山元いちご農園株式会社は、2011年3月11日に起きた東日本大震災後、3軒のいちご農家が集まり、株式会社という形態で2011年6月上旬に立ち上げました会社でございます。創業メンバーは、岩佐隆(56歳。代表取締役)、岩佐寿郎(47歳。専務取締役)、ならびに、丸子直樹(32歳。取締役)および丸子伴幸(30歳。取締役)の兄弟の合計4名です。 私共は、大震災による津波で浸水した宮城県亘理郡山元町山寺の水田2.5ヘクタールを借り受け、そこに1棟当たり20アールの大型育苗ハウス8棟を建設いたします。そして、地面より高い位置で栽培する「高設栽培」の手法を採用するとともに、土を使わずに、ヤシガラを中心とした素材に苗を植え込み、EM菌等を使っていちごを育成いたします。 いちごはまだ青いうちに摘み取ってしまい、流通している間に熟すというのが一般的ですが、私共は、いちごが熟す段階まで待ってから摘み取り、取れたてのいちごを食べていただけるような直売の形式に挑戦いたします。 熟すまで畑にいたいちごたちは本当に美味しく、甘さも香りもまるで違います。私共は、そのようないちごをお客様にお届けするとともに、併せていちご狩りの場も提供することによって、個人のお客様と直接つながることのできるいちご農園を目指しております。 |
(1) 「いちごパック」を出資口数2口以上の出資者を対象に、2口ごとに2パックご送付。 ※発送は2012年春ごろを予定しております。 ※上記特典の海外への発送はできません。ご了承下さい。 (2) 山元町いちご農園でのいちご狩りに出資者御一人様につき一回、無料にてご招待。 ※渡航費・宿泊費・食費等は参加者のご負担となります。 |
※写真は、イメージ写真です。実際の特典とは異なります。 ※内容が変更になる場合があります。 |
本匿名組合契約名称 | 山元いちご農園ファンド | |||
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営業者 | 山元いちご農園株式会社 | |||
取扱者 | ミュージックセキュリティーズ株式会社 (第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号) |
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出資募集最大総額(口数) | 10,570,000円(2114口) | |||
申込単位(1口あたり) | 5,000円 ※本匿名組合契約の申込には1口あたり5,000円の応援金が別途必要となります。出資金のみまたは応援金のみでのお申込はできません。 (上限口数:100口) |
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出資金取扱手数料 | 500円 ※応援金には手数料はかかりません。 | |||
取扱者の報酬 | 出資金取扱手数料500円/口 | |||
募集受付期間 | 2011年11月21日~2012年3月31日 | |||
会計期間 | 2012年2月1日から2018年6月30日(6年5ヶ月) | |||
契約期間 | 本匿名組合契約成立日から会計期間終了日 | |||
分配方法 | 分配金は一括して、最終決算日後に支払われます。なお、分配金には劣後特約が付されています。 | |||
分配比率 | 会計期間開始日から17ヶ月間(無分配期間):売上金額の0.00% 無分配期間終了後から2016年6月30日まで(36ヶ月間):売上金額の2.60% 2016年7月1日から会計期間終了日まで(24ヶ月間):売上金額の0.80% |
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予想リクープ平均月売上金額 | 6,775,641円(税込) | |||
被災前概算平均月売上金額 | 4,349,202円(税込) | |||
契約方法 | 匿名組合員になろうとする方は、書面又は取扱者のウェブサイトよりお申込みいただき、ウェブサイト上で、営業者と匿名組合契約を締結します。 なお、本契約は、出資者が出資金、出資金取扱手数料(および応援金)の払込をすること及び取扱者が出資者の本人確認をすることをもってその効力を生じます。従って、出資金、出資金取扱手数料(および応援金)が払込まれていても本人確認ができない場合には、申込がキャンセルされたと見なす場合があります。 一度成立した本匿名組合契約については、一定の場合を除き、契約の取消、中途の契約解除ができませんので、十分ご検討の上お申し込みください。 |
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決済方法 ネット決済対応銀行でお申し込みの場合は、各銀行画面に接続し、お振込み先、お振込み金額のご入力の手間なくお申し込み頂けます。 |
