船大工 佐藤造船所ファンド ファンドニュース 2012年05月
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被災地からのレポート2012年5月22日 12:24
長野市立若槻小学校からこんな素敵なお便りが!
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佐藤造船所のファンドには長野市立若槻小学校の6年生(参加当時は5年生)も参加しています。先日、佐藤造船所に6年生のみなさんからのメッセージが届きました。(※画像をクリックしていただくと、大きいサイズでご覧いただけます)資金は、昨年度(2011年度)育てたお米を販売して集め、造船を応援しよう、とみんなで決めて参加しています。この小学校では毎年田んぼを借りて、その年の5年生がお米を育てています。収穫されたお米をどのように扱うかはその年毎に話し合います。昨年度収穫されたお米は、例年通り収穫祭を開催してお世話になった方と一緒に食べるとともに、一部を販売して東北の支援をすると決まりました。相手が見える支援をしたいという子どもたちの希望から、今回被災地応援ファンドへの参加をしています。教室で当社のHPを見ながら複数のファンドの中から、被災地の復興のためには船が必要と考え佐藤造船所を支援先に決定。社会の授業で三陸沖が豊かな海洋資源に恵まれている地域であることを学び、被災地には漁業の復興が重要と考えたそうです。佐藤造船所のファンドが終了するのは10年後。その時5年生のみなさんは成人しているんですね。その時まで佐藤造船所がどうなっているか、そして三陸の海が復興していくか見守り続けてもらえることを願っています。-------------------------------------他のファンドも募集中です。セキュリテ被災地応援ファンド(1口1万500円)
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被災地からのレポート2012年5月10日 16:50
無事着水!!
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佐藤造船所より皆様へ近況のお便りが届きました。「生きてることの喜びと使命」という言葉が響いてきます。---------------------------------------------------お陰様で、昨年の12月20日に上架した第十五龍神丸を昨日(4月24日)の15時過ぎに無事着水致しました。今回の船は、船体内部の損傷がひどかった事と天候不順により、修復工事に時間が掛かりましたが、また海に戻す事が出来て、安心しました。(お船(ふな)霊(だま)の神にどうぞ船主様の命をお守りくださいと祈るだけです。)その後は、次の船を引き揚げるための準備をし、その日(4月24日)の16時30分過ぎに震災から3隻目の修繕船、第八 観(かん)吉(よし)丸を無事上架致しました。着水は、来月の中旬位になると思います。この船は、震災の当日の朝(5時頃)に上架して、午前中に船体の洗浄作業を終えたばかりでした。それが地震により、船台の安全ストッパーが破損し、船が船台ごと海に着水し、間一髪のところで沖に逃れ助かった船でもあります。船主の須田 正太郎(しょうたろう)さんによれば、当時、船内には、ドック入りしてた為に、食料は無く、唯一前年(H22年)の9月頃に積んだエンジン冷却水の補給用の水があり、沖での二泊三日をそれで凌いでいたとの事でした。その間、何度か大波を受けたり、推進器に漂流物(ロープ等)が絡んだりとかなり危険な状況に見舞われながらも必死に操船していたそうです。話を聞く度に、「生きていてくれてありがとう」と言う想いで、胸がいっぱいになり、自分たちにとっても、生きてることの喜びと使命を感じさせてくれる瞬間でもあります。必ず復興いたします。今後とも宜しくお願い致します。-------------------------------------他のファンドも募集中です。セキュリテ被災地応援ファンド(1口1万500円)