(注1) | 特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や、実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。 |
本匿名組合契約の名称 | LIPミャンマーMJI貧困削減ファンド1 |
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営業者 | ワラム株式会社 |
取扱者 | ミュージックセキュリティーズ株式会社 (第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号) |
出資金募集最大総額(口数) | 51,000,000円 (1,700口) |
出資金募集最低総額 | - |
申込単位(1口あたり) | 31,500円/口 (内訳:出資金30,000円 取扱手数料1,500円) (上限口数:100口) |
募集受付期間 | 2019年3月31日〜2019年6月30日 ※この期間中であっても、出資金額が出資募集最大総額に達した場合は、そのときをもちまして出資の募集を終了します。 ※募集期間終了前であっても、営業者又は取扱者の判断により、本匿名組合契約の募集を終了する場合があります。募集期間中に申込額が出資金募集最大総額に達しなかった場合には、残額を出資金募集最大総額として、第2次募集を別途行うことがあります。 |
会計期間 | 2019年8月23日~2025年8月22日 |
契約期間 | 本匿名組合契約成立日〜本匿名組合契約に基づく分配金の支払いが完了した日 |
決算日 | 第1回 2020年8月22日 報告日: 2020年10月21日 分配日: 2020年11月20日 第2回 2021年8月22日 報告日: 2021年10月21日 分配日: 2021年11月20日 第3回 2022年8月22日 報告日: 2022年10月21日 分配日: 2022年11月20日 第4回 2023年8月22日 報告日: 2023年10月21日 分配日: 2023年11月20日 第5回 2024年8月22日 報告日: 2024年10月21日 分配日: 2024年11月20日 第6回 2025年8月22日 報告日: 2025年10月21日 分配日: 2025年11月20日 |
報告日 | 決算日から60日以内 |
分配方法 | 決算日から90日を超えない日から随時引き出し可能 |
契約方法 |
匿名組合員になろうとする方は、取扱者のウェブサイトよりお申込みいただき、ウェブサイト上で、営業者と匿名組合契約を締結します。 なお、本契約は、出資者が出資金および取扱手数料の払込をすること及び取扱者が出資者の取引時確認(本人確認)をすることをもってその効力を生じます。 一度成立した本匿名組合契約については、一定の場合を除き、契約の取消、中途の契約解除ができませんので、十分ご検討の上お申し込みください。 |
決済方法 ネット決済対応銀行でお申し込みの場合は、各銀行画面に接続し、お振込み先、お振込み金額のご入力の手間なくお申し込み頂けます。 |
(1)ATM,窓口から当社指定口座へ振込 ※本ファンドは、法令上の理由によりクレジットカード決済はご利用いただけません。(2019/4/19追記) |
営業者及びMJIの今後の事業計画は以下のとおりです。ただし、営業者、MJI及び取扱者は、事業計画を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額及び出資金の返還を保証するものでもありません。
(1) 事業計画について1. 本匿名組合契約の性格に関する留意点本匿名組合契約に係るすべての業務は、営業者が自ら行い又は関係機関に委託することになっており、これらにつき匿名組合員が行い、又は指図をすることはできません。本匿名組合事業の状況によっては、事業継続や売上の確保のため、特に、本匿名組合契約はその契約期間が比較的長期間に及ぶため、契約期間中において、営業者の判断の下に価格等の変更等を行う可能性があります。
2. 本匿名組合契約の流動性に関する留意点
契約期間中、本匿名組合契約は解約できません。本匿名組合契約の譲渡は同契約により制限されます。本匿名組合契約を取引する市場及び匿名組合員である立場を取引する市場は現時点では存在しません。
3. 出資金の元本が割れるリスク
本匿名組合契約に基づく利益の分配又は出資金の返還は、専ら営業者の本匿名組合事業による収入をその原資とし、かつ、会計期間中における本匿名組合事業に係る損益に基づいて行われます。したがって、会計期間中の本匿名組合事業に係る損益によっては利益の分配が行われない可能性があり、また、分配が行われたとしても、全会計期間をとおして匿名組合員に支払われる分配金額の合計額が当初の出資金を下回るリスクがあります。
4. 為替リスク
