LIVING IN PEACE BLOG 2009年07月

勉強会・セミナー2009年7月31日 00:03

メールマガジン Piece & Peace No.018

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リビング.イン.ピース(LIP)メールマガジン
Piece & Peace No.018 09/07/17号

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こんにちは。

日増しに暑さが増していますが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、マイクロファイナンス・プロジェクトの進捗状況ですが、
カンボジアのマイクロファイナンス機関との最終的な契約を
結べそうなところまでやってきました。

来週末より、現地視察や交渉も兼ねて、
慎もカンボジアを訪問する予定です。
現地の様子を本メールマガジンで報告させていただきますので、
楽しみに指定ください。

プロジェクトが開始してから半年以上、
感慨深いものがありますが、
最後まで何かありそうな気がするのが今回のプロジェクトです。
気を抜かずに業務をこなしていこうと思います。


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The Economistの7月11日号に、
世界銀行のチーフ・エコノミストである林毅夫(Justin, Lin Yifu)氏が
寄稿しています。
(残念ながら無料での公開はされていませんでした。)


氏によると、金融を建て直すためには、
競争力のあるセクターに役立てる金融セクターを築くことが重要だ
そうです。

具体的には、多くの貧困国においては、
中小の製造業や農家、サービス業によって占められている活動に
注力するということであり、
先進国にあるような規模で先進的な金融機関や金融市場は、
所得が低い国では適切ではないと述べています。

したがって、マイクロファイナンス企業や他のノンバンクが、
貧しい家庭に融資をするのに重要な役割を担うだろうとも述べてい
ます。


私たちが経済的支援をすることを検討している
マイクロファイナンス機関は、カンボジアにあります。
カンボジアは、最貧国のひとつであり、人口の多くが農家です。
また、周辺のタイなどとも違って、工業も盛んではありません。

そうした国にあっては、株式市場ではなく大銀行ではなく、
マイクロファイナンス機関こそが重要という氏の指摘は、
私たちの考え方が間違っていなかったということを確認でき、
非常に参考になりました。

それでは。

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代表の慎の初の著作がダイヤモンド社より本を出版しました。
タイトルは『15歳からのファイナンス理論入門―
桃太郎はなぜ、犬、猿、キジを仲間にしたのか』
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4478008256/)です。
書店で手にとって頂ければと幸いです。

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勉強会・セミナー2009年7月28日 13:45

コミュニティメンバー交流イベントを開催しました!

こんにちは!

Living in Peaceの小間口です。

今日は、先日恵比寿で行われたコミュニティメンバー交流イベントの様子をご紹介しようと思います。

当日はLiPのコミュニティメンバーに登録してくださっている方、勉強会でLiPの活動に興味を持ってくださった方、メンバーの知人などをお招きし、恵比寿のイタリア料理店カチャトラで賑やかに開催しました。


 

[たくさんの方にお越しいただきました!]


LiP代表の慎、ミュージックセキュリティーズの小松社長の挨拶のあと、世界銀行の福井氏の音頭で乾杯が行われました。

そのあとはしばし歓談タイム。

 

私もLiPのプロジェクト実行委員として参加者の皆様から質問を受けました。

中には「マイクロファイナンスのことはよく分からないけれど、参加してみることにした」と言ってくださる方もいました。

このようにちょっとした関心からLiPのイベントに参加していただけることはとてもありがたいです。


[会場ではみなさんが熱心に意見交換されていました]


事前にプロジェクトメンバーには「メンバーは食べることではなく話すことで口を動かしてください」というメッセージが届いていたのですが、私はひそかにお料理を楽しみにしていました(笑)

期待通り、目の前で焼き上げられるピザと野菜のキッシュが本当においしかったです。

おいしいものをいただきながらだと会話も弾みますよね。

 

そして途中でプレゼンテーションタイム。

LiPのことや、現在立ち上げ途中のファンドについてプロジェクターを使ってご紹介しました。


[ファンドについてのプレゼンテーション]


会場の構造と参加人数の関係で少しスライドが見にくくなってしまったのが反省点でしたが、大勢の方にLiPの活動を伝える機会になったと思います。

プレゼンテーションを見た参加者の方々からたくさんのコメントやアドバイスをいただいたので、早速次の日のミーティングでフィードバックさせていただきました。

 

LiP代表の慎とMSの小松社長がニュース番組の取材を受けています。

実は私も「学生でLiPの活動に参加しているメンバー」としてインタビューを受けましたが、テレビカメラを向けられてかなり緊張してしまいました。


 

 始終和やかな雰囲気で行われたイベント。しかし終わりの時間が近づいてきます。

……と思ったら、2次会がありました!

