岡山県下最大、中国・四国地方でみても屈指の広さの農地を誇る国定（くにさだ）農産は、その広大な農地で山田錦（やまだにしき）や雄町（おまち）などの酒米を中心に、ハトムギ、大麦、裸麦、黒大豆などを栽培しています。
1931年の創業以来、三代にわたり培ってきた経験と確かな技術で栽培する酒米は、その品質が評価され「最高を超える山田錦プロジェクト2023」では準グランプリを獲得しています。
これまで運転資金については、金融機関からの融資を利用してきましたが、今回、メインバンクからのすすめがあり、より多くの人に国定農産の、特に酒米事業について知っていただき、ファンを増やすために、ファンドの募集を決意しました。
ぜひ、この機会に日頃取り上げられることが少ない酒米事業について、関心を持っていただき、ファンドにご参加いただけますと幸いです。
ファンドにご参加頂いた方には、投資家特典として、国定農産がつくる100％国産、無添加のハトムギ茶やハトムギうどんなどの加工品、もち麦や発芽玄米などの詰め合わせセットを口数に応じて贈呈いたします。とても体に優しく、美容にもいい、国定農産が心を込めて作った商品をぜひご賞味ください。
「晴れの国おかやま」と呼ばれる、温暖な気候・風土に恵まれた岡山県の、岡山平野の一角に、県内最大となる国定農産の農地があります。耕作面積175ha（東京ドーム37個分）のうち、105haで酒米を栽培し、40haで主食用米、業務用米、加工用米を栽培しています。また、米の裏作として裸麦やビール麦、その他に、ハトムギや黒大豆等を栽培しています。
ここでいう酒米は、「酒造好適米」のことで、日本酒づくりのために品種改良を重ね、栽培されているお米です。「山田錦」「五百万石（ごひゃくまんごく）」「美山錦（みやまにしき）」「雄町」が4大酒造好適米として知られています。中でも国定農産がつくるのは、酒米の王様として知られる山田錦と、栽培が難しく幻の酒米とも言われた雄町で、全国でも有数の作付規模を誇ります。
雄町は、岡山県発祥の酒米で、酒米全体の中でのシェアは数%ですが、雄町で造られた日本酒は、米の風味のある濃醇でしっかりとした味わいになる傾向があり、「オマチスト」と呼ばれる熱狂的な雄町ファンが存在することで知られています。
一般的に、高齢化や後継者不足、気候変動、技術革新の遅れやコストの上昇、そして「儲からない」など、米の生産に限らず農業には多くの課題があります。その点、国定農産は、その先進的な農業経営でよく知られ、課題解決につながる様々な取り組みが度々メディアにも取り上げられるほどです。
広大な農地に酒米や裸麦、ビール麦など、より収益性の高い作物を選んで栽培し、近年は、ドローンや自動操舵装置などの最新技術を活用して農作業を効率化することにより「儲かる農業」を目指す戦略です。
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国定農産三代目で現社長の國定俊彦氏は、創業者の孫として生まれました。幼い頃から、祖父母や両親の働く姿を間近に見て育ちました。
その姿を見て、どのように感じていたのかという質問に対して、口を衝いて出た言葉が「しんどいじゃろうなぁ」というものでした。田植え、稲刈りの頃は、休みもないし、体もしんどいだろうと思っていたそうです。
小さい頃から、田植えや稲刈りなどの農作業を手伝わされたことも一切無く、両親からも、後を継がそうというプレッシャーは一切なかったそうです。そして、大学卒業後は、家業とは全く関係ない、自動車の会社に就職し、営業の仕事をしていたそうです。
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| 本匿名組合契約の名称 | 日本の酒造りを支える酒米生産ファンド |
|---|---|
| 営業者 | 有限会社國定農産 |
| 出資金募集最大総額(口数) | 24,000,000円 (800口) |
| 出資金募集最低総額 | 10,000,000円 |
| 申込単位（1口あたり） | 32,400円／口 （内訳：出資金30,000円 取扱手数料2,400円） （上限口数：166口） |
| 会計期間 | 2025年5月1日～2027年4月30日 |
| 決算日 | 第1回 2026年4月30日 報告日: 2026年7月29日 分配日: 2026年8月28日 第2回 2027年4月30日 報告日: 2027年7月29日 分配日: 2027年8月28日 |
| 報告日 | 決算日から90日以内 |
| 分配日 | 決算日から120日以内 |
| 決済方法 | (1)ATM,窓口から当社指定口座へ振込 (2)ネット決済（以下の銀行に対応）     (3)クレジットカード決済（以下のカードに対応）      |
