南三陸伊藤サケファンド ファンドニュース
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被災地からのレポート2011年12月19日 21:30
【伊藤】仮設工場の引渡し完了!
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いつもお世話になります、伊藤㈱ 伊藤です。お陰様で仮設工場の引き渡しが12月16日に完了しました。設備の機械が17日より搬入になっております。写真は、魚のうろこをとる機械です。まだこれから内部の工事があるので、稼働するにはもう少し時間がかかります。---------------------------------------------------さて、今回の仮設工場は、同じ地域の山内鮮魚店、及善商店、マルセン食品の4社で会社をつくり、中小企業基盤整備機構の仮設施設整備事業という助成制度を使い、作ったものです。建物は一つですが、中は別れており、それぞれの会社が、それぞれの仮設工場として使用する仕組みです。中小機構の工事は完了し、引き渡されたところですが、中小機構では決められた仕様で建設するため、伊藤さんの場合には、工場の電気容量(アンペア)が足りず、これから、追加の電気工事などが必要だそうです。(電気工事が混んでいてすぐにはできないようです。)また、今月から来月にかけて、上のうろことり機をはじめ、どんどん機械が納品され、その翌月には支払いが始まります。現在、金融機関と借入の手続きを進めていますが、最大でいくら借りられるか、二重ローンをいくら減らせるか等の点について、ファンドの集まり状況が大きく影響してきます。(参考:セキュリテレポート)仮設工場の建屋もできて、これから事業が本格化してきます。資金が調達できた範囲で、事業の再開をしていくしかありませんが、逆に言うと、資金が集まった分だけ、多くの種類の機械を購入でき、復興に弾みをつけることができます。まだまだファンドのことを知らない方がたくさんいます。是非、この取組みを多くの方にご紹介頂ければ幸いです。(ミュージックセキュリティーズ・杉山)------------------------------------3口以上で「秋鮭と生筋子の親子セット」または「マダラと白子セット」をご送付「南三陸 伊藤サケファンド」の詳細・お申込はこちら: