矢部園伊達茶ファンド ファンドニュース 2013年06月
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被災地からのレポート2013年6月26日 20:54
矢部園茶舗、情報をまとめました
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矢部園さんのお話をまとめました。
「いいお茶葉いい土づくりから」こだわりの農家の方々のお話、
いいお茶を美味しく飲む方法について、矢部園さんの思いとこだわりをぜひご覧ください。
下記の見出しをクリックいただければ、詳細をご覧いただけます。
1. お茶農家のこだわり
いいお茶には理由があります。
農家の方の手間ひまについて紹介させていただきます。
2. 伊達茶のこだわり
北限のお茶、伊達茶。
寒さに弱いお茶を丁寧に育てています。4. 矢部社長動画
セキュリテナイトでの矢部園代表取締役矢部亨さんの動画をご紹介(5分程度)
2013年6月7日セキュリテナイト矢部さん動画
5. 事業の進捗
震災後の事業の進捗についてお伝えします。
茶匠 矢部園アリオ仙台泉本店 オープン!6. 矢部園応援メッセージ
矢部園さんへの応援メッセージをいただきました。
荒 昌史さん(HITOTOWA INC.代表取締役)
佐藤香世子さん(野菜ソムリエ・薬膳アドバイザー)7. 交流会のお知らせと報告
これから行う、これまでに行った交流会の報告をさせていただきます。
2013年6月17日 お茶の講習会
8. 投資家特典について(近日UP!)
9. ミュージックセキュリティーズより
当社担当者からの矢部園さんの紹介です。
10. 急須の選び方
おいしいお茶をいれるために、急須の選び方もポイントがあります。
12. ほうじ茶の淹れ方
ほうじ茶のおいしい、いれ方を紹介します。
13. 氷水仕立ての淹れ方
めずらしい氷水仕立てのいれ方を紹介します。
14. 茶葉の意外な使いみち
捨ててしまいそうな茶葉の意外な使いみちを紹介します。--矢部園伊達茶ファンドの詳細・お申込はこちら:
https://www.securite.jp/fund/detail/372 -
被災地からのレポート2013年6月26日 20:27
【矢部園茶舗の思い】茶農家のお茶作りからお茶を伝えていきたい
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茶匠 矢部園の契約農家さんは、1年中丁寧に丁寧にお茶を作っています。手間隙かけて美味しいお茶をつくる農家の方々が、茶の樹を育てることにに専念でき、また、次の世代にお茶づくりをつないでいくためにも、茶農家の努力を適正な価格でお渡しすることが私たち矢部園の役割です。だからこそ、いいお茶づくりをしている茶農家さんと出会うための手間隙は惜しみません。また、いいお茶を一番いい状態で楽しんでいただけるように、茶器の紹介もしております。
お客様に美味しい日本茶を知っていただけるように、そして農家の方々が美味しいお茶づくりに専念してもらえるように矢部園は一所懸命に役割を果たしてまいります。お茶の味と香りについての茶農家との勉強は一生つづきます。こだわっているのは、「茶農家のお茶づくりが見えること」。そこには、「お客様に安心していただきたい」というだけでなく、「お茶農家さんの取り組みを知ってもらいたい、お茶づくりにかける人生を感じていただきたい」という願いを込めております。
ある茶農家さんが手間隙かけてつくった最高に美味しいお茶を、日本で有数の旅館の客室係の方々に飲んでいただいたときのこと。「こんな美味しいお茶ははじめて飲んだ。なぜ、このお茶はこんなに美味しいのか・・・。」理由は肥料のやり方、土の健康診断による管理の徹底・・・茶の樹の気持ちなること。・・・人の見えないところの努力に尽きるわけではありますが、生き物(茶の樹)の気持ちになることに尽きると思います。このことを農家の方に伝えたら、「一生懸命やって、美味しくつくれたお茶が認められた・・・本当に嬉しい。やっぱり自分がつくっていることを知ってもらいたい。」と心から喜んでいました。人生かけて美味しいお茶をつくることに誇りをもってもらいたい。そのためにお茶を飲む方々に農家の人たちの生き方を知ってもらいたい・・・。私たち矢部園は、精一杯で日本茶農家とともに精進いたします。日本北限の日本茶「伊達茶」も、思うところは全く一緒です。現在、伊達茶を作る農家の方は1件しかありません。今後、お茶農家が増えることを願っています。まずは、『農家の子供たちが「伊達茶をつくってるってかっこいい」』と思ってもらえるようになってもらいたい。