| 商号 | 有限会社國定農産 |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県岡山市南区藤田３３９番地 |
| 事業内容 | 農業、農産物の加工及び販売 |
| 設立日 | 1966年2月1日 |
| 代表者 | 國定俊彦 |
| 決算日 | 3月31日 |
1982年 岡山県岡山市南区藤田生まれ
岡山県内のトヨタ系ディーラーに勤めており８年間営業スタッフとして勤務、後の５年間は営業本部で営業企画の部署の販促担当として勤務。2019年(平成31年)に家業を継ぐ決意をUターン。
2023年4月(令和5年)に代表取締役に就任。
平成13年3月(2001年) 岡山県立岡山東商業高等学校会計課 卒業
平成13年4月(2001年) 岡山商科大学 経済学科 入学
平成17年3月(2005年) 同校卒業
平成17年4月(2005年) 岡山トヨタ自動車株式会社 入社
平成30年3月(2018年) 退社
平成30年4月(2018) 有限会社国定農産 入社 取締役就任
令和５年４月(2023) 有限会社国定農産 代表取締役就任
| 項 目 | 金 額 |
|---|---|
| 原材料及び商品仕入代 | 20,000,000円 |
| 業務委託費（最大） | 4,000,000円 |
| 合 計 | 24,000,000円 |
今後の事業計画は以下のとおりです。ただし、営業者及び取扱者は、本匿名組合事業の売上金額として、本事業計画の売上金額を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
(1) 事業計画上売上について
| 前期実績 | 2024年3月期 | 税抜 | 330,460千円 |
|---|---|---|---|
| 損益分岐 | 2年間 | 税抜 | 615,384千円 |
| 事業計画 | 2年間 | 税抜 | 687,405千円 |
| 1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | 5年目 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 事業計画 （売上金額） |
342,068千円 | 345,337千円 | ー | ー | ー |
匿名組合員への1口あたりの分配金額は、以下の計算式により算定いたします。なお、1口あたりの分配金に円未満の端数が生じた場合は、端数を切り捨てて算定いたします。
リクープ前：
売上金額(税抜)×3.9％÷800口×1口
リクープ後、累計売上金額(税抜)が事業計画売上金額以下の場合：
リクープ売上金額(税抜)×3.9％÷800口×1口＋(売上金額(税抜)－リクープ売上金額(税抜))×3.5％÷800口×1口
リクープ後、累計売上金額(税抜)が事業計画売上金額を超える場合：
リクープ売上金額(税抜)×3.9％÷800口×1口＋(事業計画売上金額(税抜)－リクープ売上金額(税抜))×3.5％÷800口×1口＋（売上金額(税抜)－事業計画売上金額(税抜))×1.5％÷800口×1口
匿名組合員にとっての損益分岐点のことをいいます。本匿名組合契約に基づく分配金額の合計が匿名組合員からの出資金と同額になることです。
本匿名組合契約における金銭による分配金額のシミュレーションは以下のとおりです。なお、シミュレーションの目的は、本匿名組合事業の売上に応じた分配金額を予想することにあります。したがって、売上を保証するものではなく、匿名組合員に対し、分配金額を保証するものでもありません。
（1口30,000円の出資の場合）
| 2年間 | 売上金額 | 分配金額 | 償還率 | 源泉徴収後 償還率 |
|---|---|---|---|---|
| 損益分岐前 | ¥307,692,308 | ¥15,000 | 50.0% | 50.0% |
| 損益分岐 | ¥615,384,616 | ¥30,000 | 100.0% | 100.0% |
| 事業計画 | ¥687,405,000 | ¥33,150 | 110.5% | 108.4% |
| 2024年3月期 | 売上金額 | 分配金額 | 償還率 | 源泉徴収後 償還率 |
|---|---|---|---|---|
| 前期実績 ×会計期間年数 |
¥660,920,784 | ¥31,992 | 106.6% | 105.3% |
1. 債務超過のリスク
