希望する匿名組合員に対して、契約期間中、以下の特典を設けております。なお、特典は営業者の都合により内容が変更される場合や、特典の実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。 (1) 3口又は4口お申し込み頂いた方に、「黒糖辛子明太子(200g)」と「塩にんにくたらこ(200g)」を各1パックずつ、合計2パックの詰め合わせをお送りします。 (2) 5口以上お申し込み頂いた方には、「黒糖辛子明太子(200g)」と「塩にんにくたらこ(200g)」を各2パックずつ、合計4パックの詰め合わせをお送りします。 |
※写真は、「黒糖辛子明太子」と「塩にんにくたらこ」のパッケージです。製造は新工場の完成後になります。 |
本匿名組合契約名称 | とらやのたらこ・明太子ファンド | |||
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営業者 | 株式会社東北とらやフーズ | |||
取扱者 | ミュージックセキュリティーズ株式会社 (第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号) | |||
出資募集最大総額(口数) | 12,000,000円(2400口) | |||
申込単位(1口あたり) | 5,000円 ※本匿名組合契約の申込には1口あたり5,000円の応援金が別途必要となります。 出資金のみまたは応援金のみでのお申込はできません。 (上限口数:500口) | |||
出資金取扱手数料 | 500円 ※応援金には手数料はかかりません。 | |||
取扱者の報酬 | 出資金取扱手数料500円/口 | |||
募集受付期間 | 2012年5月7日~2013年5月31日 | |||
会計期間 | 2013年5月1日から2023年4月30日(10年) | |||
契約期間 | 本匿名組合契約成立日から会計期間終了日 | |||
分配方法 | 分配金は一括して、最終決算日後に支払われます。 なお、分配金には劣後特約が付されています。 | |||
分配比率 | 会計期間開始日から24ヶ月間(無分配期間):売上金額の0.00% 無分配期間終了後から会計期間終了日まで(96ヶ月間):売上金額の0.69% | |||
予想リクープ平均月売上金額 | 18,115,942円(税込) | |||
予想リクープ累積売上金額 | 1,739,130,435円(無分配期間を除く。) | |||
被災前概算平均月売上金額 | 0円※ ※営業者は,震災後に設立した新設会社のため、被災前実績はゼロになります。 ただし、震災前も営業者代表者は、有限会社トーハイコーポレーションにて 同様の事業内容を営んでおり、そこでの被災前平均月売上金額は、371,448円でした。 なお、本売上は、本事業で対象となる新商品の発売前の実績です。 リクープ売上金額を超えていくための計画については、 分配シミュレーションに記載の今後の事業計画をご参照ください。 | |||
契約方法 | 匿名組合員になろうとする方は、書面又は取扱者のウェブサイトよりお申込みいただき、 ウェブサイト上で、営業者と匿名組合契約を締結します。 なお、本契約は、出資者が出資金、出資金取扱手数料(および応援金)の払込をすること 及び取扱者が出資者の本人確認をすることをもってその効力を生じます。 従って、出資金、出資金取扱手数料(および応援金)が払込まれていても 本人確認ができない場合には、申込がキャンセルされたと見なす場合があります。 一度成立した本匿名組合契約については、一定の場合を除き、契約の取消、中途の契約解除ができませんので、十分ご検討の上お申し込みください。 | |||
決済方法 ネット決済対応銀行でお申し込みの場合は、各銀行画面に接続し、お振込み先、お振込み金額のご入力の手間なくお申し込み頂けます。 | (1)ATM,窓口から当社指定口座へ振込 (2)ネット決済(以下の銀行に対応) |
【営業者】 本匿名組合の事業を行う営業者の概要は、次のとおりです。(2012年4月30日現在) 【取扱者】 本匿名組合契約の出資募集および契約締結の取扱い、本匿名組合契約の管理運営、匿名組合員へのIR業務等を委託する会社の概要は、次のとおりです。(2012年4月30日現在) |
今後の事業計画は以下の通りです。ただし、営業者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
【営業者コメント】
(1)商品開発・製造
私たち東北とらやフーズとトーハイは、トーハイの新工場・営業者の販売店舗の完成後に、まず第一弾として、10年間あたためてきた「沖縄産黒糖使用/黒糖辛子明太子」と「青森産にんにく使用/塩にんにくたらこ」の製造・販売を行いま す。
