三陸オーシャンほやファンド ファンドニュース 2012年12月

被災地からのレポート2012年12月28日 17:11

年末ご挨拶

今日で本年の業務が終了します。
今年はファンドでのご支援など大変お世話になりありがとうございました。
お陰様で、何とか新しい年を迎えることができます。改めて厚く御礼申し上げます。

今年はお陰様でオホーツクの赤ほや商品(特にジャーキー、塩辛)が好調で、今までにない
販路も開拓できました。
三陸のほやが復活するまであと1年半、来年はしっかりと準備し、皆様に喜んでいただける
商品が提供できるよう精進致します。
来年も何卒よろしくお願い申し上げます。

どうぞ良い年をお迎えください。

平成24年12月28日
株式会社 三陸オーシャン
木村 達男



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被災地からのレポート2012年12月8日 10:10

「ほやのつぶやき」シリーズ < その2・・・食の歴史 >

ほやは今から1000年前の平安時代の初期から三陸沿岸で

食べ始められたといわれていますが、詳しい記述は残っていません。

 

その記述があるのは江戸時代です。
伊達家献立の正月料理の中で
「ほやの吸い物」が明記されています。

正月料理なので生食ではなく、出汁としての利用が考えられますが、

この時代にほやの殻も活用していたことが想像できます。


このことにヒントを得、試行錯誤の結果『ほや汁』を作ってみました。

ほやエキスポ、ほやほやレストランなどでの評価は上々でしたが、

あるマスコミ記者は「奥深く、繊細な味」と表現していました。

ほやの吸い物

養殖事業は明治のころからで、現気仙沼市唐桑町の畠山 豊八さんが
山ブドウのつるを先端を輪のようにして海につるし、養殖に
成功したそうです。


またわが故郷石巻市、牡鹿半島の鮫ノ浦湾に種場があり、三陸の中でも

宮城県が80%の生産量を誇るようになりました。


牡鹿半島鮫ノ浦湾




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