LIVING IN PEACE BLOG

2011年11月23日 13:32

【教育フォーラム】11/3(木) ―子どもの未来のために、いま私たちにできること―

皆様、こんにちは。LIP教育PJの黒住です。

2111113日に開催しました【LIP教育フォーラム201111/3()

Think and Act Now ―子どもの未来のために、いま私たちにできること―」 についてご報告いたします。

同イベントには、100名余りもの多数の方にご参加いただきました。

ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。      

 

フォーラム前半のゲストによる基調講演では、日本の貧困率の問題や、施設内の様子について、非常に具体的なお話を伺うことができました。

阿部彩氏(国立社会保障・人口問題研究所 社会保障応用分析研究部長)からは、研究者としての立場から、「日本の貧困は構造的な問題であり、景気の良し悪しに関わらず存在してきた」と、データを用いての指摘。

土井香苗氏(ヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表、弁護士)からは、人権弁護士を志したきっかけなどについて。

山口公一氏(児童養護施設「筑波愛児園」施設長 法人理事)からは、様々な問題を抱えざるを得なくなった子どもと、彼らを取り巻く環境の厳しさについて。

サヘル・ローズ氏(タレント/キャスター)からは、自身のイランの孤児院での経験、来日してから現在に至るまでのお話をして頂きました。

 

参加者の方からは、「施設の様子を知る機会はあまりないので、非常に勉強になった」「自分でもできることから取り組みたい」「養子縁組など、日本の法制度について学びたくなった」など、様々なお声を頂きました。

 

LIPでは、今後も引き続き、多彩なゲストをお招きして刺激的なセミナーを開催してまいりたいと思います。

どうぞご期待ください。

111103教育フォーラム

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Chance Maker マンスリーニュースレター2011年11月18日 01:32

Chance Maker マンスリーニュースレター vol.10

チャンスメーカーの皆様へ、ニュースレター第10号(2011年10月号)をお届けします。
Chance Maker Monthly Newletter vol.8
平素よりLiving in Peaceをご支援いただき、誠にありがとうございます。
ニュースレター第10号をお届けいたします。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

目 次


(1)寄付の状況 
(2)筑波愛児園 S先生インタビュー④
(3)LIPメンバーからのメッセージ  
(4)活動報告 
(5)今月の一冊 
(6)ロンドンだより
(7)イベント開催のお知らせ
(8)LIPの活動をお話させてくれませんか?
(9)LIPメンバー募集のお知らせ


(1)寄付の状況

寄付者数     87名(85名)
寄付金総額   961,000円(836,000円)
9月の寄付金 125,000円(123,000円)
※2011年9月30日現在。括弧内は前回分。
 
(2)筑波愛児園 S先生インタビュー④
 ~お仕事の様子[続編]~

茨城県つくば市にある「児童養護施設  筑波愛児園」のS先生にお話を伺いました。今回はお仕事の様子の続編をお届け致します。
 

 T.S氏 生活ホーム担当職員
大学を卒業後、筑波愛児園に勤務し今年で10年目を迎える。児童指導員、自立支援指導員として従事し現在に至る。

(先生のとある一日)


(先生はいつ寝ているのですか?)
6時前には起きるので、3時までに寝ることを目標にしています。時には1時くらいに寝てしまって、3時、4時に起きてやり残した仕事をすることもあります(笑)
 
(この仕事に就いたきっかけとやりがいは何でしょうか?)
将来がある人たち(子どもたち)に「何かお手伝いできたらいいかな」と、思ったのがきっかけです。ですが、実際に働いてみると、大変なことの方が多かったです。ただその中で、子どもが目標を達成できたときなどの成長を身近で見ることができるのが仕事のやりがいですね。
 
LIPでは、施設職員さんの労働環境も、またひとつ考えていかなければならない問題のひとつだと考えています。生活に密着した多忙なワークスケジュールの中、S先生の子どもへの愛情を真摯に感じ取ることができたインタビューでした。次回は、最終回になります!
 
(3)LIPメンバーからのメッセージ
 
第10回 沼上 豊(ぬまがみ・ゆたか)


私がLIPに参加したのは、ふとしたきっかけで筑波愛児園へのスタディツアーに参加したことが始まりです。児童養護施設に関して、まったく予備知識が無く、前日にインターネットで付け焼き刃して参加しました。
 
表面上はせいせいと運営されているようですが、誰の所為でもなく、家族から切り離された環境で育つ子ども達を見ていると様々な問題が透けて見えてきました。 やはり訪問して実態の一部を目の当たりにすると、今まで何の気なしにしている孫へのかわいがり方とのギャップを意識し、自分に何が出来るのだろう?と自分への問いかけが始まりました。
 
61才になり、少し保守的になって来ている私でも、自分に出来る小さな事を始めてみると少し世界が変わって見え始めました。このニュースレターを読まれている方々が、スタディーツアーに参加して実感して頂けたら幸いです。
 
(4)活動報告

今年4月にキャリアセッションをスタートしてから半年、東京訪問での学び・見学と、筑波愛児園周辺での遊び・交流を交互に行うことで、メリハリをつけた活動を行ってきました。
 