肥料や製茶にもこだわる伊達茶は、地の利、北の地で育った茶の樹だからこそ生まれる独特な香気もその魅力の一つです。政宗公より受け継いだ物語に、あらためて誇りをもって欲しいと思っています。そのために・・・まずは「伊達茶」の認知度を上げることがとても重要です。東北を訪れた方々に少しでも東北・北限のお茶、「伊達茶」を知ってもらいたい。その手法の一つとして、今回「伊達茶」をペットボトルで販売することとしました。お茶と水だけでつくったピュアな「伊達茶」を手にとってもらい、飲んでいただく。そこから「おいしい」と思っていただけたのなら、「茶葉」への興味を持っていただけるのではないか。そうすることで「北限の日本茶 伊達茶」のブランド価値を高めたいと思っています。また、そのブランド価値が農家の方に届くために、ペットボトルには農家の方の写真を載せています。手間をかけてつくる伊達茶。安売りをしては農家の方々が今のまま茶葉を育て続けられません。伊達茶の価値を伝え、適正な価格で販売していく・・・。そうすることで、美味しい日本茶が守られていくのだと心から信じています。」--矢部園伊達茶ファンドの詳細・お申込はこちら:
https://www.securite.jp/fund/detail/372 -
被災地からのレポート2013年6月21日 14:11
セキュリテナイト矢部さんの動画
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こんにちは、ミュージックセキュリティーズの神山です。
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6月7日に行われたセキュリテナイトで代表取締役の矢部亨さんが
プレゼンテーションを行いました。
【プレゼンテーション内容紹介】
●震災直後、自身が被災しながらも救援に走り続けた
(震災の)凄惨な現状をなんとか自分のできる限りのことをしたいと思い、3週間初日は、甚大な被害を受けた地域のために走り続けました。最初は「この大変な時こそ社長が社にいてください。」と言っていた社員も、「待っている人がいるなら行ってください」と言ってくれるようになりました。●北限のお茶、伊達茶
私たちの事業ファンドは北限のお茶、「伊達茶ファンド」です。伊達茶はもともと地名をとって桃生茶と言われていました。この桃生茶は北の大地最北端でとれるお茶です。
政宗公が仙台に北の小京都をつくりたい、との思いで400年前に産業振興の一環で東北の全ての畑にお茶の木を植えました。現在もつくり続けている農家は1件のみです。●伊達茶の名前の由来
桃生茶という名前で売られていましたが、名前から桃のお茶と思う方が多いです。そこで、農家の方と相談をして、伊達政宗公から伊達を頂戴して伊達茶と名づけました。●お茶農家のこだわり
お茶は永年作物です。つまり、1年のうちに2回3回と作ることができない農産物です。50年畑をやろう思ったら、50回しか新茶を作れません。高い技術をもった農家の方でも一生のうち満足のいくお茶を作れるのは数回しかないと言われます。新芽を摘んだその日から、翌年の新芽をつくるためのお茶作りが始まります。お茶作りは、「茶葉」を育てるために、いい木を、そしていい土を作ることからこだわります。伊達茶はもともとやぶ北、狭山緑、在来種という寒さに弱い品種です。生産農家が苦労して畑の木を作り、時間をかけて東北版に育ってあげました。お茶農家では樹齢最高30年の木が育っています。私(矢部さん)も2日に1回ほど畑に行っています。非常に葉肉の厚い北の大地でようやく育った新芽を毎年見るたびに涙がでてきます。●伊達茶のおいしさを全国に伝えたい
震災を乗り越えて、風評を乗り越えて、北の大地で育った芽を出すために、どれほどの生産農家が思いと手間をかけてきたのかを伝えていきたいです。私(矢部さん)は、宮城の宝である北限のお茶を、命がある限り守っていきます。今、教科書では北限のお茶葉は狭山だと言われています。宮城県桃生町が北限であると子供たちにも知ってもらえるよう、伊達茶を飲む機会をこつこつとつくっていきたいです。
--矢部園伊達茶ファンド記事の目次はこちらから:
https://www.securite.jp/news/oen?a=1950
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被災地からのレポート2013年6月20日 22:01
お茶をいれた後の茶葉の意外な使い道
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皆さんこんにちは。
ミュージックセキュリティーズの岸野です。
お茶をいれた後残る、茶葉。
そのまま捨ててしまうところですが、
ちょっと待って!