大学の期末テストを控えた私は泣く泣く帰宅組となりましたが、聞くところによると深夜までかなりの人数の方が残ってお話されたとか。

 

LiPにとって、活動に関心を持ってくださる方と直接交流できる機会は本当に貴重なものです。

お忙しい中イベントに参加してくださった皆様に改めて御礼を申し上げます。

今回ご都合が付かなかった方も、ぜひ今後のイベントにご参加ください!イベント情報はこのブログでもご紹介していきます。

 

それではこれからもLiPの応援をよろしくお願い致します!

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勉強会・セミナー2009年7月27日 17:39

7/6勉強会「カンボジアの児童売春問題解決へ向けて~子ども達の未来を守る~」、要約&資料UP

少しご報告が遅れましたが、7/6(月)に行いましたLiving in Peace主催勉強会、かものはしプロジェクト共同代表 青木健太氏が語る「カンボジアの児童売春問題解決へ向けて~子ども達の未来を守る~」の模様をご紹介いたします。

当日は平日ということで普段の勉強会より人数は少なかったのですが、貴重な話を聞くことができ参加者の方からも好評でした。
またLIPとしては活動内容は勿論勉強になりましたし、NPO法人の運営方法なども参考になりました。
以下、簡単ではございますが、要約と資料をご覧ください!


■挨拶:LIP代表 慎

・LIP組織概要

・現在マイクロファイナンスをテーマに活動している理由   

・現在進行中のPJ     


■講演:NPO法人かものはしプロジェクト共同代表 青木健太氏  資料(PDF版) 資料(SlideShare版)

▼勉強会アウトラインについて

(1)カンボジア児童買春問題

(2)かものはし設立経緯

(3)かものはしとマイクロファイナンスのかかわりあい

 

(1)カンボジア児童買春問題


青木健太氏


①カンボジアについて

・日本の半分面積

・世界遺産であるアンコールワットがあり観光客が多く訪れる

・携帯の普及率高い(プノンペン市内)

・農村と都市部ではかなり経済格差があり

 

②なぜカンボジアは貧しいか

・~1960までは「東洋のパリ」といわれ、多くの留学生を受入れるなど経済発展

・70年代ポルポトの登場→教育排除・農村帰化推進・一部官僚への権力集中、その政策の過程で知識人を中心に200万人の大虐殺行われる

・その結果、現在のカンボジア人口ピラミッドをみると総人口の60%が30歳未満、国を動かす世代の不在

・ポルポト政権によるコミュニティーの破壊→人を信じる気質の欠如

・GDP、就学率についてベトナム・タイ・中国と比較してもかなり見劣りする状況

 

③児童買春問題とは

・カンボジアでは6~10歳の児童が売られている現状

・人身売買の種類→ 労働搾取、臓器売買、養子縁組、児童労働、商業的性的搾取

・児童買春=児童労働+商業的性的搾取→児童労働の最悪の形態

・言うことを聞かせるために電気ショックを与えたり、麻薬漬けにするケースもあり

 
~映像上映~   カンボジア警察による児童売春宿摘発シーン


(2)かものはしの活動について


青木氏の講演にも熱がこもる


①活動内容

・コミュニティーファクトリー事業(現地)

・IT事業(日本)

・サポータ事業(日本)

 

②児童買春撲滅のための考えられるアプローチ

・児童売春宿、仲買人の摘発

・法律にて管理(買った人間に厳しい刑罰を課す)

・売られないための予防←かものはしの活動

 
犠牲者になる児童は出稼ぎに出る際に「都会にいい仕事があるから」など仲買人にだまされ売春宿に売られるケースが多い

かものはしでは経済的自立支援により、出稼ぎに行かなくても家族の生計を成り立たせるためのサポートを実施

 

③具体的な活動例

☆コミュニティーファクトリー設立

・最貧困家庭を従業員として雇用→製品を生産→現地市場で販売 

・日本でも一部販売を行う(東急ハンズでの販売 サポーター限定販売等)

 

④なぜ日本市場での販売ではなくカンボジア中心の販売なのか?

