株式会社立志社は、京都府京都市で空き家となった京町家等を再活用し、現在11の宿泊施設を経営しています。
各自治体で課題となっている空き家による地域の安全面、治安面の解決のほか、京都伝統家屋(町家)を維持するための費用負担、景観維持など、諸問題の解決策のひとつとして、地域社会への貢献をなす事業です。
本ファンドの対象事業は、愛犬と宿泊できる新宿泊施設「ドッグフレンドリー大宮五条」の宿泊事業です。施設となる京町家の内装工事代を募集します。特典として1口につき、1泊素泊まり宿泊優待(最大3万円相当)を会計期間中に1回お使いいただけます。
事業の特長 | 伝統家屋をよみがえらせる魅力的な事業 |
実績 | 京都市内に11の宿 |
事業計画 | 好調業態の4拠点目を計画 |
資金使途 | 京町家をアートと過ごせる空間に |
社会課題への寄与 | 地域の空き家問題の解決と景観保護 |
地域コミュ二ティの絆や景観意識が強い京都では、新規開業にともない地域のルールや様々な規制など、ひとつひとつ丁寧に向き合うべきものがあります。株式会社立志社はすでに京都市内に11の宿を経営し、ノウハウは十分に蓄積されています。
<既存宿泊施設>京都一軒町家 さと居 大宮五条 鉄仙(TESSEN) 外観
<既存宿泊施設>京都一軒町家 さと居 七条壬生 香雪(KOSETSU) 外観
<既存宿泊施設>京都一軒町家 さと居 大宮五条 青柿(SEISHI)内観
<既存宿泊施設>旅館 壬生宿 MIBU-JUKU 七条梅小路 外観
<既存宿泊施設>旅館 壬生宿 MIBU-JUKU 七条梅小路 内観
<既存宿泊施設>京囲炉裏宿 染 SEN 大宮五条(Omiya-Gojo) 外観
本宿泊施設は京都市が「地域と調和し、貢献する宿泊施設」を表彰のテーマとして設定する「京都らしい宿泊施設表彰」を令和元年に受賞しました。
<既存宿泊施設>京囲炉裏宿 染 SEN 七条壬生(Shichijo-Mibu) 半露店浴室
<既存宿泊施設>京町家宿 染 SEN 東寺・魚美津(Toji-Uomitsu) 内観
立志社 愛犬と泊まれる町家 「ドッグフレンドリー」
古都京都で愛犬と暮らすような思い出、そんな贅沢な願いを叶える宿です。
京都市内のような街中の観光地では、郊外のようなペット同伴宿はまだ少なく、ペットホテルを利用し愛犬と人が別々に宿泊することがあります。
ドッグフレンドリーの一軒町家では、愛犬も人もここを拠点として有意義な古都での時間を過ごすことができます。
<既存宿泊施設>京囲炉裏宿 染 SEN 七条平安(Shichijo-Heian)【ドッグフレンドリー】 中庭
<既存宿泊施設>京囲炉裏宿 染 SEN 七条花畑(Shichijo-Hanabatake)【ドッグフレンドリー】 外観
本ファンドの対象事業は、大宮五条で行う「ドッグフレンドリー大宮五条」の宿泊事業です。
本ファンドの事業計画は以下の通りです。
代表の前田氏は、創業以来、宿泊施設の運営及びそれに付随する業務を行い、実績を積み上げてきました。
従前よりペットと一緒に宿泊可能なドッグフレンドリーシリーズの町家旅館の保有・運営を行っており、町家旅館を運営するためのノウハウを有しております。また、既に営業中である既存の旅館においては自社ホームページの他、宿泊サイトに登録をしておりますが、本匿名組合事業の旅館においても同様のサイトに登録し、集客を図ります。
この宿泊施設は、愛犬と泊まれるだけの宿ではありません。
アルトテックと立志社は共同で、Artist-in-Residence賀茂なす(以下、AIR賀茂なす)をオープンしており、そこで活動するアーティストの作品を宿でプライベートに楽しむことができます。
京都を中心に活動する若手作家の支援組織「アルトテック」について
Artist-in-Residence賀茂なすについて
From one stroke, Mina Katsuki, BnA Alter Museum, photographer Tomooki Kengaku
アーティスト 香月美菜氏の作品1
From one stroke, Mina Katsuki, BnA Alter Museum, photographer Tomooki Kengaku
アーティスト 香月美菜氏の作品2
また、誰でも過ごしやすいよう古い町家がバリアフリーの施設へと生まれ変わります。
本ファンドの資金は、宿泊した誰もが居心地の良い空間を求めるため、京町家の内装工事に使用させていただきます。
<ファンド対象事業>内観イメージ
空き家には、老朽化による建物の安全面、放置されることによる治安面などの不安点のほか、景観という地域全体のイメージにかかる問題がつきものです。所有者の状況によっては対処の余裕や手段がない場合もあり、年月が経てばたつほど解決が困難となることから、人口が減少する自治体では特に深刻な課題となっています。
株式会社立志社は、この深刻な問題の解決に取り組んでいます。
本匿名組合契約の名称 | 京都 家族と泊まれる京町家の宿ファンド |
---|---|
営業者 | 株式会社立志社 |
取扱者 | ミュージックセキュリティーズ株式会社 (第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第1791号) |
