LIVING IN PEACE BLOG
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Chance Maker マンスリーニュースレター2011年11月18日 01:32
Chance Maker マンスリーニュースレター vol.10
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チャンスメーカーの皆様へ、ニュースレター第10号(2011年10月号)をお届けします。平素よりLiving in Peaceをご支援いただき、誠にありがとうございます。
ニュースレター第10号をお届けいたします。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
目 次
(1)寄付の状況
(2)筑波愛児園 S先生インタビュー④
(3)LIPメンバーからのメッセージ
(4)活動報告
(5)今月の一冊
(6)ロンドンだより
(7)イベント開催のお知らせ
(8)LIPの活動をお話させてくれませんか?
(9)LIPメンバー募集のお知らせ
(1)寄付の状況寄付者数 87名(85名)
寄付金総額 961,000円(836,000円)
9月の寄付金 125,000円(123,000円)
※2011年9月30日現在。括弧内は前回分。
(2)筑波愛児園 S先生インタビュー④
~お仕事の様子[続編]~
茨城県つくば市にある「児童養護施設 筑波愛児園」のS先生にお話を伺いました。今回はお仕事の様子の続編をお届け致します。
T.S氏 生活ホーム担当職員大学を卒業後、筑波愛児園に勤務し今年で10年目を迎える。児童指導員、自立支援指導員として従事し現在に至る。
(先生のとある一日)
(先生はいつ寝ているのですか?)
6時前には起きるので、3時までに寝ることを目標にしています。時には1時くらいに寝てしまって、3時、4時に起きてやり残した仕事をすることもあります(笑)
(この仕事に就いたきっかけとやりがいは何でしょうか?)
将来がある人たち(子どもたち)に「何かお手伝いできたらいいかな」と、思ったのがきっかけです。ですが、実際に働いてみると、大変なことの方が多かったです。ただその中で、子どもが目標を達成できたときなどの成長を身近で見ることができるのが仕事のやりがいですね。
LIPでは、施設職員さんの労働環境も、またひとつ考えていかなければならない問題のひとつだと考えています。生活に密着した多忙なワークスケジュールの中、S先生の子どもへの愛情を真摯に感じ取ることができたインタビューでした。次回は、最終回になります!
(3)LIPメンバーからのメッセージ第10回 沼上 豊(ぬまがみ・ゆたか)
私がLIPに参加したのは、ふとしたきっかけで筑波愛児園へのスタディツアーに参加したことが始まりです。児童養護施設に関して、まったく予備知識が無く、前日にインターネットで付け焼き刃して参加しました。
表面上はせいせいと運営されているようですが、誰の所為でもなく、家族から切り離された環境で育つ子ども達を見ていると様々な問題が透けて見えてきました。 やはり訪問して実態の一部を目の当たりにすると、今まで何の気なしにしている孫へのかわいがり方とのギャップを意識し、自分に何が出来るのだろう?と自分への問いかけが始まりました。
61才になり、少し保守的になって来ている私でも、自分に出来る小さな事を始めてみると少し世界が変わって見え始めました。このニュースレターを読まれている方々が、スタディーツアーに参加して実感して頂けたら幸いです。
今年4月にキャリアセッションをスタートしてから半年、東京訪問での学び・見学と、筑波愛児園周辺での遊び・交流を交互に行うことで、メリハリをつけた活動を行ってきました。今月は、近隣の小学校体育館をお借りして、以前子どもたちからリクエストを受けていたバスケットボール大会を開催しました。子どもたちの中にはバスケ部の子も多く、また、普段から園内のバスケットゴールを使って遊んでいることもあり、みんな上手でした。そして、今回は筑波愛児園で学習ボランティアを続けている筑波大学の学生にも参加してもらえることになり、試合は大盛り上がりでした。年齢・身長・性別もばらばらな中、公平に試合を進めるために、チーム分けやルール作りを子どもたちが一緒になって考えてくれたことが、とても印象的でした。次はサッカーがしたいと、次回のリクエストもあがっていて、活動が定着してきていることを感じました。(クッキー)
(5)今月の一冊
「ゼロのちから――成功する非営利組織に学ぶビジネスの知恵11」
ナンシー ルブリン(著), 関 美和(翻訳)
http://amzn.to/pHyZiO
