矢部園伊達茶ファンド ファンドニュース
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被災地からのレポート2013年6月21日 14:11
セキュリテナイト矢部さんの動画
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こんにちは、ミュージックセキュリティーズの神山です。
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6月7日に行われたセキュリテナイトで代表取締役の矢部亨さんが
プレゼンテーションを行いました。
【プレゼンテーション内容紹介】
●震災直後、自身が被災しながらも救援に走り続けた
(震災の)凄惨な現状をなんとか自分のできる限りのことをしたいと思い、3週間初日は、甚大な被害を受けた地域のために走り続けました。最初は「この大変な時こそ社長が社にいてください。」と言っていた社員も、「待っている人がいるなら行ってください」と言ってくれるようになりました。●北限のお茶、伊達茶
私たちの事業ファンドは北限のお茶、「伊達茶ファンド」です。伊達茶はもともと地名をとって桃生茶と言われていました。この桃生茶は北の大地最北端でとれるお茶です。
政宗公が仙台に北の小京都をつくりたい、との思いで400年前に産業振興の一環で東北の全ての畑にお茶の木を植えました。現在もつくり続けている農家は1件のみです。●伊達茶の名前の由来
桃生茶という名前で売られていましたが、名前から桃のお茶と思う方が多いです。そこで、農家の方と相談をして、伊達政宗公から伊達を頂戴して伊達茶と名づけました。●お茶農家のこだわり
お茶は永年作物です。つまり、1年のうちに2回3回と作ることができない農産物です。50年畑をやろう思ったら、50回しか新茶を作れません。高い技術をもった農家の方でも一生のうち満足のいくお茶を作れるのは数回しかないと言われます。新芽を摘んだその日から、翌年の新芽をつくるためのお茶作りが始まります。お茶作りは、「茶葉」を育てるために、いい木を、そしていい土を作ることからこだわります。伊達茶はもともとやぶ北、狭山緑、在来種という寒さに弱い品種です。生産農家が苦労して畑の木を作り、時間をかけて東北版に育ってあげました。お茶農家では樹齢最高30年の木が育っています。私(矢部さん)も2日に1回ほど畑に行っています。非常に葉肉の厚い北の大地でようやく育った新芽を毎年見るたびに涙がでてきます。●伊達茶のおいしさを全国に伝えたい
震災を乗り越えて、風評を乗り越えて、北の大地で育った芽を出すために、どれほどの生産農家が思いと手間をかけてきたのかを伝えていきたいです。私(矢部さん)は、宮城の宝である北限のお茶を、命がある限り守っていきます。今、教科書では北限のお茶葉は狭山だと言われています。宮城県桃生町が北限であると子供たちにも知ってもらえるよう、伊達茶を飲む機会をこつこつとつくっていきたいです。
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