今月は、近隣の小学校体育館をお借りして、以前子どもたちからリクエストを受けていたバスケットボール大会を開催しました。子どもたちの中にはバスケ部の子も多く、また、普段から園内のバスケットゴールを使って遊んでいることもあり、みんな上手でした。そして、今回は筑波愛児園で学習ボランティアを続けている筑波大学の学生にも参加してもらえることになり、試合は大盛り上がりでした。
 
年齢・身長・性別もばらばらな中、公平に試合を進めるために、チーム分けやルール作りを子どもたちが一緒になって考えてくれたことが、とても印象的でした。次はサッカーがしたいと、次回のリクエストもあがっていて、活動が定着してきていることを感じました。
(クッキー)


(5)今月の一冊

「ゼロのちから――成功する非営利組織に学ぶビジネスの知恵11」
ナンシー ルブリン(著), 関 美和(翻訳)
http://amzn.to/pHyZiO



著者は低所得の女性に衣料品やキャリア開発プログラムを提供して経済的自立を支援する非営利組織ドレス・フォー・サクセスの創業者であり、現在非営利組織ドゥ・サムシングのCEOとして10代の若者にボランティアを仲介しています。

この本は、著者の非営利組織での学びがまとめられ、非営利組織大国アメリカの先進的な事例集となっています。タイトルの「ゼロのちから」は、非営利組織が資金や人材などさまざまな経営資源制約に直面しつつも、逆にそれらを糧に新しいアイディアやイノベーションを生み出していることを示唆しています。そして、そういった考え方は、非営利組織だけでなく営利組織にも応用できると書かれています。

新しい取り組みや発想がLIPと同じ非営利組織から生まれることを頼もしく思うと同時に、非営利組織発のイノベーションが刺激になる本です。本書を生かして、LIPでも非営利だからこそできるチャレンジを続けていきたいです。(菅原)
 
(6)ロンドンだより

本業を持ちながらパートタイムで社会に貢献する!がコンセプトのLiving in Peaceですが私の本業の場では東京にいた頃に比べて、コミュニティサービスやファンドレイジングの機会に出会うことがより頻繁にあります。
 
私の同僚の一人は、来週家でソーセージロールを500本焼いてきて社内で売りさばき、売上金をチャリティ団体に寄付することを企画しています。
 
また、社内のコミュニティサービスの一環として、2週間に1度仕事を抜けて近隣の小中学校を訪問し、子どもたちと一緒に本を読んだり、算数や理科の勉強を見てあげたりするというものがあり、私も最近活動をはじめました。
 
さて、イギリスの人たちが、こうした活動に積極的なのはなぜなのだろう・・・?と思い、周囲の人たちに参加のきっかけを聞いてみました。
 
すると、多くの答えは、「知り合いがやっていて楽しそうだと思ったから」、「普段の仕事では出会わない色んな人に会えるのが楽しそうだと思ったから」、というようなものでした。
 
そう、キーワードは、「楽しそう」。
私たち1人ひとりのアンテナで、純粋に楽しそう!と思えるところから始めていけば良いのだと思います。(chie)
 
(7)イベント開催のお知らせ
 
Living in Peace 教育フォーラム2011 Think and Act Now
~子どもの未来のために、いま私たちにできること~
 
日時:  2011年11月3日(木)13:30~17:30 (13:00受付開始)
場所:  JICA地球ひろば(東京・広尾)
定員:  300名(先着)
参加費:3,000円
事前申し込み: Living in Peaceホームページの申し込みフォームより (http://goo.gl/PJ3M5
 
主催:    特定非営利活動法人Living in Peace (http://www.living-in-peace.org

【プログラム】 (予定)
第一部 講演 (13:30~15:30)
◇基調講演:          阿部 彩 氏 (国立社会保障・人口問題研究所 社会保障応用分析研究部長)
 
◇講演①:           土井 香苗 氏 (ヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表) 
◇講演②:           サヘル・ローズ 氏 (タレント/キャスター)
◇講演③:           山口 公一 氏 (児童養護施設「筑波愛児園」施設長 法人理事)           
 
第二部 パネルディスカッション (15:45~17:30)
阿部 彩 氏、土井 香苗 氏、サヘル・ローズ 氏、山口 公一 氏
慎 泰俊 (NPO法人Living in Peace 代表理事)


(8)LIPの活動をお話させてくれませんか?

私たちLIPは、自分たちの活動や児童養護施設の課題を紹介できる機会を探しています。
各種勉強会やセミナー、イベント等、幹事様がいらっしゃいましたら、livinginpeace.edu@gmail.com までお気軽にご連絡ください。施設支援の輪が広がっていくことを期待しております。

(9)LIPメンバー募集のお知らせ

LIP教育プロジェクトチームは、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。見学も随時受け付けておりますので、ご興味のある方は、下記フォームから是非お気軽にご連絡ください。http://goo.gl/de2nr
 

このニュースレターはLiving In Peaceマンスリー寄付プログラム「Chance Maker」に参加されている皆様にお送りしております。

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勉強会・セミナー2011年11月11日 23:53

11月のChance Maker アワー

皆様

いつもLiving in Peaceの活動をサポート頂き、誠にありがとうございます。

さてLIP教育プロジェクトでは、毎月1回「Chance Maker アワー」を開催しており、
今月11月も開催いたします!

