御菓子司木村屋ファンド ファンドニュース 被災地からのレポート
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被災地からのレポート2016年7月15日 15:05
創業90周年感謝祭のお知らせ [7月17日(日)・18日(月・祝)]
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いつもおかし工房木村屋をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
お陰様で当店は、今年で創業90周年を迎えることが出来ました。
これを記念して、7月17日(日)、18日(月・祝)の2日間、90周年感謝祭を開催いたします!
【夏の新商品】
★広島産レモン使用★
レモンケーキ
★北限のゆず使用★
ゆずケーキ
各5個入り 850円(税抜)
各10個入り 1,650円(税抜)
【新作バウムクーヘン先行試食会】
秋以降に発売予定の、サクサクした歯ごたえの
新作バウムクーヘンをこの2日間だけいち早くお召し上がりいただけます!
※イベント中の販売は未定となっております。
【お得なケーキセット】
通常価格1,500円(税抜)相当のケーキ5個セットが特別価格1,000円(税抜)!
【お得なプリンセット】
通常価格640円(税抜)相当のプリン4個セットが特別価格500円(税抜)!
【プチシュープレゼント】
商品お買い上げの方各日先着50名様にプチシューをプレゼント!
【商品券プレゼント】
1,000円(税込)お買い上げ毎に100円の商品券をプレゼント!
と、盛りだくさんの内容になっております。
このようにイベントを企画・実施することはほとんど初めての経験で戸惑いもありますが、スタッフ一同沢山の方にご来店くださることを楽しみに日々準備を頑張っております。
投資家の皆様には、遠方でご来店いただくことが難しい方も多くいらっしゃるかと思いますが、皆様のおかげで90周年を迎えられたことに感謝し、感謝祭開催の運びとなったことをまずはご報告させていただきたく、今回のお知らせとなりました。
10年後には100周年感謝祭も予定しておりますので(笑)、これからも末永くご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。
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おかし工房木村屋
木村洋平
定休日:毎週水曜日
営業時間:10:00~18:30
TEL:0192-55-2825
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被災地からのレポート2016年3月7日 18:23
「東北わくわくマルシェ」に出店しています。
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おかし工房木村屋の木村洋平です。
今年で3年目を迎える、Kaleidoscope(カレイドスコープ)様の主催する「東北わくわくマルシェ」。
大阪でのイベントに、当店が出店させていただいております。
3月2日(水)~3月8日(火)のあべのハルカス近鉄本店様での期間中は父・代表の木村昌之が現地でPR活動をしております。
準備のバタバタで告知が出来なかったのが申し訳ないですが、大阪タカシマヤ様での
イベントは9日からですので、是非お立ち寄りください。
※大阪タカシマヤ様でのイベントの際は父はおりませんのでご了承ください。
◆あべのハルカス近鉄本店 開催期間:平成28年3月2日(水)~3月8日(火)
東北六県今物語 ~味と技めぐり~
◆大阪タカシマヤ 開催期間:平成28年3月9日(水)~14日(月)
大東北展
あべのハルカス近鉄本店様でのイベントの様子です。
おかし工房木村屋
木村洋平 -
被災地からのレポート2015年9月15日 14:00
「万歩計プロジェクト」発足!
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万歩計プロジェクト」発足!
8月21日に「おかし工房木村屋ベーカリー」として再開した仮設店舗ですが、岩手大学の「岩大E_code」の皆さんのご協力で予てから準備を進めていたギャラリースペースが完成し、9月4日にお披露目となりました。 その名も「万歩計プロジェクト」!