(1)ATM,窓口から当社指定口座へ振込 (2)ネット決済(以下の銀行に対応) |
【営業者】 本匿名組合の事業を行う営業者の概要は、次のとおりです。(2011年11月9日現在) 【取扱者】 本匿名組合契約の出資募集および契約締結の取扱い、本匿名組合契約の管理運営、匿名組合員へのIR業務等を委託する会社の概要は、次のとおりです。(2011年11月9日現在) |
今後の事業計画は以下の通りです。ただし、営業者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
【営業者コメント】
・営業方針について
直販につきましては、いちご狩りのために訪問されたお客様を対象に店頭で販売を行う方法により実施する予定でおります。また、WEBサイト・電話・FAXを活用した通信販売も開始する予定でおります。いちご狩りのお客様の集客につきましては、被災後復興1年目の被災地であることの注目度を活用してメディアへの露出を図るとともに、被災地支援をしていただいた方々との関係性を大切にしながら、一度お越しいただいたお客様にリピーターとなっていただけるような美味しい完熟いちごをご提供できるよう努めることによって行ってまいりたいと考えております。量販につきましては、主に生協・スーパー等を対象にして、営業交渉を実施していく予定でおります。
また、販売単価が安定しており、かつ、高価となる直販や量販による販売量を可能な限り拡大するとともに、直販や量販に充てられなかった生産分につきましても、すべて青果市場への販売を行う予定です。
・予測できないリスクについて
最大のリスクは放射能の影響により、流通に支障が生じる可能性、または、価格が下落する可能性と考えております。放射性物質の検査を実施し、開示していく予定ではありますが、たとえ測定値が基準値を下回るものであったとしても、風評被害によって量販店などとの取引に障害が生じ、売上が低迷するなどの可能性は否定できないものと考えております。また、地理的にも福島県に近いことから、観光客が減少した結果、いちご狩りの集客数も減少し、直販による販売量が減ることによって販売単価が下がり、売上が減少する可能性もあります。
つきましては、これらの可能性も十分ご考慮のうえ、お申込みのご検討をお願いします。
匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。
・会計期間開始日から17ヶ月間(無分配期間):
売上金額×分配比率0%×1口/募集最大総口数
・無分配期間終了後から2016年6月30日まで(36ヶ月間):
売上金額×分配比率2.60%×1口/募集最大総口数
・2016年7月1日から会計期間終了日まで(24ヶ月間):
売上金額×分配比率0.80%×1口/募集最大総口数
本匿名組合契約における分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
※1口 5,000円の出資の場合
(注1) 匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上述に記載の計算式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。1口5,000円の出資金に対し、1口分配金額が5,000円となる時点を償還率100%としています。
匿名組合員に対する匿名組合出資金1口あたり分配金額/5,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20%の源泉税徴収が行われます。なお、利益とは出資者に対する分配金額が匿名組合出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。
(注4) 振込手数料は、ご指定頂きましたお振込先銀行口座によって変わります。手数料金額については以下の表をご参照ください。(金融機関によって手数料金額の変更等がある場合もございますのであらかじめご了承ください。)
お客様の振込先 銀行口座 |
お振込手数料 | |
(分配金額が3万円未満) | (分配金額が3万円以上) | |
三菱東京UFJ銀行 | 315円 | 315円 |
みずほ銀行 | 315円 | 315円 |
三井住友銀行 | 210円 | 315円 |
楽天銀行 | 50円 | 50円 |
ジャパンネット銀行 | 52円 | 52円 |
その他銀行 | 315円 | 315円 |
山元いちご農園ファンドの締結については、以下のような留意点及びリスクがあります。
1.本匿名組合契約の性格に関する留意点
