【続・鮮度のはなし】この果物の美味は地元だけ
こんにちは、
エマリコくにたち代表の菱沼です。
先日は、地産地消を推進する私たちが何といっても鮮度も大事にしていていること、そして、鮮度が大事な野菜の共通点について書いてみました。「未熟で収穫」している野菜は鮮度がだいじだということでした。
今日は、鮮度という概念を広げると、もうひとつの美味しさが見えてくる、というお話です。
それは『樹上完熟』という概念です。
鮮度とはタイムラグのことです。収穫から食卓までのタイムラグ。これが短いと鮮度が高いとなり、長いと鮮度が低いとなります。
このタイムラグが短いことがなぜ美味しさにつながるのかというと、ひとつは、前回述べたように化学的な変化や水分量の変化が起きにくいということです。
しかし、美味しさにつながるロジックは、もうひとつあります。タイムラグが短いと、ギリギリまで熟した状態で収穫できるというロジックです。
柔らかい果菜や果実においては、食卓までのタイムラグが長かったり、輸送距離が長かったりすると、完熟した状態で流通することに耐えられないわけです。そうするとまだ完熟とは言えない状態で収穫することになります。
典型的な例が、トマトとイチゴです。
大産地ではどうしても少し色が薄い状態で収穫することになります。まあ、色は味に関係ないですし、日にちがたてばだんだん濃くなっていくので問題ないのですが、完熟のときまで「樹上」にいることが味の深みを生むためにだいじです。
ちなみに、農業界では、野菜でも「樹」という言い方をすることがあります。
完熟状態で収穫しているかどうか。味わいはほんとうに違ってきます。
つまるところ、「未熟で収穫するもの」も鮮度が大事だし、「完熟で収穫するもの」も鮮度が大事だ、ということですね。
ここで、私たちが自信をもってオススメする樹上完熟系の果物をお伝えしたいです。
それは、イチジクです。

果物というのは、多くの場合、ある程度輸送や保管に耐えるものが多いのですが(イチゴは分類上は野菜です)、イチジクは珍しく相当にひ弱な果物です。柔らかいですし、カビも生えやすいです。
なので、なかなかスーパーマーケットや産直系のサイトで大々的に流通しているということがないです。それがイチジクが美味しいのにメジャーになれない理由です。
ですが、地元で採れたものなら流通上の問題はクリアできます。
ということで、「しゅんかしゅんか」では、とっても美味しいイチジクに多くのファンがいます。旬は9月です。ぜひお試しください!
さて。
このたび、地元の農業について知ることのできる簡単な入り口を作ろうということで、「ぶんじキャピタルマーケット」さんとオンラインの気楽な無料の場を作りました。
私たちが展開するコミュニティ「イートローカル探検隊」隊長の本多航がしゃべります。
普段なかなか見ることのできない畑の様子や、農家さんのこだわり、旬の野菜の話などを、写真や動画を交えながらご紹介していきます。題して「【国分寺・国立・立川あたり】このまちの「農地・農業・農家」をちょこっと知るオンラインツアー【入門編】」。
ぜひご参加ください。
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↓詳細・申し込みこちらから
●時間:2026年6月10日(水)20時~21時
●アテンド 本多 航 (株式会社エマリコくにたち 農業体験・コミュニティ担当)
●プログラム
東京農業の実際
地元農家さん・農業・野菜レポート
質疑応答
●参加費 無料
●主催
ぶんじキャピタルマーケット
イートローカル探検隊(株式会社エマリコくにたち)