・日本は品質管理が非常に厳しい

<具体例>東急ハンズ納品の際にはかものはし職員検品後商品の70%が「不適合」との理由から返却される。その状況に悔し涙を流すカンボジア人スタッフもいた。しかしこの経験を機に、従業員の中に「責任感」・「当事者意識」・「チームワーク」が芽生え、結果として「マーケットを通じて成長する喜びを感じる」良い経験に。

・日本とカンボジアの距離的な遠さ

自分で作ったものが売れていく様子が分からない→充実感の欠如

・日本での流行をキャッチできない→将来的な現地従業員だけの運営が不可能


⑤2011年度までの目標

・コミュニティーファクトリーで100世帯を支援(現在30世帯)

・最終的に日本人なしで、現地の人達だけで活動がまわるシステム構築目指す

・他団体との連携を通じての支援(ex:孤児院支援など)             

・カンボジア以外での児童買春問題解決のための準備


⑥国内における他事業

・サポーター事業

月々1,000円で支援してくれる人を集める(現在会員約2,000名)

・IT事業

サポーターにわかりやすい資料、HPを作成

ITチャネルによる現地商品販売など

~参加者との質疑応答~

Q1.なぜ幼い人たちが売買の対象になるのか(日本であれば売春といえば十代後半~)

A1.カンボジアでも数としてはやはり十代後半が多い。

児童買春加害者の属性として考えられるのは…

・子供しか愛せない性癖持った人(先進国観光客)

・児童と交わることで「寿命が延びる、商売繁盛する」との迷信を信じる人 

・幼い子供のほうがHIV感染確率低いと思う人


Q2.コミュニティーファクトリーで働くことができる「最貧困層」の選定方法

A2.村長に貧困者リストをもらい選定。土地をどれぐらいもっているか、働き手となる男性がいるか、借金どれくらい、家畜の数、DVの有無、などのポイントをスコアリングして決定している。


Q3.クチャ(現在の活動地)を選んだ理由は児童売買の仲買人がその地域に多いからか?

A3.仲買人は児童売買を専門でやっているわけではなく、通常は労働目的の人身売買中心である。たまたま当てはまる家庭があれば、児童買春を目的とした人身売買を行っているという状況。児童の供給先はタイ国境付近・アンコールワットが多い。そこへの供給経路をある程度考慮した上でクチャを選定。


(3)かものはしとマイクロファイナンスのかかわりあい


熱心に話を聴く参加者


①青木氏のBRAC(バングラディシュのMF機関)でのトレーニング参加感想

・BRACでは金融サービス以外のインフラ提供が多数行われている

 ☆ビジネス面でのサポート(販売網提供 乳製品工場設立←働いているのはBRACクライアント・生乳はマイクロファイナンスで牛を買ったクライアントから調達)

 ☆子供の教育支援(BRACによる学校を運営 教師育成5万人の実績 教科書印刷会社の設立)→貧困の連鎖を断切る

◎マイクロファイナンスでは返済率の高さに注目あつまりがちだが、上記サービスが同時に提供されているかが重要


②今後のマイクロファイナンスとの協業可能性

・コミュニティーファクトリーから独立するときの独立資金として

・マイクロファイナンス対象者への職業訓練を提供

・マイクロファイナンス対象世帯へソーシャルサービス提供

・コミュニティーファクトリーへの出資をうける

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勉強会・セミナー2009年7月23日 14:36

LIPのミーティング風景

 本日のブログを担当させていただくのは、7月からLIPの活動に参加している小間口です。
これまでこのブログではLIPが送信したメールマガジンやセミナー・勉強会の様子、マイクロファイナンス情報などをご紹介してきました。
今回からはそれにメンバーが活動の中で考えたこと・学んだことなども加えて、読者のみなさんがよりLIPの活動を身近に感じていただけるような内容を発信することを目指していきます。


さて、今日は7月18日(土)に行われたミーティングの様子を新メンバーとしての視点から報告したいと思います。
毎週土曜日のミーティングはLIPの基本的な活動の1つです。都内の会議室やオフィスで約3時間に渡って現時点でのタスク進行状況や今後の課題などを話し合います。


