本ファンドは「社会的リターン指標設定ファンド」です。対象事業の社会的インパクトを可視化する「社会的リターン」の指標を設定し、その達成状況を出資者のみなさまに定期的にご報告いたします。
本ファンドにご出資いただくことにより、対象事業が地域・社会・環境に具体的にどのように貢献しているか、ファンド運用期間を通してご確認いただくことができます。
社会的リターン指標
本ファンドでは、「E(Environment)」「S(Social)」「G(Governance)」という3つの観点から社会的リターン指標を設定しております。各指標の詳細は、以下の画像をクリックし、PDFでご確認ください。
本匿名組合契約の名称 | THINK COFFEE初出店ファンド |
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営業者 | Think Coffee Japan株式会社 |
出資金募集最大総額(口数) | 20,000,000円 (800口) |
出資金募集最低総額 | - |
申込単位(1口あたり) | 27,000円/口 (内訳:出資金25,000円 取扱手数料2,000円) (上限口数:199口) |
会計期間 | 2023年7月1日~2026年6月30日 |
決算日 | 第1回 2024年6月30日 報告日: 2024年8月29日 分配日: 2024年9月28日 第2回 2025年6月30日 報告日: 2025年8月29日 分配日: 2025年9月28日 第3回 2026年6月30日 報告日: 2026年8月29日 分配日: 2026年9月28日 |
報告日 | 決算日から60日以内 |
分配日 | 決算日から90日以内 |
決済方法 | (1)ATM,窓口から当社指定口座へ振込 (2)ネット決済(以下の銀行に対応) (3)クレジットカード決済(以下のカードに対応) |
(2021年10月30日現在)
1967年福岡県福岡市生まれ。東京大学工学部原子力工学科卒、同経済学部中退、ニューヨーク大学法学院客員研究員。1991年度外務公務員I種試験合格、92年外務省に入省し、国連政策課、人権難民課、アフリカ二課、国連行政課、国連日本政府代表部一等書記官等を歴任。2001年より2年間は、緒方貞子氏の補佐官として「人間の安全保障委員会」事務局勤務。
2005年11月外務省を退職、同月より国際連合事務局・人間の安全保障ユニット課長、2010年10月より3年間はパキスタンにて国連広報センター長。外務省での専門語学は英語、河野洋平外務大臣、田中真紀子外務大臣等の通訳を務めた。
2014年5月に国連を退職、同6月よりデロイトトーマツコンサルティングの執行役員に就任。同社CSR・SDGs推進室長として日本経済と国際機関・国際社会の「共創」をテーマに、企業の世界進出を支援、人権デュー・デリジェンス、SDGsとESG投資をはじめとするグローバル基準の標準化、企業のサステイナビリティ強化支援を手がけた。
2017年9月に独立し、SDGsを土台としたビジネスモデルの導入、サステナビリティ方針策定・実施、価値創造モデルや統合報告書の設計等を行うコンサルティング会社としてSDGパートナーズ有限会社を設立し、現在同社代表取締役CEO。2019年12月には、SDGsで社会に実質的なインパクトを創造するための会社としてThink Coffee Japan株式会社の親会社となる株式会社SDGインパクツ、同社の代表取締役CEOも兼務する。
私生活においては、7,500人以上のメンバーを擁する「国連フォーラム」の共同代表を2004年より務める。
今後の事業計画は以下のとおりです。ただし、営業者及び取扱者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1) 事業計画上売上について営業者は設立1年目の会社です。以下の施策の実施を進めることで、事業計画の達成を図ります。
a. 建物賃貸借契約およびライセンス契約の締結
営業者は、出店を計画している建物の賃貸借契約を締結する目途が立っております。また、米国のThink Coffee本部とのライセンス契約は締結済みです。
b. Think Coffeeブランドのカフェの運営
営業者はThink Coffeeブランドのコーヒー豆の仕入の目途はついております。開店(2022年7月予定)までにその他食材等の仕入先および運営に必要な従業員・アルバイト人員の確保と教育を行う予定です。
c. Think Coffeeブランドのカフェへの誘客
雑誌等各種メディアへの露出、SNSやウェブサイトを活用した宣伝、神保町地域の媒体との協力により周知し、誘客を図ります。
匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。
・リクープ前:
リクープ前売上金額(税抜)×4.9%÷800口×1口
・リクープ後:
リクープ売上金額(税抜)×4.9%÷800口×1口
+(リクープ後売上金額(税抜)-リクープ売上金額(税抜))×4.0%÷800口×1口
本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1口25,000円の出資の場合)
(注1)匿名組合員に対する出資1口あたり分配金額は、上記に記載の算出式に基づいて計算されます。
(注2) 表中の償還率は、次の算出式によって計算される全会計期間に係る1口あたり分配金額の合計額を基にした償還率であって、年率ではありません。1口25,000円の出資金に対し、1口分配金額が25,000円となる時点を償還率100%としています。
匿名組合員に対する出資金1口あたり分配金額/25,000円
(注3) 匿名組合員への損益の分配について、利益が生じた場合は当該利益の額に対して20.42%(復興特別所得税0.42%含む)の源泉税徴収が行われます。なお、将来税率が変更された場合には、変更後の税率により計算が行われます。また、利益とは出資者に対する分配金額が匿名組合出資金額を超過した場合における当該超過額をいいます。したがって、匿名組合員に対する分配が行われても、利益が生じるまでは源泉徴収は行われません。
1. 債務超過のリスク
営業者は2021年9月設立のため、募集開始日時点で過去の実績はありませんが、今後、債務超過に陥った場合には、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、債務超過の営業者は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産、民事再生、会社更生又は特別清算等の各手続きの開始原因であり、営業者についてこれらの手続きの申立てがあると、本匿名組合契約は直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約は直ちに終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。
