世嬉の一酒造 蔵とビールファンド ファンドニュース 2015年02月
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被災地からのレポート2015年2月26日 16:26
蔵の修繕の打合せ&ビール工場も修理が必要!!!
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朝、天気がよく水仙の芽が出てきました!
・・・が午後から雪がふってきました。やっぱり東北はまだまだ冬です。
今日は構造建築、文化財保存、意匠建築、施工会社の方々が集まり、蔵の修繕に関して話し合いました!
耐震設計等も含めてのミーティングです!
今回、壁のサンプルをとり強度を測り、構造設計をします!
ん~設計図をみていると楽しみですね~。震災で崩れた蔵が復活してほしいところです!
カフエ徳蔵のライティング等も相談させてもらいました。一つ一つの蔵を地域にとってよりよい蔵に修繕していきたいと思います。
なんて、すごく気分がいいときに・・・
何かが起こるのですね~。
孝紀工場長から「社長!ビール醸造機器のモーターが!!!!」と・・・・
突然やってきました。ビール工場の動力のメインとなるモーターが壊れました。
修理に1週間かかりそうです。本日より仕込みはお休み・・・
孝紀工場長と今の時期でラッキーだったと慰めあっています。
モーターを取り外すため、電源をおとし、手を伸ばして作業しています。
普段手の届かないところも掃除できラッキーです。
機械も疲れたのかなぁ・・・
比較的に作業がすくない時期にあってよかったです。
今日も世嬉の一はちょっとずつ治しながら元気に営業中です!
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被災地からのレポート2015年2月25日 13:21
世嬉の一のちょっと早い卒業式!
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世嬉の一にも春が来たのか?雪が溶けて福寿草が咲いています。ずいぶん早いなぁという気がします。
綺麗ですね~。
さて、昨晩は世嬉の一で3年11ヶ月働いてくれたアルバイトの2名が卒業するので卒業式と19歳のスタッフの厄払いを兼ねた飲み会が開催されました!
19歳のスタッフは今年風邪で休む事が多かったり、思わぬ事故にであったり・・・
そこで、世嬉の一流・・・厄払いの儀式が始まりました。
みんなでの宴会場にいつの間にか神棚をつくり、土岐さんがきちんと正式な祝詞をあげました。
いつの間に準備したのかビックリです。また、祝詞をあげれる土岐さんにもびっくり!
その後、卒業式という名の宴会が始まりました!
今回卒業するのは菅原君と小岩さん。
菅原君はビール部門で瓶詰めや軽作業を、小岩さんはレストランの厨房で調理補助を行っていました。
彼らは、定時制の高校に通う学生です。日中は勉強し、夜は夜間高校に通っています。
最初入社したときは、非力な菅原君にビール工場勤まるかなぁ・・・と心配していましたが、すごくしっかりとし、
いつの間にか、社員がいなくても瓶詰め等出来るようになりました。
小岩さんも最初はなかなか戸惑ってばかりでした。今では、レストランでは欠かせないスタッフになりました。
彼らは、3月2日に高校を卒業し、4月からは社会人になります。
2人とも凄くがんばりやさんで、多分普通の高校卒業し社会人になる子より全然仕事が出来ると思います。
3年11ヶ月の間、きちんと日報を提出し、それを読んでいると成長が目に見えてきます。
自信をもって送りだせる子供達です。
では、なぜ世嬉の一でそのまま社員にしなかったか!?疑問があると思います。
18歳で就職するのだから、外の世界を見てもらいたいと思い、10代の子は基本的にはそのまま採用しないようにしています。
ただ、また戻ってきたいといわれればいつでも歓迎するのが世嬉の一です。
一人一人がお酒のよいと感動で言葉を掛けますが、色々なことを思い出してしまいます。
そして、学校より先に、卒業証書を二人に渡しました。
自分の親世代やおじいちゃんおばあちゃん世代と一緒になって働き、勉強し、がんばってきた両名は確実に人間的に成長したと思います。
普通の高校生より濃密な時間を過ごし、二人とも力強くなったと思います。
今後二人の人生がよりよくなることを祈っています。
そして新しいスタッフも4月から入社します。
世嬉の一は、ますます元気に今日も営業しています!
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被災地からのレポート2015年2月24日 15:08
いわて蔵ビールの会を三鷹で開催しました!
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温かな気温になってきました。だんだん春が近づいていますね。
良く見ると井戸の脇でワサビの若い葉が育っていっています。
拡大するとせりの下にワサビの葉があるのわかります?
さて、2月22日(日)に東京三鷹市にあるドランクバットさんというお店で「いわて蔵ビールと岩手の食を楽しむ会」を行いました。
三鷹駅から徒歩三分のお店です。
ここのオーナーさんは、岩手県久慈市出身で、デザイン会社と二足のわらじをはいて行っている方です。
4月には、吉祥寺にお店も出します。
なんと今度吉祥寺にあるお店は一関市出身の方が店長になるそうです!
さて、「いわて蔵ビールの会」は13時~15時、17時~19時の2部制で開催しました!
一部の様子です。みんな真剣にビールの話しをきいたり、岩手の食を楽しみました。
ビールは6種類!「東北復興支援ビール 福香」「トリペル」「オイスタースタウト」「清庵ビール」「IPA」「東北魂ビール いぶりえーる」を飲み比べました。
そして岩手の食は!
わかめのしゃぶしゃぶ!久慈のわかめです。海女さんがとったのかなぁ?
東京の方々はわかめしゃぶは初めてだそうで、ビックリされていました。(わかめとタラのしゃぶしゃぶですね)
その他にしめ鯖、うにの塩漬け、レーズンバターなど、岩手のものが出てきましたよ!
人数も1回8名くらいの完全予約制なので、一人一人とお話しができ楽しい会です!
私もビールを飲みながら、工場のこと、岩手のこと、一関のこと、世嬉の一のことなどをお話ししました。
本当に普通の飲み会のような感じで、一人一人とお話しし、楽しめました。温かいイベントでした!
ニ部の会・・・すこし酔いが回っている私は饒舌になってしまいました。
楽しいひとときでした。
この方が店長の「オガさん」実は、前の日朝二時まで次にオープンする店の壁塗りをしていたそうで、寝不足のようです。
クラフトビールが注目されるようになり、大型のイベントが増えておりますが、このように一人一人とお話しし、楽しむ会をまた開催できることがとても嬉しいです。
「オガさん」に感謝です。
今日も世嬉の一は、一人一人のお客様に励まされ元気に営業中です!
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被災地からのレポート2015年2月21日 15:51
スタッフと一緒に勉強会に参加しました。半数抜けて会社だいじょうぶだったかなぁ?
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世嬉の一の裏手に流れる磐井川。
その向こうに見える須川岳。
今日は天気もよくとても素敵な風景と素敵な気分になっております。
昨日まで、世嬉の一始まって以来でしょうか?スタッフ9名(当社のスタッフの半分)と一緒に研修会に参加しました。
2日連続ですの、半数の社員とパートさん達に会社を任せてというけっこうぎりぎりのところで研修会に出ました。
しかし、この研修に出てよかった!とおもう研修でした。
講師の森本先生。大阪から一関にきていただきました。実は今回で2回目。
セミナー内容はTOCセミナー。名前をきいた時、あまりピンときませんでした。
実は、同じミュージックセキュリティーズさんの投資をうけている山内鮮魚店の山内さんのご紹介で開催することができました!「THE GOAL」という黄色い分厚い本を体験する勉強会です。
本を読んだとき、工場の話しで、当社のビール工場には当てはまるけど・・・レストランとかサービス業には・・・と思っていました。でも本を読み勧めるうちに、会社の滞っているところはどこか?
それを改善するのに思い込みでやっていないか?
みんなで参加して行っているか?
などなど、うちに当てはなるではないか!!!!と感動し、思い切っての参加でした。
7人一組になって参加します。
今回は、市役所工業課の小野寺さんの取り計らいで実現しました。
一ノ関の工業系の方、染物工場の方、お魚屋さん、様々な人が参加しました。
1/3がうちのスタッフです。
そして、弘前や仙台、三陸町などからも参加して頂きました。
私です。隣にいるのが創業100年以上の黒勘商店の黒澤先輩ですね。
7人一組になって1つの会社をつくり、どうのようにしたら会社が良くなるかを話し合います。
そして実験します。
うちのスタッフたちも参加しました!
真剣に考えています。当社からは18歳から67歳のスタッフが参加。
慣れていないため、頭から煙がでそうなくらい悩んでいるスタッフもおりました。
仮想の会社のシュミレーションが終わったら、自分達の会社の改善を考えます。いいですね!