この「Chance Maker アワー」では、LIP教育プロジェクトの児童養護施設向け
寄付プログラム「Chance Maker」に込めた思いやその仕組みなどについて、
メンバーから直接お話をさせていただきます。
また、ご参加の皆様から、ご意見やご質問もお伺いします。

☆彡 LIP寄付プログラム Chance Maker(チャンスメーカー)
 
教育プロジェクトに関心を持ってくださっている方、寄付をご検討くださっている方、
「Chance Maker」としてご寄付いただいている方など、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

◆日時 : 2011年11月20日(日)15:00~16:00 (受付14:45~)

◆ 会場 : Creator's District 1006
(東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル)
【Google Map】 http://goo.gl/mLAJ2

◆ 定員 : 10名程度

◆ 参加費 : 無料

◆ 主催 : 特定非営利活動法人 Living in Peace 教育プロジェクト

◆ 参加お申込フォームは以下となります。

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マイクロファイナンスフォーラム2011年11月9日 22:31

LIPマイクロファイナンスフォーラム2011のご案内

◆◇◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

NPO法人Living in Peace主催 マイクロファイナンスフォーラム2011

「マイクロファイナンスの新地平Ⅳ
~マイクロファイナンス機関×企業×BOPビジネス~」

2011年12月11日(日)14時~18時@日本財団ビル(赤坂)★お申込みフォームはページ最下部にございます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆◇◆

「すべての人にチャンスを」をスローガンに、
マイクロファイナンスの調査・セミナー開催、ファンドの企画・モニタリングを
行ってきたLiving in Peace。

毎年恒例のマイクロファイナンスフォーラムも今年で4回目を迎えます!

今年度のテーマは「マイクロファイナンス機関×企業×BOPビジネス」。

貧困層向け小口金融サービスを提供してきたマイクロファイナンス機関は、
近年、金融以外に医療・農業・教育といった様々なサービスや商品も展開する
プラットフォームへと歩みを進めています。

第一部では、なぜ大手のマイクロファイナンス機関が、次々とグループ会社を設立し、
いわゆる「BOPビジネス」という分野で、事業会社をパートナーにするようになったのか、
その経緯や狙い、各国の事例を、LIPが最新調査から報告いたします。

さらに、後半では、実際にバングラデシュのマイクロファイナンス・グループと協働して
ビジネスを展開しているmPowerのMridul氏と株式会社雪国まいたけの佐竹常務に、
マイクロファイナンス・グループと連携することのメリットや課題など、
「現場の生の声」を伺います。

第二部では、シブヤ大学と共同開発した「マイクロファイナンスゲーム」で、
参加者の皆さんに、マイクロファイナンスを体感していただいたのち、
現在LIPがファンドを企画しているベトナムのマイクロファイナンス機関TYMのNguyen氏に
講演いただきます。

第三部では、企業が途上国でビジネスを展開する際、利益を追求しながら
現地の貧困削減にも貢献することができるのか否かをテーマに、
様々なバックグランドのゲストによるパネルディスカッションを行います。

世界人口の7割を占める巨大なBOP市場。
「最後の成長市場」と呼ばれるその市場にアプローチされたい企業の方々、
BOPビジネスやマイクロファイナンスに関して最新の知見を深めたい方々、
本フォーラムでその「一歩」を踏み出してみませんか?

皆さまのご来場を心よりお待ちしております!★お申込みフォームはページ最下部にございます。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

※BOPビジネス(経済産業省による定義)
…途上国の低所得階層を対象(消費者、生産者、販売者のいずれか、またはその組み合わせ)
とした持続可能な、現地における様々な社会的課題の解決に資することが期待される
新たなビジネスモデル。
※BOP(Base of the Pyramid)という表現は適切ではないとの批判もありますが、
認知度の高さによる伝わりやすさから利用しております。ご了承下さい。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◇◆開催概要◆◇

【日時】 2011年12月11日(日)
フォーラム 14:00~18:00(受付:13:30~)
懇親会 18:15~20:30

【会場】
日本財団2F大会議室(赤坂) ※懇親会も同会場にて行われます。
(東京メトロ銀座線 虎ノ門駅3番出口より徒歩5分)

【プログラム】
▼第一部 ≪BOPビジネス×マイクロファイナンス機関≫
14:10~14:35
「LIP調査報告~BOP×マイクロファイナンス/メリットや現状分析~」
講演者:Living in Peaceメンバー

14:35~15:00
「BRACとの協働事例~貧困層向けモバイル通信型医療サービス~」
講演者:Mr.Mridul Chowdhury (CEO/Founder,mPower Social Enterprises)

15:00~15:25
「グラミングループとの協働事例~モヤシの種をバングラの希望の種に~」
講演者:佐竹右行氏 (株式会社雪国まいたけ 常務執行役員)

―休憩(10分)―(15:25~15:35)

▼第二部 ≪マイクロファイナンス~体験と学び≫
15:35~16:05
♪マイクロファイナンスゲーム♪
グループ対抗モノポリー型マイクロファイナンス体感ゲームで
あなたも"ベトナムの畜産農家"を疑似体験!

