導入事例のご紹介
2022年3月2日
畜産の未来を見守るシステム開発ファンド2
MOOVIE発情検知の導入事例
株式会社 玉牧場 様

MOOVIE発情検知システム導入前の課題は何でしたか?
不在時、夜間の発情発見の見落としが課題でした。
導入のきっかけ、決め手は何ですか?
日本農業新聞の記事(2021年11月10日(金)掲載)を見て電話したのがきっかけです。
社長の対応や説明が素晴らしく、とても親切だったので導入しました。
やっぱりアフターですもんね、なんといっても。
入れる時だけよくても、アフターが良くないと。
その点ファーマーズサポートは、何かあればすぐに対応してくれます。
実際の使い心地や効果はいかがですか?
実際1か月くらい使ってみて、発見率はかなりいいです。自分たちの目では気づけなかった牛もいました。
でも、カメラで検知するというシステム上、どの牛がというのがまだわかりにくいので、今はオモテ(面綱)をはめて目印をつけています。だいぶ分かりやすくなりました。
市場に出荷するとき用の白いロープでオモテを作って、それにテープを巻いています。
1つの牛房にいる20頭分、テープの色を組み合わせて色違いにしています。
これによって、カメラに映った時に「ああ赤と青だからあの牛だね」と判別できます。
もしほかの方にオススメするとしたら?
大規模農場にはとてもオススメだよ、と。このあたりはその農場の運営にもよるとは思いますが、少ないと人間の目でも観察できると思うんです。
でも、多いとどうしても目が行き届かないので。
今後のビジョンを教えてください
AIの力を借りて受胎率の向上を目指し、飼養頭数を増やしていくことが目標です。
ちなみに、何頭増やすという具体的な目標はありますか?
飼養頭数目標500頭です。言ったからにはやらないとね(笑)
いや!やっぱり!250頭!250頭って書いてて!(笑)
令和6年~令和7年には350頭に増える予定なので、これからもMOOVIEを活用していくつもりです。
玉牧場様の今後ますますのご発展をお祈り申し上げます
貴重なお話をありがとうございました!

株式会社 玉牧場
事業形態:繁殖・家畜人工授精・種畜場・肥育
飼養頭数:210頭(※取材当時)
社員数:6名(※取材当時)
所在地:鹿児島県霧島市横川町上ノ6005-1
WEBサイト:https://www.tama-farm.net/
(取材:2022年2月24日)