LIVING IN PEACE BLOG
-
メールマガジン2009年7月6日 10:15
メールマガジン Piece & Peace No.015
-
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○
リビング.イン.ピース(LIP)メールマガジン Piece & Peace No.015 09/06/26号
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
遂に、コミュニティメンバーが300人を突破致しました!
登録してくださった皆様、ありがとうございます!
The Economistによると、国連から、今回の金融危機が、どのように最も貧しい人たちに
、危害を与えるかに関する初めての推計が発表されたようです。
記事はこちら:http://www.economist.com/world/international/ displaystory.cfm?story_id= 13881048
国連の推計はこちら:http://www.unscn.org/
記事によると、2008年だけで、飢餓に苦しむ人が約4千万人増えました。。
こうした人たちが直面している危機は、世界不況と食糧価格の高騰が再び始まったこと
です。
このような危機は、特に女性に大きな負担を背負わせています。
「通常、女性が拡大している収入から利益を得られるのは最後だが、 金融の状況が悪化
しているときには、自らを犠牲に捧げる最初の存在である。」
という言葉がレポートから引用されていました。
マイクロファイナンスで貸出の対象となるのは、主として女性です。
昨今の金融危機下にあって、私たちのようなプロジェクトの重要性を改めて痛感します。
さて、今日は、社会人がメンバーの多数を占めているLIPでは珍しく、 学生として、中
核で活躍している岩楯の紹介です。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
Q. どうして、LIPの活動に参加しようと思ったのですか?
A. 昨年のマイクロファイナンス・フォーラムに参加したのがきっかけです。
もともと開発経済に関心があり、マイクロファイナンスについても学校で学んでいまし
た。
けれども、授業では「実際の顔」が見えず、そこがみえる実践的な活動をしたいと考え
ていたところ、フォーラムでLIPと出会いました。
そこで、発表自体も面白かったのですが、懇親会やその後の勉強会のときなどに、代表
の慎も含めメンバーと話をしたときに、価値観に共感できたからです。
Q. 具体的に、どのような価値観に共感を覚えましたか?
A. より多くの努力が報われるようになるべき、ということです。LIPの言葉でいうと機
会の平等にあたります。
Q. プロジェクトが始まってから半年経ちましたが、どのような感想をもっていますか?
A. まずは、メンバーを含め関係者の皆さんに感謝したい気持ちでいっぱいです 。
また、実務(ビジネス)に触れることができたので、実行委員としての責任感をもてた
ことです。
特にLIPはフラットな組織なので、(年齢的に)下っ端の自分の意見も聞いてくれたので
、責任感をもつことができました。
それに、マイクロファイナンス研修や訪問を通じて、マイクロファイナンス機関で働く
ひとたちや借り手の人たちと実際にあい、
視点や思いを理解できたことで、日に日に今回のプロジェクト成功にむけて気が引き締
まっていきました。
Q. 大変だったことなどはありませんか?
A. 重要な情報の共有などは、実行委員が責任をもって行っていないと危険だなと感じる
ことがありました。
学生である自分とは違って、自分以外のメンバーは仕事をもっていて、限られた時間で
のやり取りしかできず、しかもオンラインが中心であることです。
メンバーが危険さを認識していて、何とか半年間はうまくやってきたように思います。
逆に、社会人の方がここまで走ってきて形にできたこと自体非常に意味が あると思って
います。
Q. マイクロファイナンス機関に関する情報収集では、一番年下にもかかわらず、リー
ダーとして活動しましたが、どうでしたか?
A. 社会人と比べて専門性がないことは分かっていたので、メンバー間の媒介をしなけれ
ばいけないと考えていました。
また、必要な情報の管理などを行っていました。
メンバーそれぞれに性格や考え方が違い、「行動原理」のようなものを把握することを
心がけました。
先ほども言ったように活動のほとんどがオンラインだったので、「飲みニュケーション
」を大切にしました。
短いけれども共有した時間、一緒に過ごした時間というのは、とても大切だと思いました。
Q. 最後に、今年の夏からカリフォルニアへ留学に行くわけですが、向こうではどのよう
なことを学びたいと考えていますか?