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「万歩計プロジェクト」とは・・・
震災後から今、そしてこれからの高田の出来事や写真を時間軸に沿って展示するプロジェクトです。この壁を「万歩計」と呼びます。高田の人には少しずつ時が積み重なっている実感が持てるように、そして、陸前高田を訪れたひとにはこれまでの歩みが分かるようにと考え、この「万歩計プロジェクト」をはじめました。
この万歩計はこれで完成ではなく、現在進行形でここに展示する写真や出来事を増やしていくのがこのプロジェクトのひとつのポイントです。そこで、この写真・出来事を増やす作業を皆さんに是非協力して頂きたいのです。陸前高 田に住む方や訪れた方に教えていただきながら成長するプロジェクトです。
※岩大E_code「万歩計プロジェクト」チラシより一部抜粋
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壁一面に貼り巡らされた写真は、左から右へ、過去から現在への時の流れを表しており、その中であった町の出来事を写真で紹 介しています。今は岩大E_codeの皆さんを中心にしたスタッフで集めた写真を貼っていますが、お客様よりいただいた写真やメッセー ジ、出来事などを順次追加していく予定です。
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以下が、プロジェクト参加方法です。一人何回でも投稿可能なのでぜひ参加ください。 遠方の方もメール等でご参加いただけます。
(1) 募集しているもの
・震災後の陸前高田の大事な出来事の写真
・取り上げるべき出来事についてのリクエスト
・高田での出来事や思い出、メッセージなど
(2) 投稿方法
①「万歩計ポスト」へ投函する
万歩計ポスト
写真につきましては、直接投函してください。メッセージやリクエストは、ポスト横の「たかたびポストカード」に記入して 投函していただきますようお願いいたします。「たかたびポストカード」で投函していただいたものに関しては、「万歩計ポ ストカードアルバム」として店内で自由に閲覧できるよう展示します。
たかたびポストカード
万歩計ポストカードアルバム
②岩大E_codeのTwitter/Facebook/Gmailに送る
写真や出来事・メッセージを岩大E_codeまで送ってください:
Twitter:@E_code1 Facebook:「岩大E_code」で検索してください。 Gmail:gandai_e_code@gmail.com
※ご投稿いただいたものに関してはその種類を問わず返却することは出来ません。予めご了承ください。
※①、②に関していずれの場合でも、出来事があった日の日付・コメント・お名 前は必ずご記入ください。(お名前等プライバシーの掲載に関してご希望がある方は、そちらも明記ください)
ご協力おねがいします!
岩大E_code 一同
※岩大E_code「万歩計プロジェクト」チラシより抜粋
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「万歩計」の制作は先月より進めていましたが、9月3日の営業終了後、岩大 E_codeの皆さんにより完成した「万歩計」を店舗に設置する作業が始まりました。18時過ぎくらいから始まり順調に進みましたが、それでも作業が終わったのは 22時を過ぎたころでした。私は実物を見たのは作業当日が初めてだったのですが、その大きさ・迫力に驚きました。狭い店舗の一角に、大きな青空が広がったように思えました。
震災後、当店が仮設店舗として再スタートするときに岩大E_codeの皆さんと知り合い、それが陸前高田と関わるきっかけになりました。その岩大E_codeの皆さんに再び協力して頂き、素敵なプロジェクトを成し遂げることができ、とても感慨深いです。私自身、高田に住んでいながら、町の知らなかった部分を多く知るきっかけになりました。
(左)ポストの中 (右上)小さな看板 (右下)手伝わないで寝ていた猫・・・(笑)
「おかし工房木村屋ベーカリー」にお立ち寄りいただいた際には、是非眺めていってほしいですし、写真やメッセージがあれば、どしどし送ってください!
木村洋平
おかし工房木村屋 (新店・本設店舗)
定休日:毎週水曜日 営業時間:10:00 - 18:30
〒029-2205 岩手県陸前高田市高田町字栃ヶ沢220
TEL / FAX:0192-55-2825
Mail:kimurayainfo@gmail.com
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被災地からのレポート2015年8月25日 12:00
【おかし工房木村屋】仮設店舗でベーカリーが開店しました
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こんにちは。おかし工房木村屋の木村洋平です。 今年の3月に本店がオープンしたのと同時に長期休業に入っていた仮設店舗ですが、8月21日、いよいよ「おかし工房木村屋ベーカリー」として営業再開しました!
開店当日はオープン前からたくさんのお客様が並んでおり、焼き立てパンの食べられるお店をずっと待っていた、と多くの喜びの声をいただきました。開店から3日間は、毎日お買い上げの方先着100名様にパンの無料プレゼントを行いましたが、3日間ともお昼には品切れとなりました。
パンは全部で40種類ほど販売しましたが、特に好評だったのが塩バターパン(毎日売上ダントツNo.1!)、「夢の樹」の焼印を押した「プレミアムあんぱん」、「渋皮マロンパイ」、「かりんとう饅頭」でした。
今回もやはり(?)、開店まではバタバタしており、準備に十分な時間が取れなかったこともあって不安がありましたが、メーカーさん等がしっかりサポートしてくれましたし、何よりご来店いただいたお客様の笑顔を見た瞬間に、今までの不安や苦労が吹き飛ぶ思いでした。
仮設店舗が再開して、いわ井さん、やぶ屋さんと3軒並んで営業している風景が懐かしく思いました。ここ最近、私は東京での出張イベント・お盆の繁忙期・仮設店舗再開の準備等に追われており、栃ヶ沢ベースに顔を出す機会がほとんどなかったので、1か月ぶりに顔を合わせた方々もいました。やはり、お隣さん方と会うとホッとしますね。またあの頃の栃ヶ沢ベースの活気が戻ってくるなあと、実感しています。この場所ではあと1年半も営業できませんが、ここで学んだことを次のステップに生かしていきます。
焼き立てパンの賞味期限は当日中なので、投資家の皆様をはじめ遠方の方々に召し上がっていただくことが出来ないのが心苦しいのですが、陸前高田にいらっしゃる機会がありましたら、是非お立ち寄りください。
それから、私は買い出しや雑用でほとんど店舗にいることは出来なかったので、毎日店を支えてくれたスタッフの皆にも、この場を借りて感謝します。ありがとうございました。
それでは、また面白いことがあったらお知らせしたいと思います!
おかし工房木村屋
木村洋平
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被災地からのレポート2015年8月7日 19:00
仮設店舗再開のお知らせ
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おかし工房木村屋の木村洋平です。 本設店舗オープンに伴い、仮設店舗を3月から長期休業しておりましたが、ようやく8月21日(金)に「おかし工房木村屋ベーカリー」として再開します!名前の通り、仮設店舗では今までの商品の他、パンをメインに販売いたします。現在も沢山のパンを試作中です! 仮設店舗を再開するにあたって、以前のように工場で商品を焼成している風景があると店内に活気が生まれ、いい匂いもするので何かしら店舗で商品を製造したいと思っていました。
実際、仮設から本設への引っ越し期間中バウムクーヘンを焼かなくなり、お客様から「寂しくなった」等の声をいただいておりましたので・・・。 そこで、パンは震災前もやっていて要望が多かったこと、陸前高田では今のところ焼き立てパンを食べられるお店がないということで、また始めようということになりました。
また、木村屋の歩みを写真や映像で紹介するギャラリースペースも設ける予定です。もうちょっとだけお待ちくださいね♪ どうぞ宜しくお願い致します。
おかし工房木村屋 木村洋平
夢の樹バウムも是非ご賞味ください
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被災地からのレポート2015年7月30日 17:30
【レポート】三陸のものマルシェに参加しました
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7月23日(木)~25日(土)の3日間、秋葉原駅構内で行われた「三陸のものマルシェ」というイベントに初めて出店させていただきました。 震災後、なかなかイベント販売に出店する余裕がなかったのですが、本店がオープンし、生産も安定してきたところで、大きなイベントとしては2年ぶりくらいの参加となりました。 イベント当日はまず人の多さと、暑さに驚きました。 秋葉原駅は1日48万人の方が利用するそうで、気温は暑い日は35度くらいはあったのではないかと思います。
正直なところ、夏の暑い時期はお菓子はあまり売れませんし、利用者は多くとも、秋葉原というおそらく当店のことを知っている方はほとんどいないであろう場所で、どれくらいの方々に興味を持ってもらえるだろうと不安な気持ちはありました。 しかし、イベント当日になると予想以上に多くの方々が立ち寄ってくださりました。メールマガジンやFacebook等で情報を知り、わざわざいらしてくれた方もいました。 告知していた新商品のキューブクーヘンは3日とも売り切れで、ジェリードーナツも大好評でした。和菓子でも米粉カステラやどら焼きは特に好評でした。結果的に予想を上回る売り上げでイベントを終えることができました。
陸前高田のブースは当店ときのこのSATOさん、酔仙さんの3社で、イベント販売ではおなじみのメンバーでしたのでお互い協力しながら販売することができましたし、宮古ブースや気仙沼ブースの事業者の方々とも、イベント初日終了後に懇親会を行い親睦を深めることができました。 普段はお店に購入目的をもってご来店くださるお客様がほとんどですので、今回のように、通りすがりの方にいかに興味を持ってもらい、木村屋の事を知ってもらえるかというところで試行錯誤したことは私もスタッフも大変勉強になりました。
今後も、こういったイベントには積極的に参加し、遠方の方々とも直接触れ合える機会を増やしていきたいと思いました。 余談ですが、手伝いで来ていた私の妹の「あまちゃん」のコスプレが似合いすぎるとの声を沢山いただきました(笑)。
木村洋平
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被災地からのレポート2015年3月16日 12:00
3月14日、とうとうグランドオープン当日です
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3月14日、とうとうグランドオープンを迎えました。
正直申しますと、日々準備に追われて、直前まであまり実感が湧きませんでしたが、開店時間の数十分前から長蛇の列ができ、開店と同時に大勢のお客様がご来店いただいたのを見て、今まで長い道のりだったけど、遂にオープンしたんだなと、胸にこみ上げてくるものがありました。
