石渡商店ふかひれファンド ファンドニュース 2012年02月
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被災地からのレポート2012年2月23日 20:30
今夏の稼動開始に向け、工事が本格化
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大切な出資者の皆様へ
いつも沢山のご声援を頂き、本当に有難うございます。
『石渡商店ふかひれファンド』にご参加いただきました2,300名を超える皆様のお力で新工場建設予定地にて地鎮祭を無事に済ませ、本格的な工事が始まっております。
新工場を建設するにあたって、弊社初代がチリ沖地震を教訓に気仙沼市内の山側に確保し、ゴルフ練習場としていた土地を平らな場所とするために土木作業が日々行われています。山で遊んだ思い出の場所を削る寂しさと、新工場の完成を待ち遠しくついつい工事に見入ってしまいます。
このたびは、皆様より託していただいた資金の使い道と今後の予定についてご連絡させていただきました。
昨年夏より、旧倉庫を改築して業務用の商品の製造を行っております仮設工場では、ファンド資金の一部を活用させていただき、新たに購入した煮沸釜でレトルト殺菌ができるようになりました。また、商品内の異物や金属を探知するX線探知機等を購入させていただき、運転検査や商品テストを毎日行っており、今後は、一般消費者様向けの商品化も行ってまいります。
なお、今夏を予定しております新工場完成後には、仮設工場は閉鎖し、本機器類を移動する予定でございます。新工場への移転後は、いよいよ本格的なふかひれの加工製造および販売を行ってまいります。本工場稼動後は、従前の従業員につきましては雇用出来る予定でございます。
また、新工場の稼動開始後の特典実施を予定しており、皆様にふかひれスープを召し上がっていただけること、そして、新工場でお会いできますことを楽しみにしております。なお、3月末を持ちまして『石渡商店ふかひれファンド』の募集を終了いたしますが、被災地では工事業者が足りず人件費や資材の高騰が続くなかでも、まずは工場建築のため満額という目標を達成させたいと考えております。私たち加工会社が立ち上がることで、その他のふかひれ関連企業、漁師、そして気仙沼という町自体の活性化に貢献すると同時に、復興した暁にはご支援いただいた皆様と喜びを分かち合いたいと考えております。
本当のスタートはこれからとなり、長期間のお付き合いとなりますが、スピード感を持ち、従業員共々一丸となって「復興」という最大の壁に立ち向かい、鮫の日本一の水揚げ量を誇った気仙沼の復興に努めてまいります。世界からも認められているふかひれ加工技術を守り、次世代につなげる役目を果たしにつないでまいりますので、今後ともご支援の程宜しくお願い致します。
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被災地からのレポート2012年2月12日 06:00
柏原厄除大祭(兵庫県)での物産展に参加
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こんにちは、石渡商店のオノデラです。各地で厳しい寒さと雪に翻弄される今日この頃…気仙沼もかなりの寒さで水道が凍結したり、道路が混雑したりで大変です。
さて、そんな寒さも忘れる、あたたかいご支援の情報です。
兵庫県の丹波新聞社様が本社前で宮城物産展を開き、被災地の業者の商品が販売されます。石渡商店のふかひれ濃縮スープも!2月17・18日に開かれる柏原厄除大祭に合わせて開催されます。各地からたくさんの人々が集まり、とても盛り上がる大祭なので、お近くの方、柏原厄除大祭に足を運ばれる皆さまは是非、お立ち寄りください!
(日時)2012年2月17・18日午前10時から。
(場所)丹波新聞社様(兵庫県丹波市柏原町柏原)
(主な商品)※無くなり次第終了となります。「ふかひれ濃縮スープ/石渡商店」気仙沼市「金のさんま/斉吉商店」気仙沼市「仙台麩/山形屋商店」登米市「くじら大和煮」石巻市「ほたての舞」女川町「雄勝産荒とろろ」女川町
丹波新聞社様、この度はご協力ありがとうございます。私どもも復興に向け頑張りますので、今後ともよろしくお願いします!
(以上は、石渡商店HPからの引用です。)
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被災地からのレポート2012年2月1日 19:44
ポスターに込められた思いとは
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皆様こんにちは。
ミュージックセキュリティーズの森田です。今日は、東京ビックサイトにて2月1日~3日の3日間行われている、プロ向け商談展示会「スーパーマーケット・トレードショー2012」に、石渡商店はじめ、被災地応援ファンドの事業者の方々が出展しているため、インタビューをしてきました。それを皆様にご報告いたします。石渡商店のブースでまず目に入ったのはこのポスター!どういう意味が込められていると思いますか?石渡さんはこんな思いからこのポスターを作ったそうです。「震災後に、ボランティアの方々が気仙沼に来て、炊き出しを行って下さいました。そのときの、ボランティアの方々から、被災者の方に食べ物を差し出す風景が頭に焼き付いていて、それを恩返ししたいというイメージでこのポスターを作りました。」こういった体験をしたからこそ出来たデザインなのですね。ブースには、石渡さんと、営業の千葉さんがいらっしゃいました。千葉さんは、1月12日以降気仙沼に戻らず、京都や大阪難波の高島屋などで営業活動に奮闘しているそうです。そんな中、「僕も出資したよ」という声を西日本からもかけてもらい、そういった声が励みになり、助かっている、とのことでした。また、今日のトレードショーでは、具体的な商談の話が通販などの卸売り会社からあり、手ごたえを感じることができているそうです。うまくいくといいですね。(ブースに立つ石渡さんと千葉さん)試食で新作のふかひれスープをいただきました。とても美味しかったのと、すぐに気付いたのはふかひれの多さです!なんと、一般的なふかひれスープは、ふかひれの配合量が2%程度ですが、石渡商店のふかひれスープは、8.3%と高いんです!高級品的な位置づけですが、今回初のレトルトタイプでパッケージも新しくして販売しているそうです(今までは缶詰でした)。残り、2日間、商談がうまくいきますように。以上、今日の報告でした。-----------------------------------------------------------------------
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