18日は私にとって2回目のミーティング参加となりました。
LIPのメンバー間では毎日大量のメッセージが交わされます。メッセージの内容は新たに立ち上げられたタスクの協力者募集であったり、完成した仕事の報告であったりします。


1回目のミーティングではメッセージの送り主の名前と顔が一致し、それぞれのタスクの内容を漠然と掴んだ、という感じでした。
またLIPのミーティングがかなり活発な意見交換の場であることも感じました。
実行委員には社会人も学生も含まれていますが、それぞれが独自の視点や能力、アプローチ方法を生かしてファンドの設立に貢献しようとしているので必然的に議論も起こります。


そのような初ミーティングを経て臨んだ2回目のミーティング。ローンチ直前ということもあり議題もかなり具体的でした。


写真はミーティング真っ最中の様子。代表の慎さんが次の週末にカンボジアへ行くため、現地でやるべきことやカンボジア側の組織の状況を確認しました。

 meeting090718-1

[約20人が熱心に議論に参加する全体ミーティング]


ミーティングが終わった後も個別にタスクについて話し合います。プロジェクト成功に向けて実行委員がお互い率直に話し合える気風もLIPの魅力であると思います。

 meeting090718-2

[LIPの相談役・世銀の福井さん(左)と24日のイベントについて打ち合わせ]

私がマイクロファイナンスに関心を持ったのは大学の授業がきっかけでした。
LIP関連の活動では毎回、「実際に自分がやるとはどういうことなのか」を考えさせられます。
本を読んだときには当然の前提だと考えていた部分を実際に自分たちが詰めていかなければならなかったり、1つの数字を設定するために全員で長時間議論したり……。
ミーティングに参加する度にアイディアを現実に移す過程を目の当たりにします。


ローンチは目前ですがそこでプロジェクトが終了するわけではありません。今後のミーティングでも自由で熱い議論が展開されるでしょう!


明日・金曜日には恵比寿でコミュニティメンバーの交流イベントが企画されています。
その様子も後日ブログでご紹介しようと思いますので、ぜひご覧ください。

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勉強会・セミナー2009年7月20日 23:55

7/4勉強会「業界内部から見たマイクロファイナンスの最前線と課題」、要約&資料&動画UP(その2)

【第二部】「日本人がマイクロファイナンスにできること」(参加者とのフリーディスカッション)

 

長友さんとLIPが前に座って対話形式で行いました。

 

Q1.
日本と途上国をつなぐ取り組みはできないか?
マイクロファイナンスのおかげでできた途上国の商品を日本でも購入できるようにならないか。
マイクロファイナンスによる投資によって、マイクロファイナンス以外の分野に波及効果がないか。
A1.
LIPのHPでフィリピンの手工芸品を扱っているが、日本の市場に向いている商品かどうかは疑問がある。また、現地ではそのためのサポートがない。フェアトレード業者とのコラボレーションが必要不可欠である。

 

Q2.
・ビジネスディベロップメントの成功要因について
マイクロファイナンスのおかげでもあるし、債務者のビジネスの才能でもある。
中間業者に搾取されてしまうこともあるが、彼らは材料の供給及びヨーロッパへの輸出も請け負っている。ビジネスの上流から下流まで一連の流れを扱うようなサービスをMFはできないのか?
A2.
MFIの規模的な問題がある。ビジネスディベロップメントだけに専念できるスタッフが必要である。現状のローンオフィサーの主たる仕事ではない。

参考事例として、カードバンクのビジネスディベロップメントサービスでは、サリサリストアをフランチャイズ化した。一括購入により、マージンを減少させることができた。

 

Q3.
フィールドオフィサーが担当企業同士をマッチングさせることはあるのか?
A3.
現場レベルでは起きているが、コストの観点からMFIの経営陣に吸い上げられていない。従って、日本にも届いていない。

多くの方から熱い意見が飛び交いました。

 