ご来店いただいた皆様に、たくさんのお祝いの言葉をいただき、また、お世話になった方々よりたくさんのお花をいただきました。入口付近がまるでお花屋さんのようでした。
オープン記念として、ご来店いただいた皆様に紅白の気仙ゆべし一口サイズ、商品をお買い上げの皆様に窯出しシュークリームをプレゼントしました。
今回新商品として、マドレーヌ、もちパイ、お米つぶつぶクッキー、アーモンドクッキー、抹茶クッキー、ケーキ各種を発売し、今回ご来場特典としてプレゼントした気仙ゆべしの一口サイズも、今後新商品として展開していく予定です。また、新商品ではないですが、100個限定の桐箱入りの夢の樹バウム(ハーフ)や、仮設店舗オープン時に販売していた米粉カステラも復活しました。
既存の商品でも、洋菓子・和菓子の各詰め合わせを充実させましたので、ホワイトデーと重なったこともあり、大変ご好評いただけました。
14日オープン日と15日の土日2日間を終えて、父が特に喜んでいたのは、夢の樹バウム以外の商品も沢山お求めいただけたことです。夢の樹バウムは、当店を全国の皆様に知っていただくきっかけとなった復興を象徴するヒット商品ですので、勿論今後も強くプッシュしていきたい商品なのですが、創業当時から販売していた気仙ゆべし・雁月などの和菓子類も、以前よりもご好評いただけており、昔からの商品の魅力も更にアピールしていけるのではないかと手ごたえを感じていました。
今、これを書いているのは15日の営業終了後の残業中なのですが、スタッフ皆、疲れながらも、グランドオープンが成功に終わり充実しているようです。私もひと段落したので安心しています。これからどっと疲れが出てこないか心配です(笑)
グランドオープンは大盛況のうちに終了しましたが、5年、10年と営業を続けていくこれからが大変だと思いますし、大きな壁にぶち当たることもあるかもしれません。しかしながら、投資家の方々をはじめ、全国の皆様から店頭で、電話で、メールで、たくさんのお祝いとともに、激励のお言葉もいただきました。
立ち止まってしまいそうなときは、皆様のことを思い出して頑張ろうと思います。お陰様で店内の商品がすっかりなくなってしまい、代表である父は今、翌日の営業に向けて製造に夢中になっています(笑)。父も皆様には大変感謝しておりました。
拙筆ながら、父に代わりましてご報告させていただきます。今後とも、より一層のご愛顧をよろしくお願い申し上げます。
おかし工房木村屋木村洋平 -
被災地からのレポート2015年3月11日 12:00
【投資家の方よりお花をいただきました】7日・8日プレオープン大盛況開催報告
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みなさま、こんにちは。ミュージックセキュリティーズの黒澤です。
2015年3月14日の本設店舗オープンを前に、陸前高田の【おかし工房木村屋】さんでは7日・8日の2日間でプレオープンが開催されました。
当日のお写真と感謝のメッセージをいただきましたのでご紹介いたします。
【おかし工房木村屋 木村洋平様より】----------------------------------------------------------------------------------------------2015年3月14日の本設店舗オープンを前に、7日・8日の2日間でプレオープンを行いました。
連日準備に追われ、あまりプレオープンの告知が出来ていなかったにも関わらず、2日とも沢山のお客様にご来店いただきました。中には、遠方よりツアーでお越しいただいた団体様で、当日にプレオープンを知り急きょ予定を変更してまでいらしてくださったお客様もいらっしゃいました。
また、前日に投資家の方よりオープンのお祝いで素敵なお花が届きました。さっそく店内に飾らせていただきました。ショウケースの上が少し寂しいなと思っていたので、このお花のおかげでとても素敵なディスプレイを作ることが出来ました。
準備作業は毎日深夜まで及び、スタッフも初めてのことが多かったため多少不安もありましたが、いざ開店すると、ご来店いただいたお客様からお祝いの言葉や、新店舗を高く評価してくださる声もいただき、前日までの不安が一気に消し飛びました。
この2日間で、14日の本番オープンに向けてスタッフ共々反省点・改善点もありましたが、なによりも、良い本番を迎えられそうな手ごたえを感じたことを、非常に嬉しく思います。
今回は店内に並べられなかった新商品も登場予定ですので、新店舗オープンを是非楽しみにしていてください!