A. 大学での勉強が第一ですが、私のくらすことになるサンフランシスコ・ベイエリアで
さかんな、NPO活動に注目しています。
そこのみで、日本の総数に匹敵する、30,000以上のNPOが存在します。
もちろん、政府や財団のバックアップやお金の流れ方など、構造的な理由があると思い
ますが、一方で数字や文字情報にならない、人の気質のようなものを学んできたい、と
思います。例えば、KivaなどNPOやBridgespanなどNPOコンサルを 覗いてきたいです。
ありがとうございました。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
6月14日の東京新聞で私たちの活動が紹介されてから、メンバー数が急激に伸びた印象を
もっています。
当たり前のことかもしれませんが、メディアの力というのは凄いですね。
(紙面には「6月下旬から募集開始」とありましたが、
現在、7月中旬をメドにしておりますので、ご理解頂けますようお願い申し上げます。)
今回の東京新聞への出田さんによる記事掲載を、私は本当に嬉しく思っています。
個人的なことで恐縮ですが、私の実家は東京新聞を購読しています。
東京新聞はほどよい厚さ(ページ数)であることと、「特報面」が好きでした。
というのも、その頃は難民支援協会という日本に逃れてきている難民を支援する 団体で
インターンをしていたのですが、外国人問題など、なかなか大手新聞社では扱わない社
会的問題を積極的に取り上げていた印象をもっていたからです。
また今回、私たちを取材してくださった出田さんは、今年の1月から取材をしてくださっ
たのですが、
実行委員会に顔を出されると必ずメンバー一人ひとりに取材をされ、声を拾っていらっ
しゃいました。
紙面では、代表の慎とプロジェクトマネージャーの杉山のコメントしか掲載さ れていま
せんでしたが、
裏側では何時間も、私たちの取材に時間を費やしてくださいました。
そのような出田さんに記事を書いて頂いたことを本当に感謝しています。
最近では、いくつかのメディアからも取材の申込を頂いております。
こちらにつきましては、報道の日付等が分かりましたら、皆様にも事前にご連絡をさせ
て頂きたいと考えております。
今後とも、多くの皆様からのご期待に沿えるよう、自分たちのするべきことをしっかり
とやっていきます。
それでは。
************************************************************ ****
代表の慎の初の著作がダイヤモンド社より本を出版しました。タイトルは『15歳から
のファイナンス理論入門―桃太郎はなぜ、犬、猿、キジを仲間にしたのか?』
(http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4478008256/)です。
こちらも宜しければ、まずは書店で手にとって頂ければと思います。
************************************************************ ****
<メールマガジンの購読解除方法>
1.以下URLにアクセスし、ログインします。
http://www.living-in-peace.org/entry/
2.「LIVING IN PEACEからのメールマガジン」を「受け取らない」にチェックをいれ、
「設定内容を変更する」ボタンをクリックしますと、メールマガジン購読が解除されます。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
発行/編集 :リビング・イン・ピース(LIP)
HP: http://www.living-in-peace.org/ E-mail: lip@securite.jp
Copyright(c) 2009 LIVING IN PEACE ,All rights reserved
転載・転写・コピー・転送等は禁じます
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
- ニュースカテゴリ
- アーカイブス
-
- 2013年08月(1)
- 2013年06月(1)
- 2013年05月(1)
- 2013年04月(3)
- 2012年12月(2)
- 2012年11月(3)
- 2012年10月(5)
- 2012年09月(4)
- 2012年08月(4)
- 2012年07月(4)
- 2012年06月(3)
- 2012年05月(2)
- 2012年04月(7)
- 2012年03月(3)
- 2012年02月(2)
- 2012年01月(2)
- 2011年12月(3)
- 2011年11月(4)
- 2011年10月(4)
- 2011年09月(3)
- 2011年08月(3)
- 2011年07月(3)
- 2011年06月(9)
- 2011年05月(5)
- 2011年04月(6)
- 2011年03月(1)
- 2011年02月(2)
- 2011年01月(2)
- 2010年12月(2)
- 2010年11月(2)
- 2010年10月(4)
- 2010年09月(4)
- 2010年08月(3)
- 2010年07月(3)
- 2010年06月(2)
- 2010年05月(4)
- 2010年04月(5)
- 2010年03月(4)
- 2010年02月(3)
- 2009年12月(2)
- 2009年11月(3)
- 2009年10月(4)
- 2009年09月(4)
- 2009年08月(4)
- 2009年07月(8)
- 2009年06月(8)
- 2009年05月(8)
- 2009年04月(8)
- 2009年03月(6)
- 2009年01月(2)
- 2008年12月(1)
- 2008年11月(4)
- 2008年09月(1)
- 2008年08月(1)
- 2008年07月(2)
- 2008年06月(2)
- 2008年05月(6)
- 2008年04月(1)