Q4.
(若い世代の社会貢献に関する教育について)
小学校、中学校、高校向けなど世代別に向けてわかりやすい教材を作ってはどうか?波及効果を得られるように、英語の教材、漫画、ゲーム形式、ビデオ、他の教育機関などのコラボレーション
A4.
都立高校3年生の意見(LIPイベントにおける初の未成年参加者)
将来国際協力の仕事に就きたい。課題研究でマイクロファイナンスをやっている。
友人と援助やマイクロファイナンスの話をしても、全く通じない。
期末試験として国境なき医師団の本を強制的に読まされたが、感化される学生は少なかった。
高校生でも読めるような導入的な簡単な本が少ない。
講師を招聘するなどの方が、インパクトがあるのではないか。ノーベル平和賞受賞者のユヌス氏の講演であれば、真剣に聞くと思う。マイクロファイナンスの実地研修なども面白い。
受験勉強があるので、高校大学一環の学校がターゲットではないか。

 

Q5.
(日本と発展途上国との関わりについて)
両親はリタイアして中国で日本語講師をしている。暇もお金も経験もあるので、
観光とセットにして、自分の経験を発展途上国で講義するツアーはどうか?
A5.
某旅行会社のソーシャルビジネスに興味のある方の意見
マザーハウスはHISと組んでバングラディシュツアーをしている。取締役がバングラディシュ人のためである。
主な顧客は寄付の経験がある富裕層である。ただし、参加者はそれほど多くないので、あまり大きな利益にはならない。
支店レベル、担当者レベルでアクションを起こしている。継続的な案件が受注できる新規事業として立ち上げたい。
旅行業者がCSR活動の一環として、NPOを協賛する可能性はある。

 

長友さん、ありがとうございました!

 

★参考
(企業のCSRプロジェクトについて)
・オランダのINGのCSR社員をMFIに派遣する(負担はING持ち)。オランダは女王の影響もあり、国全体がMFに熱狂している。

・ネピアは「千のトイレプロジェクト」というCSRプロジェクトで、東ティモールにおける1000以上のトイレの建設や修復など水と衛生に関する支援活動を行った。
http://1000toilets.com/

 

(KIVA JAPANについて)
http://kivajapan.jp/
現状KIVA.ORG非公認のウェブサイトである。翻訳によって英語の壁を取り払い、日本でもKIVAのプレゼンスを高め、KIVA経由で日本からの国際貢献を促進させるサイトを作っている。

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勉強会・セミナー2009年7月20日 18:38

7/4勉強会「業界内部から見たマイクロファイナンスの最前線と課題」、要約&資料&動画UP(その1)

7月4日、プラネットファイナンス長友留奈氏をゲストスピーカーに迎え、「業界内部から見たマイクロファイナンスの最前線と課題」と題して、勉強会を開催いたしました。当日は30名以上の方にお越しいただき、後半のディスカッションでは参加者の方を含めて熱く議論が交わされました。以下に簡単ではありますが、その模様をお伝えしようと思います。(少々長いですので、第一部と第二部でブログの記事を分けています。)

 


【第一部】資料(PDF版) 資料(SlideShare版) 動画

・講師:プラネットファイナンス 長友留奈氏


①MFI最新動向
・長友氏が過去に携わられたプロジェクトについて
・プラネットファイナンスフィリピンオフィスにて進行中のプロジェクトについて
 
②MFIが必要としている技術支援
・資金調達などの財政面だけでない様々なニーズについて
(例)マーケティング、商品開発、スタッフトレーニング、保険衛生、識字教育

※こちらの要約は資料をご確認ください。


【Q&Aセッション】


Q1.
マイクロインシュランスはなぜ普及していないのか?
A1.
数年前まではマイクロクレジットと呼ばれていた。保険は新しい商品であるからまだ馴染みがない。

 

Q2.
農業向けのマイクロファイナンスがうまくいっている事例について教えていただきたい。
A2.
各国で成功している事例はあるし、フィリピンでも成功事例はある。成功要因は、経営者の資質、付加サービスではないか。

 

Q3.
ビジネスディベロップメントをカバーしているMFIの割合、事例、効果を教えていただきたい。
A3.
ビジネスディベロップメントをやっていると言っているところはあるが、効果があるとは考えにくい。そのカリキュラム、ビジネストレーニングもまだ充実していない。
トレーニング、コンサルティングサービスをやっているところはある。個人的には役に立つとは思うが、効果があるという研究はまだない。
MFIは画一的なローン商品を販売しているので、ビジネス支援は大手に限られる。

 

 

多くの質問が出され、皆さんの興味・関心を強く感じました。

 

Q4.
マイクロファイナンスは、ビジネスだけでなく生活もサポートするものなのか?
A4.
その通りである。借り手は帳簿のつけ方も知らない人もいるし、字が読めない人もいる。