16:05~16:30
女性による女性のためのマイクロファイナンス機関TYMの取り組み」
講演者:Mrs.Nguyen Thi Minh Thuong(Deputy General Director,TYM)

―休憩(20分)―(16:30~16:50)

▼第三部 ≪パネルディスカッション≫
16:50~18:00
「BOPビジネスと貧困削減効果」
○ 登壇者 : 
・ Mrs.Nguyen Thi Minh Thuong(Deputy General Director,TYM)
・ Mr.Mridul Chowdhury(CEO/Founder,mPower Social Enterprises)
・ 佐竹右行氏(株式会社雪国まいたけ 常務執行役員)
○ ファシリテーター : 
・ 慎泰俊 (Living in Peace代表)

※ プログラムは一部変更になる可能性がございます。

【お申し込み方法】
お申込みフォームはページ最下部にございます。
※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

【定員】100名

【言語】日/英(同時通訳有り)

【参加費】当日受付にてお支払い下さい。
◎フォーラムのみ(一般:3,000円、学生:2,000円)
◎フォーラム+懇親会(一般:5,500円、学生:4,500円)
◎懇親会のみ(一般、学生共通:2,500円)
※領収書がご入用の方は、受付にて係の者にお申し付けください。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆mPower Social Enterprises(http://www.mpower-social.com/
バングラデシュ最大のNGOのBRACと連携しながら、
モバイル通信機器を利用した農村部患者のデータ収集などの遠隔医療サービスを提供している。
◆株式会社雪国まいたけ(http://www.maitake.co.jp/index.php
グラミン・クリシ財団と日本初の合弁会社を設立し、
モヤシの原料となる緑豆の栽培によって貧困層の雇用創出や生活支援を図っている。
ベトナムで初のライセンスを取得した女性による女性のためのマイクロファイナンス機関。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

◆協力 : 日本財団 CANPAN プロジェクト
◆主催 : 特定非営利活動法人 Living in Peace
Living in Peace(LIP)は、貧困削減を目的に活動するNPOです。
海外分野では途上国のマイクロファイナンスに関わる調査、ファンドの普及活動、
国内分野では主に児童養護施設向けの教育環境改善、進学支援などを行っています。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

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お知らせ2011年10月16日 14:58

【お知らせ】Seilanithih Limitedからの連絡について

皆様へ

平素より、大変お世話になっております。

この度、LIPでは、カンボジアのマイクロファイナンス機関
Seilanithih Limited(以下「セイラニティ」といいます。)から、
同社CEO辞任の一報を受けました。

10月6日付けで、LIPが企画・モニタリングを担当している
マイクロファイナンス貧困削減投資ファンド「カンボジア3」(営業者:
セイラニティ)の投資家の皆様には、ミュージックセキュリティーズ株式会社を通して、
ご連絡しておりますが、この度、皆様にもご報告させていただきます。

セイラニティからの連絡について(PDF):
http://www.living-in-peace.org/_common/img/pdf/20111006_SeilanithihLimited.pdf

これまでに、LIPメンバーが現地入りしている他、セイラニティ会長との
電話会議等も実施し、状況確認にあたっております。詳細につきましては、
また改めてご報告させて頂きます。

透明性の高いコミュニケーションに努めてまいりますので、今後とも
どうぞ宜しくお願いいたします。

特定非営利活動法人Living in Peace
理事長 愼 泰俊

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Chance Maker マンスリーニュースレター2011年10月9日 01:44

Chance Maker マンスリーニュースレター vol.9

チャンスメーカーの皆様へ、ニュースレター第9号(2011年9月号)をお届けします。
Chance Maker Monthly Newletter vol.8
平素よりLiving in Peaceをご支援いただき、誠にありがとうございます。
ニュースレター第9号をお届けいたします。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
※先ほどお送りしたメールに一部誤りがございましたので、再送致します。


目 次
(1)寄付の状況
(2)筑波愛児園 S先生インタビュー③
(3)LIPメンバーからのメッセージ
(4)活動報告 「第2回 児童養護施設 スタディツアー」
(5)今月の一冊
(6)ロンドンだより(不定期)
(7)イベント開催のお知らせ
(8)愛児園ニュース 「納涼祭 参加報告」
(9)LIPの活動をお話させてくれませんか?
(10)LIPメンバー募集のお知らせ
 


(1)寄付の状況

寄付者数     85名(82名)
寄付金総額   836,000円(713,000円)
8月の寄付金 123,000円(120,000円)
(※2011年8月31日現在)
 

(2)筑波愛児園 S先生インタビュー③
~お仕事の様子[後編]~

茨城県つくば市にある「児童養護施設  筑波愛児園」のS先生にお話を伺いました。今回はお仕事の様子の後編をお届け致します。
 

 T.S氏 生活ホーム担当職員
大学を卒業後、筑波愛児園に勤務し今年で10年目を迎える。児童指導員、自立支援指導員として従事し現在に至る。

-子どもの成長記録について教えて下さい。
日々記録するものがふたつあります。ひとつめは、引き継ぎの日誌です。これはおおまかな子どもの状況や学校の準備物、各機関との連絡状況を記録するものとして使用しています。ふたつめは子どもの一日の様子を記録するものです。これは、子どもの詳細を記録するものとして、一日の過ごし方や対人関係の状況、学校での様子などの記録がされます。また、年度ごとに自立支援計画書というものを作成しています。子どもを養育していくための支援方針を立て、日々の生活での関わりをしています。その関わりを通じて子どもに変化が表れているか見直しを行い、自立支援計画書の修正は年に3回行っています。