2. 営業者の倒産に関するリスク
今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、各分配日において分配金額の上限を超過し翌分配日以降まで繰越留保されている分配金の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権(出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。)には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。さらに、リクープが実現できなかった場合において、残存在庫が存在していても、他の債権者への現物弁済その他の理由により現物分配が行われないリスクがあります。
3. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及び事業計画の売上規模が縮小するリスクがあります。なお、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。
4. 経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、経営陣に不測の事態(病気・事故・犯罪に巻き込まれる等)が生じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
5. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
6. 風評被害によるリスク
伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
7. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
8. 訴訟等に関するリスク
営業者の事業活動において、製造物責任、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。
9. 本匿名組合契約未成立のリスク
取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合、営業者が2023年6月末までに本匿名組合事業の対象となる飲食店の営業を開始できなかった場合、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。
10. サービス等の提供に関するリスク
本匿名組合事業については、原材料の調達状況、人員及び設備の稼働状況、不慮の事故、天災・伝染病その他の不可抗力等により、事業計画達成に必要なサービス等の質及び量を確保できない可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
11. 販売に関するリスク
本匿名組合事業で販売する商品については、営業者の判断の下で販売されますが、販売時の景気動向、市場の需給状況、天災・伝染病その他の不可抗力等により、予定単価及び予定量を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
12. 食中毒が生じるリスク
本匿名組合事業において食中毒が発生し、営業停止等の措置がとられ、営業活動ができないリスクがあります。また、食中毒が生じた場合、その後の営業者の事業に著しい悪影響を及ぼすリスクがあります。
13. 店舗を撤退するリスク及び業態を変更するリスク
営業者が、本匿名組合事業の継続が不適当又は不可能であると判断した場合には店舗を撤退する可能性があり、その場合、出資金は減額されて返還されるリスクがあります。また、営業者が、本匿名組合事業の業態のままでは事業の継続が不適当又は不可能であると判断した場合には業態を変更して事業を継続する可能性があり、その場合、当初の事業計画上の売上金額を達成することができなくなるリスクがあります。
14. 新規事業に関するリスク
本匿名組合事業には新規事業が含まれており、商品の安定的な確保、顧客の獲得や販売体制の整備等の運営体制の構築に予想外のコストや時間を要する可能性があり、その結果、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
15. 兼業に関するリスク
営業者の代表者はSDGパートナーズ有限会社の代表者および株式会社SDGインパクツの代表者として活動に携わっていることから、営業者の代表者がこれらの会社の活動に労力・時間等を割かれる結果、本匿名組合事業の計画遂行に悪影響を及ぼすリスクがあります。
16. 特典の進呈に関するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
17. 事実の調査に関するリスク
取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。
1口につき1枚、1年間コーヒーが半額になる「TCJ Founding Member’s Card」を募集終了後に送付いたします。
また、4口以上の方については神田錦町店舗に常設掲示する「Founders’ Wall」にお名前を刻印します。
・2口の場合、1年間コーヒーが半額になるカードを2枚お送りします。
・3口の場合、1年間コーヒーが半額になるカードを3枚お送りします。
・4口以上の場合は(1)1年間コーヒーが半額になるカードを口数分お送りするとともに、(2)ご希望されれば神田錦町店舗に常設設置する予定である「Founders’ Wall」にお名前を刻印し、掲示させていただきます。
※ 「TCJ Founding Member’s Card」は、譲渡可能です(転売はお控えください)。
(注1) 特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。 |
(注2) 特典の詳細につきましては、募集終了以降、別途ご連絡いたします。 |
(注3) 海外への発送はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。 |
Think Coffee – loved by New Yorkers for years – is finally coming to Japan. Foremost even amongst NYC’s cafés with regard to comfort and sustainability, Think Coffee takes immense pride in both the quality of its beans and the ethical direct trade that brings them to your table.
