リンクルージョン株式会社は、途上国に「新たな経済の流れをつくり、低所得や貧困のなかで暮らす人々が排除されることのない世界をつくること」を目的として、ミャンマー連邦共和国において、低所得・貧困層向け小口融資を行うマイクロファイナンス機関向けのシステム提供や業務改善支援、農村の小規模商店向けの食品・日用雑貨等の配達サービスの事業を行っています。
ミャンマーの地方部では物流インフラや流通網が未成熟で、女性店主が大半を占める小規模商店は1時間以上かけて仕入れに行かなければなりません。
リンクル―ジョン株式会社は、この課題の解決のため、配送拠点を整備し、商店が携帯電話での注文で仕入れができる仕組みをつくっています。
本ファンドは、上記の配達サービスを整備し、小規模商店へのラストマイル(顧客までの最後の区間)を届ける事業に活用します。分配原資は同事業より発生した売上で、拠点を増やしサービスの提供可能範囲を広げながら事業を拡大する計画です。
また、本ファンドでは、SDGsのうち、ゴール5(ジェンダー平等を実現しよう)、ゴール8(働きがいも経済成長も)、ゴール10(人や国の不平等をなくそう)への貢献をモニタリングし、その成果を出資者にご報告します。
事業の背景 | ミャンマーについて |
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ファンド対象事業 | ラストマイルをつなぐコマース事業 |
資金使途 | 拠点を増やすためにかかる費用を募集 |
事業計画 | 各地の農村へ拠点をつくり事業を拡大 |
応援コメント | MJI代表の加藤氏よりメッセージ |
貢献するSDGs | モニタリング指標 | 実績 | 目標 |
2020年8月 | 2025年3月 | ||
ゴール8: 働きがいも経済成長も |
契約商店数 | 548 | 50,000 |
ゴール10: 人や国の不平等をなくそう |
サービス提供村落数 | 123 | 10,000 |
ゴール5: ジェンダー平等を実現しよう |
契約商店主の女性比率 | 78.7% | 70%以上 |
本匿名組合契約の名称 | ミャンマー農村ラストマイル配達ファンド |
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営業者 | リンクルージョン株式会社 |
出資金募集最大総額(口数) | 50,010,000円 (1,667口) |
出資金募集最低総額 | - |
申込単位(1口あたり) | 32,400円/口 (内訳:出資金30,000円 取扱手数料2,400円) (上限口数:166口) |
会計期間 | 2021年4月1日~2025年3月31日 |
決算日 | 第1回 2022年3月31日 報告日: 2022年5月30日 分配日: 2025年6月29日 第2回 2023年3月31日 報告日: 2023年5月30日 分配日: 2025年6月29日 第3回 2024年3月31日 報告日: 2024年5月30日 分配日: 2025年6月29日 第4回 2025年3月31日 報告日: 2025年5月30日 分配日: 2025年6月29日 |
報告日 | 決算日から60日以内 |
分配日 | 第4回決算日から90日以内 |
決済方法 ネット決済対応銀行でお申し込みの場合は、各銀行画面に接続し、お振込み先、お振込み金額のご入力の手間なくお申し込み頂けます。 |
(1)ATM,窓口から当社指定口座へ振込 (2)ネット決済(以下の銀行に対応) (3)クレジットカード決済(以下のカードに対応) |
・ファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)の拡大
テクノロジーの力で、よりよい金融サービスを、より多くの人々に届けます
・インクルーシブ・ビジネス(BoPビジネス)の創出
途上国の課題を解決する製品やサービス、そして収入機会を、より多くの人々に届けます
匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。
・リクープ前:
リクープ前売上金額(税抜)×4.3%÷1,667口×1口
・リクープ後(累計売上金額(税抜)が3,932,713,727円(税抜)以下の場合):
リクープ売上金額(税抜)×4.3%÷1,667口×1口+(リクープ後売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×0.75%÷1,667口×1口
・リクープ後(累計売上金額(税抜)が3,932,713,727円(税抜)を超える場合):
リクープ売上金額(税抜)×4.3%÷1,667口×1口
+(3,932,713,727円(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×0.75%÷1,667口×1口+(リクープ後売上金額(税抜)-3,932,713,727円(税抜))×0.2%÷1,667口×1口
(1)為替レートの変動が一切なかったと仮定した場合の本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーション
シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1口30,000円の出資の場合)