二日間森本先生のご指導で、参加した方々ともなかよくなり、明るい未来が見えてきました。
私は、社長就任したとき、スタッフと一緒の勉強会にいくのがちょっとした夢でした。
なかなか小さい企業なので、いつも忙しくなかなか出られない。そんな状態でしたが、一関での開催だったので可能でした。
嬉しいですね!
また、これは私の考えですが、経営理念に「社員の幸せの創造」という項目が入っています。
幸せって給与を上げれる会社になるということもありますが、現状ではまだまだです。
また、人はお金だけで満足するとは思えないのです。
本当の幸せは自分が成長したと実感したときに感じるのではと思っています。
だから研修に参加したり企画したいと思います。
それと、この研修は参加型経営に代える第一歩と思っています。
私が問題なのですが、なにからなにまで抱えてしまいます。このセミナーではみんなで話し合い改善点をみつけていく。
そして流れる仕事ができる環境をつくりだしていく勉強会です。
当社もこれからそれを目指せればと思いました。
これからもスタッフと共に学び、実践し、わくわくする会社に変貌します。
世嬉の一は学ぶことで今日も元気に営業中です!
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被災地からのレポート2015年2月15日 10:08
一ノ関の新たな町おこし 一ノ関×はっぷん塾
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昨日は、バレンタインデーでしたね。
世嬉の一では、一関×はっぷん塾のメンバーが集まり、これからの町おこしの話し合いが行われました!
地元価値創造モデルスクール「一関×はっぷん塾」を受講して実際に動こうとあつまったメンバーです。
はっぷん塾とは、発奮する!からきています。みんなで集まって熱く発奮し、形にしていこう・・・そんな会です。あーでもない!こーでもない!ただただ話し合う会でした。
そして4月から実際に動くように・・・
内容はまだまだ発表するところまで行っていませんが、この町を良くしたいという熱い思いで集まっています。
そんな中、メンバーの市役所職員 小野寺さんが、北川先生をお連れしてくれました。
小野寺さんは市役所から派遣されて、早稲田でまちづくりについて北川先生の下で学んでいるそうです。
すごいですね~。
ミーハーな私は、せっかくだから町おこしメンバーと一緒に写真をとって下さいとおねがいしたのが
下の写真です。
ちょっとした出会いでも、広がると嬉しいですね。
今日はみんなで素敵な一ノ関を夢見て、世嬉の一スタッフも元気に営業しています。
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被災地からのレポート2015年2月14日 10:56
商談会に行って参りました。(スーパーマーケットトレードショー)
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厚い氷で覆われるくらい寒い朝・・・会社でやるべき事を終わらせ、東京で商談会に行っている大立目さんのヘルプに上京しました。
今回は、スーパーマーケットトレードショーに参加しました。
他には、MSではおなじみの山内鮮魚店さん、 丸光製麺店さん、八木澤醤油さんもいらっしゃいました!通常商談会は私達零細企業にはなかなか出店することが出来ないのですが、今回は中小機構基盤整備機構さまの
補助金?で出店することが出来ました。
この写真はちょっと暇な時に撮影したのですが、実は沢山の方々が試飲に来てくれました。
そして「見積もりを送ってくださいね~。」とか、「オリジナル商品作れますか?」などなど沢山の積極的な相談がきました!
沢山の問い合わせがきて正直それだけで嬉しかったです。
思えば、私が入社した16年前は、商談会にいっても営業にいっても
「地ビールはうれないかなぁ・・・」
「高いし、美味しくないし・・・」と言われる中、
「いやいやぜひ呑んで下さい。」
「このヴァイツェンはフルーティーで飲みやすいよ」と話してました。
そうすると、「苦くないね~。ビールじゃないようだけど・・・売れるかなぁ?」というような問答があったことを思い出します。
NHKのマッサン見ていて毎朝そのときを思い出してはうなずいてしまいます。
写真の醸造担当の大立目さんは、私が醸造していたときまだ高校生でうちでアルバイトしていた男です。
「あの時は手詰めでビールを販売していたけど、今の1/5くらいの量でしたね。」
と話してました。
時代は変わったなぁと思います。
商談会会場では、大手さんがクラフトビールコーナーも造られていました。
より、私達は創造的なビールを醸造できる土壌ができました。
いわて蔵ビールは、お客様が幸せになるビールづくり。より岩手らしい、より日本らしい美味しいビールづくりに邁進しています。
今回の商談会で岩手の良さ、すばらしさ、いわて蔵ビールの美味しさを広げられるきっかけになれば嬉しいです。
商談会が終わったら、お客様のところで他社の試飲をしました。
どのクラフトビールも美味しいですね。負けないぞ!