出資金募集最大総額(口数) | 25,000,000円 (500口) |
出資金募集最低総額 | - |
申込単位(1口あたり) | 54,000円/口 (内訳:出資金50,000円 取扱手数料4,000円) (上限口数:99口) |
募集受付期間 | 2020年2月20日〜2021年6月30日 ※募集期間を2021年2月28日から2021年6月30日まで延長いたしました。(2021年2月26日) ※この期間中であっても、出資金額が出資募集最大総額に達した場合は、そのときをもちまして出資の募集を終了します。 ※営業者及び取扱者の判断により、募集期間終了前であっても募集を終了する場合があるほか、募集期間を延長することがあります。 |
会計期間 | 2021年6月1日~2027年5月31日 |
契約期間 | 本匿名組合契約締結日から会計期間終了日 |
決算日 | 第1回 2022年5月31日 報告日: 2022年7月30日 分配日: 2022年8月29日 第2回 2023年5月31日 報告日: 2023年7月30日 分配日: 2023年8月29日 第3回 2024年5月31日 報告日: 2024年7月30日 分配日: 2024年8月29日 第4回 2025年5月31日 報告日: 2025年7月30日 分配日: 2025年8月29日 第5回 2026年5月31日 報告日: 2026年7月30日 分配日: 2026年8月29日 第6回 2027年5月31日 報告日: 2027年7月30日 分配日: 2027年8月29日 |
報告日 | 決算日から60日以内 |
分配方法 | 決算日から90日以内 |
予想リクープ 累計売上金額(税抜) |
59,523,810円 |
契約方法 |
匿名組合員になろうとする方は、取扱者のウェブサイトよりお申込みいただき、ウェブサイト上で、営業者と匿名組合契約を締結します。 なお、本契約は、出資者が出資金および取扱手数料の払込をすること及び取扱者が出資者の取引時確認(本人確認)をすることをもってその効力を生じます。 一度成立した本匿名組合契約については、一定の場合を除き、契約の取消、中途の契約解除ができませんので、十分ご検討の上お申し込みください。 |
決済方法 | (1)ATM,窓口から指定口座へ振込 (2)ネット決済(以下の銀行に対応) (3)クレジットカード決済(以下のカードに対応) |
2014年7月 設立
2016年4月 京都町家ホテル1号店「さと居 鉄仙」開業 現在11施設運営
立志社ホームページ
東京都立立川高校卒業
同志社大学商学部卒業
ニューヨーク大学不動産大学院卒業。ハーバードビジネススクール卒業
現在に至る
【営業者】
本匿名組合の事業を行う営業者の概要は、次のとおりです。(2020年1月31日現在)
今後の事業計画は以下のとおりです。ただし、営業者及び取扱者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1) 事業計画上売上について匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。
リクープ前:リクープ前売上金額(税抜)×42.0%÷500口×1口
リクープ後:リクープ売上金額(税抜)×42.0%÷500口×1口+(リクープ後売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×26.0%÷500口×1口
本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1口50,000円の出資の場合)
(注1)匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上記に記載の算出式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。1口50,000円の出資金に対し、1口分配金額が50,000円となる時点を償還率100%としています。
匿名組合員に対する出資金1口あたり分配金額/50,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20.42%(復興特別所得税0.42%含む)の源泉税徴収が行われます。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。また、利益とは出資者に対する分配金額が匿名組合出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。
1. 債務超過のリスク
一般的に債務超過状態の営業者は、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、債務超過の営業者は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産、民事再生、会社更生又は特別清算等の各手続きの開始原因であり、営業者についてこれらの手続きの申立てがあると、本匿名組合契約は直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約は直ちに終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。