営業者は募集開始日の直前期における決算書上、債務超過ではありませんが、今後、債務超過に陥った場合には、次のような不利益を被るリスクがあります。まず、債務超過の営業者は新規の借入ができない可能性があります。また、取引先との取引継続に支障が生じる可能性があります。次に、債務超過は、営業者の破産、民事再生、会社更生又は特別清算等の各手続きの開始原因であり、営業者についてこれらの手続きの申立てがあると、本匿名組合契約は直ちに終了します。さらに、債務超過の場合、営業者の資産に対して債権者による仮差押命令が発令される可能性が高くなります。仮差押命令が発令された場合、取引先との取引に支障が生じたり、金融機関からの借入等に関して、期限の利益が喪失する等により、支払不能となり事業継続に支障をきたす可能性があります。また、仮差押命令が発令されると、本匿名組合契約は直ちに終了します。いずれの場合にも、出資金の全部が返還されないリスクがあります。
2. 営業者の倒産に関するリスク
今後の事業の状況如何によっては、営業者が支払不能に陥り、又は営業者に対して破産、会社更生、民事再生などの各種法的倒産手続きの申立てがなされる可能性等があり、これらに該当することとなった場合には、本匿名組合事業における売上金額により分配金額が発生していたとしても、本匿名組合契約に基づく分配金額の支払い、又は出資金の返還が行われないリスクがあります。匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権（出資金返還請求権及び利益分配請求権をいいます。以下同じです。）には、何ら担保が付されていません。また、営業者が破産等の法的倒産手続きに移行した場合には、匿名組合員が営業者に対して有する支払請求権は、他の優先する債権に劣後して取り扱われます。そのため、法的倒産手続きの中で、他の優先する債権については支払いがなされ、回収が図られた場合であっても、匿名組合員が有する支払請求権については一切支払いがなされないリスクもあります。
3. 資金調達のリスク
営業者は本匿名組合事業の必要資金を本匿名組合契約による出資金でまかなう計画です。したがって、本匿名組合契約での資金調達が滞る場合、事業計画通りに本匿名組合事業を開始することができないリスク及び事業計画の売上規模が縮小するリスクがあります。なお、本匿名組合契約での資金調達の状況により、金融機関からの借入やリース契約等で資金調達を行い、本匿名組合事業を開始する可能性があります。
4. 経営陣の不測の事態に係るリスク
本匿名組合事業について、経営陣に不測の事態（病気・事故・犯罪に巻き込まれる等）が生じることにより、本匿名組合事業の運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。当該リスクに対しまして、本匿名組合契約では各種保険等によるリスク・ヘッジを行いません。
5. 大地震・大津波等の自然災害のリスク
大きな地震や津波、台風等の自然災害等に起因する要因により、事業の継続に悪影響を及ぼすリスクがあります。
6. 風評被害によるリスク
伝染病、放射能汚染等その他の理由により、風評被害を受けるリスクがあります。
7. 許認可等に関するリスク
本匿名組合事業の実施にあたっては、関連する許認可が必要となる可能性があります。営業者が既に必要な許認可を得ている場合であっても、法令に定める基準に違反した等の理由により、あるいは規制の強化や変更等がなされたことにより、その後かかる許認可が取り消され、事業に重大な支障が生じるリスクがあります。
8. 訴訟等に関するリスク
営業者の事業活動において、製造物責任、環境保全、労務問題、取引先等との見解の相違等により訴訟を提起される、又は訴訟を提起する場合があり、その動向によっては営業者の事業に悪影響を及ぼすリスクがあります。また、訴訟等が行われることにより、営業者の社会的信用等に悪影響を及ぼすリスクがあります。
9. 本匿名組合契約未成立のリスク
取扱者が営業者に対して出資金を送金する前に、本匿名組合契約が終了した場合、募集期間が終了したにもかかわらず、申込者からの出資金額が出資金募集最低総額（10,000,000円）に満たなかった場合には、本匿名組合契約は遡って未成立とみなします。この場合、既に支払われた出資金及び取扱手数料は速やかに返還しますが、利益の分配を受けることはできません。その際、当該出資金及び取扱手数料の返還にかかる振込手数料については申込者にご負担いただきます。
10. 生産に関するリスク
本匿名組合事業の商品の生産については、原料の調達状況、設備の稼働状況、不慮の事故、天災・伝染病その他の不可抗力等により、想定を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
11. 販売に関するリスク
本匿名組合事業で販売する商品については、営業者の判断の下で販売されますが、販売時の景気動向、市場の需給状況、天災・伝染病その他の不可抗力等により、予定単価及び予定量を大幅に下回る可能性があります。この場合、事業計画上の売上金額を達成できなくなるリスクがあります。
