アンカーコーヒーファンド ファンドニュース
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被災地からのレポート2011年9月13日 18:15
【アンカーコーヒー】ご参加頂いた皆様への御礼(専務取締役より)
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被災地応援ファンド セキュリテ
~御礼~はじめて具体的に「応援ファンド」の素案を聞いたのは、
あれはまだ子供達と身を寄せ合って寝ていた頃。救援物資に身を包み、電気もなく、水もタンクを持って給水車に並び、
携帯の電源は救援物資でいただいたソーラー式の充電器を使っていた時期でした。そして、私の36度目の誕生日でもある2011年4月24日に
満開の桜の下での記者会見があり、ひどく暑く腐敗した臭いと
大きな蝿に辟易した夏が過ぎ、朝晩に時折秋の
気配が感じられ始めた8月31日に、皆様のお陰でファンド全額達成いたしました。心温かい出資者のみなさま、ミュージックセキュリティーズの
優秀な社長と社員のみなさま、うちのコーヒーショップを
愛してくれている宮城県庁の山田さん、一緒にファンドを
立ち上げた各社のみなさま、千年に一度の大災害でも心折らずに
前向きに生きる道を探している被災地のみなさまとうちの家族、
そして、何よりもこの間もずっとお客様への笑顔と元気を絶やさず
ポジティブに働いているうちのキャプテンとクルーに心から感謝いたします。みなさまの存在が、私が生きる理由であり、明日の活力です。
ポジティブなパワーと追い風を心からありがとうございます。まさか、私の愛する気仙沼港が津波によって壊滅し、
2歳の頃からずっと「我が家」であった34年暮らした「我が家」が
何もかも破壊され流され、苦労して開店し、みんな笑顔で
必死に営業していた店舗も2店舗とも亡くし、親族の厚意に甘える形で
雨露をふせぎ生きる事になるとは思ってもみませんでした。しかし、この経験も全ては未来への糧となることでしょう。
いや、そうしていかなくてはなりません。なによりも未来へつづくこの道を「885名」の出資者のみなさまに
照らしていただき歩めることになった事実。
これが私達にとってかけがえのない財産であり、
この新しくポジティブなつながりが私にパワーを与えてくれます。本当にみなさま、心から感謝いたします。
この喜びと責任をこの体で受け止め、家の復興、会社の復興、
地元の復興、人の復興の礎となっていくつもりです。近い将来、被災地において継続的に、より良いライフスタイルの提供を
多くのお客様とクルーとともに実践してまいります。
みなさまからの心地よい追い風を私達の周りにも吹かせます。心より、本当にありがとうございます!何度言っても言い足りない!
ありがとう!感謝(株)オノデラコーポレーション
専務取締役 小野寺 靖忠