著者は低所得の女性に衣料品やキャリア開発プログラムを提供して経済的自立を支援する非営利組織ドレス・フォー・サクセスの創業者であり、現在非営利組織ドゥ・サムシングのCEOとして10代の若者にボランティアを仲介しています。
この本は、著者の非営利組織での学びがまとめられ、非営利組織大国アメリカの先進的な事例集となっています。タイトルの「ゼロのちから」は、非営利組織が資金や人材などさまざまな経営資源制約に直面しつつも、逆にそれらを糧に新しいアイディアやイノベーションを生み出していることを示唆しています。そして、そういった考え方は、非営利組織だけでなく営利組織にも応用できると書かれています。
新しい取り組みや発想がLIPと同じ非営利組織から生まれることを頼もしく思うと同時に、非営利組織発のイノベーションが刺激になる本です。本書を生かして、LIPでも非営利だからこそできるチャレンジを続けていきたいです。(菅原)
本業を持ちながらパートタイムで社会に貢献する!がコンセプトのLiving in Peaceですが私の本業の場では東京にいた頃に比べて、コミュニティサービスやファンドレイジングの機会に出会うことがより頻繁にあります。
私の同僚の一人は、来週家でソーセージロールを500本焼いてきて社内で売りさばき、売上金をチャリティ団体に寄付することを企画しています。
また、社内のコミュニティサービスの一環として、2週間に1度仕事を抜けて近隣の小中学校を訪問し、子どもたちと一緒に本を読んだり、算数や理科の勉強を見てあげたりするというものがあり、私も最近活動をはじめました。
さて、イギリスの人たちが、こうした活動に積極的なのはなぜなのだろう・・・?と思い、周囲の人たちに参加のきっかけを聞いてみました。
すると、多くの答えは、「知り合いがやっていて楽しそうだと思ったから」、「普段の仕事では出会わない色んな人に会えるのが楽しそうだと思ったから」、というようなものでした。
そう、キーワードは、「楽しそう」。
私たち1人ひとりのアンテナで、純粋に楽しそう!と思えるところから始めていけば良いのだと思います。(chie)
Living in Peace 教育フォーラム2011 Think and Act Now
~子どもの未来のために、いま私たちにできること~
日時: 2011年11月3日(木)13:30~17:30 (13:00受付開始)
場所: JICA地球ひろば(東京・広尾)
定員: 300名(先着)
参加費:3,000円
事前申し込み: Living in Peaceホームページの申し込みフォームより (http://goo.gl/PJ3M5)
主催: 特定非営利活動法人Living in Peace (http://www.living-in-peace.org)
【プログラム】 (予定)
第一部 講演 (13:30~15:30)
◇基調講演: 阿部 彩 氏 (国立社会保障・人口問題研究所 社会保障応用分析研究部長)
◇講演①: 土井 香苗 氏 (ヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表)
◇講演②: サヘル・ローズ 氏 (タレント/キャスター)
◇講演③: 山口 公一 氏 (児童養護施設「筑波愛児園」施設長 法人理事)
第二部 パネルディスカッション (15:45~17:30)
阿部 彩 氏、土井 香苗 氏、サヘル・ローズ 氏、山口 公一 氏
慎 泰俊 (NPO法人Living in Peace 代表理事)
(8)LIPの活動をお話させてくれませんか?
私たちLIPは、自分たちの活動や児童養護施設の課題を紹介できる機会を探しています。各種勉強会やセミナー、イベント等、幹事様がいらっしゃいましたら、livinginpeace.edu@gmail.com までお気軽にご連絡ください。施設支援の輪が広がっていくことを期待しております。
(9)LIPメンバー募集のお知らせ
LIP教育プロジェクトチームは、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。見学も随時受け付けておりますので、ご興味のある方は、下記フォームから是非お気軽にご連絡ください。http://goo.gl/de2nrこのニュースレターはLiving In Peaceマンスリー寄付プログラム「Chance Maker」に参加されている皆様にお送りしております。
Copyright (C) 2010 特定非営利活動法人LIVING IN PEACE All rights reserved.
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