本匿名組合契約においては、申込者に円建てでご出資していただきますが、本匿名組合事業に係る営業者とMJIとの間の貸付及び返済は、外貨(ミャンマーチャット)建てで行われるため、為替レートの変動により損失が生じるおそれがあります。具体的には、貸付期間中にチャット/円の為替レートがチャット安円高になった場合には、本匿名組合事業が計画どおり実施された場合でも損失が生じるおそれがあります。政府や中央銀行の金融政策・為替政策の変更により、為替レートが大きく変動する可能性があります。
5. 営業者の信用リスク
営業者は募集開始日の直前期における決算書上、債務超過ではなく、本匿名組合事業以外の事業をしていないことから、一般的には営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等は極めて低いものですが、今後の事業の状況如何によって、もしこれらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業において利益が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。
6. MJIの信用リスク
本匿名組合事業に係る貸付資金を用いて、ミャンマーにおいてマイクロファイナンス事業を行い、営業者に対する返済を行うMJIが、経営不振、支払不能又は破産等に陥り事業の存続が困難な事態となった場合には、本貸付の返済を期日どおりに行うことができず、匿名組合利益の分配はもちろん、出資金の返還が行われない可能性があります。MJIについては、外国の法令、諸制度、市場慣行等が適用されるため、日本の法令、諸制度、市場慣行等に存在しない事由又は日本において一般に破産等とは考えられていない事由が破産等と認定される可能性があります。
7. 取扱者の信用リスク
営業者は、本匿名組合契約の管理運営等を取扱者に委託しているため、分配金額の支払い等は、取扱者を経由して行われます。このため、取扱者が破綻した場合、本匿名組合事業に係る分配金額の支払い等が遅滞し、又はその全部若しくは一部が行われないリスクがあります。
8. 代表者の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、代表者に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
9. 資金繰りに関するリスク
本匿名組合事業について、MJIから営業者への弁済が滞った場合、予想外のコストが生じた場合、現時点で想定していない事態が生じた場合等には、営業者の資金繰りが悪化し、事業の継続や分配金の支払に重大な支障が生じるリスクがあります。
10. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及びMJIの事業計画の規模が縮小するリスクがあります。
11. 事実の調査に関するリスク
取扱者及びLIPが行う事実の調査は、取扱者及びLIPの独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者又はMJIへの質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査を誤るリスクがあります。なお、本匿名組合契約にかかる事実の調査のうち、MJIに関する調査等を含むその一部は、営業者、取扱者およびLIPの三者で別途締結した業務委託契約書に基づき、LIPが担っております。また、事実の調査に基づく取扱者のファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。
12. 特典の進呈を行うことのできない、又は、変更するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
13. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、ミャンマーの中央銀行及びミャンマー金融規制監督官庁等の規制監督官庁より、本貸付を実行すること及び本貸付の資金の使用について承認が必要となります。また、これ以外にも関連する許認可等が必要となる可能性があります。営業者及びMJIが既に必要な許認可等を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可等が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
14. 訴訟等に関するリスク
営業者又はMJIの事業活動において、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては本匿名組合事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者又はMJIの社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。
15. 本匿名組合契約未成立のリスク
