LIVING IN PEACE BLOG 2009年03月
-
勉強会・セミナー2009年3月23日 18:37
メールマガジン Piece & Peace No.001
-
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
●○●○●○●○●○
リビング・イン・ピース(LIP)メールマガジン Piece & Peace No.001 09/03/13号
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
こんにちは。
リビング・イン・ピース(LIP)のコミュニティにご登録いただき、誠にありがとうございます。
コミュニケーション・チームに在籍している神谷 亘(かみや わたる)と申します。
どうぞ、宜しくお願い致します。
(マイクロファイナンス・ファンドを組成している実行委員会には、コミュニケーション・
チームのほかに、投資先について検討する投資チームと日本や投資 先等の法規制をカバー
するレギュレーション・チームの3つがあります。)
早速、話が横道にそれてしまいましたが、このメールマガジンを通じて、皆様にお伝えして
いきたいことは2つです。1つは、現在、組成しようとしているファンドの最新情報。
もう1つは、どのような人たちがLIPで活動しているかということです。
一緒に活動しているメンバーであっても知らなかったような一面を、皆様にご紹介して
いきます!
1. メンバー紹介
さて、記念すべき第1号で皆様にご紹介するのは、代表の慎 泰俊(しん てじゅん)
です。
略歴については、(http://www.living-in-peace.org/greetings/)をご覧頂くとして、
今回は、慎の夢と信念について語ってもらいました。
************************************************************ ****
Q. 大学では、法律を学んでいたようですが、具体的には何を学んでいたのですか?
A. 星野安三郎先生の憲法のゼミで人権論を学んでいました。特に、平和的生存権=
平和に生きる権利について研究していました。
学ぶ過程で、人権の精神を本当に実践するためには、経済的な条件が重要だと思うよう
になり、専攻を変えようと思いました。
Q. そういうふうに思ったきっかけについて、もう少し具体的に教えてもらえますか?
A. 学生時代、私は色々な人権系の市民運動に参加していたのですが、その活動 が広範
な支持を得られていないと感じたことが、一つのきっかけなのだと思います。
運動が広まりを見せない理由について長い間考えていたのですが、一つは活 動に自己
満足が見え隠れすること、もう一つは経済的なバックボーンの弱さが理由なのではないかと
思っています。
Q. 経済的なバックボーンというのは、宣伝とかそういうことですか?
A. それもありますが、他にも二つあります。
一つは、提案に具体性や実現可能性の面で問題があること、もう一つは、活動を支える
経済的な力が不足していることです。
人権論を学ぶ過程に気付いたことは、人権はそれを享受する人間として、自立して自律
できる強い個人を考えていたという点です。
これは当時の文献に共通の精神ですし、現在においても残念ながらある程度は正しいよ
うに思います。
私は、自立して自律する強い個人と経済的なバックボーンは別のものでは ないと思って
います。
Q. それで、金融機関に勤めるようになったのですか?
A. そうですね。金融を通じてさまざまな業界に触れられると思ったこと、 比較的社会に
強いインパクトを与えられるのではないかと思った点が理由です。
Q. では最後に、将来の夢は何ですか?
A. 自分でファンドを立ち上げて、よい会社を世の中にたくさん作る手助けをすること
です。
私の考えるよい会社とは、人が仕事にやりがいを見いだせる会社です。
このやりがいは畢竟、仕事仲間との関係に由来すると考えています。
一定の経験と知識を つめば、よい会社を作るための一般的な技法を構築することが
できると思っています。
また、世の会社を見ていると、社員がやりがいをもって働いている会社は、常に高い
実績を出しているように思います。
職場でやりがいを感じられる人は、その良いエネルギーを、自分の家族や社会のため
にも使うようになると私は予想しています。
多くの人は活動時間の半分以上 を職場で費やしているので、その影響が他にも波及
しないとは考えられません。
職場環境と社会・政治状況はコインの裏表なのだと思います。
逆に、職場以外の活動が職場での取り組みによい影響を与える可能性もあ ると思い
ますし、LIPの活動がその一つになれればと思っています。
************************************************************ ****
いかがでしたでしょうか?
少しは、代表の慎の考え等がお分かりいただけましたでしょうか?
次回以降は、各プロジェクト・チームのリーダーを紹介してまいります。
2. ファンド最新情報
現在、投資先パートナーとの交渉を進めており、今月中に慎を含め、数人で直接、
先方と話をしてくる予定です。
現地組からのリポートを、ぜひ楽しみにお待ちください!
それでは!
