器に「銘」を授けるということ。
2026年9月17日
『天霜の雫』ファンドの出資者の皆さま、そして温かく見守ってくださっている皆さま、こんにちは。
プロジェクト担当の大隅です。
現在チームでは、この器をどのような形でお届けするか、細やかな対話を重ねています。
その中で、私たちがどうしても大切にしたいと思ったことがありました。 それは、この器たちに「銘(めい=名前)」を授けるということです。
日本の伝統文化や茶道の世界では、職人が魂を込めて焼き上げた器や茶道具に、その姿から思い浮かぶ情景や、使う人への祈りを込めて「銘」をつける文化があります。
名前を持つことで、器は単なる「道具」を超えて、持つ人と心を通わせる特別な存在になっていきます。
私たちが熊本の土と炎から生まれたこの器をお届けするとき、単に「お皿」という商品名で手渡すのではなく、受け取ってくださった方の食卓に、じんわりと温かい時間が宿るような「祈り」を一緒に届けたい。
そんな想いから、一つひとつの器に心を込めて銘を刻み、世に送り出そうと決めました。
熊本の自然の景色、作り手さんの手仕事の跡、そしてこの器に三十八のお肉が盛り付けられたときの団らんの空気――。
さまざまな情景を思い浮かべながら言葉を選び重ねてきましたが、納得できる、器の銘が決定いたしました。
凛としていながら、どこかほっとするような、この器にぴったりの美しい名前がついたと感じています。
どんな銘が授けられたのか、そしてその名前にどんな熊本の情景が込められているのかは、また、器の写真と共にゆっくりとお話しさせてください。
食卓に届くその日まで、一つひとつの工程に想いを込めて進めてまいります。 次回のお披露目を、ぜひ楽しみに待っていただけましたら幸いです。
(プロジェクト担当:大隅)