2. 営業者の倒産に関するリスク
営業者は募集開始日に入手可能な直前期における財務申告書の決算書上、債務超過ではありませんが、今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。
3. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及び事業計画の売上規模が縮小するリスクがあります。なお、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。
4. 経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
5. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
6. 風評被害によるリスク
伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
7. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
8. 訴訟等に関するリスク
営業者の事業活動において、製造物責任、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。
9. 本匿名組合契約未成立のリスク
取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合、営業者が2021年6月末までに本匿名組合事業の対象となる「ドッグフレンドリー大宮五条」の宿泊事業の営業を開始できなかった場合、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。
10. サービス等の提供に関するリスク
本匿名組合事業については、原材料の調達状況、人員及び設備の稼働状況、不慮の事故、天災その他の不可抗力等により、事業計画達成に必要なサービス等の質及び量を確保できない可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
11. 販売に関するリスク
本匿名組合事業で販売する商品については、営業者の判断の下で販売されますが、販売時の景気動向、市場の需給状況、天災・伝染病その他の不可抗力等により、予定単価及び予定量を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
12. 食中毒が生じるリスク
本匿名組合事業において食中毒が発生し、営業停止等の措置がとられ、営業活動ができないリスクがあります。また、食中毒が生じた場合、その後の営業者の事業に著しい悪影響を及ぼすリスクがあります。
13. 店舗を撤退するリスク及び業態を変更するリスク
営業者が、本匿名組合事業の継続が不適当又は不可能であると判断した場合には店舗を撤退する可能性があり、その場合、出資金は減額されて返還されるリスクがあります。また、営業者が、本匿名組合事業の業態のままでは事業の継続が不適当又は不可能であると判断した場合には業態を変更して事業を継続する可能性があり、その場合、当初の事業計画上の売上金額を達成することができなくなるリスクがあります。
14. 特典の進呈に関するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
15. 事実の調査に関するリスク
取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。
1口につき、京町屋でのご優待宿泊(1泊素泊まり、最大約3万円相当)を会計期間中に提供します。
ご予約方法は、募集終了以降にお知らせいたします。
・複数名様でのご利用も可能です(最大宿泊可能人数は宿のタイプにより異なります)。
・宿泊料金が合計3万円を超える場合は、差額分のご負担でご利用いただけます。
・宿泊料金が合計3万円未満の場合でも、1泊の宿泊に限ります。
・本特典は宿泊料金以外への充当はできません。
<特典利用可能期間>予約が取りづらい場合がございますので、予めご了承ください。
以下日程でご利用可能です。ただし、土曜日、祝前日を除きます。
1月5日~3月4日、5月11日~7月9日、8月26日~9月9日、9月26日~9月30日、12月1日~12月23日
※宿泊施設は立志社が運営するすべての宿が対象です。
立志社 宿一覧
※上記日程は変更となる可能性があります。
※事業の売上に大きく影響しますため、特典利用可能期間以外は、ご優待宿泊不可とさせていただきます。
今後も出店計画はございますため、特典を使用できる施設は増える予定です。
※キャンセル規定等につきましては、会計期間開始後にあらためてご案内します。
(注1) | 特典の詳細につきましては、契約期間中、別途ご連絡いたします。 |
(注2) | 特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や、実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。 |