 

Q5.
フィリピンのアグリMF顧客はどのような作物を作っているのか?
A5.
米が多い。他にはとうもろこし、サトウキビ、漁業、ココナッツなどがある。

 

Q6.
フェアトレードとの接点はあるか?
A6.
あるとは思うが、全体としては少ないと思う。

 

Q7.
貧困を削減する一方で、環境に負荷をかけないような農業の取り組みはあるのか?
A7.
それは比較的新しい分野で、ソーシャルパフォーマンスに関係することである。たとえば、森林を切り開くような農業には融資しない、再生エネルギーを使用する、環境に負荷をかけにくい木炭を使用するなどの取り組みがある。

 

Q8.
アグリMFの金額を教えていただきたい。
A8.
4万円くらいからある。資金使途は肥料(一パック2000円)を買うなどがある。逐次的に貸し出しをする

 

Q9.
収入比での融資をしているのか?
A9.
わからないので調べておく。

 

Q10.
グラミン銀行は女性を中心に融資しているので、マイクロインシュランスの顧客も女性が多いのか?
A10.
今のところ、そうである。

 

Q11.
融資の審査基準はあるのか?
A11.
あるが、システマティックな審査システムはまだない。

 

Q12.
グループ融資ではメンバーお互いを信頼できるかどうか。
A12.
個人融資ではMFのオフィサーによるヒアリング調査(旦那さんの所得はいくらか)や、ソーシャルネットワークや人的資本を重視される。SME(中小企業融資)では、別の審査方法が必要になってくる。

 

私たちも大変勉強になりました。

 

Q13.
MFI が必要としている技術支援において、与信管理、HRマネージメントで、実際どのような支援が必要か?
A13.
・与信管理
規模や対象(個人もしくはSME)によって、異なってくる。詳しくはわからないので調べておく。

・HRマネージメント
MFIは離職率が高く、課題になっている。
特にフィールドオフィサーの仕事はルーチンワークであるので、インセンティブを改善するような仕組みを検討している。

 

Q14.
ハウジングローンはキャッシュを生まない資産へのローンであるが、リスクアセスメントの方法、他MF融資との違いを教えていただきたい。
A14.
わからないので、調べて回答する。

 

Q15.
小規模から大規模までMFIはさまざまであるが、プラネットファイナンスが支援する際の選定基準は何か?
A15.
主に中規模小規模のMFIを支援している。

 

Q16.
BOP商品に関してファイザーの進展について教えていただきたい。
A16.
ファイザーはまだ積極的に商品を売り出していない。今後成長が見込まれる市場である。

 

Q17.
BOP商品に関して大企業は貧困国の富裕層をターゲットにしているのではないか?
A17.
ユニリーバは、シャンプーを小分けして一回使い切りパックを販売している。
それは農村に驚くほど普及しているので、必ずしもそうとは言い切れない。
とはいえ、本来の意味でのBOP商品はまだまだ発展途上にあるので、日本企業のこの分野進出に期待している。

 

Q18.
アグリマイクロファイナンスの返済率はどうか?
A18.
まちまちである。成功しているところは90%代になるが、70~80%で商品を見直すところすらある。
成功の理由としては、付加価値の高いサービスを提供できるかどうかが挙げられる。
天候被害(フィリピンでは夏に台風が10回直撃するような地域もある)に対する商品があれば、もっと成功確率は高まるはずである。
他にも、寡占状態である流通業界の競争を促して輸送コストを下げること、貧しい農民は情報を収集できないので協同組合設立も一つの支援の形であろう。

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2009年7月17日 17:15

メールマガジン Piece & Peace No.017

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リビング.イン.ピース(LIP)メールマガジン Piece & Peace No.017 09/07/09号

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こんにちは!

7/24(金)に、Living in Peace コミュニティ懇親会「LIP EVENT1」開催決定!