本匿名組合契約に係るすべての業務は、営業者が自ら行い又は関係機関に委託することになっており、これらにつき匿名組合員が行い、若しくは指図をすることはできません。本匿名組合事業の状況によっては、事業継続や売上の確保のため、特に、本匿名組合契約はその契約期間が6年を超え、比較的長期間に及ぶため、契約期間中において、営業者の判断の下に価格等の変更等を行う可能性があります。
2.本匿名組合契約の流動性に関する留意点
契約期間中、本匿名組合契約は解約できません。本匿名組合契約の譲渡は同契約により制限されます。本匿名組合契約を取引する市場および匿名組合員である立場を取引する市場は現時点では存在しません。
3.出資金の元本が割れるリスク
本匿名組合契約に基づく利益の分配又は匿名組合出資金の返還は、専ら営業者の本匿名組合事業による収入をその原資とし、かつ、会計期間中における営業者の売上金額を基に算定される分配金額の支払いのみをもって行われます。したがって、会計期間中の本匿名組合事業における売上によっては利益の分配が行われない可能性があり、また、分配金の支払いが行われたとしても、全会計期間をとおして匿名組合員に支払われる分配金額の合計額が当初の出資金を下回るリスクがあります。
4.営業者の信用リスク
本匿名組合契約では、分配金額の支払いが、最終の決算後に一括して行われ、それまでの毎年の分配金額は当該支払いの時点まで営業者に留保されているため、営業者が債務超過・支払不能に陥り、又は破産、会社更生、民事再生の各手続きの申立てがなされた場合などには、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、さらには匿名組合出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(匿名組合出資金返還請求権および匿名組合利益分配請求権)には、何ら担保が付されていません。また、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生したとしても、本匿名組合事業において多額の費用や損失が発生した場合においては、分配金額の支払いが行なわれないリスクがあります。さらに、営業者が破産などの法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払い請求権は、他の優先する一般債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する一般債権については配当がなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については、一切支払いがなされないリスクがあります。
5.取扱者の信用リスク
本匿名組合契約において、匿名組合出資金および本匿名組合契約締結の取扱いならびに管理運営を取扱者に委託しているため、分配金額の支払いなどは、取扱者を経由して行われます。このため、取扱者が破綻した場合、本匿名組合事業に係る分配金額の支払いなどが遅滞し、又はその全部若しくは一部が行われないリスクがあります。
6.販売先の信用リスク
本匿名組合事業にかかる商品の一部は小売店等に販売され、販売代金が小売店等に支払われます。販売から代金回収までの期間の関係で売上金額は一定期間小売店等に滞留され、その間小売店等の信用リスクにさらされます。このため、小売店等が破綻した場合、本匿名組合事業の売上が出ていても、それが営業者、ひいては匿名組合員に支払われないリスクがあります。
7.クレジットカード会社の信用リスク
本匿名組合事業の売上金額の一部は、クレジットカード会社から営業者に支払われます。支払いサイトの関係で売上金額が一定期間、クレジットカード会社に滞留され、その間、クレジットカード会社の信用リスクにさらされます。このため、クレジットカード会社が破綻した場合、本匿名組合事業の売上が出ていても、それが営業者、ひいては匿名組合員に支払われないリスクがあります。
8.経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合契約の営業者については、その事業の経営陣への依存度が高く、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業に重大な影響を及ぼすリスクがあります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
9.営業の再開又は継続が予想どおりなされないリスク