<メールマガジンの購読解除方法>
1.以下URLにアクセスし、ログインします。
http://www.living-in-peace.org/entry/
2.「LIVING IN PEACEからのメールマガジン」を「受け取らない」にチェックをいれ、
「設定内容を変更する」ボタンをクリックしますと、メールマガジン購読が解除されます。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
発行/編集 :リビング・イン・ピース(LIP)
HP: http://www.living-in-peace.org/ E-mail: lip@securite.jp
Copyright(c) 2009 LIVING IN PEACE ,All rights reserved
転載・転写・コピー・転送等は禁じます
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○ -
2009年3月19日 11:27
シンポジウム「エコを支える新たなお金」
-
次回LIP勉強会の講師である藤井良広教授も報告されるシンポジウムをご参考までにご紹介いたします。
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
シンポジウム@東京国際フォーラム
「エコを支える新たなお金」
~市民出資・市民金融が拓く持続可能な社会~
2009年3月28日(土) 13:00-17:30 (12:30開場)主催 環境省
協力 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
国際青年環境NGO A SEED JAPAN
全国NPOバンク連絡会
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_ -
お知らせ2009年3月11日 22:50
「セキュリテ」オープン記念セミナー
-
----------------------------------------------------------------
「セキュリテ」オープン記念セミナー https://www.securite.jp/
~雑穀おにぎりを食べながら、未来に必要な事業への投資を考える~『お米』『林業』『雑穀おにぎり』『国産デニム』『途上国支援』
5団体による事業・ファンド説明会【3/13(金)18:00~21:00@東京丸の内 新丸ビル10階】
----------------------------------------------------------------ミュージックセキュリティーズが2001年よりおこなってきた
合計60本の音楽、レストラン、純米酒ファンドなどのノウハウを活用し、
もっと多くの分野での、未来につながる事業をつくる
ソーシャルファイナンスのプラットフォームサービス「セキュリテ」
2009年2月より開始いたしました。
https://www.securite.jp/「セキュリテ」は、未来につながる事業を思いと技術を込めて行う事業者の方と、
その未来と思いに共感する個人の方の出会いの場です。事業者の方には、ファンドを低コストで作り、事業に共感した
個人から直接資金調達できる機会、
個人の方には直接投資を通じて、その事業つくりに参加・応援できる機会
を提供し、ひとりひとりが主役の資本主義社会の実現を願っております。
この度、セキュリテのオープンを記念して、既にセキュリテを活用して
新しい未来をつくる事業を行われているバラエティに富んだ、
以下の5つの事業者にお越し頂き、
事業や企画しているファンドの内容、商品の展示・試食などを
直接行って頂きます。【参加事業者】
・お米の生産から加工品の販売まで手がける石川県の農家
・日本伝統のファーストフード 雑穀専門のおにぎり屋さん
・林業復興を通した森林・地域再生を手がけるベンチャー企業
・質は世界一と評されるデニムの聖地、岡山県児島のデニムブランド
・途上国のマイクロファイナンス機関を支援する非営利団体来週の金曜日の夜、とお忙しい方も多いかと存じますが、
既に各種メディアにも取り上げられ美味しくてヘルシーと
評判の「雑穀おにぎり」の試食もございますので、
ぜひとも、ご気軽にご参加ください!-------------------------------------------------------------
●日時
3月13日(金)18:00~21:00 (受付:17:30~)●会場
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル10階 東京21Cクラブ
(URL:http://www.tokyo21c-club.com/open/info/access.html)●内容
第一部 18:00~20:00
・「セキュリテ」のサービス内容のご説明