(注1)匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上記に記載の算出式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。1口30,000円の出資金に対し、1口分配金額が30,000円となる時点を償還率100%としています。
匿名組合員に対する出資金1口あたり分配金額/30,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20.42%(復興特別所得税0.42%含む)の源泉税徴収が行われます。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。また、利益とは出資者に対する分配金額が匿名組合出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。
(2)為替の変動による分配金額のシミュレーション
本匿名組合事業はミャンマーチャット(MMK)建てで行われますが、分配金額は円建て売上金額に応じて算出されます。したがって、本匿名組合事業がMMK建てで計画通り行われた場合でも、分配金額は為替レートの変動等により、大きく変動します。
①MMK建て事業計画売上高を達成した場合
以下のシミュレーションは、MMK建て事業計画売上高を達成した場合の、為替レートの変動による1口当たり分配金額の推移を示したものです。
※ 上記シミュレーションは、事業計画上の為替レート1JPY=14.286MMKに対して会計期間中の為替レートが15%チャット高円安の場合、1口当たり分配金額は為替の変動がなかった場合の42,461円から43,293円に増加し、15%チャット安円高の場合には40,153円に減少することを示しています。
②MMK建てリクープ売上高を達成した場合
以下のシミュレーションは、MMK建てリクープ売上高を達成した場合の、為替レートの変動による1口当たり分配金額の推移を示したものです。
※ 上記シミュレーションは、事業計画上の為替レート1JPY=14.286MMKに対して会計期間中の為替レートが15%チャット高円安の場合、1口当たり分配金額は為替の変動がなかった場合の30,000円から30,923円に増加し、15%チャット安円高の場合には26,086円に減少することを示しています。
1. 本匿名組合契約の性格に関する留意点
本匿名組合契約に係るすべての業務は、営業者が自ら行い又は関係機関に委託することになっており、これらにつき匿名組合員が行い、又は指図をすることはできません。本匿名組合事業の状況によっては、事業継続や売上の確保のため、特に、本匿名組合契約はその契約期間が比較的長期間に及ぶため、契約期間中において、営業者の判断の下に価格等の変更等を行う可能性があります。
2. 本匿名組合契約の流動性に関する留意点
契約期間中、本匿名組合契約は解約できません。本匿名組合契約の譲渡は同契約により制限されます。本匿名組合契約を取引する市場及び匿名組合員である立場を取引する市場は現時点では存在しません。
3. 出資金の元本が割れるリスク
本匿名組合契約に基づく利益の分配又は出資金の返還は、専ら営業者の本匿名組合事業による収入をその原資とし、かつ、会計期間中における営業者の売上金額を基に算定される分配金額の支払いのみをもって行われます。したがって、会計期間中の本匿名組合事業における売上によっては利益の分配が行われない可能性があり、また、分配金額の支払いが行われたとしても、全会計期間をとおして匿名組合員に支払われる分配金額の合計額が当初の出資金を下回るリスクがあります。
4. 為替リスク
本匿名組合契約においては、申込者に円建てでご出資していただきますが、本匿名組合事業は、外貨(ミャンマーチャット)建てで行われるため、為替レートの変動により損失が生じるおそれがあります。具体的には、会計期間中にチャット/円の為替レートがチャット安円高になった場合には、本匿名組合事業が計画どおり実施された場合でも損失が生じるおそれがあります。政府や中央銀行の金融政策・為替政策の変更により、為替レートが大きく変動する可能性があります。
5. 営業者の信用リスク
営業者は募集開始日の直前期における決算書上、債務超過ではありませんが、今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。
6. 債務超過のリスク
一般的に債務超過状態の営業者は、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、債務超過の営業者は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産、民事再生、会社更生又は特別清算等の各手続きの開始原因であり、営業者についてこれらの手続きの申立てがあると、本匿名組合契約は直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約は直ちに終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。
7. 取扱者の信用リスク
