世嬉の一酒造 蔵とビールファンド ファンドニュース
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被災地からのレポート2012年8月15日 11:30
レストランのテーブル花。オイスタースタウト今日アメリカへ出発
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昨日もお盆で帰省される方、観光にこられる方でレストランは大忙しでした。私も、ホールで接客に追われました。事務所でもんもんと経営の事を考えることも楽しいのですが、時にはお客様の前で接客し、時にはお客様からご助言やお叱りをうけつつも、多くのお客様が笑顔でかえっていくのを見ていると仕事してよかったなぁと思います。いいアイディアもいただきますから・・・さて、接客しながら蔵元レストランせきのいちのテーブル花を見ました。いいですね。野草です。(人によっては雑草というかなぁ?)ねこじゃらし(エノコログサ)ですね。緑色がきれいです。ツユクサです。紫色のかわいい花はまだですね。テーブル花は、敷地内の草花を社員が摘んできてくれたようです。よく当社の会長(先代の社長)が松尾芭蕉の俳句を引用して話してくれます。「よく見れば、薺(なずな)花咲く 垣根かな」なずなってペンペン草のことで普段は雑草扱いされている草です。でも芭蕉はなずなの独自の美しい花を咲かせていることに気づいたのだと思います。普段何気ないものにでも注意を払っているとたくさんの幸せを見受けられるということでしょうか。そこで、当社の会長のいつもの訓示が、ちょっとした「幸せ感」にきづく感性をもってください。と教えてくれます。当社の名前は「世嬉の一」 世の人々は嬉しくなる一番の酒をつくるという由来です。そこから、経営理念に「お客様をはじめすべての人の幸せを追求しよう」となりました。当社の社員たちも、いい店にしたいからテーブル花も買ってこなくては・・・という感覚になるときがあります。でも、当社は他地域から来店されるお客様が多いので、ちょっとでも地域の自然や風土にふれあってもらうことが幸せにつながるのでは・・・ということで、野草を飾るようにと考えてました。社員が敷地内の何気ない草花に「かわいい」「きれい」お客様に見せたいと思って飾ってくれたのだと思います。私としてはとても嬉しい限りです。世嬉の一にきたら、ちょっとだけ見てみてください。さて、今日は、牡蠣のスタウトをアメリカへの出荷の準備をしています。2010年にロサンゼルスのイタリアンレストラン「プロヴィデンス」さんに採用されてから徐々にアメリカに輸出が増えてきていました。そのときの記事です。(毎日新聞より)この方がシェフだそうです。あったことはないのですが、いつかアメリカに行ってお礼がしたいです!↓↓↓これがオイスタースタウトです。アメリカに輸出するのということは、経営的にはそれほど利益はありません。また、そんなにたくさん醸造している会社ではないので、輸出のメリットというのはそれほど大きくありません。それでも輸出しようと思ったのは、私の思いがあるからです。それは、地域の子どもたちが一ノ関(ふるさと)にプライドの持てるようにしたいと思ったからです。なんの関係があるの???ということですが・・・私たちは酒やビールを醸造して販売しています。私たちのできることは、この酒やビールの品質を向上させ、地元の人たちのお国に自慢商品にすることで、地域にプライドを持てることの一助になります。地元の人たちが自慢できるビールにする。自慢ビールで「じびーる」になると思いました。そのために、いくつかの世界の品評会や国内の品評会で賞を受賞しましたが、これだけではたりないと思いました。(ちなみに、オイスタースタウトはジャパンビアカップで金賞、アメリカで開催されるワールドビアカップで銀賞を受賞したことがあります。)私は単純だから、ニューヨーカーやロンドンっこが蔵ビールを飲んでいる姿はかっこいいなぁ・・・そうなったら、きっと地元の若い人たちも自慢できるかなぁと思いました。地元の若い人は、多くは就職や進学で、都会にながれてしまいます。その方々が地元のお土産で蔵ビールを購入して仲間に飲ませるとき、「おいしいでしょう。岩手一ノ関はこんなにいいところだから、おいしいビールがあるんだよ!」と自慢げに話してくれたら最高ですね!そんな夢見て今日は輸出の準備です。ちょっと思いと異なっているのは、ニューヨーカーではなく、どうやらロサンゼルスの方々にお届けしているようです。しかし、地ビール本場アメリカで飲んでいただくのは嬉しいことです。次はジャパニーズハーブエール山椒が輸出されるようです。(輸出する商品は、現在のところ、一ノ関産、もしくは岩手県産の材料を使用しているビールなんですよ。これもちょっとしたこだわりです)本日も世嬉の一の社員は元気いっぱいに働いています!======================「世嬉の一酒造 蔵とビールファンド」(1口1万500円)の詳細・お申込はこちら:
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