特に女性には嬉しい素敵な使いみちがあるのです。
_________________________________________________________お茶をいれ終わった後の茶葉を手にもみこむと、しっとりしてつるつるになります。
保湿効果抜群。
何かに包んでお風呂に入れて入浴剤としても。
また、床に撒いて掃き掃除をするのもよいそう。
これは茶色い床限定です。
みなさん、ぜひいろんな使い方を楽しんでください。
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被災地からのレポート2013年6月20日 21:54
氷水仕立てのいれ方
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ミュージックセキュリティーズの岸野です。
暑い時期ならではの氷水仕立ての煎茶の入れ方を教えていただきました。
冷やすというと、コップに氷を と普通は考えますが、
そうすると氷がとけてお茶が薄くなっておいしくなくなってしまいます。そこで、急須の中に氷を直接入れます。
まず、茶葉を10gぐらいとちょっと多めにいれて、その後に氷をぎっしり入れていきます。
最後にお水を入れて、急須を回します。氷の角が削れて丸くなっていきます。
水でも、こんなふうにきれいな水色(すいしょく)になります。
煎茶のいれ方のお話のときには、
急須はふらない といったのにふってしまっていいの?と思われるかもしれません。冷たいものは、雑味を感じにくいため、苦味などが気になりにくいので
問題ないのだそうです。すっきりさっぱりとして、本当においしかったです。
夏にこんな氷水仕立てのお茶をいただくのってすごく季節感があっていいですよね。
汗をかいた急須もまたいいものです。
この夏、ぜひ皆様も氷水仕立てのお茶、試してみてください。
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被災地からのレポート2013年6月20日 21:35
ほうじ茶のいれ方
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皆さんこんにちは。
ミュージックセキュリティーズの岸野です。
講習会で参加者の皆様のリクエストが多かったので
ほうじ茶のいれ方も教えていただきました。_______________________________________________________________
ほうじ茶というのは、高い温度(150~200℃)で煎ったものです。
高温で煎ることによって
香ばしい香りが出ると同時に、渋味や苦みが減り、すっきりとした味になります。
ほうじ茶のいれ方は煎茶とくらべると簡単です。湯ざましをする必要がないからです。
急須の1/3~1/4くらいの、たっぷりの茶葉をいれます。
今回使用するのはくきほうじ茶。静岡県牧之原産の「くき茶」は肥沃立ちが培う力強いコクがある味わい。
岐阜県白川産の「くき茶」は香り高くキレがあります。この2種類の異なる特徴のお茶を絶妙にブレンドし、
独自の工夫をこらしたこだわりの製法で熟練の職人がほうじたもの。
袋を開けたときに本当にいい香りがします。
香りがお伝えできないのが本当に残念。。
煎茶とは違って高い温度のままのお湯を注いでさっと出します。
香ばしくて甘みがあって、ほっこりする。
本当においしいほうじ茶。
お茶っていいなとしみじみ感じてしまいました。
このほうじ茶、おせんべいと一緒にいただくと最高なんだそうです。
このお茶にはどんなお菓子が合うかなって考えるのも楽しいですね。
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被災地からのレポート2013年6月20日 21:18
煎茶のいれ方
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皆さんこんにちは。
ミュージックセキュリティーズの岸野です。
矢部園さんにおいしいお茶のいれ方を教えていただきました。
みなさんも下記ご参考にお茶をいれてみてください。_______________________________________________________________
まず、桃生茶のご紹介。
こちら、北限のお茶(日本のお茶で最も北で作られるもの)として