この度、Living in Peaceのマイクロファイナンス・プロジェクトを応援してくださる皆様と、
LIP、ミュージックセキュリティーズ株式会社の第一回交流イベントを行います。

この「LIP EVENT1」で、楽しく飲んで、食べて、話しましょう!
コミュニティメンバー、LIP、ミュージックセキュリティーズ株式会社で、
マイクロファイナンス投資を通した貧困削減への想いを共有し、つながりをつくれたらと思い、
企画しました。

当日は・・・
歓談のお時間とマイクロファイナンスについての簡単なプレゼンテーションをご用意する予定です。
このイベントの中で是非、マイクロファイナンス投資に関心がある人たちと想いや情報を交換し、
友好の輪を広げてください。

私たちとしても、皆様とお会いして、様々なご意見を伺いたいと考えています。

皆さんにお会いできるのを楽しみにしていますので、
是非ご家族、ご友人をお誘い合わせの上、ふるってご参加ください!!

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☆Living in Peace コミュニティ懇親会 「LIP EVENT1」☆

日時: 2009/7/24 (Fri.) 20:00~22:00
場所: カチャトラ@恵比寿 (CACCIATORA)http://www.k4.dion.ne.jp/~caccia/
金額: 4,000yen (2時間飲み放題付)
定員: 60名 (定員になり次第締切) 同伴者2名様までご参加可能です。
申込: 氏名(ふりがな)、お連れ様の氏名・人数、所属、ご要望等ご記入の上、lip@securite.jpまで
メールをお願いいたします。

*当日は多くの方と交流を深めていただきたく、立食とさせていただきました。

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●注意事項
※本セミナー中で金融商品の具体的な説明をする場合がございます。
ご説明する金融商品は損失が生じるリスクがございます。
※ご投資にあたっては、当該商品の契約締結前に契約書および契約説明書
をよくお読み頂き、ご自身でご判断ください。
※ご投資の際には、商品毎に所定の手数料等をご負担いただきます。
商品ごとに手数料およびリスク等は異なりますので、
当該商品の契約締結前に契約書および契約説明書をご確認ください。

●主催
・NPO法人Living in Peace
・ミュージックセキュリティーズ株式会社
東京都千代田区丸の内1-5-1新丸ビル10F
第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第1791号


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メールマガジン2009年7月6日 10:15

メールマガジン Piece & Peace No.015

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リビング.イン.ピース(LIP)メールマガジン Piece & Peace No.015 09/06/26号

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こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

遂に、コミュニティメンバーが300人を突破致しました!
登録してくださった皆様、ありがとうございます!

The Economistによると、国連から、今回の金融危機が、
どのように最も貧しい人たちに
、危害を与えるかに関する初めての推計が発表されたようです。

記事はこちら:
http://www.economist.com/world/international/displaystory.cfm?story_id=13881048
国連の推計はこちら:
http://www.unscn.org/

記事によると、2008年だけで、
飢餓に苦しむ人が約4千万人増えました。。
こうした人たちが直面している危機は、
世界不況と食糧価格の高騰が再び始まったこと
です。
このような危機は、特に女性に大きな負担を背負わせています。
「通常、
女性が拡大している収入から利益を得られるのは最後だが、金融の状況が悪化
しているときには、自らを犠牲に捧げる最初の存在である。」
という言葉がレポートから引用されていました。

マイクロファイナンスで貸出の対象となるのは、
主として女性です。
昨今の金融危機下にあって、
私たちのようなプロジェクトの重要性を改めて痛感します。

さて、今日は、
社会人がメンバーの多数を占めているLIPでは珍しく、学生として、中
核で活躍している岩楯の紹介です。

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Q. どうして、LIPの活動に参加しようと思ったのですか?

A. 昨年のマイクロファイナンス・
フォーラムに参加したのがきっかけです。

もともと開発経済に関心があり、
マイクロファイナンスについても学校で学んでいまし
た。
けれども、授業では「実際の顔」が見えず、
そこがみえる実践的な活動をしたいと考え
ていたところ、フォーラムでLIPと出会いました。
そこで、発表自体も面白かったのですが、
懇親会やその後の勉強会のときなどに、代表
の慎も含めメンバーと話をしたときに、
価値観に共感できたからです。

Q. 具体的に、どのような価値観に共感を覚えましたか?

A. より多くの努力が報われるようになるべき、ということです。
LIPの言葉でいうと機
会の平等にあたります。

Q. プロジェクトが始まってから半年経ちましたが、
どのような感想をもっていますか?

A. まずは、
メンバーを含め関係者の皆さんに感謝したい気持ちでいっぱいです

また、実務(ビジネス)に触れることができたので、
実行委員としての責任感をもてた
ことです。
特にLIPはフラットな組織なので、(年齢的に)
下っ端の自分の意見も聞いてくれたので
、責任感をもつことができました。
それに、マイクロファイナンス研修や訪問を通じて、
マイクロファイナンス機関で働く
ひとたちや借り手の人たちと実際にあい、
視点や思いを理解できたことで、
日に日に今回のプロジェクト成功にむけて気が引き締
まっていきました。