We are proud to announce that Think Coffee – foremost amongst New York City’s most beloved coffeehouses – will open its doors in Japan in July 2022. Think Coffee values human rights and transparency within its supply chain above all, and goes beyond even Fair- and Direct Trade initiatives in ensuring the well-being of farm worker communities. This fund is dedicated to supporting the establishment of the first location of Think Coffee Japan.
At Think Coffee, the discerning consumer is be able to enjoy specialty coffee with the knowledge that their money goes as directly as possible to the farm communities that actually produce the beans. It will form the centerpiece of the SDG Connection Project – itself the brainchild of Mr. Kazuo Tase – at the heart of Kanda Nishikicho.
Part of the proceeds from this fund will go toward ensuring increasingly sustainable operations including Day 1 disclosures of all carbon emissions. Those who purchase at least one share will receive an exclusive Member’s Card that entitles the bearer to one year of coffee at half-price.
How this fund contributes the United Nations Sustainable Development Goals (SDGs)
This fund carries the designation of a “Social Return Indexed Fund”. Funds in this category use a specific set of Key Performance Indicators to quantitatively measure their social impact. Data from these indicators will periodically be reported to those who purchase shares.
Social Return Indices
This fund measures its social returns with indices based on impact on the Environment, Society, and Governance.
Table of Contents
Think Coffee: a New York-based global leader in sustainability
5. SDGs, Collaboration, and the Kanda Project
6. Synergy with co-working and educational spaces
An exceptional cup of coffee in a space as sublime as New York City
Even within the culinary and cultural mecca that is New York City, Think Coffee is beloved as one of the most sublimely comfortable places to enjoy an ethically sourced cup of coffee. The Summer of 2022 will see the expansion of this popular coffeehouse to Tokyo, Japan.
Formerly a lawyer by profession, Mr. Jason Scherr founded Think Coffee in 2006 and has since expanded its reach to 11 locations within New York City. Despite a deluge of offers for franchise branches and mergers, Mr. Scherr has remained committed to steady and sustainable growth to avoid diluting the very essence of what makes Think Coffee so popular.
Think Coffee sources its beans directly from farming communities in Ethiopia, Columbia, Nicaragua, and beyond to provide high-quality single-origin coffee for the discerning consumer.
In addition to exceptional beverages, Think Coffee offers a wide range of light meals ranging from bagels loaded with cream cheese and smoked salmon, to sandwiches and even freshly baked pastries delivered straight from the oven. A carefully curated selection of wines by the glass rounds out the offering, making Think Coffee a favorite of not only students and coffee connoisseurs, but New Yorkers of all walks of life.
