藤田商店わかめウニファンド ファンドニュース
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被災地からのレポート2012年11月12日 10:47
ワカメの種まきがスタートしました。
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やっと水温が下がり始め、先週からワカメの種まきがスタートしました。
例年より、一か月半の遅れです。
高水温の影響がこんなところまで影響してしまうのが、
自然の怖さです。
ちなみに今のワカメは
わかるかなー?茶色の物がワカメです。
糸に種を付け、糸を1センチくらいに切り、ロープに挟み込みます。
今のワカメは2センチから4センチ。これが2月頃には1.5メートルから2メートルくらいに成長します。
すごい速さですよね。
例年は岸壁で種まき作業を行いますが、
地盤沈下で、岸壁が使えないため、みんな船の上での作業となります。
そのため、風や、波の影響で巻けない日も多いです。
当店の地元の階上地区は内湾漁場と外洋漁場があります。
内湾は湾の中で波が穏やかなため、葉質の柔いワカメがとれ、
メカブも柔い粘りの多いメカブが取れます。
外洋は、荒波でもまれ、肉厚で歯ごたえのあるワカメが取れます。
メカブは少し硬い物になります。
ワカメの元となる種も、岩手の北種、鳴門種、九州のメカブを掛け合わせた種など、
場所や、収穫時期に合わせていろいろな種類の種を使い分けます。
そのため、いろいろな種類のワカメ、メカブ(歯ごたえ、粘り)が収穫できます。
当店では、そのお客さんの好みのワカメをお送りしています。
来週には、外洋の種まき作業がスタートします。
船の上での作業の為、バタバタしていて、写真を撮るのを忘れちゃいます。
反省です。
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