LIVING IN PEACE BLOG

日頃の活動2011年9月1日 20:44

ナイジェリアで思うこと

こんにちは。Living in Peaceの森田です。

西アフリカのナイジェリア人の友人を通じて、現在、ナイジェリアの田舎に個人で来て、生活や文化の違いに格闘しながら現地の方の家で共に生活をしています。村で同じような店が立ち並ぶ中、ここにはまだない低コストで始められそうな新しい産業を生み出せたらと、村で初のスムージー屋の開店に奮闘したり、その他の事業開始のための調査をしたりしています。

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さっきまで、電気が無く真っ暗闇の中、Koperik(http://kopernik.info/)から提供されたランタンを使いながら、米を炊く前の作業として、米に交じったネズミの糞や蟻をひとつひとつ取り除く作業に30-60分も費やしていました。

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(ケロシンランタンを使う様子)

今回は、ここで生活をするなか、日本に住む皆さんに改めて伝えたいことがあり、ブログを書かせてもらいました。

ここで生活をし、たくさんの方々と時間を共に過ごす中、身体で感じることのひとつは、貧困は、人が作ったもので、他人を思いやる気持ちの欠如から起きているということです。

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自分の満足にばかり目を向け、賄賂や汚職が横行し、政治がうまく機能せず、あってはならないほどの格差がうまれ、貧しい生活を強いられ困難に向き合わなければならない人々が世界に溢れています。本当は、皆が豊かで満たされた生活を営めるはずが、それが未だ叶っていません。現在も、ナイジェリア北部のジョスでは宗教対立による争いがたえず、今年の大統領選挙後は小さな子どもや妊婦さんまで手足や首を切断されたり生きたまま焼かれたりなど残酷なジェノサイドの被害者になっています。

それにも関わらず、政府や大手メディアによる暴力阻止運動が活発に行われていません。このような被害を止めたいという思いでイベントを企画する地元の方も、資金面の問題があったり、知り合いでないと話を聞いてもらえないことが多く、計画が順調に進んでいない状況です。

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日本で生まれ育ち、自分が世界でどれだけ恵まれているか、どれだけ幸せなことなのか、改めて考えてほしいと思います。そして、深い感謝の気持ちを持ち、恵まれた環境にいられることに対する責任というものを改めて考えてみてほしいです。

もしも今お金あるいは時間に余裕があるなら、少しでも他を思いやり、分け合う気持ちをもってほしいと思います。そして行動してほしいと思います。ひとりでも多くの方に。

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