北海道網元浜中丸サケファンド ファンドニュース
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被災地からのレポート2014年9月15日 11:59
あと480万円。年末商戦用の鮭仕入れ代金に。
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これまでの歩み:生産能力100%、売上約85%まで回復。
2011年11月:ファンド募集開始2013年3月 :ファンド資金および補助金を活用し、製造設備機械は全て復旧。2013年12月:製造設備機械の調整、製造人員の確保も終え、生産能力は100%に復旧。売上は震災前から約85%まで回復。
3年半の進化:原料を大事に使う。限界まで追求し原料使用効率向上。
この3年半、皆さまの応援のおかげで、昨年12月末には、やっと生産能力が震災前に復旧しました。それまでの間は、収入も少なく、原料も仕入れルートの変更を余儀なくされたこともあり原料費用が上がるなどの状態が続き、ボディブローのように資金繰り状況にダメージがたまっていきました。
その間、少しでも無駄を減らそうと、徹底的に原料である鮭の廃棄分を減らし、使用率を向上させる工夫を行いました。
震災前よりも現在は廃棄分も減り使用効率が高まったことによって利益率は向上しています。
また、2012年には、北海道庁が主催する、「食の達人が推薦する北のハイグレード食品2012」に当社の「焼きほぐし」が選定されたことも大きな変化となりました。
(北海道庁 北のハイグレード食品 受賞商品ページ)被災したこともきっかけとなって知って頂く機会となり、その際にこれまでこだわって作ってきた品質をご評価いただき、今回の受賞となり、この受賞をきっかけに、お取引先も増加してきております。
残り募集額約480万円。年末商戦用の鮭仕入れ代金に。
当社の年末商戦による12月の売上は1年分の売上の3割程度を占めるほど重要な販売機会です。
昨年は12月に体制が整ったので年末商戦は100%で戦うことができませんでしたので、震災後、今年がやっと万全を期して製造することができます。
そのためには、一気に多くの原料である鮭を先に仕入れる必要があり支払も先に発生します。
しかし、前述の通りボディーブローのように減少してきた支出が響き、資金的な余裕がないため仕入れが十分に行えていない状況です。
現在まだ募集している資金はすぐにでも年末商戦用の鮭仕入れ費用に使用させて頂きたいと思っております。
ぜひ、皆さま、引き続き、よろしくお願い致します。
ヤマジュウ 代表取締役 工藤文彦
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