The appeal of Think Coffee is not limited to just its wide variety of offerings, however. Each location – meticulously crafted and pored over – exudes an ineffably sublime warmness unmatched anywhere else. While each location maintains its own unique atmosphere and personality, one can be sure when walking into any Think Coffee that they will be greeted with smiles and a comfortable ambiance. A space filled with high-quality furniture offers a variety of places to enjoy the coffee, and robust wifi infrastructure makes Think Coffee perfect for both students and working people alike.
Think Coffee Japan, due to commence operations in July of next year, will occupy the first and second floors of a newly-renovated building in Kanda Nishiki-cho, Chiyoda Ward. The building – having stood for fifty years – will be entirely refurbished to both bring it into compliance with modern regulations and re-create the unique warmness of Think Coffee. An atrium linking the first and second floors will give the location an exceptionally high ceiling uncommon in Japan.
Contributing to global sustainability, one exceptional cup at a time
The “Think” in “Think Coffee” is not derived solely from the crowds of students that gather there to study – rather, it is a natural extension of one of the core tenets of the Think Coffee philosophy. Coffee – sourced almost exclusively from the tropics – entails a great number of issues surrounding social responsibility and sustainability. Think Coffee seeks to remind the conscious consumer of the imperative to Think about how our quotidian consumption patterns can bring positive change to the world.
Whereas it has become increasingly common for coffeehouses and cafes to pursue sustainability and social responsibility, positive social impact is and has always been the central pillar of the Think Coffee philosophy.
Think Coffee has gained a well-deserved reputation for delivering on these goals and providing a space to develop even more ways to bring positive social change.
Foremost amongst the social impact that Think Coffee seeks to impart is that which improves the quality of life for the farming communities providing the beans so crucial to the coffee making process. In this endeavor supply chain transparency is only the first step – Think Coffee ensures that tangible benefits are delivered to those communities.
As shown in the graphic below, not even “Free Trade” or “Direct Trade” labels are sufficient to ensure that much of the proceeds from a cup of coffee are going toward the farmers who actually produce the beans. Think Coffee pursues a model that completely eliminates the middlemen to ensure that you can be confident that your money is going directly to farming communities.
Think Coffee values transparency above all, offering unparalleled information regarding the origins of its beans, the prices at which they were purchased and how those compare to market prices, inventory data, and the flow of money within its supply chain. This is all done in service of a “Farming Communities First” approach to protect those in the weakest position within the global economy – agricultural workers in developing nations. Think Coffee exemplifies the best practices associated with responsible consumption necessary to bring the industry as a whole forward.
Mr. Kazuo Tase – Japan’s leading expert in SDG implementation – will leverage experience from his work in the Japanese Foreign Ministry, the United Nations, and major consulting firms in his capacity as the CEO of Think Coffee Japan. Having advised a multitude of major Japanese firms in the field of sustainability, he states that “[Think Coffee’s] exacting standards of transparency and accountability within the supply chain simply cannot be replicated by other major brands”. Mr. Tase explains that “Think Coffee doesn’t merely focus on growth,” elaborating that “traceability within the entire supply chain is the foremost consideration when opening a new location”.
Despite being inundated with the aforementioned countless offers of mergers and capital injections in New York City’s growth-focused environment, Think Coffee NYC has remained stalwart, having hitherto rejected each offer to maintain propriety of operations over profits. Mr. Tase is committed to adhering to this philosophy, resolving to “eschew unsustainable growth in Japan,” and electing instead to “expand at a reasonable rate of one location per year” for the foreseeable future.
Think Coffee NYC calls single origins “the best way of getting to know a country's regional roots and the people who do the hard work of harvesting its coffee,” providing packages with clear labelling so the discerning consumer can identify exactly whence their beans came. Such is their commitment to traceability.
Every cup a contribution
“I see each cup as an opportunity – not just an opportunity to enjoy the richness and depth of flavor, but to Think about responsible and sustainable development,” says Think Coffee founder Jason Scherr.
In pursuit of a comprehensive understanding of the coffee-making process, some baristas at Think Coffee complete a portion of their training within farm worker communities. This gives them an unparalleled view of the labor that goes into the products that most consumers in developed countries take for granted.
This experience forms the foundation for another unique aspect of Think Coffee – social projects that impart tangible results. A portion of revenues goes toward providing educational opportunities, vital infrastructure, housing reconstruction, and other efforts to directly improve the quality of life in those farming communities.
