世嬉の一酒造 蔵とビールファンド ファンドニュース 2015年11月
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被災地からのレポート2015年11月30日 11:35
12月1日より一関産のエゴマを使用したビールがナチュラルローソンさんで発売されます。
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初雪が降らない一関です。寒くはあるのですが・・・裏手の磐井川には白鳥が飛んできています。
さて、12月1日より全国の「ナチュラルローソン」で新ビールが発売されます!
限定3000本で、ナチュラルローソンさん以外では購入できない商品となっています。
これです!
なんと、一関産じゅうね(エゴマ)を使用したIPA、その名も「EgomaIPA」です!
エゴマIPAの開発は、ナチュラルローソン様から、クラフトビールを醸造したいというお話がきました。
できれば、体によいもので・・・という話。
一関ではエゴマが取れるということで、エゴマをビールにできないか?というご依頼でした。
エゴマはスーパーフードというそうですね。何でもさまざまな薬効や体にいい成分が含まれるとか・・・
エゴマは一関では昔から「もちタレ」として使用されたり、料理や油として利用されました。
よく取れるので、お年寄りには鳥のえさでもあったのです。
だから、このラベルなのでしょうか?(ラベルデザインはナチュラルローソンさんにして頂きました。)
うちのスタッフに飲んでもらいました。
「おいシー!香りがよく、最後にエゴマの香ばしい香りがする!」
「飲み応えもあり、普通のIPAよりこれはこれでいいですね!」とのことです。
残念ながら、世嬉の一でも販売はしません。お近くのナチュラルローソンにてお買い求めくださいね。
・・・て調べてみたら関東の人しか手に入らないのね・・・・
ナチュラルローソンの店舗一覧はこちら
http://natural.lawson.co.jp/shop/index.html
今日の世嬉の一は、岩手の食材をしようしておいしい商品開発を行っています。
今日も元気に営業中です!
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被災地からのレポート2015年11月21日 13:07
東北復興支援ビール 第二弾 醸造しました。渚咲ビール~Nagisa~
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ジブリの映画に出てくるような大きな樹が立っていました。そう、今日は釜石市にきています。
ここは、岩手県で世界文化遺産登録された橋野高炉跡です。
普通のところに見えますが、ここは、明治日本の産業革命遺産であり、日本の製鉄所の基礎となったところです。
すごいところが岩手にありました。でもその話は後日・・・・
今日は、釜石市の花、奇跡の花浜ゆりから採取した酵母で醸造したビールの完成の報告に釜石市役所にお伺いしました。
このビール、東北復興支援ビール 渚咲~Nagisa~です。
釜石市の佐須地区の蛇島にある『浜ゆり』から採取した酵母で醸造しました。蛇島は震災で津波の波にかぶった場所であり、釜石の花である浜ゆり被害にあいました。
釜石市の人たちもあきらめていたが、次の年も浜ゆりが元気に咲き、市の方々に元気を与えたそうです。今回、北里大学の笠井先生達が、地域の方々と協力して浜ゆりを10輪だけ採取しました。そしてその中からビール醸造に使用できる酵母を採取し、私たちが試作の結果ビールを醸造しました。
そして今回、完成をを記念して、酵母を採取した北里大学の笠井先生と私とで、市長にあいさつにお伺いしました。
市長をかこんで記念写真。
私たちいわて蔵ビールは、岩手の素晴らしい素材を利用して、商品づくりを行っています。
これらの商品が少しでも地域のお役にたてば幸いです。
そして、このビールで少しでも沿岸の力添えができればと思います。今日も世嬉の一は、岩手とともに元気に営業しています。
ご購入はこちら
岩手日報様でご紹介いただきました。 -
被災地からのレポート2015年11月11日 14:00
東北復興支援ビール 第二弾スタートします。
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この花わかりますか?岩手県釜石市の花、浜ユリです。
震災後、当社は釜石市にある北里大学海洋バイオテクノロジーの笠井先生と共同で、「東北復興支援ビール 福香」を開発し、恩送りプロジェクトを開催しました。このときは、瓦礫から見つかった石割桜の酵母を使用したのですが、この桜は盛岡市にある木でした。
そんな縁で今度は、釜石市の花でビールをつくれないかということになりました。
そこで、釜石市の沿岸に咲く、浜ユリから酵母を採取してビール醸造をしようとなりました。
@NITE
浜ユリを採取しているところです。
@NITE
浜ユリの酵母を採取した様子です。
そして、その酵母からビールが生まれました。
今回は琥珀色した香りのよいビールに仕上がりました。
その名も東北復興支援ビール 渚咲~Nagisa~
です。釜石市の市役所の方が名づけてくれました。
こんな感じのラベルになります。
もちろん、このビールも「恩送りプロジェクト」の一環に使用させて頂きます。
今日も世嬉の一は、地域の復興を応援し、元気に営業しております。
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被災地からのレポート2015年11月4日 11:45
受賞をきっかけにより町おこしに関して考えさせられました。
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紅葉も街中に下りてきて、世嬉の一もイチョウの黄色、紅葉の紅などとてもきれいに色づいています。
朝夕は寒く、レストランでは火鉢に火が入りました。
さて、昨日は会長・専務が盛岡で先日発表された岩手日報文化賞の受賞式に出かけました。
(今朝の岩手日報さんの記事に大きく取り上げていただきました。ありがとうございます)
昨晩は家族で小さく三代目夫妻のお祝いをしました。
もちで町おこし、三代目がレストラン事業に乗り出したときは、餅に対しての地域での意識は低かったそうです。
それが、今では餅を食べに一関に来ていただくお客様が多くなりました。
先日は、ルクセンブルクから平泉のお寺と一関の餅を食べに来ましたというお客様がきました。
実際のところ、まだまだ、一関市の餅食文化は知る人だけが知っている文化かもしれません。
しかし、「0」を「1」にした功績ってすごいなぁと我が両親や一緒に餅食文化を盛り上げてきた人々に対して感謝と尊敬の念を感じずには入られませんでした。
一方、私たちは「全国ご当地もちサミット」というイベントを過去4回行いました。
餅食文化を地域に広めるには一役かってはいたと思いますが、本当にそれでいいのか?ということを常に考えてしまいます。
イベントのためのイベントになってないか?イベントが目的に変わっていないか?
本来、会長の考えは地域おこしですので、地域の光るものにスポットを当て、地域全体を光らせることを目的としています。
最初は点でいいので実行するところを作り、点が線になり、面になるようにして、町が盛り上がっていくことを考えていました。
「全国ご当地もちサミット」は、イベントとしては集客はすごいのですが、実際、餅を提供するお店が増えたのか?
もち米の生産が増えたり、地元の農家さんに寄与しているか、地域の産業化に寄与しているのか?
もしくは、ブランド化が成功しているか?.....と思うと疑問が多々残ります。
今年は何人集客した。もち食が何食提供したか。イベントが黒字で終わった.....その結果は大切ですが、私たちの目標としているところではなく、もちろん目的でもないと感じます。
昨晩は町おこしの難しさと、長期の視点が必要だと考えさせられました。
本日、ご当地もちサミットの反省会が開かれます。そして次年度の開催を行うかもしれません。
イベントで終わるのか、本当の町おこしにつながるのか、正念場はこれからだと思います。
どんな形であれ、私たちは蔵元レストラン世嬉の一を通して「もち」や「地域文化」をこれからも外に発信し、この地域が元気になるように一歩一歩進んでいくだけだなぁと思います。
会長・専務の受賞を気により町おこしについて考えさせられた1日になりました。
今日も世嬉の一スタッフは地域文化の発信を行い、元気に営業しております。
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