本製品は、2011年2月に完成し、3月には販売を開始し、インターネット販売を中心に1000万円程度の予約注文を受けておりましたが震災によって納品することに至りませんでした。今後は、この2つの商品の売上を中心(1年目の2商品の 売上金額は1億2千万円を見込んでいます。)に販売を行ってまいります。また、将来的には47都道府県の名産品を使用した「○○たらこ」、「△△明太子」を製造・販売するのが目標です。このような発想と従来より培ってきた技術こそが、強みであると考えています。
また、被災前、トーハイでは、冷凍・梱包・発送を行う工場しか保有できておらず、製造を行う上で重要な原料を選別・漬け込み等を行う加工工場については業者に製造委託を行っていたために商品開発・製造に制約がある環境で事業を行っておりました。
今回の事業計画では、被災前の実績とは大きな乖離がありますが、上記のオリジナル商品の開発が完了していること、そして、加工部分についてもトーハイにて全て行い外部に委託を行わなくなる環境がつくれることによって、事業計画上の売上拡大の実現にまい進してまいります。
(2)インターネットと実店舗による販売
商品の販売形態として実店舗における販売のみならず、インターネットでの販売も行います。インターネットでの販売については、当初は「楽天市場」による販売を主力においていく予定です。トーハイが製造・販売する水産加工品については、震災前には3万人以上の方がメルマガ会員として登録していましたが、現在は1万人を下回ってしまいました。この会員数の減少は、現在、商品の製造のための自社工場を有しておらず、そのために明確な「放射能測定値」を提出することができないことに原因があると考えています。このような経緯も踏まえ、トーハイの新工場・東北とらやフーズの販売店舗の完成後は、私たちが有しているHACCP(食品の原料の受け入れから製造・出荷までのすべての工程において、危害の発生を防止するための重要ポイントを継続的に監視・記録する衛生管理手法)に関する知識及び経験とインターネット販売のメリットであるスピードをともに活かし、安全性も一つの売りにしながら販売数の拡大を図って行きたいと考 えています。
他方、実店舗における販売においては、地元石巻の方々に営業者の商品・事業を認知してもらうことが最大の目的となります。「石巻のソウルフード/たらこ」の復活を前提として、当面はイベントを兼ねた販売活動を中心に行っていき、本匿名組合契約にかかるファンド資金が集まった際には、販売店舗に飲食スペースも開設して、販売する商品を使ったメニューを用意していきます。そのような販売活動・事業の拡大が地域を活性化し、同時に営業者の利益にもつながるものと 考えています。
(計画どおりにならないリスク)
・製造・生産・販売商品が食品であることから、「原発事故による風評被害」を受けるリスクがあります。この点については、上記HACCPに関する知識及び経験を有しているため、これらを活かした商品の製造・生産・販売によって対応していきたいと考えています。
匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。
・会計計期間開始日から24ヶ月間(無分配期間):
売上金額×分配比率0.00%×1口/募集最大総口数
・無分配期間終了後から会計期間終了日まで(96ヶ月間):
売上金額×分配比率0.69%×1口/募集最大総口数
本匿名組合契約における分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
※1口 5,000円の出資の場合
(注1) 匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上述に記載の計算式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。1口5,000円の出資金に対し、1口分配金額が5,000円となる時点を償還率100%としています。
匿名組合員に対する匿名組合出資金1口あたり分配金額/5,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20%の源泉税徴収が行われます。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。また、利益とは出資者に対する分配金額が匿名組合出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。
(注4) 振込手数料は、ご指定頂きましたお振込先銀行口座によって変わります。手数料金額については以下の表をご参照ください。(金融機関によって手数料金額の変更等がある場合もございますのであらかじめご了承ください。)
お客様の振込先 銀行口座 | お振込手数料 | |
(分配金額が3万円未満) | (分配金額が3万円以上) | |
三菱東京UFJ銀行 | 315円 | 315円 |
みずほ銀行 | 315円 | 315円 |
三井住友銀行 | 210円 | 315円 |
楽天銀行 | 50円 | 50円 |
ジャパンネット銀行 | 52円 | 52円 |
その他銀行 | 315円 | 315円 |