-子どもとの関係について教えてください。
施設職員の立場上、支援や援助という視点から、子どもの良くないところを直していくことが必要です。けれど、それだけでは偏ってしまいます。子どもに対して、大切なこと、真面目なことも言いますが、一緒に楽しい時間を過ごすことも必要です。入所児童の関係も、人間同士ということに変わりはないので、楽しいことや真面目なことなど、色々な時間共有していかなければ、伝わるものも伝わらないと思っています。

-家族ではないけれど、一番身近な他人として暮らす、ということですよね
そうですね。

成長記録は、子どもたちが寝静まった後、眠い目をこすりながら書いているそうです。ちなみに、今、S先生と子どもたちの間で流行っていることは遊戯王のカードゲームだそうです!次回は、ワークスタイルの続編をお届けします。

 
(3)LIPメンバーからのメッセージ
第9回 kaziida

私がLIPの活動を始めたきっかけは、筑波愛児園を見学したことです。子どもたちの愛らしさに心がなごむ一方で、ふとした言動や喧嘩の激しさに、これまでの自分には馴染みがない世界がそこにあると感じました。同時に、自分に大いに関係があるとも直感しました。そして、今ではその直感は正しかったと確信しています。自分の住む世界のこれまで気づかなかった側面に目を見開かされ、同じ思いをもつ仲間を得て、充実した日々を送っています。自分の周囲にほんの少しだけ関心を広げるだけで、人生はとても豊かになると思います。私たちのニュースレターが、皆さんにとってその小さなきっかけになれば嬉しいです。
 
 
(4)活動報告
「第2回 児童養護施設 スタディツアー」



8月21日(日)に、第2回 筑波愛児園スタディツアーを開催しました。一般公開で呼びかけたところ、定員を越えるご応募を頂きました。夏休みの愛児園は子どもたちが少なく、ややひっそりしていましたが、職員の方たちからお話を伺い、また、活発な質問のやりとりもさせていただきました。
 
児童養護施設には、開かれたところとそうでないところがまだまだ存在するといいます。そんな中でスタディツアーなど外部の方を受け入れる理由を、園長の山口公一先生は次のように話してくださいました。「ある時高校生の女の子に言われました。『施設で暮らすことを友だちに言いたくない。いちいち説明して、変に同情されたり、逆に敬遠されたり…。施設で暮らすことを社会に理解してもらう土台は大人が作ってほしい。』そうして私はその高校生と約束したんです。」
 
今回のツアーでも、子どもたちがどんなところで生活しているか知りたいという方々にご参加いただきました。中には、職員さんの思いや子どものしっかりした様子を見て、愛児園の子どもたちは厳しい環境の中でも恵まれているのではないかと感じました、という感想も寄せられました。知ってみるとふつうの子どもたちで、職員さんがとても愛情深く育てていることがわかります。(まりこ)
 

(5)今月の一冊

「子どもが語る施設の暮らし2」



この本では、施設を退所した子どもたち15人によって、施設で暮らすこと、里親と生活することについて語られています。本を読み進めるうちに、施設の職員さんの存在が子どもたちにとって重要である一方、子どもたちが職員さんに多く不満を持っていることも見えてきます。話を聞いてもらいたい子どもたち。過酷な労働環境で、一人ひとりの子どもに十分な時間をかけられない職員さん。「養育」を目指してきた職員さんが、「教育」までにしか及べない現実があります。しかしながら、職員さんや里親に愛着を感じられた子は、強く育っていくことも書かれています。それは必ずしも親にしかできないことではなく、子どもたち同士や信頼できる大人であることも可能です。子どもと丁寧に向き合い、話を聞き、受け入れる、そんなとてもシンプルなことを子どもたちが最も求めているということが、子どもたち自身の声から聞こえてくる一冊です。(まりこ)
 
 
(6)ロンドンだより



昨年末より教育プロジェクトに加わり、現在は本業の関係でロンドンから活動を行っているchieです。寄付の文化や教育の分野において、はたまた家族の形についても日本とは少し異なったアプローチを取るヨーロッパより、身の回りの情報をお届けできればと思います。
 
さて、今回は寄付の文化についてです!この街にいると、寄付の文化が生活の中に当たり前に溶け込んでいる印象を受けます。駅の改札やスーパーの前などでは、カラフルなTシャツを着たり、動物のコスチュームをまとったりした人たちがバケツをもって寄付を集めている姿をよく見かけます。なぜバケツなのかは謎ですが、募金箱としてよく使われています。また、私の勤める会社ではジーンズデーというイベントがあります。指定の日(普通は金曜日)にジーンズを履いて出勤してよい代わりに、オフィスの入り口でこれまたバケツを持った人に寄付金を手渡す・・・というものです。これらのお金は、会社が支援する団体に贈られます。
 
街中でも、あちこちでチャリティイベントが行われています。私がこれまでに参加して面白かったものの中には、80'sのファッションでみんなで踊るパーティやヨガのクラス&ピクニックなんていうのがありました。肩肘を張らずに、楽しみながら社会の問題について考える機会を作るのが上手なのかも知れません。(chie)
 
 
(7)イベント開催のお知らせ

<“会社人”から”社会人”へ NPOプロボノフェア2011>

社会人として仕事をしながら、平日の夜や週末に社会活動をしている方、周りに増えていませんか?そんな活動に関心のある方にぜひおいでいただきたいイベントです。
 
NPOプロボノフェアでは、私たちLIPを含む、本業を持ちながらパートタイムでNPO活動をするNPO法人7団体が一同に会し、活動紹介や人材募集のご案内を行います。パートタイムNPOの多様な働き方を知ることができ、団体ごとのブースで個別の活動相談もできます。当日は、ベストセラー『はじめての課長の教科書』など多数の著書を執筆された人材育成のプロ、酒井穣氏をお招きし、本業で生き抜いていくための学びがNPOの活動にあることも明らかにしていきます。ご友人をお誘いの上、ぜひ、ご参加ください!
 