被災地の土地に関する行政の対応の遅れや、需要が増加することによる建築資材の調達不足により建物や栽培施設等の新設・補修が遅れることで、事業の開始が遅れる、事業の再開ができない、又は事業の継続が困難となるリスクがあります。また、被災地域においては新たな建物の建築が制限・禁止されている区域があり、建築制限の特例法の成立により、かかる建築制限が2011年11月以降まで延長される可能性があります。そのため、店舗・栽培施設等の建設が遅れ、事業の開始・継続に支障が生じるリスクがあります。さらに、本匿名組合契約に係る出資持分の総額について最低金額が設定されていないことから、出資金の総額の多寡によっては営業の開始又は継続に必要な最低限の設備費用を賄うことができず、事業計画の変更を余儀なくされる、事業の開始が遅れる、事業の再開ができない、又は事業の継続が困難となるリスクがあります。加えて、事業再開後も、農産物は環境や設備への順応性が低いため、受注量に見合う生産ができない可能性があります。
10.地域の復興が遅れるリスク
被災前の取引先の廃業、被災地域の復興の遅れ、人口流出や国内外からの訪問者の減少、あるいは、被災地域の復興が遅れ消費が伸びず、商品の生産・販売が開始されても、売り先が確保できないリスクがあります。また、政治の混乱、政治政策の予期せぬ変更により地域の復興が遅れ、事業の再開、あるいは、継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
11.原子力発電所によるリスク
原子力発電所における事故により空気中および海水中に放出された放射性物質により、栽培に用いられる水や土壌等が汚染され、あるいは、汚染されているのではないかという過度の懸念のために、商品が売れなくなるリスクがあります。
12.大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害が再び起こり、または、天候不順や病害虫の発生などの自然環境に起因するその他の要因により、事業の継続が困難になるリスクがあります。また既に発生した地震・津波による損害・損失その他事業への悪影響についても、未だその把握が十分ではなく、又は客観的に顕在化していない可能性があり、これらの損害・損失その他の悪影響が現状の予測を超え、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
13.被災前の品質が再現できないリスク
津波により栽培に必要な独自の技術や機材が流出し、以前の品質が再現できず、顧客が減少するリスクがあります。また、津波や放射能などの影響によって水質、土壌および商品の生育環境が変化し、商品の品質が維持できない、あるいは栽培できない状況が生じるリスクがあります。
14.暴動が起こるリスク
暴動(窃盗等を含む)が起き、事業が一時中断し営業活動ができないリスクがあります。
15.被災地で伝染病等が蔓延するリスク
被災地の生活環境や公衆衛生の悪化により、伝染病等が蔓延し、営業停止の措置がとられ、営業活動ができないリスクがあります。
16.風評被害によるリスク
伝染病等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
17.資金繰りが悪化するリスク
借入れに対する金融機関からの返済条件の変更、あるいは今後事業を継続するうえで借入れが必要となった際の追加融資が認められず、資金繰りが悪化するリスクがあります。
18.補償等を受けられないリスク
津波の被害により、立入禁止となった土地の代替地や、その他被った損害に対して、十分な補償を受けられず、その結果、事業へ悪影響が生じるリスクがあります。
19.特典の進呈を行うことのできない、又は、変更するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
20.原材料の調達によるリスク
震災の影響や天候不順等の理由により、必要な原材料や包装資材等の調達ができない、遅れる、価格が高騰する等により、生産・販売を予定どおりに行うことができないリスクがあります。また、この影響により販売価格の値上げを余儀なくされ、売上が低迷すること、あるいは、利益率が悪化するリスクがあります。
21.嗜好品の消費が停滞するリスク
営業者が販売する商品はいわゆる嗜好品であり、これらは被災地の復興時に必ず消費が予想される生活必需品とは異なります。そのため消費者が営業者の商品を購入することを控えるなど、消費者の消費が停滞し、商品が十分に売れないリスクがあります。
22.許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に営業許可等の許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
前回更新から、また間が空いてしまい
申し訳ありませんでした...
暑い日が続いていますが、従業員みんなで
(猛暑にやられて「元気に」とは言えませんが)
来季に向けての作業を行っています!
現在は苗の定植を行っています(※写真参照)
『来季も甘く美味しいイチゴを皆さんにお届け出来ますように』と願いながら植えています♪
“来季”は11月頃からの収穫予定ですので、お楽しみに!