12. 特典の進呈に関するリスク
営業者は匿名組合員に対し、特典の進呈を行うことを予定しておりますが、事情により特典の進呈を行うことができない、又は、変更するリスクがあります。
13. 事実の調査に関するリスク
取扱者が行う事実の調査は、取扱者独自の水準に基づき実施される調査であり、また、入手資料及び営業者への質問の回答について、すべて真実であることを前提としておりますが、事実の調査が誤るリスクがあります。また、取扱者の事実の調査に基づくファンド組成の判断は、匿名組合員への分配金額や出資金の返還を保証するものではなく、営業者の事業計画や、営業者が破産等しないことを保証するものではないことにくれぐれもご留意下さい。
口数に応じて、以下のとおりの特典を募集終了後、会計期間中にご提供いたします。
【1口ご出資の場合】ハトムギセット×1（送料税込 4,340円相当）
国定農産の国産ハトムギ100％を使用した、人気商品3種類です。
（商品内容）
ハトムギ健康茶…12g × 12パック
ハトムギ玄麦粒…300g
ハトムギ玄麦煎粉…300g・ハトムギ健康茶…0.8～1・の水に対し、ティーパック1袋を入れます。
・ハトムギ健康茶
煮出しタイプのティーパックです。
・ハトムギ玄麦粒
白米または玄米と一緒に圧力鍋もしくは炊飯器で炊いて「ハトムギごはん」、
ひと晩からふた晩ぐらい水につけ茹で上げる「ゆでハトムギ」としてもお召し上がりいただけます。
・ハトムギ玄麦煎粉…牛乳やヨーグルトに適量を混ぜ、お好みでハチミツやメープルシロップなどを加えてください。
【2口ご出資の場合】1口の特典に加え、ハトムギヘルシーギフト×1（送料税込 8,740円相当）
国定農産の国産ハトムギ、玄米、そして岡山県産の黒豆を使用しています。
（商品内容）
・ハトムギ茶20パック入り×1
原材料は国産ハトムギ100％で、着色料・保存料など無添加です。
・もち麦（ダイシモチ） 300ｇ×1
食物繊維が豊富で、紫色のなかにはポリフェノールも含まれ、健康を気遣う方にはお薦めです。
お米の中に少量入れて炊いていただくと、プチプチとした歯ごたえのあるご飯になります。
・もち麦（キラリモチ） 300ｇ×1
水溶性食物繊維のβグルカンが豊富に含まれていて糖質や脂質の吸収を抑えてくれます。
お米に混ぜて炊くだけで、毎日の食事に簡単に美味しく取り入れることが出来ます。
・ハトムギうどん 100ｇ×3×1
ハトムギの入ったツルツル食感のうどんです。
・玄米珈琲 100ｇ×1
原材料は玄米だけという、玄米を珈琲みたいに焙煎したカフェイン無しの健康的なドリンクです。
自家栽培玄米100％使用です。
・黒豆珈琲 100ｇ×1
岡山県産の希少な黒大豆を、珈琲みたいに焙煎した粉末です。
第16回ニッポン全国村おこし展特産品コンテストにおいて、全国第3位に入賞した自信作です。
【3口ご出資の場合】1口と2口の特典に加え、穀物5種セット×1（送料税込 13,200円）
・発芽玄米 850g×2
100％自家栽培の、発芽させた玄米です。2パックお届けします。
・雑穀米 400g×1
自家栽培の大麦、発芽玄米、グリーン大豆、岡山県産の黒米、黒大豆、小豆、そして国産ハトムギという、厳選された材料を7種類ブレンドした雑穀米です。
・もち麦（ダイシモチ）350ｇ×1
食物繊維が豊富で、紫色のなかにはポリフェノールも含まれ、健康を気遣う方にはお薦めです。
お米の中に少量入れて炊いていただくと、プチプチとした歯ごたえのあるご飯になります。
・もち麦（キラリモチ） 350ｇ×1
水溶性食物繊維のβグルカンが豊富に含まれていて糖質や脂質の吸収を抑えてくれます。
お米に混ぜて炊くだけで、毎日の食事に簡単に美味しく取り入れることが出来ます。
・大麦（玄麦粒） 450g×1
100％自家栽培の、大麦の玄麦粒です。
〇複数口購入の場合、以下の組み合わせて、特典をお届けいたします。
1口の方：ハトムギセット×1
2口の方：ハトムギセット×1＋ヘルシーギフト×1
3口の方：ハトムギセット×1＋ヘルシーギフト×1＋雑穀セット×1
4口の方：ハトムギセット×2＋ヘルシーギフト×1＋雑穀セット×１
5口の方：ハトムギセット×2＋ヘルシーギフト×2＋雑穀セット×１
6口の方：ハトムギセット×2＋ヘルシーギフト×2＋雑穀セット×2
以降、同様に特典が追加されます。
| (注1) 特典は、営業者の都合により内容が変更される場合や実施ができなくなる場合もあることをご留意ください。 |
| (注2) 特典の詳細につきましては、募集終了以降、別途ご連絡いたします。 |
| (注3） 海外への発送はいたしかねますので、あらかじめご了承ください。 |