日時 : 2011年9月25日 13:30~16:30(日)  @JICA地球ひろば(渋谷区広尾)
イベント詳細はこちら http://www.living-in-peace.org/_common/img/pdf/20110925_probono.pdf
参加お申込フォームはこちら http://goo.gl/D6ySQ
 
<チャンスメーカーアワー>
 
LIP教育プロジェクトでは、毎月1回「Chance Maker アワー」を開催しています。この「Chance Maker アワー」では、LIP教育プロジェクトの児童養護施設向け寄付プログラム「Chance Maker」に込めた思いやその仕組みなどについて、メンバーから直接お話させていただきます。教育プロジェクトに関心を持ってくださっている方、寄付をご検討くださっている方、「Chance Maker」としてご寄付いただいている方など、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
 
日時 : 2011年9月18日(日)15:00~16:00@渋谷 Creator's District 901
参加お申込フォームはこちら http://goo.gl/eWOcz


(8)愛児園ニュース 「納涼祭 参加報告」



8月25日(木)午後5時より、筑波愛児園にて納涼祭が開催され、LIPから2名が参加してきました。このイベントは、児童たちが毎年1回楽しみにしているお祭りであると共に、近隣住民との交流の機会にもなっています。当日は、愛児園児童・職員以外に付近の住民、大学生のボランティア、児童の友人達が多数参加していました。屋台などが出ていた他、ステージでは児童のダンス、イバライガーの登場、職員や大学生によるAKB48・嵐のパフォーマンスなど、大変盛り上がっていました。来年も開催される場合には、LIPでも準備や運営をお手伝いしたいと思いました。(沼上)


(9)LIPの活動をお話させてくれませんか?

私たちLIPは、自分たちの活動や児童養護施設の課題を紹介できる機会を探しています。
各種勉強会やセミナー、イベント等、幹事様がいらっしゃいましたら、livinginpeace.edu@gmail.com までお気軽にご連絡ください。施設支援の輪が広がっていくことを期待しております。
 

(10)LIPメンバー募集のお知らせ

LIP教育プロジェクトチームは、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。見学も随時受け付けておりますので、ご興味のある方は、下記フォームから是非お気軽にご連絡ください。http://goo.gl/de2nr
 

 


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お知らせ2011年10月4日 23:50

児童養護施設 筑波愛児園 スタディツアーのお知らせ

Living in Peaceは、10月30日に、筑波愛児園のスタディツアーを下記の要領で開催いたします。
施設の見学、職員との懇談、子どもたちとの交流などを通じて、児童養護施設の今を知ることができる絶好の機会です。
また、スタディツアー終了後、希望者向けに児童養護施設の職員との懇親会も企画する予定です。
お申込みをお待ちしております。

お申込は、こちら。

●開催要領

催行日 2011年10月30日(日)
費 用  2,000円程度(各自でご負担いただく昼食代及び交通費です)
※ご自宅から集合場所、解散場所からご自宅までの交通費は上記費用には含まれません
※移動にタクシーを利用するコースがあるため参加人数によっては上記費用に多少の変更があります
※解散後、懇親会へ参加を希望される方は別途夕食代をご負担いただきます
定 員  6人

日程表
11:45 つくばエクスプレス「つくば駅」(バスターミナル⑤)に集合
12:00 筑波愛児園へ出発(12:00発「下妻駅行き」関東鉄道バス乗車)
※各自運賃560円をご準備ください(ICカード非対応につき硬貨をご準備ください)
12:20 筑波愛児園に到着
12:30 筑波愛児園にて昼食(子どもたちと同じ食事を用意しております)
        ※昼食代400円を担当者へお支払いください
13:30 統括主任小林弘典先生をはじめ愛児園の先生方と懇談
※事前にメールでお送りした資料①~②に沿ってご説明いただきます。資料をお手許にご用意ください
15:00 施設内見学
16:00 子どもたちとの交流
17:00 グループホーム「つくし」へ移動(タクシー乗車)
       ※各自運賃800円程度をご準備ください
17:10 グループホーム「つくし」に到着、見学
17:30 つくばエクスプレス「つくば駅」へ出発
(徒歩10分のバス停「大穂庁舎」へ移動、17:50分発「つくばセンター行き」つくバス乗車)
       ※各自運賃200円をご準備ください(ICカード非対応につき硬貨をご準備ください)
18:05 つくばエクスプレス「つくば駅」に到着 解散
希望者
18:05 愛児園先生方との懇親会お店へ移動
※夕食代は3,000円程度の予定です

主催 : 特定非営利活動法人 Living in Peace 教育プロジェクト

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勉強会・セミナー2011年10月4日 23:37

10月のChance Maker アワー

コミュニティメンバーの皆さま

いつもLiving in Peaceの活動をサポート頂き、誠にありがとうございます。

さてLIP教育プロジェクトでは、毎月1回「Chance Maker アワー」を開催しており、
10月も開催いたします!