営業者は、本匿名組合契約の管理運営等を取扱者に委託しているため、分配金額の支払い等は、取扱者を経由して行われます。このため、取扱者が破綻した場合、本匿名組合事業に係る分配金額の支払い等が遅滞し、又はその全部若しくは一部が行われないリスクがあります。
8. クレジットカード会社の信用リスク
本匿名組合事業の売上金額の一部は、クレジットカード会社から営業者に支払われます。支払いサイトの関係で売上金額が一定期間、クレジットカード会社に留保され、その間、クレジットカード会社の信用リスクにさらされます。このため、クレジットカード会社が破綻した場合、本匿名組合事業の売上が出ていても、それが営業者、ひいては匿名組合員に支払われないリスクがあります。
9. 経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
10. 資金繰りに関するリスク
本匿名組合事業について、事業計画上の売上を著しく下回った場合、予想外のコストが生じた場合、現時点で想定していない事態が生じた場合等には、営業者の資金繰りが悪化し、事業の継続や分配金の支払に重大な支障が生じるリスクがあります。
11. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及び事業計画の売上規模が縮小するリスクがあります。なお、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。
12. 出資金の送金及び使用に関するリスク
成立した本匿名組合契約に係る出資金は、募集期間中であっても、営業者が本匿名組合事業を遂行でき、かつ、本匿名組合事業の遂行のために必要であるという判断を取扱者が下した場合には、営業者の指示により、随時取扱者から営業者へ送金され、資金使途・費用見込みに示す資金使途内容に従い、本匿名組合事業の遂行のため使用されます。したがって、本匿名組合契約が契約期間満了前に終了した場合又は本匿名組合契約が遡って未成立とみなされた場合であっても、既に営業者に送金された出資金がある場合等には、出資金は減額されて返還されるリスクがあります。
13. 事実の調査に関するリスク
取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。
14. 特典の進呈を行うことのできない、又は、変更するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
15. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
16. 風評被害によるリスク
伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
17. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
18. 訴訟等に関するリスク
営業者の事業活動において、製造物責任、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。
19. 本匿名組合契約未成立のリスク
取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。
20.サービス等の提供に関するリスク
本匿名組合事業については、商品の調達状況、人員及び設備の稼働状況、不慮の事故、天災・伝染病その他の不可抗力等により、事業計画達成に必要なサービス等の質及び量を確保できない可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
21. 販売に関するリスク
本匿名組合事業で提供するサービスについては、営業者の判断の下で提供されますが、提供時の景気動向、市場の需給状況、天災・伝染病その他の不可抗力等により、予定単価及び予定量を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
22. 食中毒が生じるリスク
本匿名組合事業において食中毒が発生し、営業停止等の措置がとられ、営業活動ができないリスクがあります。また、食中毒が生じた場合、その後の営業者の事業に著しい悪影響を及ぼすリスクがあります。
23. 新規事業に関するリスク
本匿名組合事業は開始から1年程度の新規事業であり、商品の安定的な確保、販路の獲得やサービス提供体制の整備等の運営体制の構築に予想外のコストや時間を要する可能性があり、その結果、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
貢献するSDGs | モニタリング指標 | 実績 | 目標 |
2020年8月 | 2025年3月 | ||
ゴール8: 働きがいも経済成長も |
契約商店数 | 548 | 50,000 |
ゴール10: 人や国の不平等をなくそう |
サービス提供村落数 | 123 | 10,000 |
ゴール5: ジェンダー平等を実現しよう |
契約商店主の女性比率 | 78.7% | 70%以上 |
(注1) 特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。 |
(注2) 特典の詳細につきましては、募集終了以降、別途ご連絡いたします。 |