藤田商店わかめウニファンド ファンドニュース
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被災地からのレポート2013年3月14日 23:23
藤田商店さんのわかめボイル作業の様子
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被災地応援ファンド応援団の山田です。
ちょっとレポートするのが遅くなってしまいましたが
2月17日(日)に気仙沼・階上でワカメ養殖をしている
藤田商店さんのボイル作業の様子を見てきましたので
このブログをご覧の皆さんにもご紹介します!
通常、わかめのボイル作業は午前中いっぱいとのことで
この日は、現地に着いたのが11時半近くになってしまったものの
なんとかボイル作業の最後の方にギリギリ間に合いました。
場所は、お伊勢浜という海水浴場があったところの
すぐ脇の漁港になっています。
(藤田さんはこの海水浴場で海の家もやられていました)
ここは、震災前も藤田商店さんがボイル作業をしていた場所で
昨年はここでの作業ができませんでしたが、今年は
岸壁の仮設補修もされたため、作業ができるようになりました。
当たり前ですが、すぐ目の前が海で、海からホースで
海水を引っ張ってきて、その海水でワカメをボイルします。
画像では穏やかでキレイな海に見えますが、
実際は外洋に面しているので、波は荒く、
風が強い日は、本当に凍えるように寒いんです(><)
(同じ気仙沼でも内湾とは全く違います)
朝に水揚げしたワカメをこの作業場で部位ごとにカットして、
葉の部分は、沸騰した海水でボイルします。
こんなカンジで、ボイルされたワカメは
そのまま冷たい海水の槽に移され、一気に冷まされます。
その後、カゴに上げて、しばらく水気を切っておきます。
そして、次はこちらの行程。
撹拌機にワカメと食塩を投入し、グルグル混ぜます。
この撹拌機や、この作業場を囲っている資材などに
被災地応援ファンドの資金が使われているそうです。
あ、そうそう、こちらの仮設トイレにも
ファンドのお金を使わせてもらっているとのことでした。
当たり前にあるはずのトイレも、一から準備が必要になります。
何もなくなったところで、再開するというのは大変なことですね。
さて、作業の方に戻りますが、撹拌機で塩を混ぜたワカメは
こちらの大きな槽に入れて、一晩さらに水抜きをします。
その後、ワカメの葉から真ん中の芯を抜く作業をして
さらに葉を圧縮して水気を抜いて、箱詰めして、、、という作業が
あるのですが、それはまた今度レポートしますね。
※昨年の仮設での作業の様子はこちらをご覧ください。
http://yamada.da-te.jp/e478830.html
http://yamada.da-te.jp/e479004.html
芯抜きの作業も試しに見せてもらいました。
※↓に一緒に写っているのは、同じ気仙沼でお菓子屋を営む、
僕の友人・コヤマくん。藤田さんの同級生でもあります。
(ワカメのボイル作業を見たことがないというので連れてきました)
するするするっと器用に真ん中の芯を抜くのは
職人さんの技を見てるかのようです。
機械でなく、すべて手作業で行われているんですよね。
こちらは葉でなく、メカブになります。
メカブは最初のカットの際に切り分けておいて
主には加工メーカーにそのまま卸すんだそうです。
これを生のまま、ボイルしたてを食べるのが
ものすごく美味しいのですが、その様子は
また追ってレポートしたいと思います(*^^*)
以上、ワカメのボイル作業の様子をお伝えしました。
今年は高温の影響でワカメの種まきが遅れたために
例年より1ヶ月以上遅れての収穫開始でした。
(この日、2月17日で、収穫6日目)
この時は内湾のワカメを収穫していましたが、
3月くらいから外洋のワカメの収穫も始まり、
今は一番作業が本格化している頃じゃないでしょうか。
ということで、藤田商店さんのレポートでした。
また改めて詳しくレポートしたいと思いますので、
どうぞお楽しみに!
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