八木澤商店しょうゆ醸造ファンド ファンドニュース 2013年06月
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被災地からのレポート2013年6月24日 22:17
営業売上報告の開始のお知らせ
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出資者の皆さま八木澤商店の2013年4-5月の売上報告を開始致しました。
八木澤商店ファンドは、対象となるつゆ・たれ商品が、
2013年3月に出荷されましたので、2013年4月から
の会計期間開始となりました。・4-5月分売上金額・ファンド募集時の事業計画上の売上金額と比較した1年目売上金額の達成率・営業者からの営業状況コメントについてご報告しております。
下記URLの出資者専用ブログより、ご確認ください。(ログインが必要です。ファンド出資者の方のみご覧いただけます。)
写真は5月29日に、本社の庭で実施された、イベントです。
突然、「玉入れやるぞー」という会長と、外に集合をかけられた社員。
この日は「陸前高田市チャレンジデー2013」というイベントが
ですが、玉入れのあと、参加賞のトイレットペーパーをもらえてご機嫌な社員たちでした♪
市内のあちこちで行われていました。八木澤商店は玉入れに
割り当てられたのですが、結果としては、TOP10入りは出来ませんでした。。。
=========================================================八木澤商店では、今後の生産量の拡大に向けた醤油を搾る設備の導入と醤油の品質をあげるための井戸の天然水の堀削が行えておりません。上記2つの資金に充当させて頂くために現在も募集を行っております。何卒、よろしくお願い申し上げます。八木澤商店しょうゆ醸造ファンド======================================================= -
被災地からのレポート2013年6月21日 13:07
いまは働ける喜びをすごく味わえています。
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ミュージックセキュリティーズの猪尾です。
先日、出資者の皆さまにはメールでもご案内致しました、八木澤商店河野社長が参加された、ほぼ日刊イトイ新聞が主催の展覧会、「はたらきたい展」でのトークイベント---------------------------------------------斉藤和枝+河野通洋+糸井重里「なにもない」からの出発。---------------------------------------------に参加してまいりました。
とってもいいお話がありましたので、私の感想も含めて、八木澤商店のことを改めて皆さまにご紹介させていただきたいと思います。
そもそも、「ほぼ日刊イトイ新聞」と「八木澤商店」さんのつながりは、この記事に遡ります。
ゼロから立ち上がる会社に学ぶ東北の仕事論。陸前高田 八木澤商店編大満員の会場の中、河野社長、斉吉商店の斉藤和枝専務、糸井さんが前に並びます。
トークイベントの中では、糸井さんの進行のもと、
・仕事が急になくなった状況・再出発のきっかけ・ゼロから1になった最初の一歩って何だったのか・2年たった今について
などとお話が展開されたあっという間の1時間でした。
再出発のきかっけとなったこととして、セキュリテ被災地応援ファンドを通じた皆さまからのご出資があったことについてもお話をしてくださいました。
そして、今回のお話の中で、私も初めて聞いたことであり、一番印象的だった河野社長の言葉がありました。
2011年5月、OEMで作っていただいた商品でしたが、
当社のシールを運んで売るという業務からスタートでした。
以前だったらフォークリフトで運んでました。
ただそれがないからみんなで運ぶ。
運びながら涙がでた。ものすごくうれしかった。
つい先日のことです。
2013年3月に醤油工場が出来上がった。
とっても右往左往があり産みの苦しみがありました。
仕込んで間もない醤油を分析のために絞ってみたんです。
グラスに入れて。
ものすごくきれいな色だった。
これは昔は当たり前のようにみて確認していたものでした。
涙がでました。
俺はこういう仕事をしてたんだなって。
こういう仕事に戻れたんだなって。いまは働ける喜びをすごく味わえています。
すごく幸せです。
斉吉商店の斉藤和枝さんもこのようにお話をしていました。
私たちは、ただ、はたらきたいんです。
とにかく、心底、はたらきたいんです。
自分が朝おきて、やることがある。
今日何かして夜寝れる。
それは、ごはんたべて、お風呂はいると同じように、幸せなことだと思いました。
働けたたら最高に幸せでした。
糸井さんが一言。
ボディがいうんだね。
働きたいってね。
そんな風に目を輝かせて話す河野社長をみて、以前、ファンドの説明会にお越し頂いた際に、河野社長がお話していたことを思い出しました。「何で八木澤商店で働いているの?」
自分の子供にきかれるその質問に、自分たちの仕事を自分たちの口で語る。
八木澤商店の唯一の社員教育でした。
俺たちの仕事は子供たちの将来を守る、自分たちの地域を守ることだ。
八木澤商店の社員の子供たちは、小学校の間、1回は必ず八木澤商店で働くことが夢になっていました。
だから津波でごときで、この仕事をやめさせるわけにはいかないです。
(説明会の時の動画はこちらからご覧いただけます。)
八木澤商店の皆さんは、社長をはじめ、本当に、この仕事が好きなんですね。
皆様からの出資のお金が集まって、
それが、工場や設備や原料などに代わり、
こうしたみなさまの仕事が生まれます。
その仕事が、まずは、
はたらくみなさんに大きな幸せを生み出していました。
そして、こんな醤油づくりが大好きな方々がつくる
醤油は、きっとおいしいに違いない。
その醤油が届くお客様にも幸せが生まれます。
こんな循環がこれから生まれることにとても
ワクワクしていると共に、
改めて、ご出資くださった皆様に感謝したいと
思いました。
本当にありがとうございました。
以前のような杉樽もなく、蔵に住み着いた微生物もいなくなり、醤油作りの環境は大きく変わっています。
それでも、少しでもいい環境で、美味しい醤油を作ってほしいと思っています。
そのために必要な残りの設備(井戸の掘削費用、圧搾設備など)を整えて、挑戦して頂きたいと強く思います。
目標金額まであと20%となりました。
もう一度、最高のしょうゆづくりを、八木澤商店の社員のみなさんと共に。
これからもおそらく、色々なことが起きると思いますが、ぜひ、出資を通じて八木澤商店の一員として10年間お付き合いください。
よろしくお願いします。
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