みなさまの温かい応援に重ねて御礼申し上げます。どうぞこれからも宜しくお願い申し上げます。ありがとうございました。
おかし工房木村屋木村洋平-----------------------------------------------------------------------------------
【当日の様子】
まずは入り口
オーブンです!
店内は和菓子と洋菓子を販売
バウムクーヘンが焼きあがる様子もご覧いただけます
ケーキも沢山ご用意いたしました!
こちらは和菓子コーナー
頂戴したお花をカウンターに飾りました。
さあ、いよいよ開店!準備はいいですか?
いらっしゃいませ~!
どうぞご覧ください!
沢山の方がいらっしゃってます~ありがとうございます!
団体でお越しいただいた皆様へシュークリームを!
投資家さまよりいただいたお花&シュークリーム
こちらも投資家さまよりいただいたお花
さらに投資家さまよりいただいたお花
お花でディスプレイを華やかに飾ることができました。ありがとうございます。
こちらも投資家さまよりいただいたお花です。
いよいよ2015年3月14日の本設店舗オープンです!
引き続き、御菓子司木村屋の応援を宜しくお願いします。
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被災地からのレポート2015年3月3日 12:00
【3月14日オープン予定】御菓子司木村屋新店舗
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みなさま、こんにちは。ミュージックセキュリティーズの黒澤です。
御菓子司木村屋、新店舗のオープン日程が
【3月14日(土)(予定)】
に決定いたしました!
新店舗開店を心待ちにしてくださっている方の為にも、
急ピッチで新店舗開店準備を進めていらっしゃるそうです。
本日は、御菓子司木村屋から届きました
最新の新店舗、新店舗での作業風景のお写真をご紹介します。
※現在、新店舗の工場部分は稼動しております。
工場で生産後、仮設店舗にて納品、販売している状況です。
仮設店舗では生産は行っておりません。
外観1
外観2
入り口の様子
内観1
内観2
作業風景1
作業風景2
作業風景3
作業風景4
作業風景5
作業風景6
プレオープン日程につきましては、
確定次第、投資家のみなさまにもご案内差し上げますので、今しばらくお待ち下さい。
引き続き、 御菓子司木村屋を応援お願いします! -
被災地からのレポート2013年5月16日 19:15
栃が沢ベース訪問記
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こんにちは。ミュージックセキュリティーズの岸野です。
陸前高田にある栃が沢ベース。私がずっと行ってみたかった場所です。
というのも、事業者の皆さんが、まだ建物が出来上がる前の完成イメージ図の段階から、出来上がりをとっても楽しみにして、そして実際に出来上がって
お店を再開されたとき、すごくうれしそうにしていらっしゃるお話をお聞きしていたからです。ファンドで集まった資金が実際に店舗になり、
そしてそこで事業者さんが事業を再開される、
それが地域のコミュニティの再生になる。
ファンドに関わる上で、こんなにうれしいことはないです。
念願叶って初めて訪れることができて、本当にうれしかったです。
想像以上に素敵な場所でした。まさに陸前高田のオアシスです。とってもあたたかな雰囲気に包まれていて、
訪れるだけで幸せになるような、そんな空間です。
それはなぜなのでしょうか?
