矢部園伊達茶ファンド ファンドニュース
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被災地からのレポート2013年6月26日 20:27
【矢部園茶舗の思い】茶農家のお茶作りからお茶を伝えていきたい
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茶匠 矢部園の契約農家さんは、1年中丁寧に丁寧にお茶を作っています。手間隙かけて美味しいお茶をつくる農家の方々が、茶の樹を育てることにに専念でき、また、次の世代にお茶づくりをつないでいくためにも、茶農家の努力を適正な価格でお渡しすることが私たち矢部園の役割です。だからこそ、いいお茶づくりをしている茶農家さんと出会うための手間隙は惜しみません。また、いいお茶を一番いい状態で楽しんでいただけるように、茶器の紹介もしております。
お客様に美味しい日本茶を知っていただけるように、そして農家の方々が美味しいお茶づくりに専念してもらえるように矢部園は一所懸命に役割を果たしてまいります。お茶の味と香りについての茶農家との勉強は一生つづきます。こだわっているのは、「茶農家のお茶づくりが見えること」。そこには、「お客様に安心していただきたい」というだけでなく、「お茶農家さんの取り組みを知ってもらいたい、お茶づくりにかける人生を感じていただきたい」という願いを込めております。
ある茶農家さんが手間隙かけてつくった最高に美味しいお茶を、日本で有数の旅館の客室係の方々に飲んでいただいたときのこと。「こんな美味しいお茶ははじめて飲んだ。なぜ、このお茶はこんなに美味しいのか・・・。」理由は肥料のやり方、土の健康診断による管理の徹底・・・茶の樹の気持ちなること。・・・人の見えないところの努力に尽きるわけではありますが、生き物(茶の樹)の気持ちになることに尽きると思います。このことを農家の方に伝えたら、「一生懸命やって、美味しくつくれたお茶が認められた・・・本当に嬉しい。やっぱり自分がつくっていることを知ってもらいたい。」と心から喜んでいました。人生かけて美味しいお茶をつくることに誇りをもってもらいたい。そのためにお茶を飲む方々に農家の人たちの生き方を知ってもらいたい・・・。私たち矢部園は、精一杯で日本茶農家とともに精進いたします。日本北限の日本茶「伊達茶」も、思うところは全く一緒です。現在、伊達茶を作る農家の方は1件しかありません。今後、お茶農家が増えることを願っています。まずは、『農家の子供たちが「伊達茶をつくってるってかっこいい」』と思ってもらえるようになってもらいたい。肥料や製茶にもこだわる伊達茶は、地の利、北の地で育った茶の樹だからこそ生まれる独特な香気もその魅力の一つです。政宗公より受け継いだ物語に、あらためて誇りをもって欲しいと思っています。そのために・・・まずは「伊達茶」の認知度を上げることがとても重要です。東北を訪れた方々に少しでも東北・北限のお茶、「伊達茶」を知ってもらいたい。その手法の一つとして、今回「伊達茶」をペットボトルで販売することとしました。お茶と水だけでつくったピュアな「伊達茶」を手にとってもらい、飲んでいただく。そこから「おいしい」と思っていただけたのなら、「茶葉」への興味を持っていただけるのではないか。そうすることで「北限の日本茶 伊達茶」のブランド価値を高めたいと思っています。また、そのブランド価値が農家の方に届くために、ペットボトルには農家の方の写真を載せています。手間をかけてつくる伊達茶。安売りをしては農家の方々が今のまま茶葉を育て続けられません。伊達茶の価値を伝え、適正な価格で販売していく・・・。そうすることで、美味しい日本茶が守られていくのだと心から信じています。」--矢部園伊達茶ファンドの詳細・お申込はこちら:
https://www.securite.jp/fund/detail/372