取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合、MJIが2019年12月31日までに、ミャンマーの中央銀行及びミャンマー金融規制監督官庁等の規制監督官庁より、本貸付を実行することについての承認が下りない場合若しくは本貸付が実行されない場合、又は営業者がMJIに送金した後、MJIが2020年3月31日までに、ミャンマーの中央銀行及びミャンマー金融規制監督官庁等の規制監督官庁より、営業者からMJIに対して行った本貸付の資金の使用について承認が下りない場合、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。また、当該出資金及び取扱手数料に利息は付きません。ただし、出資金が既にミャンマーに送金され、ミャンマーチャットに変換されていた場合、出資金返還に際して、為替の変動の影響を受けるため、申込者に為替差損又は為替差益が発生する可能性があります。
16. ミャンマー特有のリスク
(1) カントリーリスク
ミャンマーの国情の変化(政治、経済、取引規制等)や内戦、洪水やサイクロン、地震や津波等の自然災害や疫病、また、近隣諸国との係争や関係次第では戦乱の可能性があり、そうした影響により、MJIの事業が計画通りに進まず、営業者への支払いが遅滞し、又はその全部若しくは一部が行われないおそれがあります。
(2) 送金リスク
営業者からMJIへの貸付契約に基づく支払利息の支払い及び元本の返済に関して、関連する認可の遅延若しくは認可拒否、又は取引決済手続きに影響を及ぼす政府介入により、悪影響を受ける可能性があります。また、今後、政治的経済的課題の変化により、もしくは国家利益のために、将来、外国通貨の日本への送金についての規制が行われないという保証はありません。
(3) 法制度が変更されるリスク
今後、本匿名組合事業に関係するミャンマーの法制度又は行政的取扱の変更が行われる可能性があり、これにより、本匿名組合事業が悪影響を受ける可能性があります。
(4) 税制が変更されるリスク
税務当局の裁量によっては現在前提としているとおりの税務上の取扱がなされない可能性があります。契約締結時に前提としている現行の国税及び地方税制(税率)並びに関連する諸制度等(通達などを含みます)の運用等が変更された場合には当初予想とおりの投資効果が得られないおそれがあります。なお、現在、日本とミャンマー間においては、租税条約が結ばれていないため、二重で源泉税徴収が行われます。
MJIはコーヒー農業で何をしているの?
MJIは2021年からコーヒー農業に特化した金融サービス、融資の提供をしています。
資金の利用使途は、新しいコーヒーの苗木を植えるため。
作付面積を広げるためのものです。
「ミャンマー自由ノ農園コーヒー」を作って下さる農家さんが対象です。
植えるためには、整地・苗木・肥料などの準備が必要です。
土地にもよりますが1エーカーあたり、5~10万円の投資が必要です。
そして、植えた後は、メンテナンスが必要です。
特に、ミャンマー自由ノ農園コーヒーのもととなる農家さんのコーヒーは、「栽培期間中化学肥料不使用」がお約束です。
それなら、肥料代浮くしいいやん!
と、いわれることもありますが、そうも問屋が・・・じゃなくて、そうも雑草がしてくれません。
家畜や人が手を加えながら、育てなければなりません。
う・・・そっちの方が、大変じゃない?
はい。
でも、農家さんとお話をしている中で、「お祖父さんの代からの土地だから大切にできるのが嬉しい」と、この少し手のかかる栽培方法をじぶんたちにとっても「良いもの」とらえていらっしゃる声を聞きました。
「お金がよけいにかかる」
「儲からない」
「めんどくさい」
ではなく
「大切にできて嬉しい」
ソーシャルビジネスの根底にふれたような気持ちでした。
こうした農家さんの心に寄り添えるようなファイナンスができることを嬉しく思っています。
コーヒーづくりの1年
作付け、というコーヒーの木を植える時期は毎年5~8月ごろです。
お天気や年によっても異なります。
整地にはじまり、苗を植えた後もしっかり定着するか日々手を加えるなど、忙しい時期です。
エリアや農家さんにもよりますが、多いと1エーカーに1000本ほどの苗を植えるそうです。
順調に育てば、3~4年目には、木によりけり、5kgほどの実をつけてくれるようになります。
11月下旬から、豆をたずさえたコーヒーチェリーの収穫が始まります。
苗は植えてからおよそ3年間は子育て期間なので、当年に収穫はできません。
すでに植えた木から収穫します。
長い場所では1月まで、収穫は続きます。
とれたコーヒーチェリーは、こんな風に乾燥させ、精製という工程に入ります。
味を決める重要なときです。
これを、自ら行う農家さんと、この時点で売却する農家さんとがいます。
前者の方が売上も身入りも大きくなりますが、その知識技術も投資も、簡単ではありません。
2月下旬から3月には、私たちがよく目にするコーヒー豆の状態になって出荷が始まります。
いよいよ、できたて「今年のお味」を、大切に育てた我が子を世界に送り出せる時。
どこが「コーヒー農業に特化した」金融サービスなの?