この「Chance Maker アワー」では、LIP教育プロジェクトの児童養護施設向け
寄付プログラム「Chance Maker」に込めた思いやその仕組みなどについて、
メンバーから直接お話をさせていただきます。
また、ご参加の皆様から、ご意見やご質問もお伺いします。
 
教育プロジェクトに関心を持ってくださっている方、寄付をご検討くださっている方、
「Chance Maker」としてご寄付いただいている方など、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

◆日時 : 2011年10月16日(日)15:00~16:00 (受付14:45~)

◆ 会場 : Creator's District 901
(東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル)

◆ 定員 : 10名

◆ 参加費 : 無料

◆ 参加お申込フォームはこちら → http://goo.gl/eWOcz

お名前(ふりがな)、ご所属、連絡先メールアドレス、本イベントを知ったきっかけを明記下さい。
※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

◆ 主催 : 特定非営利活動法人 Living in Peace 教育プロジェクト

☆彡 LIP寄付プログラム Chance Maker(チャンスメーカー)

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Chance Maker マンスリーニュースレター2011年9月11日 01:03

Chance Maker マンスリーニュースレター vol.8

チャンスメーカーの皆様へ、ニュースレター第8号(2011年8月号)をお届けします。
Chance Maker Monthly Newletter vol.8
平素よりLiving in Peaceをご支援いただき、誠にありがとうございます。
ニュースレター第8号をお届けいたします。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
目 次
(1)寄付の状況
(2)筑波愛児園 S先生インタビュー②
(3)LIPメンバーからのメッセージ
(4)活動報告 六本木ヒルズ見学
(5)今月の一冊
(6)教育フォーラム開催決定のお知らせ
(7)LIPの活動をお話させてくれませんか?
(8)Chance Makerアワーのお知らせ
(9)愛児園ニュース 納涼祭のお知らせ
(10)LIPメンバー募集のお知らせ


(1)寄付の状況

寄付者数     82名(74名)
寄付金総額   713,000円(593,000円)
※7月の寄付金 120,000円(104,000円)
(※2011年7月31日現在)


(2)筑波愛児園 S先生インタビュー②
~お仕事の様子[前編]~

茨城県つくば市にある「児童養護施設 筑波愛児園」のS先生にお話を伺いました。今回はお仕事の様子を前編と後編に分けてお届け致します。
 


 T.S氏 生活ホーム担当職員
大学を卒業後、筑波愛児園に勤務し今年で10年目を迎える。児童指導員、自立支援指導員として従事し現在に至る。

-鈴木先生の愛児園でのキャリアと役割を教えてください。

愛児園が初めての就職先で、勤続年数は今年で10年目になります。職場内における役割は、子どもたちと一緒に生活をしながら、子どもたちの生活を支援することです。

-進路指導を担当されているのですか?

「養育していく」ということの中には、家族再統合であったり、心理的ケアであったり、社会的自立であったり、様々な内容が含まれています。そして進路指導もその中のひとつです。「仕事につくこと」を目標と定めた時に年齢に応じた支援をしていきます。例えば職場体験を通じて職業感を養っていくこと。高校進学に向けて学習をすること。学力向上のために小学生の時から学習習慣を身につけること。礼儀や感謝といった社会性を身につけることなどが考えられます。これらのことは、日々の生活の積み重ねによるものなので、私個人ではなく、施設全員が目的を持って行っております。

-なんでもやられるということですよね?

そうですね。子どもたちと一緒に生活をしていれば、中高生だけでなく小学生もいるので、なんでもやる、ということは多いですね。ただその中で、性別を含めて職員の得手不得手や特色もあります。ですので、チームで分担しながら行っています。

 
(3)LIPメンバーからのメッセージ
第8回 藤巻 裕子

私は2009年10月にLIPへ参加しました。
幼い頃から、家庭は心の休まる場ではありませんでした。その後、両親は離婚しました。そんな経験もあり、子どもたちが楽しく幸せに暮らせるようになれば良い、そのために何かできないかと思うようになりました。ちょうどその頃、LIPが国内の子どもたちへの活動を始めることを知りました。私もまずは、自分自身が生まれ育ち、生活しているこの国の子どもたちのために何かしたいという思いがあったので参加しました。
それぞれ異なる背景や価値観、動機を持った人々が同じ目的を共有し、それに向かうことは、想像以上に楽しいものです。家や職場のみではなく、LIPのような第三の場所を得ること、それが個人の自由意思に基づく行動で、ひとりではなく他者との活動であることは、自分自身の日々の生活をより豊かで創造的なものにすると感じています。

 
(4)活動報告
「六本木ヒルズ見学」

今回の交流会では、アカデミーヒルズ様のご厚意により、筑波愛児園の子どもたち6名と六本木ヒルズ49階にある会員制自習室・図書館のアカデミーヒルズ、森美術館、六本木ヒルズ展望台の見学をさせていただきました。天空からの眺望はもちろん、アカデミーヒルズが提供している勉強環境、難解な現代美術の展示にも子どもたちは興味をもって見学を楽しんでいたようです。LIPはこれからも子どもたちが興味・関心をもてるような刺激的な機会を提供していきます。LIPメンバーの方がしどろもどろになりながらも、芸術に関する会話も少しできて、子どもたちの意外な一面を知ることもできた充実した一日でした。(十倉)

