三陸オーシャンほやファンド ファンドニュース 2013年01月
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被災地からのレポート2013年1月26日 10:02
「ほやのつぶやき」シリーズ < その4・・・ほやが嫌われる訳 >
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ほやをこよなく愛している私ですが、残念ながら嫌う方が多くいることも事実です。
嫌われ食材NO1が 『くさやかほやか』 と言う方もいるほどです。
何故か… それは大きな理由が2つあります。
1つめは、見た目の形状です。
見慣れている人は何とも思わないのですが、この形状を見てびっくりする人も多いのです。
サラリーマンの鹿児島勤務のときに、社内パーティでほやを食べさせようと思い取り寄せた
事がありました。
しかし、発砲箱を開けた途端に皆後ずさりし、新鮮なほやにもかかわらず箸をつけた人は
30人中4~5人だけでした。
2つめは、古くなったほやの独特の臭いです。
特に流通の悪い時代に東京等に出回った、鮮度の悪いほやが口コミも含めほや嫌いを
増やしたと思われます。
残念な事ですが、この事実を受けとめざるを得ません。
そこで当社は、鮮度管理には最大限の配慮をしながら、初級者用(ほやジャーキーなど)、
中級者用(ほや塩からなど)の商品を開発し、販売しています。
今後もそのような配慮をしながら新商品の開発に努めますので、どうぞよろしくお願い致します。
当社の展示会・催事用のポスターは、あえてほやの形状を前面に出しました。
インパクトがあり、試食する方も増えてきました。
『R30』 ほやは30を過ぎてから のキャッチコピーも話題になっています。
「三陸オーシャンほやファンド」の詳細・お申込みはこちら:
http://www.musicsecurities.com/communityfund/details.php?st=a&fid=297
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被災地からのレポート2013年1月10日 10:39
「ほやのつぶやき」シリーズ < その3・・・ほやの生態 >
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新年 明けましておめでとうございます。
弊社は4日から営業を始めていますが、今年も三陸のまぼやが出回らないため、
来年の復活に向け「備える」年にしたいと思います。
オホーツクの赤ほやで頑張りながら来年の新商品開発に向け準備いたします。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
今回のつぶやきシリーズは、ほやの生態です。
雌雄同体のほやの産卵期は冬至の前後に盛んになり、出水口(マイナス状の一文字になっている)より卵子・精子が
50~60cmも勢いよく噴出し、海の中で受精します。冬の間の産卵行動は1時間当たり6~10回位行われ、
ほや1個当たりの産卵量は合計30万個を超えるといわれています。
ほやの産卵画像(宮城県提供)
この後2日くらいでふ化し、1~2mmのオタマジャクシ状になり、泳ぎまわります。
下の画像でもわかると思いますが、やがて爪状になっている頭部が岩場や養殖基盤に付着します。
つまり頭部がいずれ根となりほやの個体を支えることになるのです。
不思議ですね~
ふ化直後のほや(宮城県提供)
そして1年後5mm位の小さなほやに成長します。
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