Each bag of Think Coffee beans are marked with a specific color to indicate the particular social project to which funds are allocated:
Green: Clean water infrastructure to provide access where local governments are unable to do so.
Yellow: Modern housing for farm workers.
Blue: Menstrual activism
Pink: Housing reconstruction for communities affected by natural disasters
The Think Coffee website provides transparency with regard to the specific improvements made in each field.
Bringing HuskeeSwap, a free cup-swapping system based on up-cycled cups, from New York to Tokyo.
High-quality soil begets high-quality beans. This is why Think Coffee has – since the moment of its inception – sought by every means possible to minimize its impact on the environment.
One of the arrows in Think Coffee’s quiver is the Huskee Swap system: a Huskee Cup is a reusable and dishwasher-safe cup made from the husks of the coffee plant which would otherwise be discarded during the coffee-making process.
Once a Huskee Cup is purchased, the conscious consumer can bring it in as many times as they wish – Think Coffee will swap that cup for a freshly washed cup every time. Unlike mugs or portable thermoses, there is no pressure to wash or maintain it: you can bring it in as many times as you wish.
Through the Huskee Swap system, Think Coffee mitigates the environmental impact of the 600 billion single-use coffee cups that go into landfills every single year. The impact is not limited to the developed regions in which the coffee is consumed – Huskee Cups also reduce the amount of waste produced in coffee-producing regions, limiting environment damage across the globe.
Since the introduction of Huskee Cups to New York City’s Think Coffee locations, many other cafes and coffeehouses have followed its lead. Think Coffee Japan seeks to introduce the Huskee Swap system to Japan, thereby reducing the burden of single-use plastics and promoting greater efforts toward recycling within the country.
SDGs, Collaboration, and the Kanda Project
Think Coffee’s unfaltering commitment to social responsibility – particularly toward the farm worker communities so vital to the production of beans – has earned it a loyal following within New York and beyond. Immensely popular amongst both native New Yorkers and Japanese who have spent time in the City, Think Coffee will be opening its first Japanese store in a carefully selected locale: Chiyoda Ward’s Kanda Nishiki-cho.
Think Coffee Japan CEO Kazuo Tase first encountered Think Coffee in 2006 during his time working for the United Nations. While walking around New York University – where he had completed an exchange program in the 1990s – he came across Think Coffee’s Mercer St. location.
Immediately taken by its warm interior and the high-quality of its offerings, Mr. Tase frequented the coffeehouse on a nigh-daily basis. Even upon his return to Japan, he could not forget the experience offered by Think Coffee, and longed for somewhere that could match its appeal in Japan.
Having worked at both the Japanese Ministry of Foreign Affairs and the United Nations, Mr. Tase is acutely aware of and intimately familiar with the problems – ranging from human rights violations to hunger – that fetter developing nations today. Realising that the strength of private enterprise is indispensable in the fight against these scourges, Mr. Tase began work as a Director at a major consulting firm in Japan. After founding the first Sustainability Division in Japan, he gained independence by founding SDG Partners, a consulting firm specializing in the implementation of the Sustainable Development Goals. Having aided numerous major global brands in this field, he founded SDG Impacts, a subsidiary of SDG Partners that develops enterprises focused on sustainability.
It was in this capacity that Mr. Tase came across the Kanda Nishiki-cho project. The building, owned by the Yasuda Real Estate Corporation, had stood for 50 years and was no longer in compliance with modern building codes. In light of these conditions Mr. Tase proposed that the entire building be wholly renovated in service of sustainability, and saw a perfect opportunity to bring Think Coffee to Japan. He reached out to Think Coffee NYC Jason Scherr to explain his vision, walking away from the meeting with a resounding YES.
”We are very excited about the opportunity to partner with SDG Impacts to open Think Coffee locations in Japan. We believe that SDG Impacts' strong commitment to sustainability aligns them perfectly with our brand. Together, we look forward to bringing high-quality, responsibly sourced coffee to the Japanese market."
- Jason Scherr, Think Coffee Founder
Mr. Tase is committed to preserving the brand of Think Coffee – which to date only has locations within New York City and Korea – while leveraging the value-added to be gained from the Japanese market for further growth.
