葡萄の収穫が始まりました!
皆様方には、ワイン作りにご理解ご支援を頂きまして、ありがとうございます。
心より感謝申し上げます。
今シーズンも10月第一月曜日から葡萄の収穫が始まりました。
翌日には川内小学校の三年生が元気に収穫体験を行いました。
私達のワイナリーにも訪れワイン作りの説明を聞いて、
沢山の質問をして、学んでくれました。
さて、今年は、大変難しい判断の中での収穫となりました。
エルニーニョ現象の影響か?
はたまた、異常気象か、温暖化の影響か?
葡萄の実が結実してから雨も少なく順調でしたが、
色づいてから、1日の最高気温が例年を下回る日もあり、
やや日照も不足気味でした。台風や爆弾低気圧にも肝を冷やしました。
とにかく、良質な葡萄を作ろうと農家の方々の頑張りもありましたが、
結果は、質の重視にこだわり、大幅に収穫量を減らしました。
特にが薄く灰カビ病の発生との戦いです。
青森県特別栽培(減農薬栽培)の認定の為、薬剤散布も限定されます。
糖度が上がるにつれ、灰カビ病も発生してきます。
雨が怖い、雨降らないでとドキドキでしたが、結果はかなりの収穫量減でした。
質の重視は厳しいですね(涙)。
ピンク色のブドウ、シュロンブルガーは、
例年は黄色スズメバチの被害があるのですが、
今年は被害ゼロ、こんな年もあるんですね。
とても綺麗な房で全く問題なく収穫できました。
なんとかライヒェンシュタイナーの収穫量減の少しは穴埋めになりそうです。
10月5日から赤ワイン用、ピノ・ノワールの収穫がはじまりました。
それに続き、北の夢、
メルロを収穫して行きます。
こちらはまずまずの出来です。
やはり、日当たりの良い畑は難しい年でも、良い葡萄をつけてくれます。
ありがたや、ありがたや、と感謝です。
もう少しで終盤戦です。
天候に恵まれ、天の恵みがありますように祈り、いざ収穫に。
追伸 今年も多くのボランティアの方々にお手伝いを頂いております。
心より感謝申し上げます。
平成27年10月吉日
有限会社 サンマモルワイナリー
代表取締役 北 村 良 久
以 上