LIVING IN PEACE BLOG

勉強会・セミナー2009年4月3日 18:39

メールマガジン Piece & Peace No.003

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○

リビング.イン.ピース(LIP)
メールマガジン Piece & Peace No.003 
09/04/01号

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○

こんにちは。
リビング・イン・ピース(LIP)の神谷です。
前回に続いて、コミュニケーション・チームの土屋亮より、
現地レポートをお送
りします。土屋は無事に帰国し、
現在は代表の慎ほか1名が現地を訪れています。

******************************
**********************************
2009年3月20日(金) 第三日目

昨夜に合流したLIPメンバー1人も加え、
私を入れて計3人で朝食をとりながら本
日の作戦会議。質問事項などをしっかりと確認。
今日の予定は、
投資先候補である2つのマイクロファイナンス機関(Cambodian
Health Committee
Limited:CHCとSeilanithih(セラニティ)
)の本部を訪問し、データでは分か
らない人間的な部分を見ること、
言うなれば感性デューデリをすることだ。

朝食後、今回の訪問を仲介し同行してくださるCARD Cambodia(CARD
Bankはフィリピンで生まれた有名なマイクロファイナンス機関
だけど、カンボジ
アでも支援活動を行っている)のRoseさんとホテルにて合流。
電話ではおしとや
かな英語を話していたので、待っている間はちょっと緊張。
実際に会ってみる
と、とても気さくで話しやすい女性だった。歳は・・・
初対面で聞けるワケない
けど、20代後半くらいかな??(笑)

まずはCHCへ。

さすがに昨日の飛び込みインタビューとは違って、
Roseさんの仲介があったの
で、すぐに奥の部屋に通されジェネラル・マネージャー(GM)
以下数名の幹部メ
ンバーと名刺交換。
1時間程度お互いの活動や事務的な項目を確認した。

先方の私たちに対する姿勢も非常に好意的。「
もし現地ツアーみないなものを計
画するとしたらどこか実際の貸出顧客のところまで日本の投資家を
連れていって
もいいか?」と聞くと、GMがすぐさま「もちろん!」
と返してくれた。

一通り話が済んだ後、日本のお土産を渡す。
実はLIPメンバーの考案で、先方も
時間を割いてくれるのに手ぶらで行くのも気が引けるから、
100円ショップグッ
ズをお土産として持参。実際に渡すととても喜んでくれ、
GMとがっちり握手まで
できた。その時に、先方からも、同行したLIPメンバーからも、
写真を撮られ、
何だか首脳会談をしたような気分だった(笑)

その後は実際のCHC顧客を3件見学させてもらった。

- 借り入れたお金でバイクの部品工場を営んでいる男性。

- ミシンを買って主にドレスを作ってそれをレンタルしている女性のその姪っ子。
- グループでローンを組んで、そのおカネでブロックを積み上げて以前悩まされ
ていた洪水から解放された女性。

彼らはほとんど英語を話せないので直接はコミュニケーションをと
れなかった
が、突然の訪問にもかかわらずサッと椅子を差出し、
笑顔でCHC社員を介した通
訳インタビューに応じてくれていたのが印象的だった。

ドレスのレンタルを営んでいる女性の姪っ子は英語が少しできたの
で話を聞くこ
とができた。彼女は日本にもとても興味があるらしく、「
お金がたまれば行きた
い!」と笑顔で語っていた。
もし彼女がマイクロファイナンスで自立して、貯金
ができて日本に来て再会できたらさぞかし感慨深いのだろうな…

ちょっと奇麗事のように聞こえるかも知れないけど、
実際に現場に行って彼らの
笑顔のために仕事をしてるのだと実感すると、
お金ではない確かな「やりがい」
のようなものを感じた。

昼食後、セラニティへ。

ここは先のCHCよりも規模が小さいようで、
CEOが1人でプレゼンやQ&Aに応じて
くれた。それにしてもよく笑うCEOだった、多分2、
3分に1回は「ガハハハ!」と
笑いを炸裂させていたような気がする(笑)

ここでも、CHCと同じくらい協力的な姿勢を確認できたので、
ひと安心。お土
産、喜んでもらえた。

その後はプノンペン市内にある支店の1つを訪問。
20代前半の若い行員女性2、3
名が照れながらも応じてくれた。

ここでまた同行してくださったセラニティCEOが「そちら(
同行したLIPメンバー
3人)で独身の人は誰?こっちの女性陣は皆独身だよ!ガハハハ!
」と炸裂トー
クをしてくれた。CEOの意図はどうであれ、
ちょっとは行員の緊張も和らいだよ
うで、普段の雰囲気を感じることができた。

今日の訪問ここで終了。

今日1日の予定をアレンジ・
同行してくれたRoseさんに日本から扇子のお土産を
渡し、明日の予定(Roseさん他数名のCARD
Cambodiaメンバーとミーティング予定)を確認。

うん、
今日も昨日と同じくらい精力的に動いたからよく眠れそうだzzz
******************************
**********************************
2009年3月21日(土) 第四日目

