セキュリテ寄付

熊本の高校生のための下宿事業を支えよう2016年9月7日 15:31

震災後の下宿棟の状況について

【2016.9.7 更新】

西日本支社の久保です。
ご覧頂き、誠にありがとうございます。

先日、本プロジェクトの下宿棟のオーナーである有限会社はしもとの甲斐さんに震災後の下宿棟の様子、復旧経過、下宿生の様子など、沢山話を伺いました。

下宿棟の復旧作業も順調には進んではおりますが、次々に問題が生じてかなり切迫した様子が伺えました。

今、本当に困っていることを一人でも多くの方に知っていただき、ご支援いただけたら幸いです。
是非ご覧ください。


 

◆震災後の下宿棟の状況について教えてください。



震災直後の下宿棟は、外壁に穴が開き、亀裂が走っており、雨風を凌げる状態ではありませんでした。
また、1階から3階まである部屋の天井の半分は崩れ落ち、内壁にも大きな亀裂が入っており、襖やドアも歪みで開かない状態の部屋も複数あり、何もかもが破損した状態で、とても人の住める状態ではございませんでした。

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当時としましては、まず下宿棟に今後人が住む事が可能なのかの診断が急がれました。
震災直後で、建物診断士を呼ぶ事も難しく、役場からの手配を待っていては、到底間に合わない状況であり、下宿生の住む場所の確保を第一に考え、震災後4日後に、知人を介し、補修業者の手配を行いました。

概算の見積を直ぐに取り、工事の資金繰りを考える暇もないまま、工事着工の決定を余儀なくされました。
概算で出た見積額は450万~500万という事でした。

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震災後、関東や四国など遠方から来ている子供たち4名が帰省できず、そのまま残っていたので、寝泊まりする場所がなく困り果てておりました。

本業でもあるホテルの客室は無事だった事と、当時お泊りいただいていたお客様が、「自分たちが居ては、子供たちの居場所がなくなる。そうならぬ様に、自分たちは出ます」と温かいお言葉を残し、チェックアウトされました。
そういったご厚意があり、何とか残った下宿生4名の寝る場所は確保できました。
 

◆震災後の下宿生達の様子はどうでしたか?


震災翌日より、残った下宿生達は、近所の避難所にボランティア活動しにいってました。
誰に言われるでもなく、自分たちで計画し、自分たちの意思で行動し、朝から晩まで頑張っていました。
重い水や救援物資等を、お年寄りの家に届けたり、避難所となったあらゆる場所で、各々が人の為に頑張っていました。
感謝のお電話を何本も受け、そんな彼らの姿に、我々大人も勇気と元気をもらいました。
 
下宿生たちが通う熊本県立大津高等学校が、震災1週間後に再校する事を決定した為、我々は、震災後たった1週間で、帰省している残り17名の下宿生の住居を準備する必要を迫られました。
 
続きは近日ご紹介いたします。


平成28年熊本地震で被害を受けた下宿施設の復興費用を募集します。
こちらの施設は熊本県大津町の有限会社はしもとが地域貢献として熊本県立大津高等学校の生徒に提供していたものです。
震災で下宿棟は半壊し、復旧工事が必要です。

プロジェクトの詳細はこちら


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