いつか教科書に紹介してほしいと矢部さんは語ります。こどもたちが誇りに思えるようにしたいのだそう。
地域によって人の性格が違うように、お茶も風土によって味が全然違い、
北で育つ桃生茶には独特の力強い香りがあるとのことです。
桃生茶は緑色が濃いです。これは、蒸気をかけて発酵を止めているから。
野菜も湯通しすると緑があざやかになりますが、それと同じ原理です。
その後120秒くらい蒸して、つくられています。
それでは実際にいれてみましょう。
まず、お湯。
お水の選び方もポイント。
ミネラルウォーターではなく、水道水でOKとのこと。
硬水は逆によくないのだそう。
ただ、カルキ臭いのはよくないので、どうすればよいかというと、
やかんで沸騰させればよいのです。沸騰したらすぐ火を止めてしまうのではなく
数分間そのまま沸騰させます。(ピーっとなるやかんの場合は、それをとめてくださいね)
沸騰させると、分子がぶつかり合うことで、お湯が甘くなります。
お茶を入れるときのお湯の温度ですが、煎茶の場合は
70度くらいで急須に入れるのがベスト。
なぜかというと、甘み成分のテアニンや熱いお湯だと溶け出してこないからです。
70度といわれても、どうやって計ればいいの?と思いますよね。
以下のようなステップを踏んで湯冷ましをするとちょうど70度くらいになります。
1、 沸騰したやかんから、ポットに移したお湯の温度はだいたい90度。
2、 湯のみにお湯をそそぎます。その瞬間に10度下がります。
3、 そのまま30秒待ちます。その間に5度下がります。
4、 最後、湯のみから急須に戻します。そこで5度下がります。
これで70度です。
そして急須に入れる茶葉の量ですが、だいたい7g~8gくらい。
これで12杯くらいのお茶をいれられます。
これがどのくらいの量か というのは急須の大きさによって見え方も違ってくるので、自分の急須に入れてみて覚えるのが良いようです。
茶葉を入れた急須にお湯をいれて、30秒くらい待ちます。
その間、急須は決してふらないようにします。
振ってしまうと、お茶としては、朝眠いのにたたき起こされた というかんじになってしまいます。
お茶の気持ちを考えて、じっくり待ちます。
ここでポイントがひとつ。
急須のふたの空気穴は注ぎ口に近いほうに向けます。
急須内で茶葉を対流させるにはこの位置がふさわしいのだそうです。
いよいよお茶を湯のみに注ぎます。
ここでもポイント。
少しずつ少しずつ均等に注いでいきます。
そして、最後の一滴まで注ぐこと。
こんな風に急須を高く振り上げて勢いよく振り下ろします。
(急須を割らないように気をつけてくださいね)
ベストドロップといってお茶の旨みがその一滴に残っている といわれています。
それに、お湯をしっかり抜いておくことで二煎目もおいしくいただけるのだそうです。
また二煎目をおいしく飲むために、ふたは少しずらしておきましょう。
茶葉が蒸れるのを防ぐためです。
これが、いれたての桃生茶。
きれいな緑色です。そして豊かな香り。
いつも飲んでいるお茶とは全然違います。
そして続いて水仙3号。こちら、矢部園さんの独自ブレンド。
長いお付き合いのお客様から、どこにいってもこういうお茶には出会えない と言われ親しまれる人気のお茶です。
こちらもいれ方は同じなので割愛しますが、お茶の写真を。
同じ煎茶でも、水色や香り、味が異なって面白いです。
いろいろなお茶を飲み比べるのも楽しいかもしれません。
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被災地からのレポート2013年6月20日 21:09
急須の選び方のポイント
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皆さんこんにちは。
ミュージックセキュリティーズの岸野です。
道具の選び方を教えていただきました。_______________________________________________________________
お茶を入れるのに必要なものといえば、急須です。急須、と一口に言っても、種類はいろいろあります。
どうやって選べばいいのか、迷ってしまいますよね。
おいしいお茶をいれられる急須のポイントを教えていただきました。
【ポイント①】
まず、網のついている位置です。
大きく分けると、かごアミ、板アミ、帯アミの3種類あります。一つ目は、かごアミ。
よく、「簡単」とか「お手軽」とかそういった言葉がついている急須を目にしませんか?