 
 
(5)今月の一冊

「Rethinking Residential Child Care: Positive Perspectives. -Mark Smith」



英国の児童養護施設にて約20年勤務し、現在はエディンバラ大学で教鞭をとるマーク・スミス氏が、英国における児童養護施設の今後のあり方について述べた本です。
本書で紹介されている概念の1つとして、ドイツやデンマークなど大陸ヨーロッパを中心に発展してきた"Social Pedagogy"があります。これは、子どもの抱える問題に着目するのではなく、子どもを1人の人間として多面的に捉えるアプローチです。身体的発育、心の成長、学業、周囲の人たちとの関係構築など、全てを包括的に捉えることが子どもにとって大切である、という概念です。
こうした考え方に立つと、家族や児童養護施設で働く児童指導員の方々、学校の先生のみならず、地域のコミュニティやNPOなど、社会全体で子どもたちを支えていくことが重要だと言えると思います。チャンスメーカーの皆さまにも、こうしたステークホルダーの一部分を構成して頂いていることから、LIPは個々のリソースを最大限に活用できるような提案をしていきたいと思います。(chie)
 
 
(6)LIP教育フォーラム開催決定のお知らせ

昨年に引き続き、11月3日(祝)に教育フォーラムを都内で開催します! 今年のゲストは『子どもの貧困』を出版された阿部彩氏、チャンスメーカーに応援メッセージをくださっているヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表の土井香苗氏、イラン・イラク戦争によって幼少期にご家族を亡くされたサヘル・ローズ氏、筑波愛児園の山口園長をお招きする予定です。お申し込み方法など詳細が決まり次第、ニュースレターでもご報告いたします。
昨年の教育フォーラムの様子は、こちらのブログ記事をご覧ください。
http://bit.ly/qGCm1R
※ゲストは変更になる可能性もございます。あらかじめご了承ください。

 
(7)LIPの活動をお話させてくれませんか?

私たちLIPは、自分たちの活動や児童養護施設の課題を紹介できる機会を探しています。
各種勉強会やセミナー、イベント等、幹事様がいらっしゃいましたら、livinginpeace.edu@gmail.com までお気軽にご連絡ください。施設支援の輪が広がっていくことを期待しております。

(8)Chance Makerアワーのお知らせ

LIP教育プロジェクトでは、毎月1回「Chance Maker アワー」を開催しています。
この「Chance Maker アワー」では、LIP教育プロジェクトの児童養護施設向け寄付プログラム「Chance Maker」に込めた思いやその仕組みなどについて、メンバーから直接お話させていただきます。
教育プロジェクトに関心を持ってくださっている方、寄付をご検討くださっている方、「Chance Maker」としてご寄付いただいている方など、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
 
日時 : 2011年8月21日(日)15:00~16:00@渋谷 Creator's District 901
参加お申込フォームはこちら
 
(9)愛児園ニュース 納涼祭のお知らせ

8月25日(木)午後5時より、筑波愛児園にて納涼祭が開催されます。施設の子どもたちや地元の方の出し物、たくさんの屋台など年に一度のビッグイベントだそうです。皆様もぜひお越しください! なお、雨天の場合は、26日(金)に順延となります。
昨年の納涼祭の様子は、こちらのブログ記事をご覧ください。
 

(10)LIPメンバー募集のお知らせ


LIP教育プロジェクトチームは、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。

見学も随時受け付けておりますので、ご興味のある方は、下記フォームから是非お気軽にご連絡ください。

 


このニュースレターはLiving In Peaceマンスリー寄付プログラム「Chance Maker」に参加されている皆様にお送りしております。

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勉強会・セミナー2011年9月5日 23:29

9月のChance Maker アワー

コミュニティメンバーの皆さま

いつもLiving in Peaceの活動をサポート頂き、誠にありがとうございます。

さてLIP教育プロジェクトでは、毎月1回「Chance Maker アワー」を開催しており、
9月も開催いたします!

この「Chance Maker アワー」では、LIP教育プロジェクトの児童養護施設向け
寄付プログラム「Chance Maker」に込めた思いやその仕組みなどについて、
メンバーから直接お話をさせていただきます。
また、ご参加の皆様から、ご意見やご質問もお伺いします。
 
教育プロジェクトに関心を持ってくださっている方、寄付をご検討くださっている方、
「Chance Maker」としてご寄付いただいている方など、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

◆日時 : 2011年9月18日(日)15:00~16:00 (受付14:45~)

◆ 会場 : Creator's District 901
(東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル)

◆ 定員 : 10名

◆ 参加費 : 無料

◆ 参加お申込フォームはこちら → http://goo.gl/eWOcz

お名前(ふりがな)、ご所属、連絡先メールアドレス、本イベントを知ったきっかけを明記下さい。
※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

◆ 主催 : 特定非営利活動法人 Living in Peace 教育プロジェクト

☆彡 LIP寄付プログラム Chance Maker(チャンスメーカー)

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