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被災地からのレポート2014年1月20日 12:51

一関の偉人「建部清庵」を学び、新たな一歩を踏み出します!

今朝の朝刊で当社の専務がしかけた
新しい街づくりの勉強会が取り上げられました。
建部清庵(たけべせいあん)プロジェクトです。
当社の専務は「もち」である程度若者が立ち上がり始めたので、
その餅に新たなものとして清庵の「摘み草」「野草」を合わせて
いきたいと勉強会を立ち上げたのです。
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建部清庵とは、一関の藩医で、蘭学者の人です。
杉田玄白とも親交が深く、息子を玄白の養子になったりしています。

一関にはこんなことわざがあります。
「一関にすぎたるものあり、時の太鼓と建部清庵」

清庵の偉業は3つあるといわれています。
1つは、杉田玄白との手紙のやりとりが、後に「和蘭医事問答」
として本当して出版され、蘭学を志す人の必読書となりました。
2つ目は、多くの優れた弟子を育てました。
たとえば、大槻玄沢はじめ蘭学の基礎をつくりました。
そして、3つ目は・・・飢饉の時の備えとして
食べれる野草、摘み草の事典「民間備荒禄」「備考草木図」
を出版しました。
これは飢饉の際に、食べるものがなく野草を食べて
食中毒になる人を清庵が見てそのような取り組みをし、
一人一人が飢饉に備えて植物の育成と知識を広めたと
言います。
さらにこれらの本は休荒書として広まり、
飢饉の際に一関だけでなく全国の多くの人を救いました。

そして、現代の一関でも建部清庵の指導で、植栽した
『菜の花』やその他の植物が盛ん生産されています。
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今日は、一関市立博物館 学術主査 相馬 美貴子様から
講演「建部清庵とは?その功績について」と題して
清庵に関して勉強会を行いました。
そしてそのあと、濃厚なディスカッションを行いました。

もちろん、当社のスタッフも聞かせていただきました。


30人以上集まり、熱心に話を聞きました。




一関市立博物館 学術主査 相馬 美貴子様です。

そして、今朝の朝刊に岩手日日さんや岩手日報さんでも
取り上げてくれました。




世嬉の一は今日も一関偉人を学び、
それに恥じぬよう努力し元気に営業しています。

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