(1)融資金額
MJIはもともと、農村部を中心とした収入のない又は少ない方々に、事業用の融資サービスを主軸としたマイクロファイナンス機関です。
1人あたりの借り入れは、200,000チャットからスタートすることがほとんどです。
これでは、コーヒーを作付けし、農園を広げるには足りません。
MJIのコーヒーローンでは、通常の3倍ほどの融資が最初から受けられます。
(2)返済期間
農家さんがアクセスできる金融機関やマイクロファイナンス機関が提供する融資は、ほとんどが1年間で返済しなければなりません。
しかし、植えたコーヒーの苗がしっかりを実をつけるまでかかる年月は約5年。少なくとも3年。
これでは、植えた木から収入を得られるまでの間に完済しなければなりませんが、他の産業が少ないミャンマー農村部では容易なことではありません。
コーヒーローンは、その木がしっかり実を成す5年間ともに伴走します。
(3)返済のサイクル
3年して実がなり、5年で成熟するコーヒーの木。
ではその間、コーヒー農家さんはいったいどうして生活をしているのでしょうか?
ご家庭によりちがいはありますが、多くの農家さんは「シェードツリー」と呼ばれる「コーヒーを直射日光から守るための木」から取れる果実や、その他の作物を育てて、生計を立てていらっしゃいます。
例えばこんなみかん。(シェードツリー)
例えばこんな植物やかんきつ類。(他の作物)
MJIを含めて、一般的なマイクロファイナンス機関の返済サイクルは1週間~1ヵ月、これでは農家さんの収入サイクルと合いません。
農家さん達からヒアリングをして、最適と考えられる「3ヵ月に1度」に設定しています。
(4)地域性、冬は何もとれないんだよ
返済サイクルを3ヵ月に設定しましたが、まだもう1つ課題が。
この地域、コーヒーが育つに素晴らしい環境ですが、最も寒くなる冬季2~3ヵ月は他の作物があまり取れません。
ご家族が他の事業を行っていたり、十分な貯蓄がその年にできていればよいですが、それは一般的な状況とは言えません。
そこで、この冬季は返済をなくし、他の返済期間に割り振ることにしました。
えーい、もってけ泥棒!(もっていきません、返していただきます)
いよっ、太っ腹!(最近下腹が気になります)
ではありませんが、とても農家さんに喜んでいただいたポイントでした。
お打合せ中の農家さん達、穏やかな中にも情熱がありお話をしていてとても元気をいただきました。
こうして、
昨年2021年度には、92人の農家さんが利用を開始。
合計約150エーカーの土地にあたらしいコーヒーの木が植えられました。
この地球から、ミャンマーから、裸の土地が減って、生命が育つ土地が増えたことも、嬉しい気持ちになります。
近年では、マイクロロット、や、ファームtoカップなど、顔の見えるコーヒーが増えてきました。
3年後、MJIロット、トゥリー(木)toカップなど、ファイナンスと農業がもっと深く繋がるものをお届けできるかもしれないことが、今から楽しみです。
なぜ、コーヒーローンが実現できたのか?