Q. 大変だったことなどはありませんか?

A. 重要な情報の共有などは、
実行委員が責任をもって行っていないと危険だなと感じる
ことがありました。

学生である自分とは違って、
自分以外のメンバーは仕事をもっていて、限られた時間で
のやり取りしかできず、しかもオンラインが中心であることです。
メンバーが危険さを認識していて、
何とか半年間はうまくやってきたように思います。

逆に、
社会人の方がここまで走ってきて形にできたこと自体非常に意味があると思って
います。

Q. マイクロファイナンス機関に関する情報収集では、
一番年下にもかかわらず、リー
ダーとして活動しましたが、どうでしたか?

A. 社会人と比べて専門性がないことは分かっていたので、
メンバー間の媒介をしなけれ
ばいけないと考えていました。
また、必要な情報の管理などを行っていました。

メンバーそれぞれに性格や考え方が違い、「行動原理」
のようなものを把握することを
心がけました。
先ほども言ったように活動のほとんどがオンラインだったので、「
飲みニュケーション
」を大切にしました。
短いけれども共有した時間、一緒に過ごした時間というのは、
とても大切だと思いました。

Q. 最後に、今年の夏からカリフォルニアへ留学に行くわけですが、
向こうではどのよう
なことを学びたいと考えていますか?

A. 大学での勉強が第一ですが、
私のくらすことになるサンフランシスコ・ベイエリアで
さかんな、NPO活動に注目しています。

そこのみで、日本の総数に匹敵する、30,
000以上のNPOが存在します。
もちろん、政府や財団のバックアップやお金の流れ方など、
構造的な理由があると思い
ますが、一方で数字や文字情報にならない、
人の気質のようなものを学んできたい、と
思います。例えば、
KivaなどNPOやBridgespanなどNPOコンサルを覗いてきたいです。

ありがとうございました。

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6月14日の東京新聞で私たちの活動が紹介されてから、
メンバー数が急激に伸びた印象を
もっています。
当たり前のことかもしれませんが、
メディアの力というのは凄いですね。
(紙面には「6月下旬から募集開始」とありましたが、
現在、7月中旬をメドにしておりますので、
ご理解頂けますようお願い申し上げます。)

今回の東京新聞への出田さんによる記事掲載を、
私は本当に嬉しく思っています。

個人的なことで恐縮ですが、
私の実家は東京新聞を購読しています。
東京新聞はほどよい厚さ(ページ数)であることと、「特報面」
が好きでした。
というのも、
その頃は難民支援協会という日本に逃れてきている難民を支援する団体で
インターンをしていたのですが、外国人問題など、
なかなか大手新聞社では扱わない社
会的問題を積極的に取り上げていた印象をもっていたからです。

また今回、私たちを取材してくださった出田さんは、
今年の1月から取材をしてくださっ
たのですが、
実行委員会に顔を出されると必ずメンバー一人ひとりに取材をされ
、声を拾っていらっ
しゃいました。
紙面では、
代表の慎とプロジェクトマネージャーの杉山のコメントしか掲載されていま
せんでしたが、
裏側では何時間も、
私たちの取材に時間を費やしてくださいました。
そのような出田さんに記事を書いて頂いたことを本当に感謝してい
ます。

最近では、
いくつかのメディアからも取材の申込を頂いております。
こちらにつきましては、報道の日付等が分かりましたら、
皆様にも事前にご連絡をさせ
て頂きたいと考えております。
今後とも、多くの皆様からのご期待に沿えるよう、
自分たちのするべきことをしっかり
とやっていきます。

それでは。

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代表の慎の初の著作がダイヤモンド社より本を出版しました。
タイトルは『15歳から
のファイナンス理論入門―桃太郎はなぜ、犬、猿、
キジを仲間にしたのか?』
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4478008256/)です。
こちらも宜しければ、
まずは書店で手にとって頂ければと思います。

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