星のり店ファンド ファンドニュース
-
被災地からのレポート2012年9月8日 16:39
浦戸諸島での採苗の風景です!
-
こんにちは。星のり店のFacebookページの管理人です。浦戸諸島での採苗の風景です。採苗は、海苔筏の網に、海苔の赤ちゃんである胞子をつける作業です。海苔種は牡蠣の殻についておりまして、光を浴びると胞子を放出します。放出する基準は、光を浴びた総時間が大きな要素になっているようです。ですので、このように自然光ではなく、ライトを当てて胞子を誘発させることもできるのですね。十分に光を浴びた胞子は、30分ほど光を当てると「朝が来た」と思って胞子を出します。その胞子を、水車で回した網につけていきます。つけてすぐには海には出さずに、一旦冷蔵庫に保存。この保存の意味は2つあり、胞子が発芽してから海に出すことと、水温が17度以下になるのをまつためです。(もしかしたら、この知識はちょっと違うかも知れません・・・)海苔の面白いところは、養殖作業のほとんどをコントロールできるところです。他の養殖もの、例えば貝などは、養殖といってもその育て方は養殖半分・天然半分のイメージです。三陸のホヤの採苗も、12月ころに牡蠣殻を海に入れて、胞子の付着を待つ天然採苗が中心のようです。(ただし、ホヤは人工採苗の試みもなされているようです。ですので、今年のように熱い夏の年は、海の水温が落ちるのが遅いですから、それに合わせて光の照射をコントロールします。光を当てる時間を減らして、胞子の放出も遅めにするのですね。いやー、海苔は奥が深いですね~!!コメントも書き込めます(^^) Facebookの投稿はこちら:
- ニュースカテゴリ
- アーカイブス
-
- 2017年01月(1)
- 2015年10月(2)
- 2015年09月(1)
- 2015年05月(2)
- 2015年01月(1)
- 2014年10月(1)
- 2014年02月(1)
- 2013年11月(1)
- 2013年10月(1)
- 2013年06月(1)
- 2013年05月(1)
- 2013年03月(1)
- 2013年02月(1)
- 2013年01月(2)
- 2012年11月(4)
- 2012年10月(2)
- 2012年09月(2)
- 2012年07月(1)
- 2012年05月(3)
- 2012年04月(1)
- 2012年03月(1)
- 2012年02月(2)
- 2012年01月(2)
- 2011年12月(3)
- 2011年11月(3)
- 2011年10月(3)
- 2011年09月(6)
- 2011年08月(5)
- 2011年07月(4)