とらやのたらこ・明太子ファンドの締結については、以下のような留意点及びリスクがあります。
1.本匿名組合契約の性格に関する留意点
本匿名組合契約に係るすべての業務は、営業者が自ら行い又は関係機関に委託することになっており、これらにつき匿名組合員が行い、若しくは指図をすることはできません。本匿名組合事業の状況によっては、事業継続や売上の確保のため、特に、本匿名組合契約はその契約期間が10年に及び、比較的長期間に及ぶため、契約期間中において、営業者の判断の下に価格等の変更等を行う可能性があります。
2.本匿名組合契約の流動性に関する留意点
契約期間中、本匿名組合契約は解約できません。本匿名組合契約の譲渡は同契約により制限されます。本匿名組合契約を取引する市場および匿名組合員である立場を取引する市場は現時点では存在しません。
3.出資金の元本が割れるリスク
本匿名組合契約に基づく利益の分配又は出資金の返還は、専ら営業者の本匿名組合事業による収入をその原資とし、かつ、会計期間中における営業者の売上金額を基に算定される分配金額の支払いのみをもって行われます。したがって、会計期間中の本匿名組合事業における売上によっては利益の分配が行われない可能性があり、また、分配金の支払いが行われたとしても、全会計期間をとおして匿名組合員に支払われる分配金額の合計額が当初の出資金を下回るリスクがあります。
4.資本性借入金の取扱いの変更に関するリスク
出資金は十分な資本的性質が認められる借入金として営業者の会計上資本に計上されますが、十分な資本的性質が認められる借入金に該当するための要件に関する解釈・運用・取扱いが変更された場合、営業者の財務諸表が悪化し、金融機関からの新規借入れ又は借り換えが困難になることから営業者の事業に悪影響を及ぼす可能性があります。
5.営業者の信用リスク及び債務超過に陥るリスク
営業者は、今後、債務超過に陥る恐れがあり、その場合に、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合契約では、分配金額の支払いが、最終の決算後に一括して行われ、それまでの毎年の分配金額は当該支払いの時点まで営業者に留保されているため、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、さらには出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権および利益分配請求権。以下同じ。)には、何ら担保が付されていません。また、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生したとしても、本匿名組合事業において多額の費用や損失が発生した場合においては、分配金額の支払いが行なわれないリスクがあります。さらに、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。
6.製造・販売商品の製造委託先に関するリスク
営業者は、営業者代表者の配偶者が代表を務め、営業者代表者も従業員としてその事業に携わっているトーハイに対して、営業者が製造・販売するオリジナル水産加工品の製造を全面的に委託する予定です。このように営業者が製造・販売する水産加工品の大部分はその製造をトーハイに依存することになるため、営業者による本匿名組合事業の経営はトーハイの経営状態によって影響を受けるリスクがあります。すなわち、トーハイの経営状態の悪化に起因して同社が委託された商品の製造を行うことができなくなった場合、その結果、営業者が製造・販売商品の主要な調達先を失うこととなり、事業計画の変更を余儀なくされ、事業の開始が遅れる、事業の再開ができない、又は事業の継続が困難となるリスクがあります。また、営業者の製造・販売する水産加工品の大部分はトーハイが製造する水産加工品であることから、トーハイに対して支払うべき委託製造費が、水産加工品の原料の仕入価格や委託加工料の金額等の値上げによって上昇し、その結果、営業者による商品の販売収益が減少するリスクがあります。さらに、営業者は事業全体をより効率的に運営し、収益の拡大を図るため、今後トーハイとの間で合併等による組織統合や事業統合を行うことも検討・予定していますが、トーハイが債務超過に陥っている場合やトーハイに多額の負債、損失又は責任が生じているような場合等には、かかる統合の結果、営業者の財務状況も悪化し、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、さらには出資金の返還が行われないリスクがあります。また、かかる統合後の営業者又はトーハイについて、債務超過、支払不能、又は破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続の開始等が生じた場合には、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、さらには出資金の返還が行われないリスクがあります。
7.取扱者の信用リスク