Kanda, the planned location of the first Japanese location, is a mecca for coffee. Represented by everything from small passion-driven enterprises to branches of multi-national brands, Kanda attracts coffee connoisseurs and consumers of all kinds.
“We want to use the project to bring further life and activity to the Kanda Nishiki-cho area, leveraging the Think Coffee location as a nexus,” explains Mr. Tase.
Synergy with co-working and educational spaces
Think Coffee will not be the only sustainable aspect of this project – all six floors of the building will be leveraged as the center of the Yasuda Real Estate Co’s efforts to bring additional economic activity to the Kanda Nishiki-cho area.
Dubbed the Kanda SDG Connection by Mr. Tase, it represents the product of years of United Nations and consulting know-how brought to bear. Intended to be for people from all walks of life, it will also be a place where families can bring their children to gain a deeper understanding of the sustainability.
“Whereas it is a triumph that the Sustainable Development Goals have been increasingly integrated into business, it is regrettable that this progress has been incomplete. Some businesses have made great strides in reducing plastic waste while simultaneously eroding labor rights. Others have contributed toward greater diversity in the workplace while at the same time paying minimal wages for labor from developing nations,” says Mr. Tase, “The Kanda Connection Project goes above and beyond, striving for a complete implementation of the SDGs, manifested as a space where sustainability is paramount”.
“The Sustainable Development Goals are predicated on mutual interdependence between the individual goals, and are dependent on international partnership to truly come to fruition. To this end we cannot be satisfied with limited or partial achievement – we choose to strive for total implementation not because it is easy, but because it is hard,” he continues.
“Yasuda Real Estate Co. values history and culture when deciding on how to best bring additional activity to a region or neighborhood – after all, what really gives an area its character is its people. Kanda Nishiki-cho – the area in question – is to the north of the Imperial Palace and represents the birthplace of a number of prestigious universities, which means it has a rich history of hosting intellectuals. Mr. Tase’s initiative to wholly renovate and leverage an older building as a focal point for sustainability is an ingenuous means of putting the area as a whole on the cutting edge of the future. His proposal allows us to tap into the rich heritage of the neighborhood and simultaneously make something totally novel. As such, Mr. Tase has our full support,” say Mr. Sawada, Director of Commercial Leasing, and Mr. Shibata, Head of Urban Planning at Yasuda Real Estate Co.
As of September 2021, the projected tenants for the Kanda SDG Connection building are as follows:
1st and 2nd Floors: Think Coffee Japan No. 1
The atrium connecting the first and second floors will be central to replicating Think Coffee’s sublime ambiance. In addition, the entire building will use 100% renewable energy, something that not even Think Coffee NYC has fully implemented. Operations will be leveraged to defend human rights within the supply chain, reduce environmental impact, and protect biodiversity.
3rd and 4th Floors: Co-working Spaces by Kanga
Kanga – derived from the Japanese word for “Think” – will produce co-working spaces on these floors. Rooms fitted with state-of-the-art soundproofing are perfect for online meetings, while larger rooms are excellent for co-working. Kanga is produced in collaboration with Comany Inc., an Ishikawa-based company on the cutting edge of soundproofing and partitions.
5th and 6th floors: Education and Childcare (Projected)
Currently earmarked for childcare and educational spaces in which the next generation can learn about the importance of sustainability.
The Kanda SDG Connection project will rise to meet the challenge presented by every goal, and serve as a nexus from which to both experience and partake in the impacts offered by the Sustainable Development Goals.
Think Coffee Japan seeks to deliver benefits not just to Tokyo, but to the rest of Japan and across the globe. It seeks what Mr. Tase calls MSEPS (Maximum Sustainability Effort Products and Services), a fully sustainable world.
“I invite one and all to experience quality coffee from sources you can trust in the sublime ambiance just like that offered by Think Coffee NYC, where you can cause social change without even knowing it. We want to serve as the leading edge in ensuring a more sustainable future for all,” says Mr. Tase.
The expansion of Think Coffee to Japan represents a major leap for sustainability. We thank you for your support, and very much look forward to having you join us!