この簡単 というのは、お茶をいれる側にとって簡単 ということなのです。
いれ終わった後に、かごをはずして茶葉を簡単に捨てられますよね。
でも、お茶の気持ちになって考えてみてください。
かごは通常急須に浮いたような形でついていて、底には届きません。
その中に茶葉を入れても、空間が狭いですし、茶葉がきちんと開きません。
お湯の中を気持ちよく泳がせてあげることが大事なのです。
そういった意味で、良いのは板あみのもの。
注ぎ口の手前の部分だけにアミがついているものです。
急須の中全体に広がってお茶が気持ちよく泳げます。
そのため、旨みがしっかり引き出されるのです。
急須の内側をぐるりと覆う、帯アミのものでもよいのでは?と思われるかもしれませんが、
板アミのほうがよりよいです。それは、板アミだと、茶葉の層ができて、お湯がそこを通って出てくるからです。
この写真は、お茶をいれた後の急須の中の様子です。
茶葉が層を作っているのがわかります。
この茶葉の層を通ることで、お茶の旨みがしっかり溶け出しておいしいお茶になります。
【ポイント②】
そして、急須の形。
下から上まで高さがあって、丸みをおびているもの、
注ぎ口が少し下を向いているものがよい急須です。急須、お値段は本当にさまざまですが、1,000円のものでも、
ポイントをしっかりおさえて選べは、おいしいお茶をいれることができます。【ポイント③】
最後に、いい急須は立ちます。
立つ急須は、バランスがよく、注ぎやすいのです。今はいろいろな急須、デザイン性のある急須もありますが、
やはり急須は支えるための道具。
おいしいお茶をいれる という気持ちで選びたいですね。
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被災地からのレポート2013年6月20日 20:51
伊達茶をつくる農家のこだわり
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ミュージックセキュリティーズの神山です。
北限のお茶、伊達茶の魅力についてお伝えさせていただきます。
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伊達茶はもともと地名をとって桃生茶と言われていました。この桃生茶は北の大地最北端でとれるお茶です。
寒い地域で育つ伊達茶は、葉に厚みがあり、苦味が少なく甘みと高い香りが特徴です。
伊達茶はもともとやぶ北、狭山緑、在来種という寒さに弱い品種です。
生産農家が苦労して畑の木を作り、
時間をかけて東北版に育てあげました。
お茶農家では樹齢最高30年の木が育っています。
そのお茶を東北で本格的に栽培することは大きな挑戦です。
お茶の木は、苗を植えてから新芽の収穫まで5年かかります。
5年かけても、苗が育たなかったり美味しいお茶ができないリスクがあります。
お茶の木は寒さにとても弱いため、より育てることが難しいです。
そのリスクを乗り越え、
先々代が、本格的な伊達茶農家としてお茶の苗木を育て、
その畑が現在まで受け継がれています。
手間ひまかけて丁寧に育てなければ、いいお茶がつくれません。
いい茶葉をつくるためには、いい木を、いい根を、いい土をつくっていかなくてはなりません。
東北の厳しい冬の時期も、
寒くても畑に出てお茶の木がちゃんと育っているか、
畑を訪れ、寒さをしのげるよう土の上に藁を引き外気から守ってあげる。
繰り返し新芽を出していると、木も根も疲れてしまうので、3年に1度夏前に刈り込みを行い1年間休ませて根に栄養を与える。
いいお茶が育ちやすいよう、そういった手間を惜しまないことで、本当に美味しいお茶ができます。
伊達茶の歴史は、
伊達政宗公が仙台に北の小京都をつくりたい、
その思いで400年前に産業振興の一環で
東北の全ての畑にお茶の木を植えたことで生産が始まりました。
現在もつくり続けている農家は1件のみです。
実は、この伊達茶もともとは桃生茶という名前で売られていました。
しかし、桃生茶と聞くと名前から桃のお茶と思う方が多いのです。
そこで、農家の方と相談をして、
伊達政宗公から伊達を頂戴して伊達茶と名づけました。
東北の地にも大切にお茶を育てる農家の方がいます。
ぜひ、この伊達茶を飲んでみてください。
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被災地からのレポート2013年6月20日 20:30
お茶農家のお茶へのこだわり
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皆さんこんにちは。
ミュージックセキュリティーズの岸野です。
矢部園茶舗 矢部亨さんから伺った、奥深いお茶の世界をご紹介します。
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お茶にとっては土作りがとても大事で、かかわる人が手を抜かず、一生懸命やっていると、その一生懸命さがお茶に現れるのだそう。
特に10月から12月の手入れが大切とのこと。
そして、お茶作りの達人といわれる人について。
掛川の御林 というお茶の名産地に、杉本さんという方がいらっしゃって
その方が作るお茶は旨み成分であるアミノ酸の量がすごく多いのだとか。
その杉本さんのお茶作りにかけるストイックさはすごいもので、
どうしてそこまでやれるんですか、とたずねたことがあるそうです。そうすると、
「自分が最後に作るお茶ってどんなのだろう?」
と楽しみながらいつもやっているという回答。お茶はこの道50年の達人でも、新芽を収穫できるのは
1年に1回だから50回しか収穫をしていなくて、50回やってもそのうち納得できるのは2、3回なのだといいます。
お茶の世界、本当に深く、作り手を魅せるものなのだと思います。
作り手が心をこめてつくったお茶、そういうものだけを矢部園さんは取り扱っています。
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