大立目さんと素敵な商談会を過ごしてきました。
世嬉の一は、今日も元気に営業しています!
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被災地からのレポート2015年2月10日 19:26
今日は酒米ビールを醸造しました!より岩手らしいビールを!
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今日から鎮魂の意味も込めて、当社では1ヶ月間竹灯りを行っています。
だんだん記憶が薄れてくる東日本大震災ですが、多くの犠牲と共に私たちが学ばなければいけないことを思い出すため、
当社では昨年より竹灯りを1ヶ月間行っています。
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さて、今日は朝から米の香りのするビール工場です。
昨晩より酒米を糖化する作業をしています。
そう、当社で年に1度仕込む「酒米ビール inaho(稲穂)」を醸造したのです。
ラベルのデザインはnendoの佐藤オオキさんがデザインしていただきました。
かっこいいでしょう!
さて、このビールは孝紀工場長もなれていないので、久々に四代目が工場に入りっぱなしになりました。
本来なら東京での商談会ですが・・・大立目さんに任せて、醸造に本気で取り組むため出張を1日のばしました。
米の糖化作業です。酒造りにすこし近いです。
後藤工場長もなれないので、作業してはメモをとることをしております。
ここでハプニング!今日は寒すぎて蒸気がいつもよりすごい!!!
そこで、火災報知機が誤作動してしまいました。
どこかに煙感知器があり、まちがったようです。
ビックリしました!
でも醸造の方は無事に終わり、これから醗酵管理にうつります。
酒米ビール 「inaho(稲穂)」はどうして醸造するようになったのか・・・・
これはいわて蔵ビールの考え方にあります。
私達クラフトビールはヨーロッパやアメリカから入ってきた文化が多く、ビールの種類のベースは
やはり外国スタイルのものが多いです。
でも岩手で醸造しているのだから・・・岩手らしいビール、酒蔵が醸造しているビールとは・・・常にその考えが頭にありました。
岩手らしいビールとして、当社の「オイスタースタウト」や「ジャパニーズハーブエール山椒」「こはるビール」など
地産原料を使用したビールを醸造してまいりました。
そこに・・・そうだうちは酒屋だ!と思ったときにできたのが、酒米を使用したビールです。
酒米はもちろん岩手県産です!
美味しいビールになること楽しみにしております!
今日も世嬉の一スタッフは元気に営業しております!
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被災地からのレポート2015年2月9日 09:54
埼玉県ふじみ野市のイタリアンレストランで世嬉の一の会が開催されました。
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東京から帰ってきたら、寒い!やはり岩手は寒い!
東京ではニュースで今日は寒いといっていましたが、全然寒さの違いがあるとビックリしました。
さて、昨晩はいつもお世話になっている埼玉県ふじみの市にあるイタリアレストラン LA FIORITA様で
岩手の食と世嬉の一の酒を楽しむ会が開催されました。
このお店です。素敵なお店で、シェフの宮木さんの料理も凄く美味しいですよ!
どのように説明しようかと思ったのですが・・・・
やっぱり見てもらおうと、岩手からプロジェクターとパソコンをもって世嬉の一を紹介しました。
会は10名たらずのイベントでしたので、一人一人とお話しができ、とても和やかな雰囲気で行いました。
こんな感じで商品の説明もしました。
お料理は、今回特別に岩手にちなんだものが多かったです!
陸前高田の牡蠣
すみません、後はちょっとわからないです。基本、イタリアンレストラン等に余り行かないので、料理の名前知りません。
下記のなかのどれかだと思います。
18時~21時くらいまで、お客様に当社のお酒をテイスティングしていただいたり、原料を見ていただいたり、
私達の仕事の考え方をお伝えしたり・・・
とても楽しい時間でした。
そして多くのアイディアをお客様からいただきました!
また、このような機会を持ちたいと思います。
今日も世嬉の一はお客様から学び元気に営業しています!
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被災地からのレポート2015年2月8日 13:17
中村杜氏(喜寿)にとてもよい事を学びました!
