募集開始のご挨拶
みつヴィレッジは、2015年2月よりトマトの栽培を開始し、約9年半が経ちました。最初の5年間は農業の難しさを実感させられながらも、ある程度の規模まで規模拡大をしてきたため、赤字続きの会社でしたが、直近4年間は、経営環境が厳しい(物価高や天候不順など)中でも、なんとか黒字を維持できております。
食の安全保障の観点から、「儲かる(=持続可能な)農業」の実現をさせたいという想いから、農業ビジネスに関わってまいりました。これまで大企業など多くの企業が農業参入し、そのほとんどが撤退をしてきた農業ビジネス。その難しさは、①生産物を数日以内にお金に変えないといけない、②工場のように安定生産できない、③おいしくないと買い続けてもらえない、などなど、たくさんあります。しかし、技術の組み合わせ、IT活用、しっかりした事前準備とマーケティングによって、この課題は解決できるのではないかと思い、約10年前の2014年6月くらいから事前準備を行い、今に至ります。
農業は作ったものを売る商売なので、「八百ちゃんトマト」や「八百ちゃんいちご」などを買って応援してくれる消費者の方々のおかげで続けられていることを実感できます。本当にありがとうございます。もちろん、事業を支えてくれている従業員のおかげでもありますし、ファンドや銀行など、支援してくださっている方々のおかげでもあります。
地域を潤す持続可能な農業ファンド2のおかげで、2023年に6棟目のハウスも建設でき、自分たちのやり方での農業技術もある程度確立し、大玉トマトで反収36t、中玉で反収25tまで結果が出ました。目標である大玉40t/反、中玉30t/反まで技術を磨き、あとは結果を出していくだけだなというところまで、なんとか会社を成長させることができました。
2024年4月16日の夜に、兵庫県南西部にて雹が発生しました。局所的に数分降り注がれた、ゴルフボールほどの雹は、6棟すべてのハウスのフィルムを貫通しました。9年前に建てた1棟目のハウスには4,000か所以上の穴が開いてしまい、2023年に建てた6棟目のハウスも1,000か所以上の穴が開いてしまいました。被害総額(建てた状態に戻すのにかかる費用)としては約2,000万円となります。
修繕にかかる費用に対し、県や市の補助金は出ず、かけていた保険では、300~400万円程度しか出ない状況です。張り替えるフィルムを安いものにしたり、一部張り替えずに補修をするなどしたりして、修繕にかかる費用を抑えることで、数年間は乗り切りろうと考えております。
▲ハウスの天井
▲降ってきた雹
そこで、修繕にかかる費用を、クラウドファンディングで調達させていただきたく、「地域を潤す持続可能な農業ファンド3」を立上させていただきました。不測の事態によるキャッシュフローの悪化を乗り切り、数年で立ち直り、儲かる(=持続可能な)農業を再度実現させ、しっかり分配もできるよう取り組んで参ります。
経営の安定化のために、今後は想定していない災害等も考え、備えをしっかりしていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
株式会社みつヴィレッジ
代表取締役 八百 伸弥