本匿名組合契約において、出資金および本匿名組合契約締結の取扱いならびに管理運営を取扱者に委託しているため、分配金額の支払い等は、取扱者を経由して行われます。このため、取扱者が破綻した場合、本匿名組合事業に係る分配金額の支払い等が遅滞し、又はその全部若しくは一部が行われないリスクがあります。
8.販売先の信用リスク
本匿名組合事業にかかる商品の一部は小売店等に販売され、販売代金が小売店等に支払われます。販売から代金回収までの期間の関係で売上金額は一定期間小売店等に滞留され、その間小売店等の信用リスクにさらされます。このため、小売店等が破綻した場合、本匿名組合事業の売上が出ていても、それが営業者、ひいては匿名組合員に支払われないリスクがあります。
9.クレジットカード会社の信用リスク
本匿名組合事業の売上金額の一部は、クレジットカード会社から営業者に支払われます。支払いサイトの関係で売上金額が一定期間、クレジットカード会社に滞留され、その間、クレジットカード会社の信用リスクにさらされます。このため、クレジットカード会社が破綻した場合、本匿名組合事業の売上が出ていても、それが営業者、ひいては匿名組合員に支払われないリスクがあります。
10.営業者の代表者が関与する既存事業にかかるリスク及び経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合契約の営業者については、その事業の経営陣への依存度が高く、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業に重大な影響を及ぼすリスクがあります。さらに、営業者代表者はトーハイの従業員として同社の事業に携わっており、また、トーハイの代表者である営業者代表者の配偶者が営業者取締役に就任する予定もあることから、営業者代表者及び営業者代表者の配偶者がトーハイの事業に労力・時間等を割かれる結果、本匿名組合事業の計画遂行に悪影響を及ぼすリスクがあります。
11.営業の再開又は継続が予想どおりなされないリスク
需要が増加することによる建築資材の調達不足により建物や必要な施設等の新設・補修が遅れることで、事業の開始が遅れる、事業の再開ができない、又は事業の継続が困難となるリスクがあります。また、被災地域が今後行政による地盤のかさ上げ等整備事業の対象とされる可能性があり、その場合には、施設等の移転が必要となる可能性もあります。そのため、施設等の新設・補修が遅れ、あるいはこれが困難となり、事業の開始、再開又は継続に支障を生じ、事業計画の大幅な見直しが必要になるリスクがあります。さらに、本匿名組合契約に係る出資持分の総額について最低金額が設定されていないことから、出資金の総額の多寡によっては営業の開始又は継続に必要な最低限の設備費用を賄うことができず、事業計画の変更を余儀なくされる、事業の開始が遅れる、事業の再開ができない、又は事業の継続が困難となるリスクがあります。
12.地域の復興が遅れるリスク
トーハイの被災前の取引先の廃業、被災地域の復興の遅れ、人口流出や国内外からの訪問者の減少、あるいは、被災地域の復興が遅れ消費が伸びないことなどにより、商品の製造・生産・販売が開始されても、既存の販売先の維持や新規の売り先が確保できず、事業計画を達成できないリスクがあります。また、政治の混乱、政治政策の予期せぬ変更により地域の復興が遅れ、事業の再開、あるいは、継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
13.原子力発電所によるリスク
原子力発電所における事故により空気中および海水中に放出された放射性物質により、海水や土壌その他商品の原料となる水産物・農産物等が汚染され、あるいは、汚染されているのではないかという過度の懸念のために、商品が売れなくなるリスクがあります。また、それらの被害が拡大した場合には、結果として当該商品そのものの取扱いができなくなり、事業の再開・継続が不可能になるというリスクがあります。
14.大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害が再び起こり、または、天候不順や病害虫の発生などの自然環境に起因するその他の要因により、事業の継続が困難になるリスクがあります。また既に発生した地震・津波による営業者以外の者への損害・損失などに関連して生じ得る営業者の事業への悪影響についても、未だその把握が十分ではなく、又は客観的に顕在化していない可能性があり、これらの損害・損失等に関連する悪影響が現状の予測を超え、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
15.製造・販売商品の品質確保・維持に関するリスク
営業者の販売する水産加工品の製造元において津波により商品製造に必要な独自の技術や機材が流出し、商品の品質確保・維持ができず、顧客が減少するリスクがあります。また、津波や放射能などの影響によって水質および水産物の生育環境が変化し、商品の品質が維持できない、あるいは製造できない状況が生じるリスクがあります。