大きな役割を果たして下さっているのが、業務提携先の「ジーニアスコーヒー」です。
彼らなしでは実現できませんでした。決して、MJIが太っ腹だから実現したわけではありません。
ジーニアスコーヒーは、農家さんの作付けをサポートし、品質向上のための指導をおこない、農家さんが育てた豆を買取りをしています。
乾燥から精製の過程を自分でできない農家さん達の豆を買い取り、輸出品質に仕上げて、国内外に届けています。
お金に色はないと言われることがありますが、わたくしは、MJIは、お金に色はあると思っています。
2015年、事業を開始した時、お金は借りたいけれど外国の会社からお金を借りることを心配するお客さまをたくさん見ました。
村に足を運んで、スタッフが一緒に説明をして、まず信じてもらうことからスタートでした。
コーヒー農家さんたちも、最初からわたしたちを信じてはくれません。
良い事を言って貸し付けて、後から悪いことをされるかもしれないと思う人もいます。
この間をつなぐ信用をもっているのが、「ジーニアスコーヒー」社のみなさまです。
また、わたしたちが通常と異なる融資を決断できるのも、農家さんの生活や事業の情報を現地で常にアップデートしている彼らがいるからこそ。
信用、そして、経営判断のための情報があるからこそ、決断ができます。
そして、お貸しするための原資、お金です。
繰り返しになりますが、お金には、色があります。
コーヒーローンは融資期間が長く、MJIにとってはその分、長いお付き合いをして下さるお金でないと自身の資金繰りが苦しくなってしまいます。
本ファンドからは3年という短くない期間、ワラム社を通じてMJIに託していただいています。
他の資本性の資金についても、ワラム社を通じてMJIに資金を投じて下さる投資家さまには、「ミッションロック」として、社会的目的に資することを、お互いにお約束しています。
こうした「心のある資金」がMJIの経営に参画してくださっているからこそ、このような経営判断が出来、商品が提供できています。
読んで下さっているみなさまのおかげで、このプロジェクトが進んでいることを、心からお伝えしたいです。
良い悪いではありませんが、「合わない色」のお金を手にしてしまうと、上手くいかないことが多いです。
借り過ぎたり、貸し過ぎたりすることは、その人や周りの人までを、経済的なナイフで傷つけることになるかもしれない行為です。
「貸倒率●●%以上は投資不適格」などといわれる数字の本質は、ただの数字の高低ではなく、その先にいるひとりひとりの顔を透かして見るものだと考えています。
長くなりましたが、MJIだけで成し遂げられるものではなく、携わってくださる方みなさまのおかげで進んでいる、意義のある大切なプロジェクトです。
日本での活動は?
日本では、セキュリテを中心として、この農家さん達を含むシャン州ユワンガンエリアでとれたコーヒーの販売をしています。
ここのおはなしもたっぷりとあるのですが、本日はミャンマーのお話でした。
次回、日本のお話をさせていただきたいと思います。
最後に宣伝で失礼いたします。
夏限定!リキッドコーヒー【ミャンマー自由ノ農園コーヒー1周年記念】
もっとも美味しい状態で・・・と、こんなお豆をぎゅぎゅぎゅーっと詰め込んだ結果、お味もお値段もこんな仕上がりになりました。笑
氷をいれたグラスに注いでいただき、8~10杯前後、贅沢にコーヒー豆をつかったアイスコーヒーを楽しんでいただけます。
中深煎りに仕上げているので、最初の口当たりに、しっかりとしたパンチがあります。
アメリカンがお好きな方は、氷を多めに、冷やしていないリキッドを注いでいただくのがおすすめです。
牛乳やアーモンドミルクとの相性はほんとうに良く、オフィスにいらしてくださったどの方にお出ししても大好評です。
化学肥料をつかっていない、飲む人にやさしいコーヒーです。
販売期間が9月3日までです。(延長しました)
普段より、少し贅沢なコーヒーですが、その奥にあるミャンマーと皆様のおかげでひろがってる農園をイメージして飲んでいただけると嬉しいです。
以上です。
それでは、次の~日本編~もおたのしみにくださいませ。
いつもご支援と応援をいただき、ありがとうございます。
引続き、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
MJI Enterprise Co., Ltd/ワラム株式会社
加藤侑子ならびにスタッフ一同