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昨年の10月から新杜氏が来てくれております。中村杜氏さんが当社の清酒を醸造してくれています。
そして、今年は例年になく、新酒が美味しい!と評判がいいのです。
本当に感謝です。蔵元がいうのもなんですが、本当に美味しい!!!
何が違うのだろうと思いました。
今日は丁度大吟醸の仲添えのための米を洗米しております。
普段はやさしい杜氏さんですが、仕込み中は話しかけるといけないのかなぁ・・・というくらい緊張した雰囲気になります。
77歳の喜寿を迎えた中村杜氏。全国の様々な酒蔵を渡り歩いてきたそうです。
1年1年の積み重ねが様々な知識と経験をつみ、南部杜氏としての世界に誇れる技術を身につけております。
中村杜氏に、醸造で何がもっとも大切ですか?とお聞きしました。
すると・・・清掃を徹底して行うことです。とのこと・・・・
もっと精神的なことを話されるか、もしくは技術的なことと思っていたので、すこしビックリしました。
でも清掃を徹底的におこなうと、細かい変化を気づくようになります。
そしていつでもきれいな心で仕事に向かうことができます。
いつも白いピシッとした姿でいる中村杜氏に感動しました。
私たちも清掃を基本として酒だけでなく、ビール醸造もがんばりたいと思いました。
大吟醸です。仲添えが終わり、醗酵するプチプチという素敵な音と、吟醸香のふわーとした香りに心地よい気持ちになりました。
この美味しいお酒をつくるにあたり、大先輩から多くの学びをいただいきました。
世嬉の一は今日も先人から学び元気に営業しています!
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被災地からのレポート2015年2月7日 19:42
春の気配がしますね。今日は、ビール用麦芽の畑にいきました。
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バッキャ(ふきのとう)が世嬉の一の敷地内で芽を出し始めています。寒いですが春に近づいてきているのですね。
立て札は当社の女将(73歳)が建てたものです。野草が好きで愛でたいのですが、バッキャは美味しいので、とっていっちゃく方
多いのですよね~(お客様に限らず、スタッフでも(笑))
でも春が来ていることを感じさせる風景です。
そこで、当社の麦芽の農場を見に行こうと思いました。
2005年から研究し、2008年からスタートした地場産麦芽でビール醸造をするプロジェクト。気づくともう7年目なのですね。
基本的にビール用の麦はほぼ外国産(95%以上)です。寿司にあう米がタイ米でないように、日本の麦はうどん、パンに適しているかもしれませんが、ビール用のたんぱく質が少ない品種はなかなか日本にないという理由も一つでしょう。
あとは、価格も国産が比較にならないほど高いというのと、ビール用大麦は農家さんに補助金がおりないなど様々な課題があり、あまり取り組まれていません。
当社は20年、30年後を見て取り組んでいこうと現在農家さんと一緒に取り組んでいます。
以前、発見人間力~メールより乾杯!~という番組に取上げて頂きました。
↓↓↓
http://www.minkyo.or.jp/01/2008/11/004040_1.html
詳細は今回はぶきますが、農場にいきましたのでご紹介します。
当社の農場は、私のもっとも好きな一関の風景・・・だだっぴろい農場の一角にあります。
見渡す限り、田んぼと麦畑(ほぼ南部小麦)の風景です。一区画だけ私達の小春二条大麦があります。
雪だらけで、何もないように思えるかもしれません。農道を走ると、一角だけ緑色した部分があります。
大麦畑です。小春二条大麦は秋に種をまき、麦秋(初夏)に刈り取ります。
現在は、芝生みたいです。
麦の芽がでる温かさで雪が溶けているのでしょうか?
また、奥になにやら白く動く物体が・・・・
白鳥さんたちです。食事に来ています。麦の若い芽を食べています。
沢山います。麦は大丈夫でしょうか?農家さんにお聞きすると、麦の芽を間引いてくれるので、かえって元気になるし、麦踏にもなるそうです。
面白いですね~
地元のアグリパーク舞川の方々が行ってくれます。
足元にあるのが麦ですよ。完全に芝生に見えますよね。
春にはこんな感じになり、初夏には
こんな感じです。
想像するだけで楽しいですね。
私達、世嬉の一酒造は農業ときっても切り離せないのだなぁと思います。
世嬉の一は今日も素敵な自然に囲まれ元気に営業しています。
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