
(4)活動報告
(6)ロンドンだより
①Living in Peace教育フォーラム2011
11月3日(木)、JICA地球ひろばにて、
「LIP教育フォーラム2011 Think and Act Now ―子どもの未来のために、いま私たちにできること―」が開催されました。
当日は100名を超える方々にご参加頂いた他、マスコミからの取材も受けるなど、大盛況の内に幕を閉じることができました。
フォーラム前半のゲストによる基調講演では、日本の貧困率の問題や、施設内の様子について、
非常に具体的なお話を伺うことができました。阿部彩先生からは、研究者としての立場から、
「日本の貧困は構造的な問題であり、景気の良し悪しに関わらず存在してきた」と、データを用いての指摘。土井香苗さんからは、人権弁護士を志したきっかけなどについて、
愛児園園長の山口公一先生からは、様々な問題を抱えざるを得なくなった子どもと、彼らを取り巻く環境の厳しさについて、サヘル・ローズさんからは、
ご自身のイランの孤児院での経験、来日してから現在に至るまでのお話をして頂きました。
フォーラム後、早速様々な方からの反響がありました。
今後も、LIPの活動や子どもの貧困問題について広く知って頂けるよう、地道に努力して参りたいと思います。
②10月の筑波愛児園児童との交流会
10月23日(日)に交流会が開催され、五反田にある「アロラインド料理学院」にて、インド料理の講習を受講しました。
インド人の先生ご夫妻の優しいご指導の下、鶏肉のペパーミント風味カレー、ジャガイモとツナのコロッケ、ターメリック入りのグリンピースライス、サラダ、デザートなど、沢山のインド料理が出来上がりました。
子どもたちは、数々の珍しいスパイスや見たこともない調理器具、そしてインド人である先生方の日常生活に興味津々。
異文化交流の場を大いに楽しんでおり、食事の時間には、皆何度もおかわりをするなど、とても充実した1日を過ごしていました。
私たち大人にとっても貴重な経験となり、非常に有意義な時間でした。施設内では経験できない機会を提供でき、良い交流会となりました。(黒住)
(5)今月の一冊
『働きながら、社会を変える。-ビジネスパーソン「子どもの貧困」に挑む』
慎泰俊(しん・てじゅん) (著)
Living in Peace代表理事 慎が、LIP教育プロジェクトの誕生から、日本の「子どもの貧困問題」への取り組みまでを描いた一冊。
児童養護施設での住み込み体験や、子どもたちとのふれあいを通じて、
今まであまり取り上げられてこなかった児童養護施設の「子どもの貧困問題」に光をあてています。
施設の運営状況や、施設職員の方の処遇などを踏まえ、子どもの養育環境を分析するビジネスパーソンとしての視点と、
一対一で同じ目線で子どもと向き合う視点の両方を感じとって頂けると思います。
社会のために何かしたいけど、サラリーマンじゃ社会は変えられない!?
そう考えている方に行動する勇気とパワーを与えてくれる一冊です。
「世の中はみんなが少しずつ変わることで変化する」、是非、本著で確かめてみてください。
印税収入については、税金を除いた全額が児童養護施設「筑波愛児園」に寄付されます。
まずは、読むところから社会を変える一歩を踏み出してみませんか?
(木下)
ロンドンから活動に参加しているchieです。すべての子どもたちが愛されて育つ環境を、と考えた時に、
親たちの置かれている状況を無視することはできません。今月は、ロンドンに来て感じた日本との子育ての環境の違いについて書いてみたいと思います。
この国に来て、イギリスの人たちがいかに子どもと過ごす時間を大切にするかに驚くことがよくあります。
会社では、自分のデスクから子どもやパートナーに電話する人たちの姿をよく見かけます。
もちろん仕事中なのでみんな数分で切り上げますが、自分の同僚が小さな子どもと話す姿を見るのはとても微笑ましいものです。
また、家で仕事をするなどのやりくりをして、朝や夕方に保育園へ子どもの送り迎えをするお父さんたちも多くいます。
北欧の国々と比べればまだまだな部分も多いのかもしれませんが、制度面でも、子どもが生まれる際に男性が取得する“paternity leave”や、養子を迎える際に取得する“adoption leave”などが整っています。
こうした違いを目にする中で、子どもたちがよりよい環境で育つためには、親たちをサポートする社会の仕組みや周囲の理解が不可欠であることをあらためて実感します。
私たちもまずは自分の周りから必要な声を上げていければいいですね。
(chie)
(7)LIPの活動をお話させてくれませんか?
私たちLIPは、自分たちの活動や児童養護施設の課題を紹介できる機会を探しています。各種勉強会やセミナー、イベント等、幹事様がいらっしゃいましたら、livinginpeace.edu@gmail.com までお気軽にご連絡ください。施設支援の輪が広がっていくことを期待しております。
(8)LIPメンバー募集のお知らせ
LIP教育プロジェクトチームは、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。見学も随時受け付けておりますので、ご興味のある方は、下記フォームから是非お気軽にご連絡ください。http://goo.gl/de2nrこのニュースレターはLiving In Peaceマンスリー寄付プログラム「Chance Maker」に参加されている皆様にお送りしております。
Copyright (C) 2010 特定非営利活動法人LIVING IN PEACE All rights reserved. -
勉強会・セミナー2011年12月4日 14:57
12月のChance Maker アワー
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皆様いつもLiving in Peaceの活動をサポート頂き、誠にありがとうございます。さてLIP教育プロジェクトでは、毎月1回「Chance Maker アワー」を開催しており、今月12月も開催いたします!この「Chance Maker アワー」では、LIP教育プロジェクトの児童養護施設向け寄付プログラム「Chance Maker」に込めた思いやその仕組みなどについて、メンバーから直接お話をさせていただきます。また、ご参加の皆様から、ご意見やご質問もお伺いします。☆彡 LIP寄付プログラム Chance Maker(チャンスメーカー)教育プロジェクトに関心を持ってくださっている方、寄付をご検討くださっている方、「Chance Maker」としてご寄付いただいている方など、ぜひお気軽にお立ち寄りください。◆日時 : 2011年12月23日(金・祝)15:10~16:00 (受付15:00~)◆ 会場 : Creator's District 1006(東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル)【Google Map】 http://goo.gl/mLAJ2◆ 定員 : 10名程度◆ 参加費 : 無料◆ 主催 : 特定非営利活動法人 Living in Peace 教育プロジェクト◆ 参加お申込フォームは以下となります。
http://goo.gl/zfW5b
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