16.暴動が起こるリスク
暴動(窃盗等を含む)が起き、事業が一時中断し営業活動ができないリスクがあります。
17.被災地で伝染病等が蔓延するリスク
被災地の生活環境や公衆衛生の悪化により、伝染病等が蔓延し、営業停止の措置がとられ、営業活動ができないリスクがあります。
18.風評被害によるリスク
原発事故や伝染病等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
19.資金繰りが悪化するリスク
営業者には金融機関からの借入金があり、また、新たな借入れも予定しています。復興後、収益性の悪化により借入金に対する返済が滞った場合、あるいは追加の借入れが行えなくなった場合などには、計画通りの仕入・製造・生産・販売が行えず、経営の存続性に影響を与える可能性があります。また、既存借入れに対して、金融機関から返済条件の変更が認められず、または、金融機関からの返済条件の変更により、あるいは今後事業を継続するうえでさらに借入れが必要となった際の追加融資が認められず、資金繰りが悪化するリスクがあります。
20.特典の進呈を行うことのできない、又は、変更するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
21.製造・販売商品の調達に関するリスク
震災の影響や天候不順等の理由により、営業者や営業者の販売する水産加工品の製造元において必要な商品の原材料や包装資材等の調達ができない、遅れる、価格が高騰する等により、商品の製造・生産・販売を予定どおりに行うことができないリスクがあります。また、この影響により販売価格の値上げを余儀なくされ、売上が低迷すること、あるいは、利益率が悪化するリスクがあります。
22.嗜好品の消費が停滞するリスク
営業者が販売する商品にはいわゆる嗜好品も含まれており、これらは被災地の復興時に必ず消費が予想される生活必需品とは異なります。そのため消費者が営業者の商品を購入することを控えるなど、消費者の消費が停滞し、商品が十分に売れないリスクがあります。
23.許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、食品衛生法等関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に営業許可等の許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
24. 新規事業に伴うリスク並びに新商品開発及び販路拡大に伴うリスク
営業者は、2011年の設立後、事業実績がないため、本匿名組合事業はすべて新規事業に当たります。そのため、運営体制の構築あるいは製造・生産・販売する商品の安定的な調達及び飲食業の安定的な運営を図るまでに予想外の時間を要する可能性があります。また、これら新規事業の認知度が拡大せず、商品の販路拡大や飲食業の運営に支障を来たし、これらの事業の継続自体が困難になる可能性があります。さらに、本匿名組合事業では、より付加価値の高い新商品開発及び新規販売先への販路拡大も予定していますが、これらの商品開発及び販路拡大に予想外の時間又は費用を要したり、差別化が十分にできない可能性があります。これらの結果、売上が低迷すること、あるいは、利益率が悪化するリスクがあります。
こんにちは
㈱東北とらやフーズの及川です。
石巻は連日の大雨の影響で、街中いたるところで
冠水や土砂崩れが発生しております。
震災でダメージを受け、復興半ばの石巻にこの大雨は厳しいです。
どんよりとした梅雨空ではありますが、☀当社㈱東北とらやフーズに朗報です☀
米国の大手水産会社トライデント シーフード並びにトライデント シーフードジャパン
との業務提携が合意いたしました。
世界一の水産会社と言われる『トライデント シーフード』側の
「自社で漁獲した水産物を最終製品にして日本各地に販売したい」という思惑と
当社の「もう一度、石巻をたら子生産量日本一の街に・・」という願望が合致し、
合意にいたりました。
トライデント シーフードとはこんな会社。
http://tridentseafoods.jp/index.html
震災後は、
この取引を最大の目標(夢)としていただけに、感慨無量です。
また、震災の復興目的ではなく、
当社の製品や考え方に対して評価頂けたのは、大きな前進だと思います。
「年末商戦に間に合わせたい」というトライデント側の意向から
9月1日より当社にて生産開始するという急展開となり、
乗り越えなければならない『壁』があり、日々頭をかかえていますが、
当社の目標としていた地点にたどり着けたのも、
皆様からのご支援、ご声援のおかげだと感謝しております。
本当に大変なのはこれからですが、
まずは皆様へのご報告とさせていただきます。
株式会社東北とらやフーズ
代表取締役 及川 善弥
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