八木澤商店しょうゆ醸造ファンド ファンドニュース
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被災地からのレポート2014年9月15日 12:05
あと320万円。密封ボトルの新商品製造設備費用の導入へ。
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これまでの歩み:売上約70%まで回復。
2011年11月:ファンド募集開始2012年10月:陸前高田に本社および商品販売店を再開。2013年2月 :ファンド資金および補助金を活用し、しょうゆ・つゆたれ製造の自社工場による製造再開2013年9月 :一本松店(商品販売・軽食販売)の開始2014年3月 :震災前売上の約70%まで回復。
3年半の進化:挑戦のプレッシャーに耐える従業員の精神力。
この3年半、皆さまからの資金を製造設備を中心に使用させていただき、昨年2月には工場を再開することができました。ファンドの資金がなければできなかったことです。
本当にありがとうございます。
当社は震災後、変わった市場や自社環境により商品製造や販売方針の変更を余儀なくされ、大きな挑戦を行ってきました。
これまでメインの販売先であった地元水産加工会社向け原料供給が大きく減少したため、個人の顧客向けへの一般商品を売上の中心に据える必要が生まれました。
一番大きく変化があったのは商品開発です。新たに個人の顧客に評価される魅力的な商品を届けるため、年間の新商品開発数は、20件を超えます。震災前はわずか2-3件でした。
新たなことを開始するには、プレッシャーや精神的なストレスが伴います。この間、従業員が辞めたりなど、色々な問題も伴いました。ただ、従業員の夢をかなえ、地域に貢献していくためには八木澤商店は変わっていかないといけません。
うちのスタッフみんなはその期待に必死に応えてくれ、今回新たに開発した商品がみなさんからご評価され、売上へ貢献してくることなどを経て、これからも色々な挑戦の施策を実行していける体制ができてきていると思います。
これまで私は、これまでどう再建を行うかということを
考えてきましたが、もうそれは辞めます。
この頼もしい従業員と共に、これから10年後どういう会社を作っていくか
その未来を考えていけるようにしていきたいと思っています。
残り募集額約320万円。新たな挑戦は、密封ボトルによる生醤油販売。
八木澤商店でも、他社が導入している密封ボトルを利用した商品販売を行っていきたいと思っています。
密封ボトルは酸化が防止されるため、火入れを行わない生醤油を美味しい状態でお届けすることが可能となります。
醤油は一番最初に火入れしたときに一番いい香りが出ます。この香りを火入れした醤油は醤油屋が味わってしまっているのですが、これをもっとご家庭にお届けしたい。生醤油はそれが可能となります。
密封ボトルで製造するためには新たな製造設備となり、約500万円を見込んでおります。
皆さまから集まりまだ使用できていない約200万円分があり、残りの募集額が全部集まれば導入可能と考えています。
来年春先の販売開始に向けて準備していきたいと考えております。
ぜひ、皆さま、引き続き、よろしくお願い致します。
八木澤商店 代表取締役 河野通洋
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