お店を営まれている皆さんの真心が伝わるからです。地域の人を、そして訪れる人を喜ばせたい、そんなまじりっけのない思いが、
その場に行くだけで自然と感じられて、幸せな気持ちになるのです。心がぽかぽかする そんなかんじです。
(1)まず、お菓子工房木村屋さん。
かわいらしい赤い扉を開けると、ふわっと甘いお菓子のいい香りに包まれます。お菓子工房という名前のとおり、お店の奥に工房が付設しているんです。職人さんたちが、きびきびとたくさんのお菓子を作り上げていきます。こんなにたくさんの種類のお菓子をここだけで製造されているというのにびっくりです。
そして木村屋さんを代表する銘菓、夢の樹バウム。
今まさに製造中です。私も一口食べてからそのおいしさに感動して大ファンになってしまった夢の樹バウム。
こんなふうに作られるのだと、実際に目にすることができて大感動してしまいました。
木村屋さんの夢の樹バウム、地元岩手の選りすぐりの食材で丁寧に作られた、他にはない唯一無二のバウムクーヘン。陸前高田の一本松をモチーフに、震災後に今後への夢を託して作られたお菓子。お菓子作りを通じて、地域の人を元気づけたい、そんな木村屋さんの思いがこめられています。
一口食べるとバターの香りが口いっぱいにひろがり、旨みが凝縮された幾重にも重なる生地は、かみしめるほどに旨みが感じられます。今はまだ隠れた名品ですが、何かで紹介されたら人気に火がついて
買えなくなってしまうのではないか と個人的には思っているくらいのおいしいお菓子です。こちらが店主の木村さん親子。息子さん、一度は地元を離れていらっしゃいましたが、お店に戻られたようです。お二人が力を合わせ今後どんなおいしいお菓子を届けてくださるのか、楽しみです。
お店の中には、夢の樹バウムをはじめ、様々なお菓子が、
とても素敵にディスプレイされています。かわいくて、見ているだけでも楽しい、
そんな空間づくりもきっと心がけていらっしゃるのだと思います。
(2)続いて、いわ井さん。
地元で、古くから続く和雑貨屋さんです。お店に一歩入ると、わくわくします。
子供に戻ったみたいに、無邪気にはしゃぎたくなってしまうような楽しいお店です。
お店の中には所狭しと、いわ井さんが独自のセンスで選ばれた雑貨が並んでいます。かわいい小物や、地元のお酒など、取りそろえる商品は様々。プレゼントにも、自分用にもきっととっておきの一品に出会える、そんなお店です。
こちらのお店、現在は仮設店舗です。
将来、実店舗が完成した際には設備を全て持ち運びができるように工夫されています。
机や棚はもちろん、照明や壁もとりはずせるのだそう。いわ井さん、常に先を見据えていらっしゃるのだなと感じました。
特注の机は、同じく被災した、いわ井ご主人の友人が、震災直後に作ったもの。↓デザインに妥協は一切なし、けれどちゃんと持ち運びができるように工夫されています。常に前を向く磐井さんのこだわりがつまった宝箱のようなお店、
ぜひ一度訪れていただきたいです。
(3)最後に、おそばのやぶ屋さん。
応援ファンドの事業者さんではありませんが、
陸前高田一といわれる老舗のおそばやさんです。木村屋の木村さん、いわ井の磐井さんとこのやぶ屋のご主人は
とても仲のいい友人でありお仕事仲間とのこと。
そんなご主人が作るおそば、本当においしかったです。丁寧に作られたきれいなおそば、真心がこもっていて、おいしさで心まで満たされました。
白くてきれいなおそば。舌触りがよく、のど越しも抜群であっという間に完食してしまいました。
そして、おそばと同じくらいの大好物のかつ丼も一緒にいただきました。かつ丼、使われるつゆでおいしさが決まるので、
おいしいおそばやさんのはきっとおいしいはず、と思ったのです。これまで食べてきたかつ丼で一番かもしれないくらいおいしかったです。ふわっとした衣の中に、お肉がしっかりと詰まっていて、ふっくらやわらか。とろとろたまごの半熟具合の絶妙で、卵とじのかつと、ごはんを一緒に口に運ぶと、
幸せな気持ちでいっぱいになりました。
おそばもかつ丼も本当においしくて、こんなおいしいものを作ってくださって、
思わず「ありがとうございました」とお店の方に伝えてしまったくらいでした。
こんなにおいしいおそばやさんの再開には、秘話があります。
震災でご主人を亡くし、現在は、息子さんが継いでいらっしゃいます。震災直後、お店のレシピはずっとお父さんのそばで見ていたから覚えているけれど、自分が先代の味を再現できるのか不安だった息子さん。そして、先代亡き今、どのようなそばを作っていくのか、迷いもあったようです。そんなとき、聞いた声は、「みんなが待っているのは先代の味」というもの。
それから1ヶ月、みんなで味見をして先代の味を探していく日々が続きました。
そして開店初日。
ものすごいプレッシャーの中、お客さんは入らず。
だめかもしれない。
そう思っていたが、3日後には行列ができるほどに。
おそばを実際に食べた人たちが、「以前と全く同じ味だ!」と喜び、
口コミで地域の人たちに広がっていったようです。
栃が沢ベース。いわ井さん、木村屋さん、そばやさん、現在は3店舗で仮設のお店を並べていますが、「商店街に戻ったとしてもこの3店舗でお店を並べて商売したい」
そう語ります。
「3人は商売に対して同じ志を持っている。
できれば同じ志をもつ仲間と一緒にやっていきたい。」そんな3人が共有する志、想いが掛け合わさって輝く栃が沢ベースだからこそ
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