カンボジア4日目にして最終日。

今日は土曜日のためMFI訪問の予定は特になし。
午前はパッキングとこのレポー
トをまとめる作業、それに、このところ見ていなかったウェブ・
メールをチェッ
ク。日本でも着々と作業が進んでいるようだ。

昼は、これからいろいろお世話になるであろうCARD
CambodiaのRoseさん他数名のメンバーと、
関係構築も含めてランチミーティン
グ。どうしても、
地理的に私たちが頻繁にカンボジアに足を運ぶことが難しいた
め、現地に滞在している彼女たちのサポートは不可欠なのである。

Roseさんは自分から「Do you mind if I ask you your
age?(年齢をお聞きしても宜しいですか?)」
と言っておきながら、実際に私た
ちが20代だと知ると、何故かショックを受けたようだった(笑)
LIPメンバーの
写真を見せながら、私が「これが代表の慎ですよ」と言うと、
これまた「He
is so young!(若すぎる!)」と驚愕の表情を見せていた。

お腹も満たしたところで、
お土産を買いにヤミ市場のようなところへ。Roseさん
曰、くここは英名がRussian
Marketらしいのだが、
どこを見てもロシアの面影は何一つない。それはさてお
き、市場では箸セット(明日は新婚の友人新居にお邪魔するので)
と360°に開く
形の扇子を購入。

驚いたのが、今年のアカデミー賞を総なめにしたSLAMDOG MILLIONAREがもう海賊
版で出回っていたこと。早いな…

次にスーパーに向かい、会社用のお土産を購入。
社会人でよく旅に行く人は、同
じような問題を抱えていらっしゃると思うのだが、
特に途上国のような場所で会
社用のお土産を買うのは難しい。
基本的に食べ物でなければただの荷物→ゴミに
なってしまう可能性が大きい。闇市で売ってる食べ物なんて、
もちろん検疫で
引っ掛かる・
かといって休みをもらっているので手ぶらで帰るわけにもいかな
い…となると、
最終手段は空港で高い代金を払って現地のラベルが貼ってある
(実際に生産はしてないだろうが)
チョコか何かを買う羽目になってしまうの
だ。ただ今回は、立ち寄ったスーパーで、
カンボジア製というラベル付きのクッ
キーセットを幸いにも見つけることができたので、
即それに決定した。

その後少しカフェで時間を潰した後、空港へ。
4日間の滞在は本当にあっという
間だった。

この滞在で気付いたこと。

 ・日本では机上でしかMFを学んでいなかったが、
現地を回ることによって自分
たちがやろうとしていることの大きさや、
社会的意味などを改めて強く実感した。

 ・
CHCとセラ二ティのデータ的なデューデリは既に日本で済んでいたが、やはり
実際に彼らに会って数字では分からない雰囲気をつかむことができ
たことも大き
な収穫だった。これからWeb2.
0時代が本格化していくにつれてますます距離の壁
は小さくなっていくが、
何をやるにしても最後はやはり人と人が実際に会うこと
がポイントなのだと感じた。

 ・
LIPメンバーで今回の同行者に本田という姓の者がいるのだが、やはりアジア
地域では絶大な威力を発揮するのだと思った。
自己紹介の時の人々のリアクショ
ンが私とは明らかに違う(笑)あっぱれHONDA。

これからもどんどん現場を飛び回っていきたい。
******************************
**********************************

いかがでしたでしょうか?少しは、
カンボジアでのマイクロファイナンス機関の
様子や、
私たちがどういうふうに投資先候補先とコンタクトしているかが、お分
かりになられましたでしょうか。

なお、
代表の慎の滞在記はリアルタイムでブログに書き込まれておりますので、
ご覧ください(
http://stjofonekorea.blog6.fc2.com/)。また、同ブログでも
紹介されておりますが、慎が今月、
ダイヤモンド社より本を出版致します。タイ
トルは
『15歳からのファイナンス理論入門―桃太郎はなぜ、犬、猿、キジを仲間
にしたのか?』
、こちらも宜しければ、まず
は書店で手にとって頂ければと思います。

それでは。

<
メールマガジンの購読解除方法>
1.以下URLにアクセスし、ログインします。
http://www.living-in-peace.org/entry/
2.「LIVING IN PEACEからの
メールマガジン」を「受け取らない」にチェックを
いれ、「設定内容を変更する」ボタンをクリックしますと、
メールマガジン
購読が解除
されます。

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○

発行/編集 :リビング.イン.ピース(LIP)

HP: 
http://www.living-in-peace.org/  E-mail: lip@securite.jp

Copyright(c) 2009 LIVING IN PEACE ,All rights reserved
転載・転写・コピー・転送等は禁じます

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○
【ご留意事項】
当社が取り扱うファンドには、所定の取扱手数料(別途金融機関へのお振込手数料が必要となる場合があります。)がかかるほか、出資金の元本が割れる等のリスクがあります。
取扱手数料及びリスクはファンドによって異なりますので、詳細は各ファンドの匿名組合契約説明書をご確認ください。
ミュージックセキュリティーズ株式会社 第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号 加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会
Copyright (C) 2024 Music Securities,Inc. All Rights Reserved.