・「セキュリテ」利用事業者からの事業・ファンド内容の発表
(各社10~15分程度)第二部 20:10~21:00
・各社ごとに個別ブースでの質疑応答、商品の展示・試食●参加料
無料●参加申込方法
以下の情報を明記の上、こちらまでメールにてお申込ください。
お申込受付完了メールをご返信させて頂きます。
⇒seminar@securite.jp(メール記載情報)
・氏名
(お連れ様がいる場合、お連れ様のご氏名もお願いします)
・当セミナーの知ったきっかけ(参加申込締切)
・2009年3月12日(木)24:00※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。
あらかじめご了承ください。●参加事業者プロフィール
▽株式会社ぶった農産 :「食」は「命」をつなぐこと
石川県石川郡野々市町上林において、
江戸後期より先祖代々続く農業者。
農産物の加工や消費者への直接販売なども行い、
現在では、 特別栽培米、野菜の生産・販売のほか、
漬物、いかめしの加工・販売も行っている。
2008年には農林水産省より第1回「農業技術の匠に選定される。
生産者と生活者をつなぐ「つながる食農の会」を主催し、
第1弾プロジェクトとして、自らが営業者となった
日本初となる生活者参加型のお米ファンドを2009年2月より募集中。
URL:http://www.tsunagaru-shokuno.jp/▽株式会社トビムシ :100年の森を育てる
地域資産としての森林の価値を高めることで、
持続可能な地域再生の実現を目指し、
育林から木材加工・販売まで多角的な森林事業を展開する、
アミタ株式会社(ヘラクレス上場)の関連会社(2009年2月設立)。
日本初となる、個人向けの林業再生に関する事業ファンドの準備中。
URL:WEBサイト準備中▽雑穀おにぎり マイマイ :日本伝統のファーストフード
『無添加の具』と 『農薬を使用していない雑穀』で作った
雑穀専門おにぎり屋さん。1号店を東京神田にオープンして以来、
各種メディアにも取り上げられ、より多くの人にこの日本伝統の
ファーストフードで、健康第一のできたてのおにぎりを
届けるために、丸の内エリアでの2号店開業ファンドを準備中。
URL:http://www.maimai-onigiri.jp/▽有限会社藍布屋 :日本が誇るデニム職人
欧米の高級トップブランドにジーンズ生地を提供し、
そのクオリティは世界一と評される「デニムの聖地」、
岡山県倉敷市児島。この地にて、昔ながらの本藍染にこだわり、
藍染商品、デニムの企画・生産・販売を行う職人集団。
自社ブランド「桃太郎ジーンズ」を展開し、
日本の青である「藍」-Japan Blue-を世界に発信する
「天然藍染ジーンズつくり」のためのファンドを準備中。
URL:http://www.japanblue.co.jp/▽リビング・イン・ピース :貧困削減のための投資
貧困削減のための活動を行うために設立された非営利法人
(2009年4月NPO法人認可予定)。
メンバーは20-30代の金融機関・コンサルティング会社勤務者が
半分以上を占め、世界の貧困問題に関する勉強会や
フォーラムの開催のほか、途上国にて少額の金融サービスを
貧困層に提供し、自立する機会を提供する
マイクロファイナンス機関を支援するファンドを準備中。
URL:http://www.living-in-peace.org/●注意事項
※本セミナー中で金融商品の具体的な説明をする場合がございます。
ご説明する金融商品は損失が生じるリスクがございます。
※ご投資にあたっては、当該商品の契約締結前に契約書および契約説明書
をよくお読み頂き、ご自身でご判断ください。
※ご投資の際には、商品毎に所定の手数料等をご負担いただきます。
商品ごとに手数料およびリスク等は異なりますので、
当該商品の契約締結前に契約書および契約説明書をご確認ください。●主催
ミュージックセキュリティーズ株式会社
http://www.musicsecurities.com/
東京都千代田区丸の内1-5-1新丸ビル10F
第二種金融商品取引業
関東財務局長(金商)第1791号
------------------------------------------------------------- -
お知らせ2009年3月4日 21:42
このブログについて
-
LIPのブログでは今後、私たちの活動報告やマイクロファイナンスの基本的な説明から、専門的なことまで各種情報をできるだけ多く紹介していく予定です。
結成から1年以上過ぎ、勉強会やマイクロファイナンスフォーラムなどを行ってきましたが、実際私たちLIPがどのような団体なのか、文字だけでは分かりにくい部分も多いと思います。
これからはこのブログを皆さんとの情報交流の場として、LIPの気持ちを少しでも感じ取って頂けるようにメンバーみんなで走っていきますので、是非よろしくお願いします!
