山内鮮魚店ファンド ファンドニュース
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被災地からのレポート2011年8月15日 00:11
【ヤマウチ】 飲食&販売店が開店しました
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みなさん、こんばんは。
ミュージックセキュリティーズの猪尾です。
先日、8月10日に、山内社長より、被災地応援ファンドを
使ってほしい南三陸町の企業を紹介したい、というお話を頂き、そのお打ち合わせで南三陸町へ訪問してきました。今日は、訪問時にちょうどオープンとなった飲食店と、すでに稼働開始している冷凍庫の様子を私からレポートさせて頂きます!私たちが南三陸町へお伺いしたのは、山内鮮魚店ファンドの準備・打ち合わせで訪問した以来なので3ヶ月ぶりでした。その頃からの一番の風景の違いは、かなりの量の瓦礫が撤去されていたことでした。仮設住宅も整備されてきているとのことでした。ただ、生活の食材などを購入するお店はまだまだこれからで、現在は、2時間かけて隣の佐沼に買出しに行くか、移動販売者で購入するなどと限られているとのこと。そうした現状をとらえ、山内鮮魚店では、まっさきに、冷凍庫とともに、海鮮物を中心とした食品販売と中でも食べることのできる飲食店舗を8月10日に開店いたしました。開店準備で、徹夜が続いていたようで、お疲れの様子でしたが、晴れやかな表情の、山内社長と奥様の山内文子さん。
店内の様子。本来、山内鮮魚店が得意とする、海鮮物だけでなく、地域のニーズに応え、調味料や野菜、惣菜など、いろいろな食品の販売も行っていました。海産物は、南三陸産のものはまだまだ一部とのことですが、これから徐々に増えていくのが楽しみです。そして、こちらが、飲食スペースのスタッフの方々。開店初日は、大賑わいで、お疲れのようすでしたが、とっても楽しそうに働いていらっしゃいました。そして、こちらが海鮮丼!南三陸町で、震災以来、初めて食べた海の幸。とても感慨深く、感激もひとしおでした。お店を取り仕切る山内文子さん。海鮮丼、とってもおいしかったです。ありがとうございました!よりいっそうパワフルさが増している気がする山内社長。開店おめでとうございました!これからいっそう、品揃えも増やして、地域の方に喜ばれるお店にしていくとのこと。スピードはとても大切ですね。また、この被災地レポートでも、柱づくりの段階からご紹介していておなじみの冷凍庫、中を見させて頂きました。まだ、中は、山内鮮魚店で使用するものを一部利用している程度で本格稼働はこれからとのことです。外は夏真っ盛りの気温30度のなか、冷凍庫の中は、一転、マイナス30度の世界。初めての体験でしたが、これから水揚げが始まっていくと、氷とともに、こうした冷凍庫などのインフラが不可欠とのことです。そして、この工場の横に新たに、製氷工場も建設予定とのこと。水産業の街、南三陸町において、山内鮮魚店は直接漁に出ることありませんが、街を支えていく上で、水産物を保管する氷や場所、売る場所をまっさきに作り上げ、漁師の方たちが安心して、水揚げをできるような環境を整えることの重要性、とても感じました。さまざまなつながりで、街の生活、産業は支えられているのですね。そして、いよいよ、次は、「山内鮮魚店ファンド」で資金調達を行っている加工品工場の建設準備もスタートするそうです。こちらについては、また改めて、みなさまにはご報告させて頂きます。----------------------------------------------------------------------