-
マイクロファイナンス情報2009年3月4日 08:00
音楽ファンドや純米酒ファンドを運営するミュージックセキュリティーズと業務提携
-
音楽ファンドや純米酒ファンドを運営するミュージックセキュリティーズと
貧困削減に取り組むリビング・イン・ピースが業務提携
~ 日本・丸の内から、発展途上国におけるマイクロファイナンスの支援を目指す ~貧困削減に取り組む民間団体であるリビング・イン・ピース(代表:慎 泰俊、以下「LIP」)と、音楽ファンドや純米酒ファンドを運営するミュージックセキュリティーズ株式会社(代表取締役:小松真実、本社:東京都千代田 区、以下「MS社」)は、 3月4日(水)、発展途上国のマイクロファイナンス(貧困者向け金融サービス)を日本から支援することを目的に、業務提携契約を締結しました。
LIPは、MS社が提供する未来につながる事業のための応援・投資プラットフォーム「セキュリテ」を活用することで、発展途上国で貧困者の自立のために 金融サービスを提供するマイクロファイナンス機関を支援します。現在、支援先のマイクロファイナンス機関の選定、および支援方法の確立を進めています。
なお、MS社は、新丸の内ビル(東京都千代田区丸の内)の「日本創生ビレッジ(EGG JAPAN)」を活動拠点として、金融都市でもある丸の内から、崩壊した金融資本主義に代わる、新しい日本型の世界中の一人一人に届く金融モデルの構築を目指しています。
■マイクロファイナンスについて
「マイクロファイナンス」とは、マイクロクレジット(小口融資)を始めとする、貯蓄・保険・送金などの貧困者向けの小口での金融サービスの総称です。 2006年には、マイクロファイナンスの貧困削減における効果が認められ、グラミン銀行と創設者のユヌス氏がノーベル平和賞を受賞しました。マイクロクレ ジットの潜在的な需要は2,800億ドルとも言われていますが、現状では170億ドルほどしか供給されておらず、広く民間からの資金供給が期待されていま す。
■LIPについて
LIPは、金融機関で働く若者たちを中心に、貧困の削減を目指して結成させた団体です。それぞれのメンバーが専門性を活かして行動することで、限られた 時間のなかでも積極的な活動を展開しています。2008年11月にはマイクロファイナンスについてのフォーラムを開催し、100名近くの参加者が集まりま した。
<団体概要>
団体名 : リビング・イン・ピース
設立日 : 2007年10月28日 (2009年4月にNPO法人化を予定)
代表者 : 慎 泰俊 (しん てじゅん)
ホームページ : http://www.living-in-peace.org/
■「セキュリテ」について
生活者は、「セキュリテ」を通じて1口1万~5万円などの小額のお金を出資することで、金融資産を増やすためだけではなく、大切に思うもの・共感できる事業者を直接応援することができます。
「セキュリテ」を利用する事業者は、MS社が築いた投資ファンドの手法と個人投資家の会員ネットワークを活用して、事業者自身でファンドをつくることが できます。生活者に対して実績や想いを訴え、共感を得ることができれば、インターネットを通じて一人ひとりの投資家から、小額の投資でリスクを限定させた 形で、事業単位の資金を集めることが可能です。これまでの、土地などの不動産を担保にした借入や、株式の公開に加わる新しい資金調達手段となります。
MS社は、第2種金融商品取引業者の第三者的な立場として、ファンドの組成・販売・運営の専門業務を担うことで、資産を有効に活用したいと願う生活者と、持続的な成長のために資金を必要とする事業者をつないでいきます。
「セキュリテ」 : https://www.securite.jp/
>>詳細をみる(PDF) -
お知らせ2009年3月3日 23:29
サイトオープンしました
- LIVING IN PEACEのWebサイトがオープンしました。
- ニュースカテゴリ
- アーカイブス
-
- 2013年08月(1)
- 2013年06月(1)
- 2013年05月(1)
- 2013年04月(3)
- 2012年12月(2)
- 2012年11月(3)
- 2012年10月(5)
- 2012年09月(4)
- 2012年08月(4)
- 2012年07月(4)
- 2012年06月(3)
- 2012年05月(2)
- 2012年04月(7)
- 2012年03月(3)
- 2012年02月(2)
- 2012年01月(2)
- 2011年12月(3)
- 2011年11月(4)
- 2011年10月(4)
- 2011年09月(3)
- 2011年08月(3)
- 2011年07月(3)
- 2011年06月(9)
- 2011年05月(5)
- 2011年04月(6)
- 2011年03月(1)
- 2011年02月(2)
- 2011年01月(2)
- 2010年12月(2)
- 2010年11月(2)
- 2010年10月(4)
- 2010年09月(4)
- 2010年08月(3)
- 2010年07月(3)
- 2010年06月(2)
- 2010年05月(4)
- 2010年04月(5)
- 2010年03月(4)
- 2010年02月(3)
- 2009年12月(2)
- 2009年11月(3)
- 2009年10月(4)
- 2009年09月(4)
- 2009年08月(4)
- 2009年07月(8)
- 2009年06月(8)
- 2009年05月(8)
- 2009年04月(8)
- 2009年03月(6)
- 2009年01月(2)
- 2008年12月(1)
- 2008年11月(4)
- 2008年09月(1)
- 2008年08月(1)
- 2008年07月(2)
- 2008年06月(2)
- 2008年05月(6)
- 2008年04月(1)